7/24 FRI

晴れ。
息子は朝からおばあちゃんと遊びにでかけてくれた。わたしは、娘の一ヶ月健診のため、助産院へ。予約とかするシステムではないので、てきとうに金曜の午前で、という話だったのだけど、先客が長引き、このままだと先生がお昼ごはんを食べる時間がなくなりそうだったので、「また出直します~」と引き上げる。娘の体重だけはかってもらった。服など着たままだったので、正確ではないが、4200gくらい。退院時より、1kg以上増えている。はからなくても、ちぎりパンのような腕や脚を見ればわかる。輪ゴムをまいたようなしわが何本もはいり、お相撲さんみたい。先生いわく(増え方が)「上等や」。
娘がびみょうに昼夜逆転してるので、昼、寝れるときに一緒に寝ないときつい。今日は、おばあちゃんが夕方まで息子と遊んでくれたので、わたしはひたすら昼寝。『フラニーとズーイ』はあと少しで読み終わるはずなのに、眠すぎると文字が水でぼやけたみたいになって、読むという行為にまでたどりつかない。
土用丑の日ということで、お昼にうなぎをちょっとだけ食べる。ニュースでは、近大がうなぎ風のなまずを開発したとくりかえし言っている。
16時頃、息子が帰ってくる。ちょうど同時に、お母さんの知り合いが手作りプリンを届けてくれたので、とよみさんも一緒にいただく。息子はプリンではなく、おばあちゃんのスポンジケーキを食べていた。一緒に作ったらしく「たまごに きいろいの はいっちゃった」とのこと。「メレンゲを作るときに黄身が少し混入した」のだとすぐわかった。3歳とか4歳の子と話していると、難しい単語を知らなくても、たいていのものごとって言い表せるのだなあ、と思う。(わたしの英語も似たようなものだが…。)要は、発想が大切。
阪神ー横浜戦。江越が2試合連続のホームラン、藤波が完封勝利と、若手ルーキーが活躍。実家に一ヶ月いるだけで、やたら野球(阪神戦)にくわしくなる。

7/23 THU

また梅雨に逆戻りしたかのような、雨。ざあざあしとしと。朝は肌ざむく、ふとんをしっかりかぶる。
何も予定がないので、もう一度『思い出のマーニー』を見る。結末を知ってから見ると、マーニーの言動ひとつひとつに意味がこめられていることがわかる。主人公の杏奈をあずかるおじさんとおばさんのおおらかさ、こんなふうに育てたら、子どもは自由にやれるんだろうな。
昼、息子退屈度数マックス。一ヶ月を過ぎたし、今日はすずしいので、娘をベビーカーに乗せて3人で散歩に行ってみようかな、と思い立つ。新しいベビーカーを(荷物置きと化してる妹の部屋から)出し、セット。娘を乗せて、初おさんぽってことで、記念撮影までしたのに、雨がぽつぽつきたのと、蚊がすごく多かったので、母が「こら、あかんわ」と娘を抱いて家に入ってしまった。わたしと息子はレインコートと傘をねんのため持って、ミニストップまで歩く。途中でハトが群がっている場所を通過したとき、「もし、ハトがママにちかづいてきたら、ぼくがおいはらったるな」と息子。明日のおやつにと、ワッフルをひとつだけ買う。わたしも何かおやつ買おうと思ったけど、ほしいものがひとつもなかった。あ、でも、ポッキーのミント味のデザインが涼しげで夏らしくて良いなあ、と思った。箱の大きさも小ぶりで。帰り道は、『ドラゴンボール超』のオープニングをふたりで歌いながら帰る。「♪後悔とか限界とかないもん」という箇所の「なぁ~いもぉ~ん」というメロディがすごく吉井和哉っぽい。
午後は、息子はプール。今日もおばあちゃんと。うちには、2ヶ月になるコウちゃんを連れて、じゅりが来る。抱っこさせてもらうと、やっぱり男の子。ずしっと重いし、声も低いし、何より足のキックが強い! うちの娘を抱っこしたじゅりは「おとなしいな~!」と言っていた。ベビーカーで来たそうなのだが、大人の足で歩いたら15分かからないのに、30分たっても来ないので、「?」と思ったら、ベビーカーのガタガタで、赤ちゃんが脳震盪をおこすんじゃないかと思って、ゆっくりゆっくりきたそうだ…。
アキはいつもより早く帰宅したので、息子の就寝時間とかぶってしまった。大はしゃぎでヘビのゲームなど持ち出し、1時間くらいテンションふりきれ。アキがマンションに戻った直後、のび太並の早さで寝た。

7/22 WED

昨夜は、8時にこてんと寝たはずの息子が0時半ごろ起きてしまい、その後本人も寝ようと試みるものの、なかなか寝つけなかったらしく、ヘビのゲームなどして、2時まで付きあうハメに。最後の方は娘も起きてしまい、授乳、おむつ替え、ゆらゆら抱っこも併行。結局娘が寝たのは4時前。もうふらふら。とあるママ仲間はこういうとき「……なんで私、子どもなんて産んだんやろう」と思うらしい。できるだけ思考回路をストップし、遠い目(半分寝てる)で目の前の作業をただこなすのがいいと思われる。「なんで」とか「いつになったら」とかそういうWHクエスチョンを考えてはいけない。妊娠・出産・産後と思考回路が弱ってものごとがうまく考えられなくなり、記憶力も消滅すれすれなおかげで、そのトリプルのしんどさをすっかりわすれて、次の子が産める。うまい仕組みになっているものだ。
天気予報が急変し、いきなり雨。みきちゃんと I くんが遊びにきてくれたる。母は生協のあつまりでいないし、わたしは寝不足で息子と遊ぶ気力ゼロだったので、小躍りしたいくらい助かる。I くんと息子はあいかわらず小競り合いのくりかえしだが、2,3時間するとこなれてきて、ほっといても仲良く遊んでいた。気づいたら夕方。友人とは偉大だ。
気になっていた、酵素玄米を炊いてみた。今日で保温3日目。微妙に失敗したらしく、ぜんぜんもちもちにならない。でも、玄米の外の皮はなくなっているし、味も美味しくて、ぱくぱく食べてしまった。健康にいいのかどうかはわからないけど、息子もおいしいと食べていたので、今夜またセットしてみるつもり。混ぜ方と、浸水時間をかえてみよう。
娘、生まれて今日で一ヶ月。大人にとっては、たった一ヶ月だけど、ふにゃふにゃのちいさな生き物が、なにごともなくこの期間を無事に生き抜いてくれたのだと考えると、温泉のように感謝がわいてくる。

7/21 TUE

とうとう近畿も梅雨明け宣言。
朝、とよみさんが迎えにきてくれて、息子は交野にぶどうがりへ。おみやげのデラウェアは大粒で、とっても甘かった。昨夜、ヒロが『思い出のマーニー』を借りてきてくれたので、観た。原作とはずいぶんちがっていたけど、だからといってがっかりすることはなく。空想と現実のあいだにきっかりした線引きのない、幻想的な仕上がり。米林監督のセンスは、やっぱり好きだ。一週間借りてるみたいなので、あともう一回観たい。あと、今日は子どもの相手しながら、横目で『クレイマー、クレイマー』も見た。
「虹色のヘビ」というカードゲームを買った。息子はまだトランプではちゃんとできる種目があまりないけど、これは4歳でも簡単にルールがわかる。ものすごく単純だけど、けっこうおもしろい。こういう家の中でのひまつぶし、あまり充実させてこなかったけど、年齢に合わせて、すこしずつ増やそう。わたし自身はテレビゲームを一切やらなかった子どもなので(ほしいとも思わなかった)妹弟としょっちゅう定番のゲーム(人生ゲーム、オセロ、トランプ、ウノなど)をやっていた。(弟たちはテレビゲームしっかりやってたけど)。息子は「DSほしい」とかそのうちいいだすのかなあ…。
娘のあせもはなおったけど、次はおむつかぶれに、新生児座瘡(にきび)。おむつかぶれには、あせもの薬を流用、にきびはほっとけば治るとわかってるので今のところ放置。夏場は、一日に2,3回は沐浴で全身を流してあげる。それは息子も一緒(シャワー&ガレージプール)なので、一日中どちらかの汗を流している気がする。
夜は、桃を食べた。

