3/24 TUE

寒の戻りはつづく。昨日の疲れが親子ともに残っており、二人して寝坊。思えば、10回以上乗り換えて、半日ずーっと電車に乗っていたのだ。
今日は一日ゆうまが家にいるらしいので、実家に遊びにゆく。正しくは、ゆうまに息子をパスしにゆく。わたしは、まだちょっと残ってた幼稚園グッズの刺繍をしようと道具を持ちこみ、黄緑のいちごをちくちく。終わった~と思った頃、息子が「あかい いちごがよかった」と言い出す。つい最近までいちごを食べなかったのに、先日大丸で試食させてもらってから好きになったらしく、「だってあかいほうがおいしそうやもん」と。緑より赤がおいしそうだなんて、最初からわかりきっている事実だが、君たっての希望で黄緑で縫いとったんです。今さらほどいてやり直すなんて嫌なので、悪いけどこのまま持ってってもらおう。
母が作ったカレーうどんを食べ、わたしだけマンションに戻って夕食準備。おなかいっぱいだと料理へのモチベーションはわきにくいが、午後のプールに備えなくてはいけない。
プールには、途中からゆうまもきた。息子はプール上がりにジュースを買ってもらい、そのまま実家に上がりこみ「ゆうまくんとゲームする(←ビンゴやオセロのこと。オセロなどまったくルールはわかっていないが)」といって動かなくなったので、用意していた夕食をお弁当箱につめ、パジャマも持っていった。わたしは「やったーラッキー」と一人でお風呂とごはんをゆっくり堪能。先週はヒロ、今週はゆうま、とアキがいない分の男手(やっぱり遊び方が女の人とは違う)を、補ってもらっているようで、とてもありがたい。夕飯は、三食丼、豚肉とアスパラの炒め物、お味噌汁(キャベツ、セロリ、にんじん)、納豆。きみどりのアスパラを炒めると、春だなあと思う。(ドイツ人にとっては春の到来は白アスパラだけど。)アスパラは炒めすぎると固くなる(すじっぽくなる)ので注意。豚肉は、炒める前にすりおろしにんにく、酒、砂糖、しょうゆをもみこんでおいて、別々に炒め、最後にアスパラと合わせてゴマをふる。
鼻風邪を引いていて、それが咳に変わったので、レモン汁とはちみつをお湯でわったものを飲んで、就寝。

