4/23 THU

晴れ。洗ったシーツもぐんぐん乾く。
午後はプール。息子の眉がずっと下がっているけど、返事とか反応はめっちゃ元気。謎……と思ってたら、となりで見てた Jeff が「もしかして寒いんじゃない?」と言う。そのとおりで、上がってきたとき「きょう ずっと さむかった」と言っていた。ジェフはこの夏、家族でドイツに行くかもしれないらしく、ドイツ話になる。Annaの地元ケルンを訪れたとき行った釜焼きパン屋の話をしたら、「その地域にはパン屋いくつもあった?」と。「なんで?」とたずねかえすと、「18世紀のドイツでは、パン屋はそのコミュニティにひとつしか営業をゆるされてなくて、公共の営業だったんだよ」と教えてもらう。居酒屋とか粉挽き屋とかも、同じような営業形態だったとのこと。
夕飯は、かぼちゃ(たまねぎと炒めて豆乳・コンソメで煮て半分くずす)とイワシとチーズの重ね焼き。息子はごはんと混ぜてドリア風にして食べていた。あとは、キャベツの酢づけとベビースピナッチのサラダ、お味噌汁(なす、にんじん、わかめ)。

4/22 WED

日照不足がニュースになるような春だったけど、ようやく高気圧がはりだしてきたもよう。昼は半袖でもいいくらい。
幼稚園に送った帰り道、次々知り合いにあう。保育園、幼稚園、プール、マンション、すべて息子を通して知り合った人たち。子どもがいると地域にとけこみやすいとよくきくけど、ほんとにそのとおりだなあ、と実感。もちろん「知り合い」と「友人」の間には大きな壁がある。昔は「知り合い」などいらない、「友人」だけでいい、ととがっていたこともあったが、母親となった今は、そこまで無責任なことは言えなくなった。子どもは一人では育てられないからだ。
帰宅、一気に集中モードに切り替え、推敲作業。わりとすすんだ。
今日もお迎えのあとガイコツ山でピクニック予定だったので、朝のうちに作っておいた卵焼きやらおにぎりやらをつめる。とよみさんにいただいたわらびがまだたくさん冷蔵庫にある。アキは子どもの頃からとよみさんにそういうものを食べさせてもらっていて、わたしからするととても贅沢な話なのだが、おかげで全然ありがたみを感じていなくて、あまり食べない。なので、今日は他の人にも食べてもらおうと、ごま油で炒めてしょうゆとかつおぶしまぶし、それも別のタッパにつめる。これが幼稚園のママたちに大好評だった。
夜は、鮭の生姜焼き、ニラたま、スープのこり、納豆。
絵本『フランシスのいえで』では、妹(グローリア)が産まれて、つまらなくなったフランシスが、台所のテーブルの下に家出を試みる、という話。読後、息子が「フランシス なんで いえで したんかなあ」ときいてきたので、一応説明してみた。すると、自分も家出したいという。しかしよくよくきくと「あかちゃんが うまれるまえが つまらないから いえでする。うまれたら たのしいから いえでしない」とのこと。完全に趣旨が逆である。実際に二人目が産まれたら、やきもちをやいたり、赤ちゃん返りしたりするのかなあ。ちなみに「どこに家出するん?」ときくと、そこはまんま絵本の影響を受け、「テーブルの下」だそうだ。

4/21 TUE

だんだん晴れてくる。でも風はわりとつめたい。
幼稚園に送り、掃き掃除。今日は他のママたちが掃除道具をにぎってしまう前に着いたので、無事熊手をゲット。外の通路(といっても数メートルで、幅も大人がやっとすれ違えるくらいだけど)の落ち葉をあつめる。家の中で掃除機をかけるより、ずっと面白い。落ちてくる葉っぱの量や色合いで、季節を感じることもできそうだ。10分くらいで終了、帰宅。千絵ちゃんとすすめていた絵本、ある事情でしばらく中断していたのだけど、また再開したので、原稿などプリントアウトしながら、テレビ電話(LINE)会議。途中で、選挙カーがめぐってきて、声が全然きこえなくなってしまったときがあった。選挙の季節がめぐってくるたび思うし、ここにも書いてる気がするのけど、住宅街をめぐってくる選挙カー、どうにかならないものだろうか。冷静に考えたら、迷惑行為になりうるとわかるはずなのに、立候補者の特権だから使わないと損、とでも思ってるのかな。あれをきいて「この人に入れよう」と思う人がいったい何%くらいいるというのか。あまりにしつこく回ってくると、「この人だけには絶対入れてやらん」とすら思ってしまう。
昼前にお迎え。今日は幼稚園からの家庭訪問があるので、プールはお休み。この家庭訪問、きいてびっくり、なんと先生全員(6人)で来られる。小規模な園なので、全員(先生)が全員(子ども)をよく知っておきたいから、というのが理由だそうだ。「お茶もお菓子もスリッパもいりません」とのことだが、湧かしたての麦茶があったので、それだけはお出しした。先生方も地元がこのへんの方が多く、我が家のベランダからの風景を見て、「あ、うちが見える」とおっしゃった方もいた。ちなみに6人のうち、2人の先生の娘さんとわたしは小、中の同級生である。だから、うちの母の世代が多い。家でどういう遊びをしているのか、というのが主な関心事らしく、置いてあるおもちゃに反応する先生たち。しばらく大人だけで雑談していると、退屈した息子が怒り出す。すると、一人の先生が、床にしゃがみこみ、ガラス戸ごしに空を見上げていった。「ほら、ここにきてごらん、お空だけが見えるよ」。その視点の切り替えの柔軟さに息子もぱっと反応。
なぜかうどん玉が冷凍庫に10玉もあって幅をきかせすぎていたので、昨日にひきつづき、今日もうどん。我が家のみんな大好きトマトうどんにした。

4/20 MON

直島にて。6時半ごろ息子に起こされる。天気予報では雨だったけど、その時間はふっていなかった。朝食は、ホテル併設のレストランで予約してあり、それが7:30〜だったので、まだ時間がある。アキも起こして、散歩に行くことに。ホテルの中では「しーっ」と静かにさせた分、海辺に出た瞬間、ニンニンジャーになりきり変身文句を唱えながら走りまくる息子。ぐぐっと引っ張った弓が手から放たれたとたんに、ひゅーんと飛んでいく様子そのもの。雲間から朝陽がさし、海も黄色いカボチャもきらきら光っていた。散歩を終え、テラスレストランに向かう。オープンの5分くらい前だったらしく、お客さんが5人くらい(雰囲気や言葉からして、たぶんフランス人)すでに待っている。遠目でそれを見たアキが「腹ぺこ戦隊がすでに待機してる」と言ったので、そういう風にしか見えなくなってしまい、おかしかった。朝食はビュッフェ形式。フルーツは新鮮で、パンもほかほか、サラダ、パンケーキ、卵料理、それから和食の朝食セットもひととおり準備されていて、種類の豊富さに目をみはる。直島(の観光エリア)ですれ違う人の半分以上が外国人だし、作品が点在する島全体の空気も日本離れしていて、いったい自分がどこの国にいるのかわからなくなるのだが、食事の質の高さ、人々のサービスのこまやかさは、完全に日本。日本の良いところをベースに洗練された無国籍な空間、とでもいえばいいだろうか。(もちろん、島には昔からそこに住む人々もいて、彼らには彼らの生活があるのだろうけど)。息子はパンケーキ、フレンチトースト、ベーコン、フルーツ、オレンジジュースなど好きなものだけ並べ、「これこそ、りっぱなあさごはんというもんだ」と、『ジャムつきパンとフランシス』のお父さんのセリフを引用していた。
朝食後は、ベネッセハウスミュージアムへ。月曜はここ以外の美術館がすべてしまる。だから、日曜午後〜月曜は、島がいちばんすいているタイミング。瀬戸内国際芸術祭 開催時のにぎやかな島とはまったく別の顔。来るたびに変化(進化)しているこの島を、これからもずっと見守りたい。きっとこの先も何度も訪れると思う。ミュージアムは、展示がすこしずつ入れ替わっていた。今年の1月から展示されているの「舟送り」「ナーメンロス/リヒト」という作品がとても素敵で、「誰の作だろう?」と名前を見ると内藤礼だった。昔から好きなリチャード・ロングの作品にもふたたび出会えてうれしい。安田侃 作の「天秘」、石の上にのってもいいので、外に出ようとしたら、ガラス戸をあけたところに巨大なムカデがいたので(もう少しで、息子の素足にのってくるところだった)「ぎゃあ!」と叫んでしまった。帰りは、息子の希望でベネッセの送迎バスに乗り、島をぐるっとまわって、パーク棟に帰り、チェックアウト。朝食で食べた直島産の海苔がおいしかったので、おみやげに買い、11:10発のフェリー乗船。宇和港から家まで3時間のドライブ。
早めに島を出たので、15時頃家に戻れた。息子は車の中で昼寝をしたので元気だったけど、わたしとアキはくたくた。夕飯はおとといの残りのカレーを使ってカレーうどん。全員20時台に就寝。