7/20 MON

海の日。3連休の3日目だけど、アキはお昼すぎまで仕事だし、わたしや息子は平日も休日もかんけいない生活をしている。25歳まで泳げなかったから、あまり海水浴の経験はないけど、10年くらい前に行ったギリシャの小さな島のことをふとおもう。あののどかな島にも財政危機の波が押し寄せているのだろうか。エーゲ海はしかし、政治も戦争も関係なく、ずっと昔からあの青をたたえつづけている。
息子が頭のてっぺんまですぐ汗だくになるので、いっそのこと坊主にしたら?と言ったら、意外と乗り気。仕事から帰ってきたアキが、さっそく床屋に連れてってくれる。戻ってきたら、さっぱり小僧。9mm仕上げなので、そこまで青々とはしていない(エーゲ海ほどには…)。それを聞いた父が「ウィンブルドンの芝は11mmらしいで」と言った。
ちょっと前に、千絵ちゃんが「梅ソーダにレモン汁しぼっていれたらおいしいよ」と教えてくれた。それからすぐ出産があったので、ためす機会がなかったけど、昨日父が知り合いにたくさんすだちをいただいたので、今日しぼって入れてみた。さっぱりおいしい。お昼に食べたざるそばのつゆにもたっぷりしぼった。
『フラニーとズーイ』。まだ読書に頭がついてこず、15分くらい読むとスイッチが切れたみたいにものすごい睡魔が襲ってくる。それでもその15分間、フラニーの台詞が切りこむように胸にせまる。スイッチが切れて、30分くらい眠って起きたら、風景がクリアに見えて、夕空の中の入道雲が金色に光っていた。

7/19 SUN

湿度高めの曇りのち晴れ。近畿はまだ梅雨明け宣言されてない。あいまいな基準なのかな。そういうあいまいさは、きらいじゃないけど。
息子と7時に起床。朝ごはんを用意し、『ニンニンジャー』つけて、また部屋に戻って娘と眠る。『仮面ライダードライブ』は見ずに消し(興味なし)、代わりに9時からの『ドラゴンボール超』を見たあとひまになった息子は、「ママおきてー!!」となんども言ってきたが、眠さに負けて起きられず。その後、アキが来て、畑に連れ出してくれる。
娘は、口元をさわると「ニコっ」と笑うときがある。新生児微笑(生理的な反応)の一種かもしれないけど、それでも可愛い…。全身の疲れがそのしゅんかんだけ蒸発する。
畑では、またじゃがいもを掘ってきた息子。アキが昨日の大井川鉄道の写真を見せてくれる。トーマス号に乗るだけではなく、トーマスやジェームズが本当に整備されているところを見られたり、転車台の下までおりたりできる簡単なツアーにも参加したみたい。写真で見るだけでも本当にリアルで、わたしも見てみたかったな~と思った。でも、大井川鉄道においては、いろいろ調べてるときに見つけた、「南アルプスあぷとライン」というのに一番乗ってみたい。
今日もまた『フラニーとズーイ』を少し読む。読んでると、自分の年齢がよくわからなくなってくる。今日の朝刊で、若松英輔氏が、KADOKAWAから先月出版された『サリンジャー』(評伝)が紹介していた。読みたい。
夜は、お好み焼き。

7/18 SAT

朝、4時半に起きた娘につきあって起床。二階のリビングに行くと、なんと父がもう起きて、全英オープン(ゴルフ)を観ていた。今年の舞台はセントアンドルーズだそう。2日目の松山はその時点で7バーディと健闘中。北海から吹く強い風と、手も震えるようなスコットランドの夏の夕刻の寒さが画面を通してつたわってきた。
庭のきんもくせいの木に目をやると、羽がとうめいなセミがとまっていた。羽化したばかりなのだろう。娘は6時半ごろまた眠る。息子がいたら、そのまま起きていなくてはいけない時間だけど、今朝はいないので、わたしもいっしょに心ゆくまで眠れる。
お昼は、両親がおすしと七穀ベーカリーのパンを買ってきてくれた。そのあとは『フラニーとズーイ』のつづきを読む。まだやっぱり頭の回転も目も本調子ではないので、少し読んだらつかれて眠くなってしまう。読んでは眠り、授乳して、おむつ替えて、また読んでは眠る。それから、千絵ちゃんがくれた『あなたがうまれたとき』という赤ちゃん日記に、名前の由来やうまれたときの様子などを書き込む。いわさきちひろの絵がきれいなこの本は、息子がうまれたときも誰かにいただいて、しっかり書きこんだ。それを読み返しつつ。昼過ぎにもう一度きんもくせいを見ると、セミは飛び立ったあとだった。
娘のおへそはじくじくも治って、きれいなくぼみになりつつある。でもまだへその緒がついていた名残がぷくんとふくらんでいて、まるでなめらかなボタンのよう。紙せっけんのような爪は、一瞬で伸びる。2,3日に一回切らないと。
夕飯はシーフードカレー。最近になって、健康のために肉を食べない生活をしている父のため、母は動物性のものが入ってないカレールーを使っていた。魚介系のダシがしっかり出てたので、それでもじゅうぶん美味しい。
20:30ごろ、静岡からアキと息子が帰宅。ずっと運転してたアキはへとへとで、すぐマンションに戻る。息子は疲れつつも、たのしかった~という表情。大井川鉄道ではふつうのSLにも乗ったらしく、「ちょっと めがいたかった、あと、くさかった」とのこと。これは、パソコンやテレビで見てるだけでは絶対にわからないことなので、乗った甲斐があるというものだ。 トーマス機関車についてのコメントは特になし。(←ほぼ寝てたらしい)その代わり、「とうちゃん、ケーキみたいなん かってくれた」「とうちゃんがコーヒーかうとき、ボタンおしてあげた」「ポカリかってもらった」とサービスエリアでの話ばかりしていた…。
娘が0時くらいまでずっとミーミー言ってたので、抱っこしながらBSプレミアムの鈴木亮平がアドリア海周辺を旅する番組を見た。鈴木亮平けっこう好きだな。

7/17 FRI

夏台風はゆっくりすすむ。昨夜からまる一日ずっとふりつづいている。これだけの量の水をひたすらすいこむ土ってすごいな、とあらためて思う。風はもう強くない。
昨日そうとうくたくただったらしく、めずらしくのんびり起きた息子。朝ごはんを食べたあと、とよみさんが迎えにきてくださる。おうちでおからクッキーをいっしょに作ってくださるとのこと。雨の日で退屈することが目にみえていたので、予定が入ってああよかった~と安堵。新生児と4歳児を抱えた長い夏休み、一日いちにち、助けてくれる人たちのおかげでどうにかクリアしていっている感じ。息子が焼いて持って帰ってきたおからクッキー、カシューナッツ入りのもあった。焼きたてなので、手に取るとほんのりあたたかく。とよみさん手作りの梅ジャムもいただいた。
娘はまるまる大きくなりつつあり、片手抱っこがそろそろきつくなってきた。ハイハイしたり歩き出すと、すーっとスマートになるのだけど、それまでのあいだはひたすらまるさを増してゆく。ヒロがまるさマックス当時の息子の顔は「ラフランスみたいなかたちやったよな」と回想。娘もこのままいけば、ラフランス2号になるであろう。
アキがいつもより早めに帰宅。ごはん、お風呂、歯磨きをすませた息子を車に乗せ、名古屋方面へ出発。「泊まる」というと、息子が「ママも!」と言いそうなので、「ちょっとドライブしておいで〜。疲れたらうとうとしたらいいねん。そしたら、トーマス号の近くまでつながるまたトンネルがひらいて、起きたら近くまで行ってるよ」と説明。目的は大井川鉄道の機関車トーマス号。チケットをとった時点では、まだトーマス大好きっ子だったのだ…。今はもうトーマスになんて目もくれないけど、本物の蒸気機関車の迫力はすごいだろうから、それなりに楽しんできてくれるといいな。
夜は、金曜ロードショーで『時をかける少女』(アニメ)を観た。意味がよくわからないことがいろいろあり、そばにいたヒロに「え、これどういうこと?」ってなんども訊きまくっていたら「そんな深い設定ないやろ」と返された。