3/23 MON

先週までのぬくもりは姿をかくし、冬に逆戻り。こうして春になってゆく。
何も予定がなかったし、夕飯も残りものでいけそうだったので、ふと思い立って、京阪のトーマススタンプラリーVol.2へ。交野線だと近いから楽なのだが、今回は、京阪大津線のラリーに挑戦してみることにした。大津線、一度も乗ったことがなかったので、わたし自身ちょっと興味があった。駅できくと、三条で乗り換えとのこと。せっかくの三条なので、nowaki にちょっと寄る。今週はミロコマチコさんの原画展がひらかれていた。毎度まいど自由に大暴れの息子は菊池さんにも筒井さんにもすでに名前を覚えられている。今日なんてわたしが中で絵を見ている間、勝手に戸をあけて出て行った息子を筒井さんが追いかけ、そのあともしばらく相手になってくださった…。絵本を一冊購入。『てつぞうはね』。これは名作だけど、子どもより大人向けだと感じる。息子が「おなかすいた」というので、すぐ近くの「こたろう」という鯛焼き屋さんを教えてもらい、行ってみる。月〜水しかあいてないらしい。リュックを背負ったままだと入れないくらい、せまい店内に、垢抜けた感じの人々(といっても3人くらいしか入れない)がエスプレッソを立ち飲みしている。すぐ隣にカフェも併設されているけど、これは別の店、なのかな。奥にこたつが設置された部屋もあった。店主のおじさんは、標準語。ことばだけじゃなくて、東京の空気をすごく感じる。京都って、大阪よりも断然東京に(精神的に)近い。というか、東京の人が、京都を愛しているのかも。おじさんはとっても気さくに息子に話しかけてくださる。「たいやきたべたことあるかい?」首をふる息子。たしかに、彼の記憶の中では初めてだと思う。「えっじゃあ、これが初鯛焼きか! よし!」とはりきって焼きはじめる。「一丁焼き」→「鯛焼きの製法で、昔ながらの鋳物の焼き型を使い、強火で一気にパリパリに仕上げる手法」だそうだ。頼んでから焼くので少し時間がかかるけど、普段空腹時に待たされたら確実に文句を言う息子が、何も言わずにじぃーっと見入っていた。皮になるタネ、あんを流しこみ、ぼうぼうと燃えるコンロで何度かひっくりかえす。はみでた皮がこげてゆく。待っているあいだに、おじさんが「すぐそこの『きんだあらんど』しってるかい」とたずねてくる。絵本専門の本屋さんだとのこと。四条の「メリーゴーランド」は知ってたけど、そこは知らなかった。焼きたての鯛焼きはあつあつで、息子はすぐ食べられないので、はじっこのちぎれたぱりぱりの皮のところをおじさんが「まずこれたべな」と渡してくれる。別のおじさん(エスプレッソ飲んでる)の「今日は寒いから、すぐ冷めるよ」という優しい声を背中にききながら、通りの向こうの「きんだあらんど」へ向かう。図書館に行くと、並んでる絵本は玉石混淆だが、そこに並んでるのは玉の絵本ばかり。何よりありがたかったのは、木製の汽車のおもちゃ(売り物)を「使っていいよ〜」とお店のお兄さんが使わせてくださったこと。息子は夢中で遊びだし、そのあいだにわたしはゆっくり絵本を見ることができた。しかも息子の様子を観察していたお兄さんが、「彼にぴったりかも」とすすめてくれた本が、ちょうど最近わたしも探していた本だったので、「うーむ、さすが」とうなる。『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー 』今日絵本は二冊目だけど、迷わず購入。
わたしとしてはそのままもう帰ってもいいくらい満足していたけれど、肝心のスタンプラリーが残っている。京阪三条の駅で、地下鉄と京都地下鉄・京阪大津線1dayチケットを買い、地下鉄の駅に向かっていると、事務所の駅員の美人お姉さんが息をきらして追いかけてくる。「これ、よかったらどうぞ」と手渡されたのは、交野線のフリーチケットを買わないともらえないはずの、トーマス仕様のキッズカードだった。息子を喜ばせたい一心で、わざわざ走ってきてくださったのだ…。三条京阪から乗り、御陵(みささぎ)駅で浜大津行きに乗り換え、終点についた時点で、ラリーのポイントの一つ「京阪山科駅」を間違って通過してしまったことに気がつく。そんな長い距離じゃないので、またガタゴト戻る。御陵駅以降は、地下鉄が終わって、京阪線が乗り入れているので、地上に出る。京都〜滋賀にうつりかわってゆくその風景がとてものどかで、古い家のすぐ横を通り抜けたり、一部路面電車になっていたりする。終点の浜大津駅からは、琵琶湖がのぞめる。そしてまた京阪石山坂本線に乗り換え、終点の石山寺でスタンプをもらい、折り返し電車で最終スタンプポイントの近江神宮駅へ向かう。近江神宮といえば、百人一首大会!と思っていたら、きっちり「ちはやふる」ラッピング列車を見かけた。駅自体はとても小さく、「一体どこでバッジをもらうんだろう…」ときょろきょろしていたら、駅員さんに「切符拝見していいですかー?」と言われる。改札がないので、キセルチェックをときどきしているのだろう。はいはい、と1dayチケットを出そうとしたら、あれ?ない…!さっきまで確実にポケットにあったのに…。あせってかばんをひっくり返してみたけど、やっぱりない…。「石山寺から乗ったときは確実に持ってたんですけど…」と弱々しく言ってみると、「じゃあ電車の中で落とされたのかもしれないですね。ちょっと確かめてみます」と言って、道をはさんだところにある事務所へ歩いていかれる。「あ、最終スタンプと、バッジはあそこでもらえるのか」と気づき、わたしと息子もついてゆく。チケットは、運良く車内に落ちていて、しかも折り返し電車で届けてくださるとのこと。京都に着いてからというもの、あらゆる人に親切にしてもらい、シメがこれ。もしわたしが外国人観光客だったら、「Japanese people are so wonderful!」とかなんとか叫びそうだ。正直、体力的にはもうヘトヘトだったが、心は元気だった。息子は大好きなディーゼル10のバッジをゲットし、にこにこ。偶然京都にいたゆうまと時間が合いそうだったので、京阪三条駅で待ち合わせて、一緒に帰る。帰り道、息子は疲れてぐずりだしそうだったので、ゆうまがいてとても助かった。
夜は、残り物のグラタン、スープ。デザートはチリ産のぶどう。絵本『けいてぃー』を息子は心から気に入り、今日だけで電車の中、帰宅後と、合わせて5回以上読んだ。