4/19 SUN

6時台に起床、たまってたメールなど返す。洗濯、朝ごはんの準備をしてると、息子が起きてきて、『ニンニンジャー』観ながら、昨夜作ったドーナツを食べている。バナナとイチゴのスムージーも作ったけど、飲んだのはわたしとアキだけ。荷造りして車に運び、出発したのは9:30ごろ。目的地は直島。家族4人になる前(厳密にはおなかにいるので、すでに4人だが) の記念旅行。あまり遠くだと身体に負担がかかるので、近場で、ということになり、迷わず直島に決めた。今回でわたしは4回目、アキは5回目の来島、というくらい二人とも大好きな場所。ベネッセハウスに泊まるのは2度目。前回は8年前、結婚直前だった。
天気は、くもり空。春雨がしとしとふったりやんだりで、上着がないと少し肌寒い。普通なら残念な天気、となるはずだが、我が家の車はこの前クーラーが故障して、まだ直してないので、かんかん照りだと暑すぎる旅になってしまうところだったから、ベストな気候。今日は曇りのおかげで、暖房、冷房がなくてもとても快適。それに直島は、雨でも特に困ることはない。
岡山の宇和港までは、3時間のドライブ。途中で食べたうどんは、完全に讃岐スタイルで、「海の対岸は香川やもんな、そういえば」と納得する。フェリーの時間は調べずに行ったけど、運よく15分くらい待つだけですんだ。息子は、初めての船にはしゃいで、我々に忍者攻撃をしかけまくっていた。宇和港から宮浦港は20分なのであっという間。着いてから、マップをもらう。前からある美術館や家プロジェクトは何度も行ってるので、比較的新しくできた美術館を訪れることに。ANDO MUSEUM。ここは、小さいのですぐ見終わる。息子はもちろんまだ楽しみ方を知らないので、大騒ぎしようとする。この際どんなモチベーションでもしずかに見てくれたらいいわ!と思い、「ここは妖怪屋敷やで~、一緒に探検しよ!ほら、暗いところに何かおるかも… 大声出してたら、出てくるかもよ~」と、妖怪ウォッチ世代の心を熱くキャッチ。アートもへったくれもない。それから、車で李禹煥美術館へ。ベネッセハウスの宿泊客は、近くまで車で乗り入れOKなので、すごく便利。ハウス周辺は必要最小限の道だけ作り、あとは山の風景を残してある。今はミツバツツジが山じゅうを彩っていて、目を楽しませてくれる。今日のようなしっとりした空気がよく似合う。李禹煥美術館は、期待以上に素晴らしかった。また妖怪屋敷作戦でしずかにさせようと思ったのだが、そんな必要はなく、息子も心から作品を楽しんでいるように見受けられた。「瞑想の間」では、靴をぬいで部屋の中ですわってくつろぎながら、鑑賞できるのだが、いつまでも飽きずに静かにそこに寝そべっていて、最後はわたしとアキが「そろそろ帰ろか」と促したくらいだ。非常にシンプルなのに、あたたかみのある作品群だった。
そこから、ホテルに移動。「パーク」棟。テラスを開けはなってデッキチェアを置いてあげると、息子はそこにちんまりすわって、買ってきたメロンパンとおにぎりをぱくぱく食べる。アキは珈琲、わたしはアールグレイを淹れて飲む。
しばらくゆっくりしたあと、アキと息子は「I♥︎湯」へ。わたしは部屋にのこって、ゆっくりさせてもらう。
夕飯はホテルから車で3分くらいのお好み焼きやへ。ホテル併設のレストランは、ディナーは一応小学生未満お断りで、フロントの方は「お子様連れでもいいですよー」と親切に声をかけて下さったが、おとなしいお子様なら大丈夫だろうが、うちは騒ぎになることがわかっていたので、最初からパス。それで正解。変な時間にパンやおにぎりを食べた息子はほとんど何も食べず、わたしとアキが大急ぎでお好み焼きを平らげる、という予想通りの顛末。
部屋のお風呂に入り直し、息子は21時ごろ就寝。ハウスに泊まる楽しみの一つは、ベネッセミュージアムに夜遅くまで (一般の閉館時間が過ぎても) 入れること。息子を置いてはいけないので、アキと交代で行く。別棟に行くには外に出る必要があり、それはまた明日でいいやと決めて、パーク棟の地下の作品のみ、見る。ミュージアムにわたし以外誰もいない、という贅沢な空間。(というか、今日はANDOでも李禹煥でも、他の客が誰もいなかった。)杉本博司のカリブ海を撮ったモノクロ写真、夜、たった一人でその前に立っていると、まるで夜のカリブ海に立っているよな心持ちになる。同じく地下にあるラウンジで、セルフサービスのお茶を淹れつつ、本棚をのぞく。厳選された良質な本ばかり。何冊か、「あ、これずっと読みたかったやつ」という本も。カモミールティ飲みながら、ソローの『森の生活』の冒頭を読んだ。お茶を飲み終えたので、部屋に戻り、アキと交代。このホテルの部屋には、テレビが設置されていないことも、すばらしい。壁にかけてあるエッチングは、(わたしもアキも好きな)ジェームズ・タレルの作だった。

4/18 SAT

昨日20時に寝たので、朝5:40頃、起床。すると、5分後くらいに八幡からLINEで動画が送られてくる。八幡の家で寝ているアキ、前ちゃんなどが映されている。「おはよう!」とメールを返すと、「早起き!こっちは今から寝ます」とのこと。
息子は7時前に起きてくる。朝ごはん食べて、洗濯、掃除。ものすごく天気が良いので、昨日のがいこつ山にふたたび行ってみることに。おやつに「藤田川(とうだがわ)」のたこ焼きを買って、坂道をくだる。ベンチにすわって、さめないうちに。息子はタコを食べられないことはないけど、ない方が好みらしいので、タコは全部わたしが。それから、「また たんけんする!」と言うので、遊具は無視して山にのぼる。今日は気合いを入れて歩きやすいスニーカーを履いてきたから、ゆっくりゆっくり登りおりすればどうにか大丈夫だった。そういえばうちには元探検部部長がいるので、次はぜひ彼と行ってもらいたい。その後、スーパー『ピーコック』で少し買い物。経堂に住んでたときは駅前にあったのでよく利用したけど、地元に戻ってからは初めて入った。子どもの頃(わたしが幼稚園〜小学校低学年)の頃は、父の運転で頻繁に買い物に来ていた気がする。当時のわたしは、「ピーコック」と「ピータン(アヒルの卵を熟成させた中華料理)」をよく混同していたのをふと思い出した。ピータンという単語は、まだ祖父母が神戸で山菜料理店をやってた頃、よく一緒に中華を食べにいったので、覚えたのだと思う。
たこ焼きでおなかいっぱいだったので、お昼はほんとに適当。そうこうするうちに、二日酔いの元探検部部長が帰ってくる。睡眠不足&飲み過ぎでかなり体調が悪そうだったけど、息子が「とうちゃんと、カレーとドーナツつくりたい!」という要望を受け入れて、ふたりで買い物に行ってくれた。ついでに畑の様子も見に行ったようだ。じゃがいもの芽が出ていたとのこと。そのあいだ、わたしはアルバムを貼り直す。家族写真を毎年六つ切りで現像しているのだけど、結婚当時に買った無印のA4のでは小さかったので、フエルアルバムをやっと(7年越しに)買い直した。この貼り直しの作業が意外と大変で、終わったあと力つきて、ソファで30分ほど横になる。眠りはしなかったけど、ずいぶん回復した。
戻ってきたアキはへとへとふらふらだったけど、息子は「ママじゃなくてとうちゃんと!」と言って譲らないので、どうにかカレーの具材を煮込むところと、ドーナツの生地を作って型抜きするとこまでやって、「もう無理…」とソファに倒れていた。わたしと息子は先にお風呂に入り、カレーの仕上げとお味噌汁だけ作って食べさせ、そのあと少し回復したアキがドーナツを揚げてくれた。ドーナツは安定の味になってきた。

4/17 FRI

朝は曇っていて、かなり肌寒い。でもだんだん雲がうすれて、青空になってゆく。
息子が6時に起きたので、わたしも一緒に起きて、ひととおりの家事をする。9時頃家を出て、幼稚園に送る。彷徨い族(家が遠いから、そのままあたりで時間をつぶして11:45まで待つ人)のママたちと一緒に帰り道を歩く。途中で駅のスタバに行くという彼女らと別れ、家に戻る。ここで決して引き留められることがないのが、日本っぽくないな、と思う。一言でいえば、湿度が低い。
1時間だけ制作作業して、朝作っておいたおいなりさんと卵焼き、冷蔵庫にあったかぼちゃの煮物などをタッパにつめ、自転車でお迎えへ。途中のスーパーで唐揚げだけ買い足した。今日から家庭訪問の日程が始まるので、すでにお弁当が始まってる年中、年長クラスも、午前保育。だから、みんなで近くの公園でピクニック。みんな、といっても、参加者は半分の10組程度。その公園の前はいつも車で通ってるけど、中に入ったことはなかった。「がいこつ山」という、昔の陸軍の施設あと。もちろん今ではその形跡などなく、大きな木々がたくさんしげるきれいな公園だ。八重桜が満開、新緑も美しい。朝の気温がうそのように暖かく、絶好のピクニック日和。レジャーシートひろげて、お弁当。息子は、スーパーの唐揚げを食べて「なにこれ!からい(塩からい)やん!」と文句を言いまくり、「買ったやつやから仕方ないよ」となだめていると、なんかわたしがすごく塩分に気をつけてるしっかりしたママ、と思われてしまった。息子のうす味好きはおそらく生まれつきなのだが……。それで、「お菓子はあげてるの?」と訊かれる。どうやら、この園に通わせているママにはかなり食育にこだわってる人もいるらしく、「お菓子や甘いものは一切あげない」という方針の方もおられるようだ。「ふつうにあげてます」と答える。色んなこだわりを持つママが多い園だからこそ、「他人の方針には口出ししない」というルールがしっかり定着しているのを感じる。お弁当のあと、子どもたちは、山の方へ駆けてゆく。息子も一緒に走っていってしまった。「ママもきて」なんてことは一言も言わず、すごく楽しそう。山はけっこう高く、奥まであるらしく、子どもだけずっと放置はできないので、2,3人のママがあとから追いかけてゆく。わたしも行こうとしたら「斜面が急だから妊婦さんにはきついし危ないよ! 大丈夫、誰か見ててくれるよ〜」と止められる。なので、お言葉に甘えて、すわっていることにする。20分くらいして、みんなと戻ってきた息子は「たんけんしてきてん!」と満足げ。その後、遊具で遊んだり、走り回ったりしてるときも、誰かが見守り、残りのママはリラックスしている、という役割分担が自然にできていた。上の子が小学生のママは今日参観日らしく、早々に抜ける。その後もひとり、ふたり、と帰っていき、結局最後の最後までいたのはわたしと息子。というのも、今日は15:10からマット先生があり、教室がその公園から自転車で5分くらいの場所なので、時間をつぶすには絶好の立地だったのだ。
家に戻ると16:30。今日はアキは飲み会で遅い。17時台にお風呂、18時台に残りもので夕食、19時台になぜか「黄ニンジャー手裏剣」をどうしても作ってほしいとせがまれたので、段ボールと折り紙を駆使して作り、絵本を読んで、20時ちょうど、ふたりでバタンキュー。