7/16 THU

台風11号ますます接近。暴風域に入ってはないけど、ごうごう吹き荒れる風で木々は大揺れ。おかげで涼しい。今夜、四国に上陸するかもしれない。動きが遅い分、たくさん雨がふるみたい。
娘は、起きるときと眠るときのメリハリが(新生児にしては)わりとしっかりついている。しかし今朝は4:30にお目覚めタイムがきてしまい、それから2時間くらい、基本ずっと抱っこ。合間に授乳、オムツ替え(起きてるときに、まとまってするようになってきた)。ああ、やっとうとうとしてきたな…と思った頃、息子が起きる。朝からへとへとだが、今日は午前・午後ともに、息子の予定がうまってるので、それを励みに乗り切る。
午前は、幼稚園のお友達と一緒に、室内の遊技場へ。体育館みたいな場所に、遊具がいくつか置いてあるらしい。こんな台風の日にはぴったりの場所。たーちゃん(同級生ママ)が車に乗せてってくれたので、すっごく助かる。息子が行ったあと、母と「うちの台風が去っていった…いや、でもまたすぐ戻ってくるから、今は台風の目の中やな」とつぶやき合う。娘もすやすや眠っていて、ひとときの静寂。お弁当も持参し、14時頃まで遊ばせてもらった。
午後はプール。今日もとよみさんが送り迎えしてくださる。おばあちゃんとプールに行き始めて一ヶ月くらい経ったので、息子もそれが当然というふうに、すんなり行ってくれる。
そういうわけで今日はぽっかり時間ができたのと、だんだん字を追えるようになってきたのもあり、実家の本棚を物色。サリンジャーの『フラニーとズーイ』(村上春樹訳)をえらんで、ぱらぱら読む。やっぱりわたしは、何か読んだり書いたりしているときが、いちばん幸せ。活字が好き。と書いて「わたしがいちばん好きな文字ってなにかな?」と考えてみた。ぱっと頭にうかんだのは、ひらがなの「あ」だった。

7/15 WED

台風11号がすこしずつ近づいて、風が強い。天気予報では「自転車くらいの速度で」と言っている。それをきくたび、擬人化された台風がチャリに乗ってすすんでいる姿が目に浮かんでしまう。
朝のうちにフレンチトーストの準備をして(息子が卵をまぜるところを手伝ってくれた)おいて、おやつに焼く。あまった分は角切りにして冷蔵庫に入れ、あとで食べるときにオーブントースターでカリッと再加熱。
夏休み、危惧したとおり、ひまをもてあましまくっている。お友達と遊べるかな、とも思ったけど、みなさんそれぞれ習いごとがあったり、身内にご不幸があったり、妊娠発覚したりと忙しくしている様子。仕方ないので、amazonの箱に入ってたニュースプリント(でっかいわら半紙)にクレヨンでお絵描きしたり、パズルしたり、ガレージプールしたり。夕方はちょこっとだけ自転車の練習。
この前の日曜以来、『ニンニンジャー』『妖怪ウォッチ』などをさしおいて、録画した『ドラゴンボール超』が毎日流れる我が家。第1話ではピッコロが少しだけ映るのだが、息子は毎回ちょっとおっかなそうに「これだれ…?」ときいてくる。確かに悪役面、っていうか、もともとは悪役(ピッコロ大魔王?)で登場したんだっけ、な?
母が「冬に買った酒粕がちょっとだけ残ってた」といって、夕飯に粕汁を作ってくれた。夏に食べてもおいしい。
娘は、今日2回ほど「ウー」「クー」という声を出した。ぐずったり泣いたりする以外の声が聞けたり、あやして笑ったりするようになると断然楽しくなるのだけど、まだあと1ヶ月くらい先かなあ。

7/14 TUE

こんなに晴れて暑い日がつづいてるのに、まだ梅雨明け宣言がない。もう個人的に宣言する。「梅雨はあけました」。
先週末、おへそを見せに小児科にいったばかりだが、娘の首の下のあせもがひどいので、今日もまた。息子も連れてくので、できるだけ人の少ない正午前を狙って行ったら、待合室に誰もいなかった。アズノールに少しゲンタシンを混ぜた軟膏をもらう。アズノールはその名前通り、青色がきれい。おへそはずいぶんよくなった。
今、うちにあるビニールプールは亀さんのルーフがついている。屋根のない炎天下に水遊びするには最適なのだけど、実家のガレージにはもともと屋根があるので、ルーフは必要ない…。ふくらませるのが大変なので、飾りのないシンプルな小さめのを買い直す。今日はその新しいプールで二回遊ぶ。それでも息子は力があまって、家の中を暴れまわっていたので、少し元気になってきたわたしが一念発起して(と言いたくなるくらい外は猛暑)家の前のテニスコートでコマなし自転車の練習。手を離しても、直線はこけずに乗れる。あと、ちゃんと足をついて止まれるので、すりむいたりすることもなかった。
子守唄、息子のときは、「ゆりかごのうた」「いつも何度でも」「きらきら星」などレパートリーがいくつかあって、ローテーションで歌っていたのだが、いつのまにか「ゆりかごのうた」だけになってしまった。1番~4番を何度か繰り返して。有名な1番は、「ゆりかごのうたを カナリヤが歌うよ ねんねこ ねんねこねんねこよ」娘だけではなく、息子が眠るときも今でも歌うのだが、先日息子が「これ、カナリアのおかあさんが カナリアのあかちゃんにうたってるん?」とたずねてきた。わたしの中では、人間のあかちゃんにカナリアが木の上かどこかから歌っているイメージだったので、はっ となった。そう言われてみたら、そっちの方がさらにぬくもりあるイメージだ。

7/13 MON

台風が近づいているのか、風が強い。
昨夜、娘につきあって深夜就寝だったにもかかわらず、早寝の息子は6時起き。6:30ごろ「ママもおきて〜」と叩き起こされる。もらいもののパウンドケーキ一切れとふりかけ雑穀ごはんという雑な朝ごはん。母が電車で通ってるヨガに息子を誘うと、迷いつつ「行く」とのこと。(わたしガッツポーズのあと、即、娘と二度寝)お昼に帰ってきたので話をきくと、おばさんたちに混じってそこそこヨガを楽しんでいたらしい。
午後、昨日録画していた『ドラゴンボール超(スーパー)』を息子と観る。全然期待してなかったけど、ふつうに面白い……。昔、Zが終わったあとのGT(アニメオリジナルストーリー)は面白くなくて見てなかったけど、今回の『超』は鳥山明がちゃんと原案を書いてるそうで。20年越しに、魔人ブウ編のつづき、ってことになるのかな。オープニングは吉井和哉の声だった。うちらは完全にドラゴンボール世代なので、まわりのパパたちは、例えば『妖怪ウォッチ』をみて、「なんやこれ、全然主人公成長しーひんやん」と言ってみたり、今回の『超』が始まるにあたって、『改(昔のデジタルリマスター版)』を全部DVDで子供たちに見せてから!とはりきっていたりする。
娘が昨夜のように「置くとみーみー言う」状態のとき、ずっと抱っこをすることになるわけだけど、こんなにちいさくても、ちゃんと人間に抱かれてるってわかってるんだなあ〜、ついこの前まで、このおなかの中にいたのにな〜と愛しくなる。このへんは二人目の余裕かも。
ゆうがた空を見ると、風が強いせいか、雲が何層もにかさなっていた。それぞれの層で全然べつの種類の雲が流れていて、それぞれに夕映え。表情豊かな空。
夜、コンビニに行くため、自転車に乗った。夜風が頬に心地いい。息子を産んで福岡に戻ったあと、夜アキにちょっとだけ見ててもらって、初めてひとりで自転車で藤崎商店街のサニーに行ったときの気持ちを思い出した。ずうっと子どもとくっついている日々だったので、ひとりで自転車に乗るという身軽さがびっくりするくらい感動的だったのだ。(帰り道では、「泣いてないやろか」と気もそぞろになってたけど)

7/12 SUN

暑い。でも、昨日ですこしからだが慣れたみたい。
うちの実家は二階にリビング、台所、お風呂などがある。わたしや息子が眠らせてもらっているのは一階の寝室だが、寝かしつけは二階の和室でして、わたしが眠るときに、子供たちも下の部屋に移動させる。あるとき息子が、寝るときは二階やのに、起きたらなんで一階にいるんやろう? と、不思議そうにしたので、「みんなが寝静まったあとに、二階から一階につながる大きなトンネルができてな、そこを全員でストーンって移動するねん」と教えたら、目をきらきらさせて「そうか!!」と納得してくれた。が、息子は毎朝ひとりで早く起きだして二階に駆け上がるので、昨夜は「まあ、明日は日曜やし、二階で寝ててもいっか~」と移動させずにおいた。今朝たまたまヒロが早朝に仕事だったらしく6時ごろ二階に行ったら、息子がリビングに子供用イスをセットして、ちょこんとすわっていたらしい。それも不満顔で。きけば「なんで ぼくだけトンネルいどう しなかったんや」と怒っていたそうで。イスにすわっていた理由は、日曜恒例『ニンニン』スタンバイである。7:30まで、あと1時間半もあるのに。それで、ヒロがとりあえずテレビをつけて6チャンネルにすると、女子ゴルフがやっていたらしく、それをそのまま1時間くらい黙って見ていたみたい…。
昼、父が「畑が見たい」といって、アキと息子と見に行く。帰りにアルプラザのさぼてんでトンカツを買ってきてくれた。さぼてんのカツ、衣がさくっとおいしい。
夜は、皿うどん。マンションに取りに行くものがあったので、夕飯後、息子とふたりで手をつないでてくてく歩く。家の中での赤ちゃんハイがうそのように、落ちついた様子。これからも、こういうふたりきりの時間を意識して作ってあげた方がいいんだろうな。夜空の雲をゆびさして「なんで くもが くろいん?」ときかれたので「夜は光がないから。光がないと、色は見えないねん」と説明する。そしたら「でも、くろも いろ(の仲間)やで」との返答に、思わずうなる。
夜中娘がなかなか寝なかったので、ずっと抱っこしながら、録画していた『美の壺』の民藝特集とウィンブルドンの男子決勝(ジョコビッチ vs フェデラー)を見ていた。