3/22 SUN

すこしかすんでいるけど、晴れてあたたかい。
汚れてもいい服とくつを着込んで、畑へ。といっても、月ヶ瀬の畑ではなく、自転車で15分くらいの市民農園。アキが応募して当たったのである。といっても、当たるなりアキは中国へ行ってしまったし、わたしも一体何から始めたらいいのかわからず(一応本は一冊買った)、なにより息子と二人で行ってさくさく作業できる自信がなかったこともあり、結局とよみさん頼り。もともと田んぼだったところのようで、土が全然畑向きになっておらず、掘り返して、菜園用の土を入れるところから始めなくてはいけない。今日はじゃがいもの植付けをしよう、ととよみさんが誘ってくださり、わたしと息子も行ったのだが、雨がたまってしまって、土がぐちゃぐちゃで、それどころじゃなかった。仕方ないので、近くの河川敷へ行き、とよみさん持参のもち米おにぎりをいただいてから、息子を遊ばせる。帰り道、土手で四葉のクローバーを見つけた。
家に戻るとまだ12:30くらいだったけど、陽射しをあびたからか、わたしがぐったり。ふとんに横になる。息子が大声で何か話しかけてきていたが、しばらくするとその声すら遠のいていき、短い昼寝。15分くらい寝て少しすっきりしたので、息子の絵の具遊びにつきあう。その後、公園へ行き、先週の反省からあまり走り回らないよう注意しつつ、遊ぶ。春の日、すべりだいで勢いがつきすぎてドスンとしりもちをついたり、かくれんぼでわたしを見つけられなかったりして泣きべそをかいてる息子。もうすぐ過ぎてしまう、彼の3歳時代。毎日まいにちこんなにも一緒にいるのに、ときどきふと、すべてが夢まぼろしのように思える。
今日の午後はわたしの体力事情で完全に消化試合になると踏んでいたが、(息子にとって幸運なことに)ハイライトが待っていた。実家へ行くと、ゆうまが東京から戻ってきていたのだ。さっそく一緒にいちごジュースなど作ってもらい、にこにこ。そのままマンションに戻り、ゆうまとお風呂に入り、また実家へ行って、みんなで鍋。照ノ富士はもしかして将来横綱になるんじゃないか、などと話す。『花燃ゆ』いよいよおもしろい。東出昌大は、『ごちそうさん』のときはイマイチ…と思っていたけど、今回はとても魅力的に見える。

3/21 SAT

アキの誕生日。しかし彼はまだ中国である。
朝から実家へ行き、両親と息子とともに、あつこのおばちゃんちへ向かう。その前に、おばちゃんが好きな「永楽屋」の季節限定花見団子をおみやげに買うため、大丸へ寄る(本店は京都河原町)。大阪のことをまるでわかっていないわたしは、大丸はひとつしかないと思っていたのだけど、実は心斎橋と梅田にあるのであった。永楽屋が入ってるのは梅田の方で、両親が向かったのは、心斎橋の方。まあでも、おみやげには、わたしと息子手作りのチーズケーキもあったし、地下食料品街で、父がお寿司やらお惣菜やら色々買いこんでいったし、お団子はまた母が買って届けてくれるらしいので、問題なし。たけのこのおこわと、あなごのお寿司が美味しかった。空豆と桜えびのコロッケは、本当に中身が空豆たっぷりで、春っぽい。おばちゃんは、テーブルにならんだデパ地下総菜を見て「ご馳走やなあ〜!」と言う。おばちゃんが「ご馳走」というと、ふわっと魔法がかかったみたいに、おいしそうなものがよりおいしそうに見える。たぶん、幼い頃からおばちゃんがその言葉を使うのを何度もきいていて、その響きと楽しい思い出がセットになってるからだと思う。息子は桃ジュースばかり飲んで、ほとんど何も食べずに、持ってきたトトロのDVDを熱心に見ていた。
15時頃戻って、干していたふとんだけ取りこみ、図書館、公園へ。家に戻って、照ノ富士と逸ノ城の熱戦を見てからお風呂。夜は、ラザニア風グラタン、サラダ、昨日の残りのブロッコリーとじゃがいものポタージュ。サラダは塩を入れすぎて失敗した。サラダを失敗したことなんてほとんどないのに、そんな日に限って来客。その友人は、わたしでさえ食べられなかった塩からすぎるサラダを全部平らげてくれた。デザートは、まだ残ってたチーズケーキ。FENTIMANS(フェンティマンス)のヴィクトリアンレモネード、スーパーに売ってて、ビール一缶より高いからどうしようかな〜と迷いつつ「来客だし」と、買ってみたらおいしかった。ついでにジンジャーエールも買ったので、それも楽しみだ。イギリスって、なにげに飲み物のレベルが高い。