4/16 THU

ひさしぶりにきもちよく晴れ。夕方からまた天気が崩れるらしいので、貴重な晴れま。
幼稚園に送ったあと、8ヶ月の健診のため、自転車で助産院へ。が、こんにちはー!と言っても誰も出てこない。5分くらいして、先生がおりてくる。今さっきお産が終わったばかりとのこと。しかも、「今日は2人目や」。朝5時と10時過ぎと。「先生寝る時間あったんですか…?」「ほとんどないわ。ははは!まあでも、健診までに生まれてくれてよかったよかった」。先生は、夜通し2件のお産に付き添った上、全員分の朝ごはんもご自身でお作りになり、そのまま昼過ぎまで妊婦健診に突入される。齢80とは到底信じがたい。同じ人間と思えない。健診の結果は特に問題なし。今日はあったかいから腹巻を外してきたら、「おなかつめたいなぁ」と言われたので、やはり暑くてもつけつづけることにしよう。
幼稚園で素焼き・7号の植木鉢が必要だったので、コーナンに行く。7号のサイズをまったくわかってなかったのだが、底のサイズが21cmとかなり大きめだったので、ちょっとびっくりした。何を植えるのかな。
プール。幼稚園が始まって、今までより早起きになったし、午前が充実してて眠そうではあるけれど、木曜は大好きなコーチなので、機嫌良く行ってくれる。来月から、火曜→水曜に変更したので、プールは、水・木になる。
夕飯は、しょうが焼き、キャベツと新たまねぎの炒めもの、昨日の残りのいとこ煮、茄子納豆、コーンスープ。
夜、幼稚園の赤組(息子のクラス)リーダーママから、「明日は午前保育なので、お迎え行ったあと、近くの公園でピクニックがてらみんなでお昼食べませんか」とメールでお誘い。「参加・不参加の返信はいりません」ともある。つまり、来たいなら勝手に来てね、ということ。この距離感が、とてもありがたい。そのママの第一印象、誰かに似てるな、と思ったら、『天ない』の翠ちゃんだった。翠ちゃんが3児の母になったら、あんな感じかも。

4/15 WED

天気はまだ不安定。風で雲がどんどんながれて、晴れ間と曇りがつぎつぎやってくる。気温低め。
朝は歩いて幼稚園へ。Googleマップでたしかめると1km強なので、往復するといい運動だ。安産のためには歩くことが重要らしいので、どしゃぶりの日以外は、産まれるまでは(切迫とかにならない限り)頑張って徒歩で送迎しようと思っている。
帰宅し、少し制作、千絵ちゃんとメールのやりとり。お昼前にお迎えだと、一瞬で時間が過ぎてしまうので、短い時間に集中することが重要。「産まれたら終わり」(つまり産後しばらくは、制作関係は何もできない)と言うのが、自分の中での合い言葉。
午後は、イオンへ。幼稚園で7号サイズの素焼きの植木鉢が必要だったので、100均にあるかな〜と探しにいったのだが、ワンサイズ小さいものまでしかなかった。スーパーで買い物して、帰宅。息子は夕方1時間ほど実家で、母と遊んで、マンションに帰ってきた。
夜は、昨日のつくねバーグの残り、かぼちゃとあずきのいとこ煮、コーンスープ、茄子納豆。備忘録用にこまかく書くと、かぼちゃとあずきは、甘く煮るのが苦手なので、しょうゆ、みりんが主、砂糖はごく少なめに、そして(基本そういうの苦手な)男子に喜んで食べてもらえるよう、バターも入れて煮る。コーンスープは、色んなレシピをためし中。今日のは、コーンクリーム缶+シチューのルー(+水、牛乳か豆乳)というの。一口目はおいしいけど、既製品の味が勝って、飲みすすめるうちに飽きる。今のところベストなのは、たまねぎを炒めたのに、コーンクリーム缶(+水、牛乳か豆乳)をといて、ミキサーでなめらかにして、コンソメも入れてもいちど煮るっていうやつ。つまり、他の野菜のポタージュスープと同じ作り方だ。茄子納豆は、オリジナルレシピ。輪切りナスを両面焼いて、しょうが、にんにく、大葉、しょうゆ、みりん、砂糖で煮焼きして冷ましたのを、納豆と混ぜる。夏によさそう。

4/14 TUE

いま上空にあるのは寒冷前線らしく、一日中ひんやりしている。
朝は雨がやんでたので、今日も歩いて幼稚園へ。火曜日は、朝子どもを見送ったあと、保護者が通路の掃き掃除をすることになっているそうなのだが、そんなに広い場所でもないので、みんなでやるとあっという間に終わる。しかもわたしがほうきを持とうとしたら、「そんなおなかの人はいいからいいから」とえらく気を遣ってもらい、結局なにもせず。わたしは歩いて来れるくらいの距離だが、けっこう遠くから来てる人も多く、そういうママたちは、9:30に見送って、11:45降園だと家に帰る時間がないので、そのへんを彷徨って待っているらしい。今年は特にそういう人が多く、3,4人の人が近所のスタバで時間をつぶされていた模様。(来月、お弁当が始まれば、お迎えは午後になるので、さすがにいったん帰るのだと思うけど)わたしはさくっと家に戻り、新しい話を考える。
お迎え、昼食、夕飯作り、プール。プールは、今のところ、火・木と週二回行っているのだが、今月に入って火曜日の先生が変わった。どうやら息子とそのコーチの相性が悪いらしく、今までプール大好きだったのに、急に表情が暗くなった。泳いでる途中で泣いてるときもあるし、きわめつけだったのが、終わったあと出てきたときに、わたしがまだ何も訊いてないのに「たのしかった!」と無理に笑顔をつくったこと。そしてそのあと、そのコーチのことは何も言わず「でもこのプールもうあきたから、しみんプールだけにしたい……」とつぶやいた。もちろん、彼のこれからの人生、自分に優しくしてくれる人ばかりと出会えるわけではない。でもまだ3歳。そんな人生の厳しさをあえて押しつけなくてもいい、それよりも「泳ぐのって楽しい」という気持ちを存分に味わってほしい、というのがわたしとアキ共通の認識。なので、曜日を変えるか、幼稚園も始まってヒマも解消されたので、木曜だけにしてもいいかも、と思っている。
夕飯は、とりつくねの照り焼き。わかめをこまかく切ったもの、枝豆も入れた。見かけはハンバーグっぽいけど、あっさりしててすごく食べやすい。「おいしい玄米粉」というものを試しに買ったので、白米に混ぜて炊いてみた。炊きあがるとき、きなこみたいな香ばしいかおり。そこに、この前とよみさんがくださったゆであずきも入れた。副菜は、わらびをごま油で炒めて、しょうゆとかつおぶしをかけたもの、サラダ(レタス、トマト、アボカド)。あ、あとわかめと豆腐のお味噌汁。

4/13 MON

朝から強風。雨もときどきぱらつく。
先週入園式を終えたので、今週から幼稚園スタート。こんな天気だし、車で行こうかな~と考えていたら「あるいていく!」とのこと。大人の足だと15分くらいだが、3歳児連れだと25分。まあでも、今日は始業式で10時に着けばいいみたいだし(いつもは9:30頃~。着いてから1時間くらいは各自好きな作業をするので、厳密に9:30に来なくてもいいらしいが)雨もふったりやんだり程度だし、いっか、と徒歩決定。9:30に出れば充分間に合うのに、8:30頃から「はやく いこう」と催促される。結局家を出る頃には雨はやむ。始業式には親は参加しない、代わりに、月に一度の「母の会」がある。集まっているお母さんたち(お父さんも一人いた)は全部で20人くらい。それくらい小規模な園なのだ。「人は見かけじゃわからない」とも言うが、『人は見た目が9割』という本もある。この場合の「見た目」というのは、顔立ちや服装だけでなく、仕草や空気などすべてをふくんでいるのだと思う。そういう意味において、ぱっと見わたして、すごくほっとする。これまでに、福岡や堺や今住んでいる町の児童館、保育園、スイミングなど、数々の「母親(と子ども)が集まっている場所」に顔を出してきたけれど、ここまでほっとできる雰囲気だったことは一度もない。学校に入学したりクラス替えをしたときのようなわくわく感すら感じた。大人になって、そんな気持ちになれる集団に出会えるなんて全然期待してなかった。規模的にも運営方針的にも、親の出番が多そう(色々手伝ったり)だけど、それも楽しみに思えるくらい。配られた名簿を興味深くながめる。子どもの名付けというのは、その親のセンスが如実にあらわれるものだが、「素敵だな」と思えるものが多かった。それから、わたしのおなかを見たママさんの一人に「どこで産むんですか?」ときかれ、助産院の名前を答えると、「ああ、やっぱり? あそこで産んだ人、多いですよー」と言われる。現在の日本で、(病院ではなく)助産院で産む人というのは1%程度だそうだ。しかし、この集団ではメインストリームと言っても過言ではない模様。(単に「助産院」という理由ではなく、あの80歳になる先生のファンが多いのだと思うが)。そしてその会話をききつけた別のママに、話しかけられる。「私も本当はあそこで産みたかったんですよー。早産になっちゃって無理だったんですけど」。どれくらい早産かと言えば、22週!今の医学で、(適切な処置を受ければ)ぎりぎり生存可能とされているライン。体重はなんと500g台だったそう。ペットボトルくらいだったその子が、今はもう立派に元気に育っていて、医学の進歩の偉大さを感じた。
5月まではお弁当ないので、12時前に降園。お昼を食べて、スーパーへ買い出し。洋菓子が安かったので、シュークリームとエクレアを買った。家に戻るとおやつの時間。「ジュースものみたい」という息子に「(甘いの×甘いのになっちゃうから)どっちか選んで」と言うと、「う~ん、う~ん、りょうほうとも こどもの だいこうぶつやから まよっちゃうわ」とやたら客観的に悩んでいた。結局シュークリームを選ぶ。わたしがエクレアを食べようとすると、「ママのシュークリーム、ちょっとのびてるやん」。そんな麺類みたいに言わないでほしい。
夕飯は、炊きこみごはん(わらび、あげ、にんじん、マッシュルーム)、かつおのたたきサラダ(貧血予防の目的もあって、またかつお)、あさりとわかめのお味噌汁、納豆。息子はお刺身食べないので、代わりにハムエッグ。たまごは卵焼きしか食べないと思っていたのだが、堅焼きにすれば目玉焼きも食べることを今日知った。
ふとんに入るとき5回くらい「あした ようちえん たのしみ…」とつぶやいた息子。彼のこんなに満ち足りた表情、久しぶりに見た。