7/11 SAT

いきなり猛暑。33度とか34度とか。暑いというだけで、いつもは気にならないようなちいさなことが、拡大されたように感じてしまう。
午前中は、実家に親子3人(わたし、息子、娘)で、どうにかやりすごす。比較的すずしい午前中のうちに、息子を公園に連れてってあげたいけれど、まだ(娘の)一ヶ月検診もすんでないので、無理。しかし検診が終わる頃(7/22以降)には灼熱の夏。果たして外に連れ出せるのだろうか。ふたりめが低月齢のときの、上の子の遊ばせ方は難しい。遊ばせ方以前に、接し方じたいが難しい。上を優先したいと思っていても、どうしても泣いてる方を先に対処してしまう。3児ママかよちゃんにきいてみたら、幼稚園の先生に「『ちょっと待って』をいう回数をへらすようにしてみましょう」とアドバイスされたという。「なにかと、上の子にちょっと待ってって言ってしまいがち。そうしたら、待ってくれてるときもあるけど、お互い忘れるときもある。それは傷がたまっていく。だから、難しいけど「そうね、おいで」と言ってみる。近くに座らせるのでもいい。手を握るのでもいい」そうだ。もちろん毎回はできないだろうけど、意識してみる価値がありそう。
午後は、アキがプールに連れ出してくれる。屋内にウォータースライダーがある市民プールだけど、夏だけは屋外も解放され、もっと大きなスライダーで遊べるそうだ。すごく満足そうな顔をして帰ってきた。そのあと、畑で枝豆、オクラ、トマトをとってきてくれる。枝豆は、前回とったときよりもぷっくりしていて、食べてみると味も濃かった。(ふくらみすぎると、味が落ちるそうなのだが)
いくつか取りに行きたいものがあったので、夕飯後、マンションにとりにいく。外は完全に夏の匂いだった。蚊取り線香、濡れた葉っぱ、お風呂の石けん、カレー。
夜、万難を排してスイカを食べる。鳥取産大栄スイカ。

7/10 FRI

急に晴れ。気温も30度以上あがり、もしかして梅雨明け?と思うような暑さ。
幼稚園の終了式、ちょっとした歌や合奏などの披露もあるとのことだったので、ぜひ行って見たかったが、娘の授乳間隔はまだ短く不規則で、いつ起きて泣くかわからないので、誰かにあずけることはできない。まだ0ヶ月なので、幼稚園に連れてくのも早すぎる。というわけで、母に代理で行ってもらうことに。こういうとき、ミルク混合とかだと便利なのにな、と思う。まあ、あと半年もすれば2,3時間くらいならあずけられるようになると思うし、夜も全然泣かないので別にいいか~。夜どおし泣きまくる子で完母(←完全母乳。完全ミルクは「完ミ」)だと、大変だけど…。
娘のおへそのじくじくが治らないので、小児科へ。娘にとって初外出、わたしはひさびさの運転なので、ちょっと緊張したけど、ベビーシート装着して、無事ついた。先生はあいかわらず、おだやか。口数は少ないけど、娘の診察時には、看護士さんに「(新生児だから)エアコンけしてあげて」と指示してくれるなど、やさしさがにじみでている。薬局のスタッフの人たちは、「お兄ちゃんに似てるね~」と声をかけてくれる。体重は3600gぐらいになっていた。順調。
息子は園からご機嫌で帰宅。そこまではよかったけど、午後は母のチェロの練習だったので、残った親子3人ぐだぐだタイム。二階の部屋が暑すぎるので、一階に避難。息子と何かして遊ぼうと思っても、娘が泣いたらそのつど中断されてしまう。それでもどうにか、糸電話作ったり、パズルしたりしてやりすごす。
息子が通ってる園では、生活団のお励み表を取り入れているらしく、夏休みの宿題として、冷水摩擦、お手伝い、お昼寝をした日は、イラストを表に切りはりするそうだ。今日さっそく冷水摩擦をしていた。「♪す~り~す~り~まさつ~」という歌をうたいながら、パンツいっちょではりきって。
テレビの阪神戦を横目で見ながら、娘の顔、ちょっと和田監督に似てる…(というか、和田監督が、赤ちゃん顔?)と思ったのだが、アキの同意は得られず。我が娘がオッサンに似てるなんて父親としてはみとめたくないらしい。

7/9 THU

朝すこし雨がふってたけど、息子が登園するころには多少青空が見える。部屋の湿度計は80%以上。母が暑がって、エアコンの除湿をつけていた。
今日は、幼稚園は午前保育がおわりしだい、同じクラスのママ4人と(その子)がうちに遊びに。ママたちみんな新生児を前に、目がハートに。順番に抱っこ。そのうちの一人は、我が子が発達障害で、赤ちゃんの頃から抱っこしようにも反り返って嫌がる子だったそうで、「やっぱり赤ちゃんって本来は、抱っこされると身をよせてきて、落ち着くもんなんやなあ」としみじみしていた。彼女と出会うまで、発達障害についてほぼ何も知らなかったわたしだけど、呆れることなくいつでもていねいに説明してくれた。おかげで、ほんのすこしはわかったかもしれない。子供どうしは小競り合いつつそれぞれに遊び、ママたちはおしゃべり。息子のプールの時間がせまってきて、とよみさんがピックアップにきてくださったので、解散。
いつも図書館でみていて、ずっと買おうと思ってた名作絵本『よあけ』が届く。わたしがつくりたいものをつきつめたら、たぶんこういう作品になるんだわ、とすら思う。絵本の奥付によると、ユリー・シュルヴィッツは東洋の文芸・美術にも造詣が深く、『よあけ』のモチーフは、唐の詩人柳宗元の詩「漁翁」による、とのこと。すこし検索してみると、原詩が見つかった。絵本のクライマックスは、「欸乃一聲 山水綠なり」という一文そのままだ。
夜、娘が(泣くことはないものの)抱っこじゃないと寝ない感じだったので、バランスボールにすわってゆらゆらしてみたら、(←息子のゆらゆら抱っこがあまりに大変で導入した方法)5分で寝てくれた。

7/8 WED

今朝も朝からくもり。午後からは雨予報。母が、こんなに梅雨らしい梅雨は近年久しくなかった、と言っている。
娘は夜、授乳で1,2回起きる程度だけど、今日は5時前ごろから息子がおおさわぎ。寒いといってわたしのふとんにもぐりこんだものの、すぐ暑がりだし「シャワーあびる」と主張。こちらも寝ぼけつつ「いや、今シャワーなんてあびたら寒いって!」とどうにかなだめたものの目がさめてしまったらしく「もう起きる〜」。きこえないフリして目をつぶってたら、あきらめてようやく眠ってくれた@6時。午前は幼稚園に行ってくれたので、そのあいだにママ昼寝。
お昼、どうにかまだ空がもちそうだったので、母が息子を遊びにつれだしてくれる。七穀ベーカリーでパンやらドーナツやらベーグルやらのおみやげも買ってきてくれた。豆乳ドーナツの説明。「プレミアムココナッツオイルで揚げたドーナツです。卵・バター不使用なのにうまみが濃縮された新触感です。お好みで3種類のトッピング(きび砂糖、シナモンシュガー、黒ゴマ&きなこ)が選べます」これが、想像してた味を良い意味で裏切られた。もちもちした揚げパンみたいな食感なのだけど、揚げパンを食べたときのような後味のくどさ、おなかがもたれる感じがぜんぜんない。このパンが今日の息子のおやつ。息子はおやつにしてもごはんにしても、自分の適量以上に食べることがぜったいにないので、すこし多めに出しておけば間違いない。(「残さず食べて」というしつけは半分あきらめてる)そこだけは手のかからない子である。食べ終わるころ、息子が「ママ、どんなあじとおもった?」と感想をきかれたので、「おいしいと思ったよ〜」と単純に答えたら、「ぼくは、こうばしいとおもった」と返された…。微妙に敗北感。
あいかわらず目が疲れやすいので、まともに本など読めない。(不思議なのだが、パソコンとか携帯とかの画面を見る方がラク)いままで、自由時間があったら、とにかくなにかしら読むか書くかしていたので、それができない(しかも立ち歩くのもあまりよくない)となると、「何をしよう…?」となる。普段いかに目にたよった生活をしているのか実感させられる。というわけでひまなので、娘をよく観察しているのだが(←結局目を使ってる)今日は、足の指を裏側からみると、デラウェアの粒みたいだなあ、と思う。水分たっぷりつやつやでやわらかくて今にもはじけそうな感じが。

