7/17 SUN

朝起きたらあいにくの雨。娘はまだ寝てたので、ひとりでのんびり露天風呂に入る。雨や雪の日用に、と山笠が用意されていたので、かぶって入ってみた。目の前には森。もし今近くに熊があらわれたらどうしよう…とちょっとどきどきしながらあたたまる。雨の中、どこまでもつづく森を眺めながらぽつんと裸でひとりいると、自分ってなんて小さな存在なんだろう、と心もとない気分になる。でも、悪くない気分。
旅館の朝食。朴葉味噌、しょうががきいていておいしい。たまごは温泉卵だった。
昨日車の中でしたゲームの中に、「今私が見てるものはなんでしょう?」というゲームがあった。息子の番になったとき、わたしが「それはさわれますか?」ときくと、「今はさわれないけど、ちゅうぶにいけばさわれる(←ちゅうぶ、とは中部地方のこと。地図描きをしてるとき覚えた。今回の旅行のことをずっと「ちゅうぶにいく!」と非常にざっくりした言い方をしている。)」という。その答えは、「山」。いちおう旅行のメインの目的地は上高地である。
雨はやまないので、景色は微妙かもねえ、といいつつ、その上高地へ向かってみる。マイカーではいけないので、バスで。学生時代からアキが大好きな土地で、河童橋から見える穂高連峰をぜひわたしたちに見せたかったそうなのだが、今日はだめだった。川は底の底まですきとおり、きれいだったけど。息子は目的地がまったくわからなかったみたいで、橋についておみやげやさんで、お友達にキーホルダーを買い、バス乗り場にもどっているときに「ねえ、どこいくん?早く帰ろうよ〜」と言っていた……。もう行って帰ってるんですが…。
車に戻った時点でまだ10時台。「白川郷でも寄って帰る?」とおまけな感じで出発。すると、山をくだるにつれ、どんどん晴れてくる。(たぶん山の上は今日はずっとふったりやんだりだった)白川郷までは一時間半くらいで到着。茅葺きの屋根をいだく家々。駐車場に入る前におそばで軽く腹ごしらえして、あとは、村の中を散策しながら栃の実でできたみたらしだんごや、アイスもなか(アキ: コーヒー味、わたし: 黒ごま味、息子: バニラ味)など食べる。明善寺を見学したり、夏らしい光の中、たくさん写真も撮ったり。おまけできたつもりだったのに、完全にこちらがメインになってしまった。アキは「上高地が雨やったのはざんねんやったけど、白川郷もずっと来たかったからよかった〜」と言っていた。息子が「いつでも寝られるようにお風呂入ってから車に乗りたい」とナイスなアイディアを提案してきたので、「白川郷の湯」に浸かっていくことに。泊まった宿とはエリアがちがうので、泉質もぜんぜんちがったが、こちらの方がマイルドで、好みだった。わたしは娘と入る。露天風呂の石のところにちょこんと腰かけて足湯みたいにずっとすわっていて(いちおうわたしが手で支えてる)くれたので、ゆっくり浸かれた。
車に乗ったとたんぐーすか寝はじめる子どもたち。わたしもすこし寝てしまった。帰りはサービスエリアで、夕飯。ぐーぐー寝た息子は結局22時すぎに家に戻るまで寝なかったので、またゲームをしながら帰る。「◯◯といえば?」というお題を出し、3人の答えがばっちり合ったらOKというゲームでは、なっかなか合わなかった。初めて合ったのは「夜といえば?」という題。3人の答えは「星」。あと、「モンチャスキーくんのぼうけん」というナゾの物語を順番に紡いでゆく、という遊びもしたのだが、息子は自分の番になったら、ものすごく短い一文だけ言って、あとはほぼ聞き役にまわってしまったので、アキとわたしでがんばって、意味不明な物語を完結させた。車窓からオレンジのライトが飛び去って行く夜の高速道路、楽しくてたまらない様子の息子。そのきもち、わかるなあ。

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