4/12 SUN

朝、『ニンニンジャー』が流れる中、たまご、ベーコン、アスパラ、トーストを焼く。アキのコーヒーも少しだけもらう。そうこうしているうちに、とよみさん登場。うちの畑がまだ全然整備できていないので、その手伝いにきてくださった。ついでに、昨日(月ヶ瀬の)畑で採ってゆでたというわらびもたくさん、イタドリの煮物、ご近所のおすそわけのキャベツ、わけぎ、あずきなどもいただく。三人が畑へ出かけたので、わたしは部屋のそうじ。窓をあけると、春風が吹きこんで気持ちがいい。それから一人で昼ごはん。いただいたわらびを、ポン酢マヨネーズでさっそくいただいた。うまく歯ごたえが残っている。去年わたしも何度かわらびの灰汁抜きをしたけれど、重曹の入れ過ぎか、毎回くたくたになってしまった。重曹じゃなくて小麦粉で灰汁抜きするというやり方もあるらしい。午後、アキと息子が戻ってきて、昼ごはんを食べると、アキのみまた畑へ。わたしと息子は自転車でクリーニング屋さんと図書館コースをめぐる。「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」シリーズを4冊すべて借りた。わたしはまだ1ページも読んだことがないので、わくわくだ。あとは、日本の昔話も何冊か。小澤俊夫が再話した昔話、全五冊のうち、一冊目も借りてみた。辻村益朗の装幀がとてもきれいな本。特に文字組みが読みやすく品があって秀逸。でもこれはほとんど絵がないので、息子にはまだ早いかな。俊夫氏はドイツ文学者で弟は小澤征爾、というところまでは知っていたけど、よくよく考えたら、オザケンの父上でもある、ということにさっき気づいて、はっとなった。
畑から帰ったアキと、選挙。選挙会場の保育園に行くと最近いつも同じ役員の人に声をかけられるアキ。中学の同級生だそうだ。学年はふたつ違うけど、ピース又吉も同じ中学。その役員の彼は又吉と同じくサッカー部だったそうで、最近何かの取材時、一緒に地元の中学を訪れたらしい。そのときのツーショット写真をアキに見せていた。(
アキはあまり興味なさそうだった)。わたしは『火花』ちょっと興味ある。
息子とアキはそのまま市民プールに行ったので、わたしは田んぼのあぜ道をてくてく歩いて帰る。れんげがたくさん咲いていた。土を肥やす成分があるから、田植えの前に咲くよう、前年の秋にれんげの種を蒔いておく、このことを「緑肥」というそうな。あぜ道を抜け、最近できたグループホームの前の自販機で「オランジーナ」を買って家に戻った。
夜は漠然とうどんにしよーかなーと思っていたけど、とれたてのキャベツはすぐ食べた方がいいと思って、蒸し鍋に。鶏だんごと、わけぎも一緒に蒸した。あとは、魚焼きグリルを使った焼きなす。

4/11 SAT

昨日、アキが休みを取ったので、今日は三連休のなかびのような感じ。
絵本『ジャムつきパンとフランシス』は古い本だけど、出てくる食べ物がみんなおいしそう。今朝はその中のメニューのひとつを真似して、クリームチーズとトマトときゅうりのサンドイッチを作った。本当はライ麦パンがあれば完璧だったけど、ふつうの超熟で。息子はタイトルにもなっている、ジャムつきパン(いちごジャム)をリクエストしてきたので用意したけど、昨日にひきつづいてあまり食欲がないらしく、少ししか食べない。でも、おなかがいたいのは治ったみたいなのでよかった。二日くらい前に、同絵本のハイライトに出てくる「スパゲッティ ミートボール」も作った。これは(スパゲッティなので、元々はイタリアのどこかの地方料理なのかもしれないけど)アメリカ料理。レストランのメニューでもよく見かけた。やわやわゆですぎのスパゲッティにかければ本場アメリカ仕立てだが、そこは遠慮しておいた。ところで、この本については、昔Birgitteとも話したことがある。彼女にとっても、子どもの頃の愛読書だったそうだ。なぜかデンマーク語訳では、「フランシス」ではなく「Amalie」という名前に変換されていたそうだが。
アキと息子は自転車で畑の様子を見に行き、その後戻ってきて、車で室池公園→東大阪のコーヒー屋さんで豆を買ってさらにその近所の公園で遊ぶ、という一日コースを遂行してくれたので、わたしはめずらしく、梅田に出かけた。目的は靴の試着。買うだけならばネットで買える時代だけど、靴だけはどうしても実際にはいて、サイズ感をたしかめてから買いたいのだ。いくつか試着してみて、気に入ったのもあったけど、ほしい色は売り切れで今日は何も買わず。結局最終的にはネットで買うことになりそうだけど、同じブランドのものでも、靴によってサイズが違ったりするので、やっぱり試着は大切だな、と納得。わたしは幅狭甲低な足をしていることが最近(去年)判明したので、これからの人生はそういう、ちゃんと足に合う靴を探して歩んでいきたいと思っている。23cmとか24cmとかいう長さのみのサイズだけじゃなく。息子連れではないので、ついでに文房具や本など見てまわる。ここで服を見ないあたり、ファッションにいかに興味がないかがわかる。本は、ちえちひろが表紙の絵を描いたという高橋源一郎の『動物記』を探してみたけど、出たばかりだっからか、まだ並んでいなかった。
夕飯は、残り物いろいろ。作ったのは、パッタイだけ。キットになってるのを使って、鶏肉ともやしとニラを入れた。野菜を入れすぎたからか味がうすくなったので、ナンプラーとシーユー・ダムで調整。でも、キットのやつって、指定の時間通り茹でても、必ず麺がやわらかくなりすぎてしまう。

4/10 FRI

朝からしとしと雨。
昨夜福岡に泊まったアキだが、始発の新幹線で大阪に戻ってくるので、9:30ごろ息子と駅に迎えに行く。そしてそのまま幼稚園へ。今日は待ちに待った(注:息子というよりむしろわたしが)入園式。とても小規模な園なので、新入生は9人(息子と同じ年少さんがメインだが、2,3名さらに一つ下の学年、いわゆる「プレ」の子たちもいる)。制服がないので、先日母がくれた青を基調とした綿のセーターを着せてみた。去年、保育園の入園式では、そこそこきれいめの格好の子はいたものの、わりと普段着の子が多かったので、それでいいかな、と思ったのだ。そしたら、息子以外全員びしっとフォーマル、ネクタイや蝶ネクタイまでつけていたので、息子はひとり完全に浮いていた。アキはスーツ、わたしも一応ジャケットを着用していったので、そこはセーフ。といっても、みなさんあまり他人の服装は気にされないような雰囲気の方々。なんとなくだけど、この人たちなら、母同士の付き合いもうまくやっていけるかも…?とのんきなきもちになる。それにしても、子どもたちみんな個性がそれぞれで、見ていておもしろい。一人で頑張ってすわってたけど、イスから落ちて泣いてしまって、そこから最後までお母さんが付き添った子、座っているイスごと移動してゆく子、鼻くそをほじっては保護者席のママに毎回運んでくる子。息子もかなり緊張した面持ちで、両手を頭の上に乗せたり、伸びをしたりしていた(あとからきくと、背中に汗をかいたから、それを乾かしたかったとのこと)。でも自己紹介のときは、堂々と名前を言っていた。歌をうたったり、写真を撮ったりして、親に簡単な説明があるあいだ、子どもたちは工作をして、今日はおしまい。
息子は口には出さなかったけど、かなりナーバスになっていたようで、今朝は5:30に起きた。そして、朝すこしドーナツを口にしたあと、「なんかおなかいたい」と落ち着かない様子。園にいるあいだは大丈夫そうだったけど、家に戻ると、また「おなかいたい」と言いつづけ、昼ごはんは一口も食べなかった。今日は毎年恒例の写真館での家族写真の予約も入れていたので、さっと行ってさっと撮る。すると、帰りの車の中で眠ってしまい、夕方まで起きなかった。強行軍で福岡出張だったアキも一緒にぐうぐう寝ていた。息子は夜もたいして食べず。アキと息子、何時間も昼寝したからきっと夜はなかなか眠れないだろうと思っていたら、ふたりともふつうに寝たので「えっ」と思った。新しい場所で新しい人たちにかこまれたら、大人だって疲れる。おつかれさま。
大人の夕飯は、かつおのたたき サラダ仕立て(レタス、新玉ねぎ、きゅうり、ベビーリーフ)、若竹煮、かぼちゃとれんこんの素揚げ。

4/9 THU

晴れ。ふつかほど続いた寒さはゆるみ、春もとどおり。
昨日わたしが遅くまで本を読んでいたので、朝しゃっきり起きられず、息子に起こされる。そうすると一日のスタートが遅くなって、洗濯やら何やらしてるうちにあっというまに昼前になってしまう。正直なところ「もうすぐ幼稚園始まるし、まあいっか」とやりすごしているここ数日。いずれにせよ、すぐ疲れるので一緒に走り回って遊べないし、この四月から幼稚園がスタートしてくれることがありがたくて仕方ない。お昼前、自転車でスーパーで少し買い物、すぐ帰ってきて昼食。アキが会社のゴルフコンペにて箱でもらってきた辛ラーメンがあって(正確には、上司が「俺、辛いのだめだから」と言ってくれたらしい)、アキは辛いのだめってこともないけど辛ラーメンは好みじゃないらしく、そしてわたしは辛いの平気なので、ひとりでちょこちょこ食べている。今日は、トマトとレタスとたまごとチーズをトッピング、ウェイパーで味を調整、といつもより気合いを入れて作ったのに、さあできた!という段階で手をすべらせて、半分くらいこぼしてしまった。自分や息子にかからなかったのでよかったけど、片付けが大変でテンションが微妙に下がる。
午後はプール。そのプールは二つの市の真ん中にあり、通ってくるこどもの校区も広い。なので、幼稚園もけっこうばらばら。始業式や入園式シーズンなので、まだ子どもが慣れなくて大変…という話でみな盛り上がっている。平日の昼間にプールに送り迎えできるママっていうのは、だいたい専業主婦かパートが多く、子どもも保育園ではなく、幼稚園に行かせてる人が多い。なので年少・年中から入る子がほとんど、だいたい3歳・4歳だ。これが保育園になると、0歳、1歳、2歳くらいで入園というのがメインになる。息子は去年も入園式(保育園)で、今年もまた入園式(幼稚園)をむかえる。幼稚園のママたちは心配ごとは主に我が子のこと、保護者付き合いのことだけど、保育園はそれだけじゃなくて、保護者自身の仕事のことも入ってくる。生活リズムも異なるので、双方の雰囲気はかなり違うが、どちらが優れている、という話にもっていくのはばかばかしい。どちらも違った種類の大変さがある。結果論だけど、保育園ママと幼稚園ママ、両方体験できることになるからよかったな、と思う。
今日はアキが福岡に一泊の出張ということもあり、夜は、また肉じゃが(昨日ののこり)持って行って、実家の夕食と一緒に食べた。