7/7 TUE

七夕。毎年この日は、くもりか雨が気がするけど、今年もたがわず朝から雨。しとしとよくふる。
娘は昨日の午後あたりから「大声で泣きわめく」という行為をおぼえたらしく、いざ泣くとなると、顔をまっかにして、おぎゃあおぎゃあ(うにゃあうにゃあとも聞こえる)と泣く。いわゆる「ギャン泣き」というやつだ。わたしが子どもの頃にはきかなかったけど、大人になったらまわりのママたちが普通に使っていたこのことばだが、なんとなく可愛げがないので、息子の育児日記ではあえて使わず、「大泣き」と記していた。でも、あまりにも息子が泣きやまないと、たしかに「ギャン泣き」と言いたくなる場面もあった。疲れすぎて子どもの可愛さを見失っているときは、本当に「このギャン泣きどうにかして……」という表現がぴったりだ。ということは、子よりもむしろ親の精神状態をあらわしていることばかもしれない。そういう意味においては、まだ娘はギャン泣きしていない。抱きあげるとすぐ泣きやんでくれるし。
雨だったので、母が徒歩で幼稚園に迎えに行ってくれた。戻った息子の手には、笹と七夕飾り。輪つなぎとか、スイカとか、星とか、織姫彦星の人形とか。短冊には、「しゅぎょうしてにんじゃになりたい」と(先生の字で)書いてあった。お願いごとではなく、ふつうにお絵描きしてあるものも2枚あり、両方とも違う色の色えんぴつで線がなぐり描きされているのが、(これまた先生の字で)一枚には「ミックスジュース」もう一枚には「としょかん」とキャプションがつけられていた。家の中にしっかり飾りつけされた七夕飾りがあるのって、思ってた以上に素敵だ。
夕方まで雨がやまないので、息子と紙ひこうきを作って遊ぶ。彼は飛ばすのが下手で長距離とばせないので、近くにイスと授乳クッションで「飛行場」を作って、ママとどちらがうまく着陸できるか競ったりした。
今、この日記を書いているのが21:30。今までなら息子が就寝して「やれやれ」と一息つくところだが、新生児がいるので、いつ起きて泣くかわからない。そういう意味では、一日に区切りがないなあ…と気づく。夜まとめて寝てくれるようになるまでは、そういう日々がつづいてゆく。

7/6 MON

平年より涼しい日がつづいていてありがたい限り。
産後のからだがまだ完全には回復していないのと、こまぎれ睡眠で疲れてるのか、午前中は娘とぐーぐー寝てしまう。こんなことができるのも、息子が幼稚園に行ってくれているからだが、来週からははやばやと夏休み…。果たしてどうやって9月まで乗り切ればいいのか、母と思案中。
少し前から息子が「おおきくなったら、ママとけっこんする」と言いだした。幼児男子の定番セリフである。今日も言っていたので、わたしが「でもその頃、ママはだいぶおばちゃんよ」と言い、さらに母が「その頃にはもっと可愛い子いっぱいおるで」とかぶせる。息子「ママみたいにかわいいこ?」10年後(息子14歳)には、へたしたら「ババア」呼ばわりされてるかもしれないので、こんなスウィートなことを言ってた時代もあったのだ、ということをここに書き留めておく!
娘、あくびをするときに大きく息を吐きながら「あ!!(聞き方によっては、「は!!」とか「ほ!!」とも)」という。(赤ちゃんの息子もまったく同じ行動をしていたのでなつかしい。)だんだん目がしっかり見えてきたのか、人の顔とか動いてるものとか光が射してくる方向をじっと見つめる。
夜、パピコが食べたくなったので、小銭を握らせてヒロに買ってきてもらう。いくつになっても弟というのは便利な存在だ。

7/5 SUN

肌寒い朝。
アキと息子は、電車で神戸へ。ポートアイランドでやってる宇宙博を見に。両親も昨日神戸に行っていたが、舟越桂展が目的だったらしい。ほんとうは、わたしこそが神戸に行きたかったのだが…!というのも、今、ちえちひろや香衣ちゃんが神戸のKIITOという場所で展示の最中。あと、神戸で食べてみたいサンドイッチの店がふたつある。
娘は今日の午後くらいからあきらかな変化をみせている。今朝までは、とにかくおっぱいさえ飲んでいれば機嫌よく眠っていたのだが、おなかがいっぱいなのに、うにゅうにゅ言う。抱っこしたらすやすや寝る。とうとう抱っこにめざめてしまったか。息子のときに知ったのだが、「魔の3週目」ということばがあるそうで。体力もついてきて、これまでは寝てばかりだったのが、だんだん起きてる時間が長くなってくる。そのときうまく寝つけなかったり、母親の胎内とはちがう環境にいることに気がついて、不安で泣く。(←本当にそう感じてるのかは、赤ちゃんにたしかめない限りわからないとは思うのだが、とりあえずぐずぐずに応対するのに疲れた母親をなぐさめる言葉ではある。魔の3週目…)しかし息子のこの時期はこんなものではなかった。そのときは妹がまだ実家にいて、わたしが抱っこに疲れたらよく交代してくれたのだが、「とにかく産まれてきたものの、どうしたらいいのかわからんから、とりあえず泣く。って感じやったよな」と当時をふりかえっている。しかもただの抱っこではダメで、ゆらゆら動いたり、歩き回ったりしなくてはいけなかった。それを延々1時間2時間……。やっと寝た…と思ったらまたすぐ泣くの繰りかえし。娘は今のところ、少し抱っこすれば落ち着いてくれるし、何より、泣かない。目の前に泣き止まない人がいるというのは、あかるい気持ちをどんどん消耗するので、泣かないというだけで非常に助かっている。まあ、これからどうなるかわからないけれど。息子が産まれて一ヶ月目をすぎた時期「置いたら泣く」状態の彼をひざに乗せたまま、毎夜ひたすらハリーポッターを読んでいたのを覚えている。1巻から読み直し、最終巻まで読んだ。さいごのほうはのめりこみすぎて、こわい夢を見るくらいだった。そして「この子が大きくなったら、一緒に読めるかなあ」と期待をふくらませた。もうあと1,2年でそんな日が来そうだ。
現在の息子はわかりやすい「赤ちゃん返り」はしていないものの、「赤ちゃんハイ」のような状態で、声量マックスでしゃべりまくる、部屋中をかけめぐる。夜の8時台に、息子の仕上げ磨き、爪切り、絵本読みをしたいのに、娘がうにゅうにゅ言いだし、「ひゃあ、どっちからやればいいの?!」と困惑。とりあえず母が絵本を読んでくれたので、そのあいだに授乳、息子の歯磨きと爪切りをしたあと、娘のおむつを替え、やっと息子を寝かしつけ。このドタバタは少なくともあと数ヶ月は続きそうだ…。疲労はたまっているけれど、実家では、家事は母がやってくれるので本当にありがたい。

7/4 SAT

梅雨らしいしめった朝。一日中ひんやりしている。
両親は神戸に出かけ、アキも午前中は仕事なので、実家にて、退屈をもてあます息子をもてあます。娘はあくまでもしずかに寝たり起きたり。お風呂に入れて、まっしろいバスタオルにくるんで上がったら、ばっちりそこにうんちされてしまった。でもそれなんてまだマシな方で、息子のときは全部脱がせてお風呂に入れようと抱き上げた瞬間、わたしのパジャマが……ということもあったっけ。
昨夜、あることがきっかけで「普通」について考えさせられた。たとえばジグソーパズルを思い浮かべたとしたら、「普通」というのは、ネガティブスペースのようなもの。上下左右のピースはそろっているのに、真ん中のスペースにあてはまるピースだけがない。そのときはじめて、そのかたち、重要さが浮き彫りになる。「普通」は幻想ではなく、具体的な事象である。でも、そこにあるときは、まず気づくことができない。だけど、そのピースを失う以外に、その美しさに気づく方法がひとつある。それが芸術の力だ。自分がいつも見ているのとはまったくちがうやりかたで、世界を見る。そうすることで、「普通」がとくべつなきらめきをもって浮かび上がる。でも残念ながら、そのきらめきは長つづきしない。ふるえるような感動を体験しても、リバウンドのように、忙しい日常にすぐに埋没してしまう。だからこそいつでもそのきらめきを探したいし、できることなら、誰かにそれを届ける仕事がしたい。産まれて12日目の、娘の早い鼓動をてのひらに感じながら、そう思った。
娘はよくうなるようになってきた。泣かないけど、うなる。息子も一ヶ月半くらいまで、低い声でウーウーうなっていた。彼の育児日記を見ると、どこかで読んだメモとして「うなる赤ちゃんは一日40g以上体重が増えていることが多い」と書いてあった。(←根拠まったく不明)それで、気になって今日また検索してみると、「満腹中枢がまだ未発達なため、母乳を飲み過ぎて苦しくてうなる」という記述も発見。でも、娘の体重はぜんぜん測ってないので、その説が当たってるのかどうかはわからない。