3/20 FRI

季節を一ヶ月くらい先取りしたような陽気。さくらのつぼみの先には、ピンク色が見えてきた。
朝からチーズケーキ作り。スフレタイプのを作ろうと思ってたけど、先週、先々週ととよみさんからいただいてたくさん食べたので、今日はニューヨークスタイル。ロンドン時代に覚えた気に入りのレシピ。ニューヨークチーズケーキは、おそらく一生このレシピで作ると思う。というくらい簡単で、失敗なく美味しい。クラストは敷かないので、文字通り、混ぜて焼くだけ。
半分くらい掃除が終わったところで息子が「ずっとおうちにいるのつまんない〜」とごねはじめたので、ミニストップまで歩いて行って、ソフトクリームを一つ買う。持ち帰りにすると、上にコーンでできたフタを乗せてもらえることが判明。コーン大好きな息子は「うえもしたもコーンや!」と喜ぶ。近くの公園まで行き、二人で分けて食べる。その後、すべりだい、鉄棒、ブランコで遊ぶ。初めて一人で(わたしが抱っこして持ち上げずに)ブランコに着座できた。クローバーを摘みながら家に戻り、昨日の残りのパスタで昼食。掃除のつづき。掃除機をかけるにしても、雑巾がけにしても、いちいち息子が「自分がやる」と言ってくるので、最近は気がすむまでやってもらってから、交代するようにしている。コツは「待たないこと」だと会得。つい最近まで、子育ては「待つこと」だと思っていて、今でも基本的にそのスタンスは変わってないけど、「待つこと」に意識を向けるとしんどいのだ。「まだかな〜まだかな〜」と砂を噛むような時間が過ぎてゆく。なので、一瞬で切り替えて(安全は見守りつつ)待っていることを忘れて、別のことをやる。(やるのが無理なら、別のことを考える)。そうすれば、こちらは待ってる意識はないけど、相手にとってみたら、待ってもらった充実感がある。これって、もしかしたら子ども相手だけではなく、大人相手にも応用がきくかもしれない。
午後は、さくら公園で遊ぶ。螺旋状のすべりだいの下の方で、踏切(手で遮って「カンカン」とやる)とかコチョコチョとかやってたら、見知らぬ子供たちが10人くらい集まってきて(上の広場で親子ピクニックが開催されていた)どんどんどんどんすべりおりてきて、切れ目なく、踏切コチョコチョをやるはめに。しかもそれぞれ「あたしはゆっくりのふみきり」とか「おれは高速ふみきりをすり抜けたい」とか「コチョコチョは嫌」とか「いっぱいコチョコチョして」とかリクエストが異なるので、大忙しだった。途中で仕事あがりのとよみさんが合流してくださったので、息子をバトンタッチしようとしたら、どうしてもタッチされてくれず、結局三人で一緒に帰った。
夜は、キャベツとにんじんと豚ロースの蒸しもの、それから、ブロッコリーとじゃがいものポタージュ。わたしだけ納豆も。一年に数回だけやってくる「コーラ飲みたい」願望が発生したので買ってきて、レモンをしぼって氷を浮かべて飲んで満足。

3/19 THU

朝からざあざあ雨。木曜はほんとに雨が多いけど、午前午後ともに習いごとでうまっているので、非常に助かる。朝のうちに和室だけ掃除。最近は一度にやろうとすると息が上がるので、小分け作戦。
掃除のあと、マット先生。今日はカナちゃんお休みなので、プライベートレッスン。でも3歳だとプライベートの価値があまりない。むしろ、仲間がいた方が、楽しくできる感じ。飽きてくると、わたしに飛びかかったりぶら下がったりして狼藉を働いてくる息子の興味をどうにか引きつけようと、先生はパズルカードやビンゴなど駆使して努力してくださる。しかもビンゴでは、子どもがゲームでいかに勝ちたいか、という気持ちをくんで、逆不正をしてまで自分がビリになるよう工夫。
その後、生協のスーパーで買い物して、家に戻る。息子もだんだん傘をうまくさせるようになってきた。
お昼をさっと食べ、OTTAVA聞きながら、野菜をひたすらみじん切りしてミートソース作り。セロリは葉っぱごと刻むので無駄がない。炒めはじめた時点で、トマト缶を買い忘れたことに気づく。仕方ないので、とりあえず野菜とひき肉を炒め、赤ワインをまわしかけるところまで。
午後はプール。ついでに実家に寄り、トマト缶をもらってく。プールでは、大人用水着がセールになっていて、当分泳ぐ予定もないのに、ちらっと見てしまう (買ってないけど)。顔見知りのママが、髪をそめてふんわりパーマをかけて華やかになっていて、彼女の周りには春の空気がただよってた。身なりを整えるのって、自分のためでもあるけど、他人も楽しませる。かくいうわたしは地味極まれりだが。
プールから帰ってトマト缶、ローリエで煮込む。隠し味はウスターソースとナンプラー。
夜は、スパゲッティ。ミートソースは作ると意外と手間だが、おいしさを考えると、どうしても出来合いのものを買う気になれない。なので大量に作って冷凍。
最近借りて、好きだった絵本を二冊。『もしも ぼくが おとなだったら…』これはハンガリーの絵本。内容は、こどもはいつも大人の言うとおりにしなくてはならず、つまらない。大人は「こどものときがいちばんいい」と言うけれど、大人の方がいいことがたくさんある、という主張。そして自分が大人になったらやりたいことの想像がつづく。イラストがシンプルで可愛いし、「手をあらいなさい」とか「まえをみてあるきなさい」など大人がよく言うとされる小言が、100%わたしが毎日息子に言ってることなので、笑ってしまった。国が違っても、そういうのって一緒なんだな。もう一冊は、『ぼくは建築家 ヤング・フランク』。これは、MOMAが出してる本。日本語訳は出たばかりみたい。訳者は二人いて、そのうち一人は坂茂。