4/8 WED

完全に冬の温度。「ああ、まだ行かずに戻ってきてくれたんだね」と思うわたしはやっぱり冬ずき人間。関東では雪もふったみたい。
夜の雨が残っていて、公園も水浸しなので、午前中は家で過ごす。夕飯準備をアトラクションのひとつにする。にんじん、じゃがいもを切ってもらったり(わたしが包丁に手をそえて)、調味料を入れてもらったり、かきまぜてもらったり。作ったのは肉じゃが。
お昼を食べ、図書館へ。自転車ではなく歩いていったので、あまりたくさん借りると重くて運べないな…と思っていたら、息子が早々と本棚からひっぱりだしまくって10冊以上つみあげている…!予約してた本もあるので、「そんなにむりむり!」と止め、仕方ないので、その場で全部読むことに。息子がつんだ本は(以前のトーマスのように)「これ!」といった目的があるわけではなく、はっきりいってテキトーだ。なので、読んでみないと、本の善し悪しがわからず、ばくちのようなおもしろさがある。今日は、のりもの絵本で有名な「鈴木まもる&竹下文子」夫妻の『かえっておいでアホウドリ』をひらいて、はっとした。これまでの本の作者紹介を見て鈴木氏に「鳥の巣研究家」という別の肩書きがあるのは知っていたのだが、彼の描く鳥の絵は、初めて見た。本気だ…本気で鳥が好きなんだ…と伝わってくる絵だった。そういう情熱に出会えると、とてもうれしい。
おやつを持ってくるのを忘れたので、和菓子屋でプリンを買い(和菓子屋だけどなぜかプリンがある)、公園へ。だんだん晴れてきて、気温も朝よりは上がった。小学生の女の子がふたり、ブランコをおもいきりこいでいて、ときどき、伸びた桜の枝に足が当たって、花びらがはらはらと散る。その子の靴も、ピンクだった。帰り道、母に会う。「冷凍庫にかつおのたたきと、冷蔵庫にある水煮したたけのこがあるから持って帰り」と言われたので、実家に寄って、そのとおりにする。息子が実家でごはんを食べたいと言い出したので、いったん戻ってお風呂に入り、朝作った肉じゃがを持参。実家の夕飯(たけのこごはん、しめさばなど)と取り合わせて食べ、すこしのんびりしてからマンションに戻る。アキは会社の飲み会があるので、遅い帰宅。おなかは全然すいてないのに、なんだか「水気があって、甘酸っぱいもの」がむしょうに食べたくなり、冷蔵庫をあけたらトマトがあったので、ひとつまるごとかじって食べたら、すごく満足した。

4/7 TUE

冬の空気が戻り、久しぶりにふとんから出にくい朝。風もあって、桜がはらはら散っている。4月から始まった『まれ』は、今のところとにかく明るくて、見ると元気になる。最近の連ドラ『マッサン』『花子とアン』『ごちそうさん』ともに、出だしこそ明るかったが、(どれも後半、戦時中に突入することもあり) だんだん暗い雰囲気になって、朝から見るのはしんどかった。長丁場のドラマだと、ただただ明るく続けてると単調になってしまうので、ドラマ性を保つための策なのかな、とは思う。だからこそ、『あまちゃん』のすごさが際立つ。途中、震災の場面をはさんだにもかかわらず、明るさをずっと失わなかった。そして最高におもしろかった。『まれ』もそうあってほしい。
午前は、保育園で遊び、午後はプール。
夕飯は、鮭の塩焼き、じゃがいもオムレツ、春菊の納豆和え、サラダ(レタス、トマト、アボカド)、かぼちゃのスープのこり。鮭は、生鮭に塩をふって2日置いたもの。いつも買うスーパーの安い切り鮭は、塩をふりかけたりすりこんだりするのではなく、時間節約のため機械で塩水を注入しているらしく、それと自分でやるのとでは味が違うのか、確かめてみたかった。結果、劇的な違いは感じず。しかし息子は「いつもとちがうあじ」と気がついていた…!オムレツに使ったじゃがいもは、小さめの新じゃがだったので、皮ごとローストポテトにしてみたのだけど、食べてみると思ったより皮にアクがあって、むかざるを得なくなり、むいてしまったらなんだか見た目が貧相になったので、オムレツにしたのである。

4/6 MON

朝からすっきりしない天気。気温が少し下がったので、桜がながもちするかもしれない。
息子は、昨日アキが段ボールで作った剣をふりまわしてニンニンジャーになりきっている。ふりまわしすぎて折れた箇所を、さらに段ボールやテープで補強し、補強したところに折り紙の手裏剣をはりつけてゆく(←作業するのはわたし)ので、なんかだんだん立派な剣になってきた。
お昼ごはんのあと買い物へ。この時間帯が、一番スーパーがすいている。すいてる方がもちろん動きやすくて好きなのだが、息子は「あんまり ひとが おらんなあ。スーパーくん かなしいんちゃう」と、スーパーの身になって同情していた。
夕食準備をしてから、保育園の園庭解放へ。4月に入ったので、先生の顔ぶれが少し変わっていた。
園でも、家でも、同じ絵本を読んだ。『かもさんおとおり』。ボストンの街並みが描かれている。古い本だけど、たぶん今もそんなに街の景色はかわらないんじゃないだろうか。LAに住んでる頃、旅行ではじめてボストンを歩いたときは衝撃だった。まだヨーロッパに行ったことがなかったので、「こんな街に住みたい!」と憧れた。いま訪れたらまた違った感想を抱くかもしれないけど、半年とか1年くらい住んでみたい気持ちも少し残ってる。『かもさんおとおり』はセピア色だけで描かれていて、とても素敵な絵本。
夜は、昨日のロールキャベツの残りとソースを利用したドリア(ごはんを混ぜて、上にブロッコリーとベーコンとチーズをのせて焼いた)、かぼちゃのスープ、めかぶ。

4/5 SUN

朝から雨。昨日帰宅が遅くなり、夕飯も遅くなり、必然的に寝るのも遅くなったので、家族全員遅起き。たまごやベーコンなど焼いたり、トマトを切ったり、トーストを焼いたりして、けっこうちゃんとした朝食。午前中アキは出かけたので、息子は今朝録画したてほやほやの『ニンニンジャー』『仮面ライダードライブ』を見て、わたしは家事など雑用をすます。『ドライブ』は息子はまだほとんど興味無しだと判明。『トーマス』ブームも9割方去りつつある。とにかく『ニンニンジャー』一辺倒、「しゅりけんへんげ(又はしゅりけんにんぽう)!」とか「あか(又はあお、き)ニンジャーしゅりけん!」とか「ニンニンニン!」と、朝から晩まで言っている。今日も、折り紙で手裏剣を2つ作った。
午後は、アキと息子は市民プールへ。昨日開拓したところが気に入ったらしい。一番近いし、値段も安いし、改装されたばかりでぴかぴかなので、おそらくしばらくはそこが行きつけになるだろう。二人が帰ってくるのと入れ替わりに、わたしがひとりで車を受け取り、図書館で本を返却&借りたあと、生協のスーパーへ。「明日は何にしよう〜」と悩んでいる奥さんの横で「明日は明日の風が吹くんじゃない?」などと気取っている夫がいたので、イラッとした。そんな場面でそんなセリフを使うのもダサいし、そもそも今日のうちに明日の分も買っておけば、明日奥さんは買い物に行かなくていいわけだ。
夕飯のメインは、トマトソースのロールキャベツ。何年か前まではよく作っていたのだが、ルクルーゼレシピ本に「ロールじゃないキャベツ」というのが載っていて「ロールにしたところで味は変わりない」という一言があり、「たしかにそうや。巻く手間が無駄やな」と納得して以来、巻かずに同じ材料をごった煮のようにしていたのだが、ひさびさに作ってみたくなった。巻くと時間がかかるのは事実だけど、見た目が美しいし、ナイフとフォークで切って食べるのも楽しい。ということで、わたしの中では「ロールキャベツ」と「ロールじゃないキャベツ」は別のレシピに分類されました。時間があるときは、やっぱり巻いていこう。今日のレシピでは、はがしたキャベツを(巻きやすく)やわらかくするため、「鍋でゆでる」のではなく、「耐熱容器に入れてラップをかけ、2,3分チンする」というのが新しかった。
夜、友人からメールがきっかけで、「最善をつくす」ということについて考えこんでしまう。言葉にするのはかんたんだけど、なんて難しいことなんだろう。自分では最善だと思っていたら、相手にとっては全然ちがうこともあるし、いろんな理由によってあえて最善ではない道を選ばなくてはいけないこともある。ときには次善、次々善で妥協しながら、しかし最善をめざすことをあきらめない、そんなしぶとさや粘りを、生きる強さというのかな。