7/3 FRI

娘の本来の予定日は今日だった。なので、7月生まれになるのかなぁ、とずっと思っていたのだが、6月の初旬、タイで何かと勘のようなものを研ぎすませている妹が、「早めに産まれそうな気がするから、いつ産まれてもいいように入院準備しといた方がいいで」とメールをしてきていたので、そうか〜じゃあ6月生まれになるかもしれんってことか、と認識をあらためた。
息子が「ママはなんでゆうゆ(うちの母のあだ名)から産まれてきたの?」とたずねてきたので、逆に息子はどうしてママから産まれてきたの?とたずねかえしてみると、「だいすきだから」と即答。ほんとうに間髪いれずに答えが戻ってきた。
一週間くらい前、梅シロップの瓶、マンションから実家に運んできてもらった。氷砂糖の方はすっかりとけてできあがっていたけど、黒糖と氷砂糖半々の瓶は、なかなか黒糖がとけきれないでいた。とけきるまで待とうかと思ってたけど、氷砂糖のシロップを早々とのみほしてしまったので(マンションの冷蔵庫には、きび砂糖+炊飯器で作ったのが大量にあるけど)黒糖のも解禁。炭酸水と氷をいれると、つややかな褐色がしゅわしゅわと光に透けてすごくきれい。
夕刊に、宇多田ヒカル(32)男児出産というニュースが載っていた。

7/2 THU

朝、公園の方からきこえる音に母が耳をすませ「セミやわ」という。まだ梅雨は去らず、朝方はひんやりした日がつづいているけれど、セミは確実に夏の足音に気がついている。というか、セミの声じたいが夏の足音の最たるものか。
今日の息子は、朝の園の見送りは母、お迎えはさつきちゃん(園ママ)、プール担当はとよみさん、というハイブリッドデー。息子がプールに行ってるあいだに、前ちゃんの実家に来てるあいこちゃんと龍くんがやってくる。龍くんは6ヶ月。この前会ったときが3ヶ月だったけど、一目見て「うお」と言いたくなるくらい、大きくなっている。0歳〜1歳の変化は劇的。生後10日目の娘にいたっては、日々の変化が目に見えてわかる。体重は全然はかってないけど、順調にふえてるのが、顔、からだ、手足のふっくら度合いでわかる。それから、おむつのテープの位置が少しずつ外側にきていることでも明らか。あいこちゃんとは2時間ひたすらママトーク。
ちょうど入れ違いで、息子がプールから帰ってくる。16:55〜NHKの『みいつけた』をつけ、テレビに子守りを頼んで、わたしはふとんで横になる。爆睡。約一時間後、息子の「ママの好きなやつ出てるで!」という声で起きる。好きなやつとは、ニャンちゅうであった…。別に特に好きというわけでもないのだけど、わたしが子どもの頃からNHKで見てたので、まだ出てることにびっくりして、「ニャンちゅうやん!」と言ったのを見て、わたしがニャンちゅう好きだと勘違いしているもよう。ニャンちゅうが出てるということは18時直前なので、がばっと起きて、お風呂をわかして息子を入れる。そのあいだに母帰宅。19時前、3人でごはん。
退院して約一週間。入院中は身体は少しきつかったけど、自分と赤ちゃんだけのペースでゆっくりできていた。が、退院後は否応なく息子のペースに合わせることになるので、だんだん疲れがたまってきた。わたしが同じ家にいることで息子は安心したのか、娘にやさしく接してくれるようになりつつある。

7/1 WED

嵐のような雨と風。息子が「たいふう?」というくらい。自転車に乗るのは厳しい天気なので、仕事がおやすみだったとよみさんが出動して、息子を園まで送ってくださる。
ももを食べようとしたら、全然味がしないハズレのももだったので、ジュースにすることに。豆乳、オリゴ糖に、母が「これも入れたら」といった、ミックスフルーツの缶づめの残りとシロップ少し。やさしい味。でもちょっと豆乳の味が勝ちすぎた。
ベビーバスできもちよさそうに目をほそめる娘。お風呂に入れていると、「ほんとにいい季節だな~」と思う。暑くも寒くもなく、冷房も暖房も扇風機すらいらない。新生児にとって、とてもやさしい気候。
午後は母が生協の会議かなにかで出かけるというので、息子のお迎えもとよみさんにお願いする。お弁当を作ってきてくださった。とよみさんのチャーハンは、にんにくのしょうゆ漬けが使われていて美味しい。手作りチキンナゲット、(畑の)小さなじゃがいもの煮っころがし、ほうれん草と卵の炒め物。あと、モロッコインゲンの肉まき(生姜焼き仕立て?)は息子がすごく気に入って、ばくばく食べていた。少し休憩して、図書館へ連れ出してくださる。おやつは、とよみ製おからクッキー。
息子の前髪だけがやたら伸びていたので、庭に出て、わたしがざくざく。実家には鋤きばさみはないので(あったけど、それをもらってしまった)ふつうの工作用ばさみでざくざく。さっぱり。
10日ぶりに息子をお風呂で洗ったら、「洗う面積広い!」とびっくりした。片手で持てる新生児とくらべたら何倍もの広さ。でも、多少雑に洗っても頭からシャワーをかけても全然平気な顔をしてるので、息子を洗う方が楽。本当はもう自分でだいたいからだも洗えるのだけど、時間がかかるので、(それに付きあう体力を節約したくて)今日はさっとわたしが洗ってしまった。
うつぶせ寝は突然死の原因になるという説もあり(医学的なつながりははっきりしていないらしいが)、最近ではあまり推奨されていない。が、助産院の先生は、初日からいきなりうつぶせ寝。赤ちゃんはたしかに落ち着く様子。息子のときもそうだったので、特に驚きはない。が、翌日に娘が、自分で「うんしょ」と顔を持ち上げて、左右の向きを変えていたのには驚いた。赤ちゃんって産まれて二日目で、自分で顔の向きを変えられるのか…。(とここまで書いて、息子の育児日記を見たら、3週目に初めて確認していた。)わたし自身は、自分が寝てるときはさすがに少し不安なのでやらないけど、昼間はちらちら見ながらよくうつぶせにしている。(固いふとんで。シーツやタオルが口元にいかないよう注意しながら。)顔の向きだけじゃなくて、足もまるでずりばいでもしそうな動きをしているのだが、今日は顔をあげたとき、ついでに前に一歩分ぐいっと進んだ瞬間を見た。もちろん偶然の動きだろうけど、そこにアキもいたので、ふたりで顔を見合わせて「……すすんだな…いま…」とつぶやきあう。

6/30 TUE

ひんやりした朝。
息子はわたしより早く起き出して、二階のリビングにかけあがり、わたしが娘を抱いてのんびり合流するときには、すでに半分くらい朝食を食べ終わっている。入院中不安定になっていた心がずいぶん安定してきたようで、娘に意地悪したりすることはなくなった。
幼稚園の送り迎えは母がしてくれる。懇談日程なので、午前保育。お弁当をうちで食べていた。そのあと、母とふたりで公園で遊んできたらしい。
夕方から雨がざあざあふりだす。
夕飯。ミネストローネや、焼き魚(のどぐろ)など。デザートはスイカ。のどぐろおいしい。スイカは、夏のわたしの心の拠り所。
実家で夜、テレビがついてるのがしんどい。母も別にただ流しっぱなしにしてるわけではなく、観たい番組があるからつけているわけなのだが、基本自宅ではほとんどテレビを見ないので、特に民放が流れていると、どんどん神経が疲弊していくのがわかる。うちで民放で毎週見る(流れる)ものといえば、『ニンニンジャー』『仮面ライダー ドライブ』『ちびまる子ちゃん』『サザエさん』と日曜に集中している。今日の夕刊に、ドライブ役の男の子の記事が載ってた。叔父さんが仮面ライダーファンで、幼いときからDVDを見せられ、ライダー英才教育をされていた、自分がドライブ役に決まったと電話をしたら、電話の声が途絶えて、代わりに叔母さんが出て「号泣してる」と言われた、という話。なんとなく好感度があがってしまった。
娘の顔は、新生児の腫れが少しずつとれてきて、ますますしっかりしてきた。顔だけではなく、言動も産まれて一週間と思えないくらい落ち着きがあり、その様子を妹に伝えたところ、「賢いおばあちゃんみたいやん」と言われた。たしかに……。