3/18 WED

今日も20℃越え。上着はいらないくらい。
朝から保育園に遊びに行くと、避難訓練だったのか、園庭に消防車が来ていた。去年息子が在籍していたパンダ組の先生が仲間に呼んでくださり、消防車の中など見せてもらう。福岡に住んでた頃は、百道の消防署の前を通ると、(消防士さんが出動などなく暇なときは)いつもはしご車の運転席などに乗せてくれていたのだが、大阪ではそんなことしてくれる親切な消防署には今のところ出会ってないので、良い機会だった。園庭が空いてからは三輪車で爆走、あとは室内でジグソーパズル、トミカなどして遊ぶ。ジグソーパズルは本当に簡単な、大きなピースのものならできるようになってきたので、家にも買ってみようかと思っている。というか、レストランなどで間がもたなすぎるので、そこで活躍してくれないかと期待。
お昼を食べに帰り、午後もまた保育園で遊ぶ。夕方はおばあちゃんと約束していたのだけど、ちょうど雨がふってきたので、延期。代わりに実家で遊ぶというので、息子だけ置いてわたしは家に戻り、ほっと一息。夕飯準備の前に、レディグレイにはちみつとミルクをいれて飲む。息子とふたりで家にいるときは、「ちょっとお茶でも飲もう」という発想にすらなかなかならない。たまに淹れてみても、飲もうと思ったお茶がさめてレンジにかける→忘れた頃にレンジをあけて発見→また温める→忘れるというのを繰り返していつのまにか夜、というパターンか、どこかの段階でやけくそでさめたお茶を一気飲み、というパターンになるのがオチ。
夕飯のメニューは、(アキがいないので)「息子が喜んで食べるもの」という要素が軸になってきた。そして大体、作ったものは2日(以上)連続で食べる。今夜も、新しく作ったのは、ジャケットポテト、ブロッコリーの塩ゆでだけ。あとは昨日の残りのかぼちゃのスープと、まぐろソテー。ジャケットポテトは、イギリス人的にはレンジを使うのは邪道で、オーブンでひたすら時間をかけて(向こうのじゃがいもは巨大なこともあり、1時間半〜かかる)焼くのが王道らしいのだが、うちでは邪道方式を採用。焼いてる間だけじゃなくて、オーブンが冷めるまでレンジ機能を使えないのが痛い、というのが理由。あと、電気代節約もか。フォークでじゃがいもに穴をあけてラップをふんわりかけ、5分(新じゃがで小さめだった)くらいチンして、3分くらいふきんに包んで放置(中まで蒸すため)、それからオリーブオイルと塩をまぶして、200℃で30分くらい焼く。オイルをまぶすことで皮がかりっとなる。息子はバター、わたしはツナコーンをのせて食べた。