4/4 SAT

予報では週末雨のはずだったけど、うすぐもり、青空も見えて、絶好のお花見日和。しかしアキと息子はプールへ。全天候型でとりあえず市民プール。しかも今日は新たな市のやつを開拓していた。
お昼、息子に「何が食べたい?」ときくと、「ぎょうざとしゅうまい」という答え。うーむ、その両方が手軽に食べられるところ…、というわけで「餃子の王将」へ。あまりに安いので、使ってる食材に不安を抱いてしまい、わたしは好んで行くことはないのだけど、たまにはいいかな、と。頼んだ餃子が1分くらいで運ばれてきたので、まさにファーストフード。でも、シュウマイを頼む人はめずらしいらしく「蒸し上がりまで15分くらいかかりますがよろしいですか?」とのこと。
午後、アキがちょっとだけ会社に行かなくてはいけない、というので、一緒に車に乗って堺までついてゆく。用事は10分くらいで終わるそうだったので、わたしと息子だけ大仙公園でおろしてもらって、遊んで待っていた。2年前の今頃そのあたりに住んでいたので、よく知っている公園。いろんな種類の桜がとりどりに咲いて、たくさんの人がお花見にやってきていた。遊具のある広場に行くと、紙芝居屋さんが。クイズに当たったら、水飴やチョコレート、えびせんなどがもらえるらしい。たとえばつくしの写真を見せて「これはなんの植物でしょう?」とか。だいたい幼稚園くらいの子たちが集まっていたので、わりとむずかしめのクイズ。みんなお菓子がほしいので「はい!」「はい!」と手をあげるのだが、当てられると「うーん」となってしまう。そしてまわりの誰かが教えようとすると「こらっ、あたった奴以外はだまっとけ!!」とおじさんの怒号が飛ぶ。今や絶滅危惧種の怖い(本当は優しい)大人だ。息子は(自分の好きなお菓子が何もなかったからか)あまり興味をしめさず、売店の方へ行ってしまったので、ミルクキャラメルを買った。彼にとっては初キャラメルで、最初「かたい」とかむのに苦労し、最後は「は にくっつく〜」と言っていた。それから、草っぱらの方へ駆けてゆき、木の枝をあつめて遊ぶ。遊具で遊ぶ姿を見て、2年前と遊び方が全然ちがうので「たくましくなったなあ!」と思う。急斜面で一人じゃすべれなかったすべり台を平気でびゅんびゅんすべっていたり。途中でアキも公園に合流。
その後、鶴見のアウトレットに寄り、わたしのスニーカーなど探したけれど、いいのは見つからなかった。マタニティウェアだけ一着買う。息子が「きょうのよる カレー つくりたい」と言ったが、そんな時間はなさそうだったので、無印でレトルトのカレーを買って帰る。そして家に帰り、パックをあけて注ぐときに「忍法 カレーの術」と言うと、すごく喜んでいた…。

4/3 FRI

昨夜、友人から受け取ったメール。自分には直接関係ないことなので、冷静なつもりだったけれど、心が受け止めきれなかったらしく、まともに悪夢となってあらわれ、夜中何度も泣きながら起きた。そして朝起きると、目の焦点が合わなくなっていた。無理に焦点を合わせようとすると、頭痛や吐き気がする。今日は午後から雨だとわかっていたので、午前のうちに息子を外で遊ばせたかったけど、どうしても無理。食事の準備、洗濯という最低限のことだけして、ふとんに横になる。もうこんなときは『ニンニンジャー』頼み。息子は見終わると、わたしのことを心配して、水などくもうとしてくれる。しばらくうとうとしていたら「こぼれちゃった〜〜」という泣き声。わたしが「お水は今いらんよ」と断ってしまったものだから、じゃあ何がいるんだろう、と考え、冷蔵庫から豆乳を出して、注ごうとしてくれたらしい。起き上がって行ってみると、机の上にはミニぶどうゼリーも置いてあって、その親切心に打たれた。片付けて、また寝転がっていると、おなかの中の赤ちゃんがぐにゅぐにゅとこれまでになく激しく動いている。おなかの上から、つついてみると、はっきりとした反応があっておもしろい。そうこうしているうちに、だんだん元気になってきた。子どもといると大騒ぎだけれど、そのエネルギーはあくまであかるく、未来を向いている。昨日の悪夢ではその反対のエネルギーにやられたので、今日は完全に、子ども二人に癒されたな、と思った。
夜、来客予定があったので、お昼を急いで食べて、猛然と夕飯作り、掃除。そして急いでマット先生へ。4月から息子もカナちゃんも幼稚園が始まるので、木曜午前→金曜午後に変わったのである。カナちゃんは昨日入園式だったらしい。マユミさんに「どうやった?」ときいたら、「大変やった……」とのこと。何が大変って、一時間の式の間中、親と離れるのに慣れていない子どもたちの泣き声が体育館中にうわんうわん響き続けていた、と。家の中で自分の子どもが一人泣いてるだけでも疲れるのに、何十人という子どもの泣き声を長時間きかされたら、そりゃあぐったりしてしまうだろう。ちなみにクールなカナちゃんは、もちろん泣かずに、すましてイスにすわり、2,3度ちらっと親の方を振り返っただけだったそうだ。
英会話終了後、セガミで買い物して、そこから車で5分くらいの前ちゃんの実家に向かう。前ちゃん本人はもう東京に戻ったのだが、あいこちゃんと龍くんはまだこっちにいるのだ。二人を乗せ、帰宅。昨日わたしが見た悪夢の話をさせてもらう。実は、この話に限っては、アキや他の友人に話しても意味がなく、あいこちゃんじゃなくてはいけなかった。彼女が大阪にいたのも、今日会う約束をしていたのも、本当に偶然だったのだが、天のはからいを感じた。賢い彼女は、わたしが1言えば、10わかってくれて、ずいぶんラクになった。
夕飯は、タイ風鶏もも肉のオーブン焼きサラダ仕立て(レタス、トマト、パクチー、スナップエンドウ)、お味噌汁、昨日の残りのポテトサラダ。デザートは、おみやげのアップルパイ。

4/2 THU

晴れ。22℃まであがり、桜はいよいよ満開。小学生の男子たちはそれぞれ自由な服装をしていて、真冬用のジャケットを来ている子もいれば、ノースリーブの子もいて、ロンドンの街の風景を思い出す。あの街では、年中、世代を問わずに、人々の服装にはばひろいバリエーションがあった。天気予報では、「明日からは雨の日がつづくので、今日がまさにお花見日和です」とくりかえし言っている。公園には、子連れ、お年寄り、学生など、平日ヒマグループが根こそぎ外にくりだしてきている感がある。もちろんわたしと息子もその一員なのだが。びっくりしたのは、おばあさんたちのグループが公園にキャンプ用のテントを貼って、めちゃくちゃ本格的にくつろいでいたことである。こうなるともはや「ヒマグループ」などとひとくくりしては申し訳ない気も。お花見、とまではいかなくても、樹の前でふと足をとめて、携帯で写真を撮る人たちもたくさんいて、ああ、今だけの景色だなあと思う。
今日はマット先生もプールもないので、徒歩でシーソー公園へ。冬の間は、30分でも1時間でも平気で歩けたけど、急な暑さ、そして日増しに重くなってくるこのおなかのせいで、前ほどらくには歩けない。途中、休憩をはさみながら、どうにか往復。やっぱりわたしは、寒さより暑さに弱い。息子は家に着くなり、最近気に入りのカルピスをがぶのみしていた。遅い昼食は、サッポロ一番の塩ラーメンに、残り物の豚ひきにくキャベツの具をのせたもの。担々麺みたいでけっこういける。
午後になると雲がひろがり、ちょうどよい気温に。「ああ、朝じゃなくて、昼以降に公園に行けばよかったかな」と思ったけど、最近、遅寝遅起きペースになってしまっている息子を疲れさせるにはあの陽射しが必要だったので、まあいいかと思う。夕飯の準備をして、16時頃、またてくてく歩きにでる。ミニストップで「あまおう苺ミルクソフト」が売ってたので、バニラとのミックスを一つ買って、息子と公園で食べた。ソフトの色合いが、目の前につらなる桜とよく似ていた。
夕食は、キャベツとにんじんと豚肉の大根おろし重ね蒸し。これは冬の定番だけど、今日は変わったソースを作ってみた。母がくれた無糖のピーナツペーストがあったので、インドネシアのガドガド風ソース。あとは、アンチョビと枝豆のポテトサラダ、お味噌汁。ポテトサラダは、新じゃがだけを使うつもりだったのだけど、足りなくて、たまたまあった「インカのめざめ」(じゃがいもの一種。中の黄色がすごく濃い)も混ぜたら、クリーム色と黄色がまだらに混ざり合い、そこに枝豆の黄緑も加わって、目に楽しいサラダになった。
夜は、もくろみ通り疲れきった息子が20時台に寝てくれて、ほっと一息。

4/1 WED

朝から霧吹きで吹いたようなこまかな雨。「春雨」という言葉がぴったりだ。気温はあくまで高く、桜の開花はいっそうすすむ。空に雲はあるけれど、なんとなく光が透けてみえるような白さで、桜の花がそこにかさなり、幽玄な雰囲気をかもしだしている。桜の精がいるとしたら、ぱきっとした晴天の日より、こういう日にあらわれそうだ。
昨日はわりと活動したので、今日はのんびりめ。午前中は、折り紙したり、絵本を読んだり。八方手裏剣というものを折ってみたら、予想以上に大きくなってしまい、クリスマスのかざりみたいになった。折り紙って、子どものころ難しくて挫折したようなレシピがたくさんあり、今でもその感覚で「あ、これは難しいから無理かも」と思ってしまう。でもいざやってみると、わりにすんなりできるので「おぉ、わたしって大人になったんやわ…」と感慨深くなる。あと、動画で作り方を追えるようなったのも大きいと思う。平面図だけじゃどうしてもわからないようなところが、一発で理解できる。絵本は、岩井 俊雄『100かいだてのいえ』、フェリクス・ホフマン『ねむりひめ』など。ホフマンの本は、本当に美しい。
そういえば、今日ちょっとおもしろいものを手に入れた。シャチハタのえんぴつけずり「ケズリキャップ ツイン」。ペットボトルにセットする簡易な削り器(400円くらい)。本を読む時に、赤線や青線を引いて読むことが多く、今までは色つきボールペンを使っていたのだが、やっぱり色鉛筆の方がやわらかな描き心地で線を引きやすい。調べると赤青鉛筆(両サイドに芯が出るやつ)にもいろんな配分があり、赤:青が3:1のやつがあったので、それを買うことにしたついでに「ケズリキャップ ツイン」も見つけた。ツインと名のつくだけあり、穴が二つあって、鉛筆用と色鉛筆用にわかれている。こういう簡易の鉛筆削りは昔からもってるのがあったけど、なんかいまいちうまく削れないので、色鉛筆はカッターで削ることにしていた。でも、今日試してみてびっくり。進化してる。スムーズに削れるし、全然折れない。ペットボトルの中で削れてゆく様子が見えるし、カスがたまっていくのがおもしろいらしく、息子も喜んだ。
夕飯は、鮭の生姜焼き。生鮭って、ムニエルとかホイル焼きばかりで飽きてきたので、新たなるレシピに挑戦。定番決定になる美味しさ。下味はつけずに、片栗粉だけはたいて両面焼いて、あとからタレをからめる。添える野菜は、れんこん、アスパラの素揚げ。
朝起きたのが遅く、昼もあまり動いてないので、息子が全然寝ない。なので、夜もまた絵本や童話をたくさん読む。嵐山 光三郎 (著) 安西 水丸 (イラスト)『ピッキーとポッキー』シリーズなど。