6/29 MON

晴れ。午前中は寒くて、わたしと娘のふとんに、横で寝ていた息子が「寒い」といってもぐりこんできたくらいだったが、正午あたりから気温はどんどんあがり、しっかり暑くなる。
母が幼稚園まで送ってくれる。午前中は、これまで報告できてなかった人や、返事をかえせてなかった人に、メール。
昼すぎ、みさきが爽ちゃんとやってくる。爽ちゃんは、息子より一つ上の5歳。ずいぶんお兄さんになっていた。息子がまだ難しくてできない妖怪ウォッチのジグソーパズルを、絵をみながらスイスイはめていた。そのパズルは枠がないので、息子はやる気ゼロだったのだが、やっぱり年が近い子がやってるのを見たら俄然やる気になったらしく、爽ちゃんが帰ったあと、一生懸命とりくんでいた。マッシーは保育園に行ってたので今日は会えなかった。マッシーがうまれたとき、みさきが「2人目の女の子はほんまに可愛いくて癒されるよ」と言ってたのを、今まさに実感してる、などと話す。お祝いに、夏用ワンピースをいただいた。サイズ80なので、着れるのは来年。でも80だと、うまくいけばその次の年も着れたりする。そういうのもわかった上でのサイズ選択だと思われる。
みきちゃんと I くんが息子と一緒に幼稚園から帰ってきてくれる。16時ごろまでうちにいてくれたので、とっても助かった。
母の夕飯。いかのすりみを揚げたやつが、美味しかった。
娘が今のところ、本当によく眠る子でめったに起きないので、たま〜に起きると、「やっと起きたー!」とうれしくなって抱っこしてしまう。息子のとき、何をやっても寝てくれなくて、ひたすらゆらゆら抱っこ、夜明け頃くたくたで「やっと寝た……」と力つきたのとは真逆。
夜は、奈緒美ちゃんと電話したあと、ウィンブルドンの錦織を2セットめまで見て就寝。

6/28 SUN

ふとんをしっかりかぶらないと、寒い朝。息子は7時頃起き出し、「にちようびや!」と言って、『ニンニン』スタンバイ。マンションだろうが実家だろうが、おかまいなし。サンドイッチとごはんで朝食。わたしは、息子のときは、産後とにかくおなかが減って、授乳しているあいだはずっと中学生男子くらい食べていた。食べても食べてもおなかがすいて、それでもやせていった。今思えば、息子がすごい量の母乳を飲んでいたのではないだろうか。(哺乳瓶じゃないので、毎回どれだけ飲んでたのかまったくわからない)なぜなら、ふつう、赤ちゃんは産まれたあと、数日は体重が少し減るものなのだ(生理的体重減少)。娘も退院の際、200gくらい減っていた。しかし息子は退院時にすでに100g増えていた。その後一ヶ月の記録をみても、一日あたり50g以上増えている。娘は、たぶんそこまで飲んでいないと思うので、それがわたしの食欲にも反映されているのかも。
アキと息子は、幼稚園のお友達にさそわれて、田植え体験へ。田植えのあと、手作り(無農薬)のお米とお味噌汁がふるまわれるとのことだったので、うちの母が作ってくれたおかずだけのお弁当をもって出発。田植えは午前中で終わり、昼食後に帰ってくる予定だったのが、いつまでたっても帰ってこない。園のお友達以外にも幼稚園や小学生の子が何人かいて、その子たちと遊ぶのが楽しくて、午後いっぱい遊んだもよう。帰ってきて写真をみせてもらうと、息子は裸足で田んぼにつかって、苗をたくさん植えていたので「おお」と思った。泥だらけになるから嫌がるかな?と少し思ったけど、ずいぶんたくましくなったものだ。
夜は、とよみさんが、手作りコロッケや豆ごはんなど持ってきてくださる。あと、インドカレーの店で、チキンティッカマサラやほうれん草、ひよこ豆、なすとじゃがいもなどのカレー、タンドリーチキンなどの盛り合わせなどを父がテイクアウトしてきてくれたので、それも合わせてみんなで夕食。母は、定期演奏会の打ち上げで不在。
20:30に息子が、そのあとすぐ娘も就寝。(娘はまたすぐ起きるだろうけど)。

6/27 SAT

強い風がふく、すずしい朝。昨夜、娘は1,2時間に一度、おっぱいをほしがるときにふにゃふにゃ言うていどで、まったく泣かなかった。赤ちゃんがよく眠ってくれたので、わたしもよく眠れた。からだがずいぶん楽だ。あれ…、新生児を連れ帰った最初の夜が、こんなにラクちんでいいんですか…? と拍子抜け。おそらくひとりでぱっちり目をさましていた時間もあったと思われる。おむつを換えるのはなかなか幸せ。だって、母乳だけ飲んでるときのうんちは、やっぱり炊きたてごはんのような香ばしい、いい匂い…。
午前中、アキと息子がプールにいってるあいだ、娘をお風呂に入れる。純子に借りたベビーバス、赤ちゃんのからだをうまく安定させられるかたちになっていて、すごく使いやすい。髪の毛がものすごくしっかり生えてるので、頭は特に気をつけて。首のしたの皮のたるんだところとか、わきの下とか、皮膚のあいだをていねいに。こわごわ洗いすぎると、垢が残ってしまう。息子のとき、一ヶ月健診でそう指摘されたのだが、もっとひどい場合だと、(毎日お風呂に入れてるのに)垢で黒ずんでいる赤ちゃんもいるそうな…。
午後、アキと息子が畑へ行き、枝豆をたくさんと、最後に残っていたとうもろこしをとってきた。すぐ茹でて、おやつに。
夜は、母は土曜恒例、属している市民オーケストラの練習だったので、我が家3人と父とで、母が作っていったごはんを食べる。アキは会社に提出する論文の締切がせまっているので、息子が寝るなり、マンションに戻った。本当はもっと集中させてあげたいのだが、いかんせんわたしの体調もまだ戻らないので、そういうわけにもいかない。それでも嫌な顔せず、息子の面倒を見てくれるので、頭が下がる。どうにか乗り切ってもらいたい。
娘はあいかわらず、授乳時以外は、一日中ひたすらしずかに眠っている。あまりにしずかで、抱っこする機会がなさすぎるので、授乳のあと眠ってしまったあとも、必要ないのにしばらく抱いてみたり。

6/26 FRI

娘が産まれて四日目。退院の日。ひさしぶりの雨。入院してからずっといい天気だった。外はかなり暑い日がつづいていたみたいだけど、ここは風のとおりみちになっているらしく、すずしかった。だから、雨が近づいた昨夜は寒くて、窓をしめたくらいだ。
赤ちゃんは基本おっぱいを飲んで寝る、という生活だが、それでも一日の中で、ぱっちり目をさましている時間帯がある。昨日は夜中3時~7時くらいにそれがきてしまい、そのあいだじゅう、とにかく授乳の連続でわたしは眠れず、頭がくらくら。でも、おっぱいさえあげれば、泣かないので、ずっと抱っこしてる必要はなかった。授乳していて、気づいたことがある。吸いはじめると母乳はぐんぐんわいてくるのだが、そのわく瞬間は大量の乳が赤ちゃんの口に流れこむので、いっぱいいっぱいになってしまう。息子はよく グホオッっとむせていた。でも、娘はむせることはない。なぜなら、口にいっぱいになりそうだ、と気づくと、さっと乳首から口を離すからだ。そして飲みこむと、またくわえて、飲みはじめる。「れ、冷静…」とびっくり。というのも、どんなにむせようとも絶対にくわえるのをやめず、さらにむせる、というのが息子の飲み方で、それしか知らなかったから、赤ちゃんはそういうものだと思っていた。男子と女子のちがいか。
よく、「ふたりめ以降は後陣痛(後腹ともいう)がつらい」ときかされていた。たしかに、産んだあとも、しくしくぎゅ~っとおなかが痛むことがつづいた。授乳するとオキシトシンなどのホルモンが分泌され、痛みがひどくなる。それは、子宮がもとどおりになろうとする痛みらしいので、ああ、がんばって元通りになってくれよ…と耐えた。「日にちぐすり(関西弁?)」というとおり、一日、また一日と楽になり、四日目の今日はほとんど痛まなくなった。幼稚園の4人産んだママなどは、「最後の子は、陣痛より後陣痛の方がつらかった」と言っていたっけ。
今日のごはん。雑穀米+朝は納豆(大根おろし)、万願寺とうがらしのおかかあえ、のり、うめぼし、みそしる(じゃがいも、キャベツ、ねぎ、しめじ)、さくらんぼ。昼は、塩鮭(大根おろし、大葉)、きんぴらごぼう、キャベツとにんじんのサラダ風ごまあえ、お味噌汁(たまねぎ、とうふ、わかめ、ねぎ)、きゅうりのつけもの。ああ、このすばらしきごはんたちとも今日でお別れか…と思うと悲しい。
午後16時前、アキと息子が迎えにきてくれる。先生と記念写真を撮り、車へ。家族四人の出発だ。
夕飯は、母がちらし寿司を作ってくれた。息子はわたしと赤ちゃんが帰ってきたことで大興奮、寝かしつけが大変だった。
夜、実家の和室で寝る2人の子どもをくらべみる。娘は誰に似てるって、赤ちゃんだったときの息子にそりゃあそっくり。息子を見て、たった4年前はこんなにも小さかったのにな…思わずにはいられない。これから2人の子育てで「もー大変!!」となることも多いだろうが、一日にたとえるなら、朝焼けがいちばんきれいな瞬間くらいあっというまにすぎてしまう時間なのだということを、胸にとめておきたい。