3/17 TUE

20℃近くまで気温が上がり、ただ外にいるだけで、心地いい。体調もずいぶん落ち着いたので、自転車でせせらぎ沿いの公園へ。一年ぶりくらいに来た。そのあたりは、分譲住宅がすごい勢いで増えていて、バギーを押して歩いている人がとても多い。最初は調子良く遊んでたのに、汽車になりきってる途中でこけて機嫌を損ね、早々に戻ることに。あまりに天気がいいので、自転車をとめた後でも家に入るのが惜しく、マンション前の公園で、またひと遊び。梅や桃など、あかるい色の花々がそこここに咲き、沈丁花も香りはじめている。気が早い小学生の男子たちはもう半袖だ。
昼食と並行して夕飯作り。14時台に強烈な眠気。息子も眠そう。午前につよい日差しをたっぷり浴びたからかも。ソファに寝転ぶと意識が飛びそうになったが、どうにか持ちこたえ、プールへ。眠いのか、息子はちょっとしたことで、文句をつけてくる。車のシートの場所だとか、水着に着替えるタイミングだとか、機嫌がいいときは気にもしないことを。相手が子どもであっても、長時間怒りをぶつけられたり、文句を言われると、ほとほと疲れてくる。赤ちゃん時代泣きつづけられたときも、同じように感じたものだ。でも、眠い/空腹で機嫌をコントロールしない(できない)のは子どもの特権。まだ生まれて3年、赤ちゃんなんて数ヶ月なのだから。まあ、大人でも似たような人はいるが……。更衣室からプールに送り出したあとは、ほっと一息。いったん水の中に入ると、息子も笑顔。
夕飯は、びんちょうまぐろのソテー、ほうれん草(にんじん、ベーコン)の炊き込みごはん、かぼちゃのスープ。
石牟礼道子(いしむれみちこ)の『苦海浄土(くかいじょうど)』をやっと読了。一冊の本に第三部までがきちんと収録されているのは、河出書房の世界文学全集のみだったので、それを買った。重かった。物理的にも、内容も。悲惨な状況の描写の連続、なのに、読み終わったあと、心が洗われたような、美しい印象が残るのはなぜだろう。特に、ちょうどこの季節、春をむかえる不知火海の漁の様子。つい、ノンフィクションとして読みたくなるが、あくまでも石牟礼氏を透過した物語。文学の力。2012年の秋に、福岡の西南大学で、この文学全集を編纂した池澤夏樹氏の講演があり、日本の作家で唯一この作品を選んだ理由を力強く語られた。そのとき初めて「読んでみたい」と思い、つづけて昨年(2014年)の4月、志村ふくみ先生とお会いしたときにもこの本の話になり、読むことをすすめられた。志村先生と石牟礼氏は親交も深いそうだ。どうしても、今のタイミング(次の子が産まれる前)に読みたい、と思ったので、読了できてよかった。この一ヶ月半ほど、ずっと机の上にあった本は、カバーをはずした状態で置いていた。無地の、レモン色が少しまざった黄緑色。カバーをかけ直し本棚にしまったあとでも、しばらく心に焼きついて離れそうもない。

3/16 MON

朝から暖かく、からだがほっとゆるむ。助産院へ。昨日おなかが痛くなったのもあるし、ちょうど7ヶ月健診のタイミングだったので、それも兼ねて。まだ少し張っている感じはあったけど、痛みはない。健診の結果は、大丈夫とのこと。ただ、そうやって収縮が起きたりおなかが痛くなるのは、無理しすぎの証拠なので、しばらくはゆったり過ごして、とのアドバイス。ゆったりできたらとっくにしてますけれども……と思ったけど、きっと、仕事を持っていたり、二人目以降の妊婦は多かれ少なかれ同じような経験をしているのだろう。もしまわりにヘルプをもとめられる状況なら、「まだいける」と思うギリッギリまで粘るのではなく、少し手前で頼んだ方がいいのかも。ラッキーなことに今日は、ヒロが仕事休みで家にいて、息子と遊んでくれる、とのことだったので、午後は彼にまかせて横になる。本を読もうと思ったけど、内容が頭に入ってこない。前回も、妊娠後期(そして産後しばらく)になると難しい本が読めなくなった。でも、今読んでる本だけはどうしても読んでしまいたいので、これだけはあきらめないつもり。
夜は、息子は昨日の残りもの、わたしはタイカレー。洗面所にいた息子が、「(カレーの)においが ここまで たちこめてる」と言ったのでびっくりした。語彙が本当に増えてる。そういえば、最近ひらがな五十音も読めるようになった。「これは なんて よむの?」ときいてくる頻度が増えたので、お風呂に貼れるタイプのあいうえお表を買ってみたら、覚えた模様。リビングには、ちえちひろのあいうえお表がずっと張ってある。
18時頃に、ヒロが息子を連れてきてくれたので、ごはんより先にお風呂に入れようとしたら、息子いわく、ごはんもお風呂も実家がいい、とのこと。わたしとしてはこれ幸いと、タッパに彼の分だけつめ、お風呂セットも持たせて、ふたたびヒロに連れ帰ってもらう。そして20時頃、うちの母がまた連れてきてくれた。徒歩3分なのでできることだ。