3/31 TUE

高い気温につつまれて、桜がどんどんひらいてゆく。
今日は火曜なので本来ならプールの日だが、今週はスクールがおやすみ。そして明日からは天気がくずれる模様なので、今日何かしなくてはいけない気になってくる。やっぱりお花見かな〜と思っていたら、息子がまたしても「トーマスでんしゃにのりたい」とリクエスト。「よっしゃ、いくか」と、BLTサンド(息子のは、LT抜きで、ベーコン炒めた同じフライパンで炒めたキャベツをはさんだBCサンド)を作り、出かける。駅に行く途中でいきなり「おなかすいた〜」と言われたので、さくら公園に寄って、ほぼ満開の木々の下、半分だけサンドイッチを食べる。今回のラリーポイントは、星ヶ丘と河内森、そしてひらパー入り口。河内森ではスタンプをもらうだけでなく、少し散策。山が近い。遠目で見ると、こんもりとした緑の中に、淡いかすみのようなさくら色がぽつぽつと。駅から少し離れた公園でお花見しながら、残りのサンドイッチを食べる。それから、(せっかくフリーパスがあるので)郡津駅でもおりて、駅前のケーキ屋さん(とよみさんにきいた)のプリンを買った。そして枚方市へ戻り、京阪本線の枚方公園駅でおりて、ひらパー入り口で3つめのスタンプ&「ヒロ」のバッジをゲット。「今日はひらパーの中には入らんよ。バッジもらうだけね」と言い聞かせていたので、すんなり踵を返すことができた。水筒の水を飲み干してしまったので、自販機でカルピスを買い、ふたりで分けてごくごく飲む。これだけ色々やっても、先日の大津線ラリーにくらべたら、全然元気だ。あれはさすがに遠かった…。帰り道、保育園に寄り、1時間半ほど遊んで帰る。
夕飯は、キャベツと豚ひき肉丼。これは香ちゃんちでごちそうになって以来、気に入ってたまに作る。しょうが、にんにくのみじんぎり、豚ひき肉を炒め酒をふり、みじんぎりのキャベツも入れて炒め、塩こしょう、そのあと白だし、しょうゆ、砂糖、みりんで味つけ。ごはんに焼き海苔を散らし、具と卵をのせる。卵はレンジでかんたんに半熟目玉焼き(風)が作れることも、このレシピで知った。耐熱容器にわりいれ、ラップをかける。時間が足りないと固まらないし、やりすぎると爆発するので難しいのだが、うちのレンジでは、600Wで50秒というのがベストだと判明。あとは、冷や奴(トマト、おろししょうが、ちりめんにだししょうゆ)、ひじきと新玉ねぎスライスのポン酢和え、粕汁残り。

3/30 MON

朝はひんやりしてるけど、昼は初夏のよう。息子が半分くらい咲いた桜を見て「もうすぐ はる がくるで」と言うので「いやいや、もう春まっさかりよ」と伝える。もしかしたら子どもにしてみれば、どうして大人は季節のうつりかわりを断定できるのか不思議かもしれない。じつは大人も、五感をフルに使って感じ取っているのだけど。
息子の鼻水がとまらないので、小児科へ薬をもらいに行こうとしたら、「あるいていく」と言い張る。息子が車ではなく歩きたがるのには理由がある。車だと「おはなし」できないからだ。つまり、即興創作童話をするにはあるていど集中力が必要で、運転中にわたしがそれをすると、そっちに完全に気をとられて、運転の方がおろそかになってしまう(経験済み)ので、徒歩のとき限定にしている。まあ、天気もいいし、いっか、と往復5キロの道のりを歩いたのはいいが、予想以上に暑い!完全に冬仕様(タイツとか腹巻きとか)で出かけてしまったので、汗がだらだら出てくる。息子は上着をぬぎ、シャツの上着のそでをめくっていた。歩く速度はあくまでゆっくりなのだけど、陽射しと暑さにやられて、バテバテで帰宅。昼食後、ほんとうはすぐにでもスーパーに買い物に行きたかったのだが、動けなくて横になる。そしたら、わりと早起きだった息子もいつのまにか横にきて、二人で30分くらい昼寝。少し回復したので、やっと買い物。でも手をかけた料理をする気力はなかったので、魚はブリの刺身を買った。お刺身って、ただ買って(もしくは切って)お皿にならべるだけなのに、手抜き料理に見えにくい気がする。数日前作った筑前煮がかなりあまっていたので、焼いた鮭とともに粕汁の具にする。あとはレタスとトマトとスナップエンドウのサラダ、納豆、そして刺身。予想通り、息子は粕汁の具を少し食べただけで、あとは白ごはんしか食べなかった。サラダのドレッシングは、定番のレモン、塩、オリーブオイルだけど、この前買ってみた岩塩を使ったら、味がきりっと引きしまった。

3/29 SUN

朝から雨の日曜日。
前田夫妻が、3ヶ月になる龍くんを連れて前ちゃんの実家に帰ってるという。午後は予定があるけれど、午前中は空いてるとのことだったので、朝9時頃からうちで会う。朝ごはんは、アキがBielleのパンを買ってきてくれた。あとはフルーツとかコーヒーとか。龍くんはふくふくしていて、抱っこするとあたたかかった。ああ、もう少ししたらわたしもまた、このやわらかくていい匂いがする生き物を毎日抱っこできるんだ、という期待がふくらむ。前ちゃんもあいこちゃんも元気そう。あいこちゃんは、お母さんの顔。朝食後、前ちゃんとアキは少し日本酒を飲んでいた。11時頃、わたしの運転で、二人を送っていく。前ちゃんの実家はもともとは北摂だったが、今はうちの近く、車で10分くらいのところ。だから、彼らが帰省すれば簡単に会える。
送り届けたあと、息子をヒロにパス。建築家 藤井厚二が手がけた「八木邸」がわりと近所にあり、それが公開されているので、アキと二人で見に行った。日本家屋がベースにはなっているけれど、欧米のデザイン、機能もうまくとりいれられている。でも決して「欧米かぶれ」というわけではなく、あくまで日本の気候、風土に合わせた機能的なつくり。今のところ、家を建てる予定はまったくないが、アキとふたりで興味深くみてまわった。
午後は、昨日にひきつづき、アキが市民プール(今日はスライダーがない方)に息子を連れ出してくれる。雨で、暖房がいらないくらいあたたかいので、久々に洗濯物を乾燥機にかけた(エアコンをつけるときは室内干しする)。乾燥機のブーン、グルグルという低い機械音、そんなに嫌いじゃない。
ニンニンジャーにはまりまくっている息子のため、折り紙の手裏剣をつくる。「今をときめく若き忍者は、忍びなれども忍ばない!」というのが番組の謳い文句だが、「じゃあ忍者ちゃうやん」と言いたくなる。
夜は、うどんカルボナーラ(ブロッコリー入り)、お味噌汁。『花燃ゆ』見て、絵本タイム。『からすのせっけん』『おおきなかぶ』『 おやすみなさいのほん』。三冊目は、「かみさま あなたの けものや うたう ことりたちに しあわせを めぐみ、 ものいえぬ ちいさな ものたちを おまもりください。」という言葉で終わっている。

3/28 SAT

早朝、息子の咳の声で起きる。断続的とはいえ、ぜんぜんとまる気配がないので、この前大根を切って、はちみつにつけておいたもの(水分が抜けた大根は取り出して筑前煮に入れた)をお湯でわって、のませてみる。「いらん」と言ったけど、「ちょっとでいいから!」と説得してふたくちだけ。そしたら5分くらいでぴたっと止まって、また眠ることができた。
午前中は、ひさびさにアキがいる週末ということで、息子のリクエストでスライダーつきの市民プールへ。そのあいだ、わたしはぼうっとしていた。いや、実はノートをひろげて新しい話を考えていたのだが、まだ書き始めたわけではないので、はたから見たら、ほんとうにただぼーーっとしてる人である。そうやって時間が過ぎ、プールから上がったアキから電話。うどんや「あさひ」に名物天カレーうどんを食べにいこうということになり、準備してマンションの下におりる。久々の天カレーうどんは、おいしいのはおいしいけど、以前食べたときほどの感動はなかった。そして重くて、胃がもたれてしまった。
午後、アキと息子は畑にじゃがいもを植えにいったので、わたしは掃除などかるくする。昨夜の寝不足もあってしんどくなり、ふとんを敷いて横になる。胃が、子宮に圧迫される感覚。あと2週間くらいで妊娠「後期」に入るのだが、後期になると、そうやって胃が圧迫されて、つわりの再来のような状態になる場合があるという。息子のときにはそういうの全然なかったので油断していたのだが、今回は気をつけなくては。つまり、一度に食べる量を調整すればいいのだと思う。夜、実家でお好み焼きに呼ばれていたのだが、あまりにも苦しくて動けず、アキと息子だけ先に行ってもらう。結局何度か吐き、やっとラクになったので、作っておいたトマトのおひたし(トマトを湯むきして、だし汁につけておくだけ。今回使ったのは、ミニトマトでもなく、ふつうのトマトでもない、てのひらサイズのかわいいやつ)とお芋チーズケーキを持って実家に行くと、「テレビがうつらない」という昭和のような事態になっていた。何かの回線か、接触の具合のようなのだが、受信機やテレビの角度を変えたらちょっとうつったりして、ますます昭和っぽい。結局うつらずじまい。
家に戻り、息子を寝かせたあと、アキが中国の得意先からもらったという「白茶」を飲む。昨日飲んだ鉄観音は「青茶」だったが、「白茶」は、半分発酵の青茶よりも、短い時間(ほんのちょっとだけ)発酵させたお茶。つまりさらに緑茶に近い。若い葉っぱとか芽だけ使われていて、全然揉まれていないので、しゅっとまっすぐな茶葉。飲み口はあくまで軽い。