6/25 THU

娘が産まれて三日目。前回のお産のときは、常勤の助産師さんたちが2人いて、毎晩交代で、つとめていらした。でも、最近はお産の数が減ったので、夜は非常勤で都度、呼ぶシステムになっている。昨日も先生に「呼ぶ?」ときかれたけど、2人目なこともあり、わたしの気持ちも安定しているので、「大丈夫です」と答えた。それでも、先生自身が、夜中何度か見に来てくださった。
今日のごはん(雑穀米+)朝は、ねぎとしらすのたまごとじ、きゅうり、にんじん、ひじきの酢の物、梅干し(自家製?はちみつ味じゃないけど、塩分ひかえめでちょうどよくすっぱい)、具だくさんみそしる、デラウェア。昼は、かぼちゃとあずきのいとこ煮、つるむらさきとちくわの和えもの、具だくさんすまし汁、きゅうりのつけもの。夜は、めずらしく雑穀米ではなく、分付き米(先生の妹さんが作っている無農薬のお米を、ここで精米しているそう)、あじのみりん干し(大根おろし、大葉添え)、大葉のキムチに松前漬けを混ぜたもの(ご主人お手製)、じゃがいも、アスパラ、マッシュルーム、コーンの炒めもの、味噌汁(あげ、しめじ、とうふ、アスパラ、ねぎ)、きゅうりとなすの浅漬け、トマト、デザートはりんご。
それにしても、なんでこんなにおいしいんだろう? メニューにすると単なる「和えもの」「酢のもの」なのだが、だしをうまくつかった味つけが絶妙なのである。ごま和えの作り方をきいたので、メモ。ごまをすり、そこに味噌とお酢を入れ、甘みが足りなければオリゴ糖(砂糖でも可)を足し、野菜をあえる。その野菜も、煮るのではなく、蒸す。「お酢」と「蒸す」というのが目からうろこ。とにかくシンプルさの裏に、惜しむことのない手間がかくれている。それが味にしっかり出ている。それは、先生のお産に対する態度と共通するものがあるように思われる。
昼、幼稚園あがりの息子ととよみさん来て、ここでお弁当を食べる。息子の希望でとよみさんは家でフルーツサンドを一緒に作る準備をしてきてくださったというのに、「おばあちゃんが作ってもってきて」と言い出す…。プールの時間もせまっていたので、とよみさんは作りに帰ってくださる。あいかわらず息子は娘に対して愛憎半々というところ。わたしが見てる前では、ちょっと意地悪しようとしたりする。でも、わたしがトイレに行くときなどに、「赤ちゃん泣いてないか見ててね~」と言って離れると、意地悪は一切せず、なでたり、子守唄を歌ったりしてくれているので、そう心配はいらないかな、と思う。これが逆だと心配になるが。単純に、ママのアテンションがほしいのだろう。フルーツサンドを急いで作ってきてくださったおばあちゃんと、息子はスイミングへ。今日は2ヶ月に一度のテストだったのだが、無事合格した模様。
15:30頃、みきちゃんとさつきちゃんが来てくれる。年少さんのママたちから、お祝いにお茶(どれもカフェインレス)のセットと、園ママたちみんなからの寄せ書きを持って。息子が幼稚園に入園してまだ3ヶ月たっていないのに、こんなにあたたかく祝ってもらえるなんて、思ってもみなかった。
夕飯をいただきながら、先生とおしゃべり。ずっときいてみたかったことがあった。先生は、高齢出産や、他の病院での普通分娩(帝王切開ではなく)を断られたりした、いわゆるハイリスクな妊婦さんたちを数々受け入れていらっしゃる。何かあったとき、医療行為はできないわけで、それでもその責任を負うのが「こわくはないですか?」と。先生は「こわいなんて、言ってたら、この仕事はできひんわ」と笑い、そのあと強いまなざしで「何かあったとき、私がほっとくと思うか? それに、そうならないために、妊娠初期から食事やら運動やらの指導もずっとしてるわけやしな」とおっしゃった。そして、先生がこれまで見てきた数々のお産の話をきかせていただく。先生の記憶では、昭和35年頃から、お産の現場に医療介入が始まったそうだ。子宮口をやわらかくする薬、促進剤から始まり、計画出産、少しのリスクでの帝王切開。先生は、西洋医学そのものを否定されているわけではない。(促進剤は、助産師でも使用できるので、先生もごく稀に使うことがあるとのこと。)でも、あまりにも母と子のことが顧みられず、病院側の都合でベルトコンベアのようにお産がすすむケースが多いことを嘆いておられる。42週をすぎて、産まれることなんて昔はざらにあった。でも最近(ここ10年以内)は、早産、過渡産、多児妊娠(双子~)、逆子は、助産師は取り扱わないように、というガイドラインができたので、助産師の裁量でまかなえる部分が非常にすくなくなり、やりづらくなったとのこと。先生は、あらゆるケースをその目で見て、その手で感じ、その上で微妙な判断を常にされている。出産中も、胎児の心音、羊水の濁り方、陣痛の強弱などで、促進剤、吸引を使うべきだと判断することもあるし、産後、1,2時間も本当に油断ならないのだという。無事産まれたように見えても、出血量、赤ちゃんの呼吸の強弱、黄疸、その他さまざまな症状で病院に搬送しなくてはいけないこともある。そういったことすべてふまえた上で、リスクのある妊婦さんたちを受け入れていらっしゃる。ただ単純に「自然分娩バンザイ」というモットーを掲げているのではない。「お産は、ほんまに終わってみないとわからん。たとえば今回のあんたも、低置胎盤やったわけやけど、なかなかそこまでは事前にはわからん。病院でわかったら、じゃあ切ろうかってなることもある。わからん方がいいこともあるんや」。なぜわからない方がいいかと言えば、産まれてきた赤ちゃんをすぐに抱きたい、ずっとそばにいて、すぐおっぱいをあげたいという母の願いは、とても自然なものだからだではないだろうか。そこは、赤ちゃんの人生のスタート地点なのだ。医療が介入した瞬間、その願いは、うばわれてしまう。
今でも、お産は命がけ。自分の赤ちゃんは元気に産まれてほしい。赤ちゃんが死ぬくらいだったら、わたしが代わりに死にたい。母になった多くの者が思うのと同じように、わたしも思った。誤解をおそれずに言うならば、先生は、生と死が切り離せないものであることを受け入れていらっしゃる。産まれる命、亡くなる命、そこをどこまで人間がコントロールできるのか。人間はいつかみんな死ぬ。それは悲しいことなのか。そこまで考えさせられる。
ここまで書くと、まるでわたしが病院での出産全般に反対なようだが、決してそういうわけではない。(というか、西洋医学があるおかげで、助かる命があることは誰にも否定できない。)友人の子にも、帝王切開で無事にうまれた赤ちゃんがたくさんいるし、赤ちゃんとママが無事なんだったらそれでいいじゃないか、という気持ちもやはりある。点数稼ぎの薬投与、安易すぎる帝王切開をする医者ばかりではなく、母子のことをほんとうに考えて医療行為を行う人たちだって、もちろんおられるだろう。とにかく、妊娠〜出産をとおして、その環境に納得し、幸せな時間だと感じられるママがひとりでも増えたらいいな、と思うのである。
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