3/15 SUN

曇り空。『ニンニンジャー』『トーマス』で日曜幕あけ。『日曜美術館』は興味のあるテーマのときだけ見るけど、今日は安西水丸特集だったので、チェダースライスチーズとメープルシロップのせた定番トースト食べながら、しっかり見た。その間に息子がえんどう豆をさやから取り出してくれた。
それで夕飯用の豆ごはんを炊き、おかずも作る。うちでは、炊飯器の保温機能はほとんど使わず、炊けてすぐに湯気ごとパックして、粗熱がとれたころ冷凍する。そうすれば、チンしても、かなり出来たてみたいなごはんになる。夕飯だけでなく、お昼のお弁当用の卵焼きなども準備。
一瞬だけ図書館へ行って届いてた本を受けとり、かばんにお弁当とおやつをつめて、息子と駅へ向かう。今日の目的地は、伊丹空港。京阪門真から、モノレールに乗り換える。途中の万博公園駅では、太陽の塔がお出迎え。あいかわらずの存在感。息子は「フクロウみたいな顔」という。空港に着き、展望デッキへ。離着陸する飛行機をしばらく眺め、お弁当。いつ雨がふってもおかしくないような曇り空だけど、気温は高いので、ずっと外にいても寒くない。今日は空港内の喫茶でお茶しよう、と決めていたのに、息子は、デッキの自販機で売ってる紙パックの「フルーツオレ」がいい!といってゆずらないので、いったん2階のスタバで豆乳ラテ(コーヒーすくなめ)を買ってデッキに戻り、フルーツオレを買う。デッキだと息子は好きなように走り回れるし、すわるところもたくさんあって、わたしはゆっくりラテを飲めたので、正解だった。息子と二人でゆっくりお茶できる日が待ち遠しい。デッキには植え込みとかちょっとした仕切りだとかがたくさんあって、かくれんぼや鬼ごっこをするのにぴったり。車も自転車も来ないし、はしゃいで走っても誰も迷惑がらない。重たいおなかを抱えて、息子を追いかけて走るのは正直きつかったけど、楽しそうな彼の顔を見ると、頑張ってしまった。結局2時間以上空港にいた。
帰りのモノレールは、一番前の運転席まうしろ、という特等席。門真市ー大阪空港は始発ー終点なので、確実にすわれるのがありがたい。
地元の駅におりると、さらさらと雨。折りたたみ傘は持ってたけど、自転車を駅にとめていて、息子をのせて、重い電動自転車を片手運転は危険すぎるので、あきらめて濡れながら帰った。雨にふられるときはいつも、I used be the Londoner...と自分に言い聞かせて、やりすごす。
帰ったら夕飯ができている幸せ。それがたとえ自分が朝作ったものだとしても。なす(と豚バラと白ねぎ)の鍋しぎ、キャベツと大根とコーンのみそ汁、納豆。
夜、息子を寝かしつける頃、急におなかが痛くなる。陣痛に似た、ぎゅーっと収縮する痛み。しかも定期的に痛くなる。アキもいないので不安になり、助産院に電話。先生が出て、「とにかく横になって、立ち上がらないで様子を見て。10秒くらいの収縮だったら大丈夫。たぶん、そのうち遠のいていくはず。(間隔が10分以下で、収縮自体30〜40秒になったらお産になってしまうかもしれない、とのこと)夜中になっても治らなければまた電話して」とのこと。7ヶ月での早産はリスクが高いし、助産院じゃなくて病院でしか産めないし、無事産まれたとしても、赤ちゃんはしばらくずっと病院にいなくてはならない。ふとんで横になりながら、赤ちゃんに「まだ出てこなくていいよ、おなかにいてね」と話しかける。その後、1時間くらいして、痛みがひいたのでほっとして、そのまま寝る。アキがいない週末、息子が退屈したら気の毒だと思ってはりきったけど、無理しすぎたのかな、と自己嫌悪。一人目も大事だし、二人目も大事。難しい。それにしても、先生の落ち着いた声にはすくわれた。

3/14 SAT

朝から雨。昨夜、金曜ロードショーでやっていた『かぐや姫の物語』を録画しておいたので、息子と見る。テレビで放映される映画を録画して見たのって、すごく久しぶりだけど、あいかわらずCMが挟まれすぎで、早送りするのも面倒で、やっぱりちゃんとお金を出して映画館で見たり、DVDを借りたり、買ったりする方がいいな、と当たり前なことを思った。作品自体はとても美しく、特に前半の赤ちゃん〜子どもになってゆく様子は、翁と媼にもろ感情移入してしまった。描かれている日本の四季のうつりかわりも圧巻。でも、高畑勲の作品に共通して流れるノスタルジアのようなものは、心地いい反面少し肌に合わない部分もあり、同じジブリの(駿以外の)監督なら、米林宏昌作品の方が好み。『マーニー』はまだ観てないけど。(今調べたら、米林氏は、昨年末でジブリを辞めたらしい)。
昼前には雨はやんだので、生協の福祉祭りに行った。母がうどん屋の手伝いをしているので、様子を見に。昨年の夏「平和まつり」というのにも息子を連れていったけど、似たような感じだった。50円とか100円でうどんやカレー、やきそば、手作りお菓子などが売られていて、あとはバザーとか、スーパーボールすくい、工作コーナーなど。息子は思ったより楽しまなくて、がっかり。去年は楽しんでたのにな。家に戻ると、タイの妹から息子に手紙が届いており、ものすごく喜んでいた。
午後は、イオンにクレパスを買いに行く。生協もイオンも、自転車で行った。電動だと、おなかに力を入れなくても坂道を上がれるので、もうちょいおなかが出てくるまで、乗ってしまいそうだ。そういえば、「正中線」がふたたび出てきた。これは、自分が胎児だった頃に細胞分裂したときの名残りらしい。妊娠線とはまた違う。正中線は、おなかが出てくるにつれどんどん濃くなったけど、産後いつのまにか消えていた。なので「また会ったね!」という気分。妊娠線(これは産後も消えないらしい)は、一本もできなかった。予防クリームを塗っててもできる人もいれば、塗らなくてもできない人もいるようなので、たぶん体質なのだろう。なので高い予防クリームを使う気はないけど、気休めとマッサージをかねて、お風呂上がりに無印のホホバオイルを塗っている。前回もそうした。
夕飯は、昨日の残りのアジフライとポテトが少しだけあったので、副菜にアスパラとにんじんとコーンの炒め物だけ作って出したら、「ほとんど のこりぶん(←残り物の意)やん!」と言われた。そのとおり。わたしの分までは残ってなかったので、アボカド納豆丼。