3/27 FRI

朝はぐっと冷えこむが、昼は汗ばむような陽気。乾燥しているし、欧州の夏のような気候。
先週のアキの誕生日は本人がいなかったので、家族で祝い直そうと、駅向こうにケーキを買いに行く。その店の存在は昔から知っていたけれど、行ったことはなかった。店名がドイツ語であることからしてわかるように、質実剛健なケーキらしい。が、行ってみるとつぶれていて、店はどこにもなかった。「ケーキ買おう」と息子を誘い出して行ったので、あからさまにガッカリしている様子。どうしようかな、別の店で買おうかな、と思ったが、しばらくすると彼が「じゃあママとつくろうか」と切り替えてきたので、その案に乗る。先週作ったチーズケーキとはまた違うレシピの、さつまいもチーズケーキを焼くことに。スーパーでクリームチーズなど買う。あまりに天気がいいので、お昼は外で食べたいと、おにぎりを持参していた。さくら公園に寄ってみたら、春休み中だからか親子でごったがえしていて、ベンチがいっぱい。少し離れた空き地の石の上にすわる。そばには白いスイセンが咲き誇っていて、むせかえるような香り。食後、公園のすべりだいで少し遊ぶ。スーパーの帰りにもらった風船があったので、それを投げ合いっこして遊んでいたら、5分くらいして、息子がさわった瞬間パン!とわれてしまった。自分の手の中で風船がわれたことが大ショックだったらしく、大泣きしながら帰宅。たまたまわたしと投げる場所を入れ替わった直後にわれたので、そのせいだと思ったらしく、「なんでママ、ばしょかわったんや。だいじな ふうせんが だいなしや!」と怒り心頭。まあまあ風船というものは君が思ってるより簡単に割れるもんやで、となだめていたら、どこかで気を取り直したらしく、「かしゃ(貨車)みにいきたい。ロンドンにいけばみれる?」と唐突な質問をしてきたので、「ロンドンまでいかなくても、日本で見れるよ」と答えた。
家に帰ってあらためてレシピを見ると、まずさつまいもをふかさなくてはいけない。そして生クリームを買い忘れたので、炊飯器にいもをセットして、息子の自転車で最寄りのスーパーに行く。またその公園でも少し遊び、帰宅。ふかしあがったいもをマッシュし、砂糖やらバターやら卵やら、ハンドミキサーで次々混ぜる。そのまま焼いてもよかったのだが、「なめらかにしたい場合は、ザルで漉す」と書いてあったので、やってみる。これが一番大変だった。そして焼く。しかし実はこれ、一晩冷蔵庫で冷やして食べるものなので、今夜すぐは食べられない。結局アキにメールして、何か買ってきてもらうことに。
夕方、息子が「きょうこちゃんとスカイプしたい」と言うので、つなげる。二人がしゃべってるあいだに、わたしは夕食準備など。タイにいる妹に子守りをしてもらえるなんて、便利な時代である。
夕飯は、きじやき丼、ししとうを焼いたもの、筑前煮残り、大根とキャベツと豆腐のサラダ、お味噌汁(かぼちゃ、玉ねぎ、うすあげ)。
アキはCODOMO(フロレスタが経営してるレストラン)のケーキをミルフィーユとロールケーキを買ってきてくれた。ここのは、クリームが上品な甘さなので、とても食べやすい。それから、中国土産の鉄観音(てっかんのん)茶を飲んだ。青茶(緑茶は発酵させない、紅茶は完全に発酵させる。青茶はその間、半発酵茶。烏龍茶全般がこの青茶の一種)を飲むのは久しぶり。烏龍茶といっても、サントリーの烏龍茶とかよりも苦みがなく、どちらかといえば、緑茶に近い軽い味わい。ぎゅ~っと揉まれているので、お湯をそそぐと、葉っぱが何倍にも大きく広がる。

3/26 THU

朝から晴れる。陽射しのもとに出ると、ぽかぽかあたたかい。
朝はマット先生。あいかわらず息子は大暴れ。正直なところ、「まだ早いのかなー、つまんないのかなあ」とも思うので、継続を少し悩む。とりあえずもうちょい様子を見よう。妊娠して食の好みが変わり、何かを熱烈に食べたくなる(英語だと、craving という単語を使うみたい)という話になり、わたしとマユミさんは共通して「つわりのときはポテト」だったね、と。じゃがいも系が食べたくなる人、日本では多い気がする。でも、マット先生が出したのは、「たとえば、いわしといちごジャムを合わせて食べるとか」という例だったので、びっくりした。
午後はプール。帰ってすぐお風呂。息子と一緒に入ると、貼ってある「ひらがな50音」のシートで遊ぶことになるのだが、「おはよう」とか「じゆうちょう」発音は「おはよー(おはよお)」「じゆうちょー(じゆうちょお)」なのに、どうして最後「う」で終わるのか?ということが納得いかないらしい。まったく同じ質問を昔、Annaにされたことがあるのを思い出す。(彼女はちょっとだけ日本語のクラスを受けてた)。他にも「せんたっき」というのにスペルは「せんたくき」なこととか、けっこう音と書き方が違うものがある。
夜19時半ごろ、17日ぶりにアキが中国から無事帰宅。かの地では、接待三昧で、連日ごちそうだったらしいので、家ではふつうの和食が食べたいだろうと思い、あっさりしたメニューにした。塩さばの粕漬け(自分で酒粕ペーストを作った)に大根おろしと大葉を添えたもの、ブロッコリーのゴマ和え、納豆、筑前煮、みそ汁。疲れてるから早く寝たいだろうなあ、と思ったけど、つもる話がありまくりで、結局、息子が寝たあと数時間しゃべりまくる。こういうとき、夫婦としてよりも(元々気の合う)友達としての側面を強く感じる。そしてそれはすごくハッピーなことだと認識している。
夜中、千絵ちゃんとLINEチャット。彼女はイギリスの家をひきはらい、マークとともに佐賀にすみはじめた。当面日本にいるようだ。地域のコミュニティが強い土地柄、「今度、近所の班集会に行く」ことになったらしい。班長さんが、二人を地域の人々に紹介してくれるとのこと。「差し入れにまるぼうろ買った」と言うので、「え?!マルボロ?!(佐賀の田舎のじーさんばーさんたちは意外とハードボイルドな班集会をするんやな…)」と驚いたら、まるぼうろとは、佐賀の銘菓だった。

3/25 WED

桜のつぼみが凍えてるんじゃ、と思うくらい寒い。雪も舞う。
朝から息子は「ゆうまくん」コール。あんまり早く行って起こしても気の毒なので、お昼前に実家へ。母が「駅前にでもお昼食べに行こう」と言い出したので、4人で回転寿司へ。息子はあまりおなかが減ってなかったらしく、ほとんど何も食べず、デザートのソフトクリームを半分だけ食べた。わたしはそのまま同じ建物内のスーパーで買い物して帰りたかったので、ゆうまに息子をまかせる。保育園の園庭解放で1時間以上遊んでくれたみたい。買い物のあと、自転車で図書館に予約本を受け取りに行く。「『こどものとも』人気作家のかくれた名作10選」というのがあることを知り、ぜひ読んでみたくなったのだが、数年前の福音館書店の限定復刻だったらしくもう手に入らない。なので、10冊すべて借りた。うちの市の図書館は決して充実してるとは言えないが、絵本はだいたいそろっている模様。ついでに、お弁当の写真が表紙だった『天然生活』最新号をぱらぱら眺める。もともと雑誌は買うことはおろか、立ち読みすらしないタイプの人間、その上いまは子どもがいるので、ますますその存在から遠ざかっている。というくらい雑誌に疎いわたしは知らなかったのだが、『天然生活』は「ていねいな暮らしを楽しむ雑誌」というふれこみのよう。良質な雑誌だと思う。しかし紹介されている工夫を凝らしたお弁当や、自然に囲まれたセンスの良い家などを眺めていると、あまりにも自分の生活とかけ離れていて、もやもやしてくる。間違ってもお弁当に冷凍食品なんて入れないし、主婦になっても当然おしゃれは忘れない、子どもがいても家はきちんと片付いている。パタン……と力なく雑誌をとじる。もちろん、あくまでも「編集」された情報であることはわかっているし、役立つ情報も色々ある。(たとえば、「トマトのおひたし」っていうのがおいしそうだったのでさっそく作ってみるつもり)でもやはりわたしは、西原理恵子の漫画「毎日かあさん」の方に100倍すくわれる。
夕方、東京に帰るゆうまを見送り、実家にて、わたしと息子のみ早い(17:30頃)夕飯をいただく。それからしばらくお茶などして19時前に「マンションに帰ろうか〜」と言うと、息子が「まだばんごはんたべてない」という。「へ?たべたやん」と返すと、「あれは ゆうがたのごはん!」彼の中では夕飯と晩ご飯は別物だったのか! というわけで、帰宅後、またおにぎりなど食べている。
わたしは妊娠してもあまりおなかが目立つ方ではないらしい。それでも7ヶ月も半分をすぎ、だんだん足の爪を切るのが大変になってきた。そんなわたしのおなかを見て、息子が「ママ、さかみちでこけたら ゆきだるまみたいに ころがるんちゃう」。
寝る前の絵本タイムは、今日借りて来た10冊の中から『やぎのはかせのだいはつめい』『プッポコとペッポコ』。
プロフィール

織田 りねん

Author:織田 りねん
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