3/13 FRI

快晴。今週は雪の日も数日あったので、「降って湧いたような」晴天、と書きたくなったが、どちらかといえば「晴れて湧いたような」晴天。でも「晴れて湧く」までいくと、8月頃の灼熱なイメージに近くなってしまう。
午前中は、息子の予防接種。水ぼうそう2回目。予防接種は本当に刻々と状況が変わっており、何年か前までは水ぼうそうは接種は1回、しかも任意だったのが、去年(2014年)の10月から2回の定期接種に変わった。定期接種ということは、国が定めたものなので、無料で受けられる。しかし年齢制限というものがあり、息子はその対象外だったので、自費で受けることに。1回目のときもまだ定期じゃなかったので、2回とも自費。今おなかにいる子は2回とも無料になる。ヒブや肺炎球菌が定期接種になったのも、ポリオが不活化ワクチンに変わったのも、この2,3年のこと。常に情報をアップデートしないといけない。
和菓子屋で、息子は餅パイ、わたしはあんずのブッセを買い、公園でおやつ。気温も高く、春爛漫な陽気。すべり台やブランコでしばらく遊んだあと、駅前のスーパーへ。徒歩なので、あまり荷物が重くならないように調整しながら、買い物。息子の「おはなし して」ブームはまだまだ続いているので、歩きながら、つねに創作。歩き始めは、かなりクリエイティヴィティが発揮され、なかなかユニークな発想がわくけれど、だんだん疲れてくると、単に普段の息子の生活をなぞったような(たとえば、登場人物は動物で、市民プールにいったり、牛丼を食べたり、ジュースを飲んだりする)非常に「私小説」っぽい物語になってしまう。やはり、創作にあたっては、体調をしっかり整え、疲れのない状態(つまり、夜よりは朝)でやるのがベストなんだろうな、と体感する。
ニュースや大相撲を見ようと思ってNHKをつけたら「国会中継」をやっててガックリ、「なんや、また国会か……」と消すということを繰り返していたら、突然息子が「なんで こっかい むしするんや!」と怒ってきたのでびっくりした。いったいどこの団体の回し者ですか、と言いたいところだが、おそらく以前わたしが「国会はつまらんけど、実は大事やねんで」と言ったのを覚えていたのだろう。
夕方、またとよみさんが仕事上がりにきて、息子を公園に連れて行ってくださる。その一時間がほんとにありがたい。
アジフライに初挑戦。アジは頭と内蔵を落としたものを買ったけど、そこからひらいて骨を取るのが大変だった。魚のさばき方は完全に自己流(一応本とかは見てるけど)なので、いつか誰か上手な人に、コツを教わりたいものだ。でも、フライは初めてのわりにはなかなかうまくいった。ついでに、新じゃがとかぼちゃの素揚げも。息子はソースはおろか、塩もつけずに食べるポテトフライやかぼちゃが大好きだ。

3/12 THU

寒気いまだ去らず。でも晴れ間が見えて、昨日よりはましだったので、初めてマット先生に徒歩でいくことに(いつもは車)。途中、幼稚園の前を通ると、在園児のお母さんとはち合わせ。少しおしゃべり。実はその方を初めて見たときから、「小学校の同級生(男子)とめちゃ似てるなあ…。たしか彼にはお姉さんがいたはず」と思っていたのだが、これまでは、ふたりで話す機会もなかった。今日彼女に「なんかどこかで会った気がするけど、思い出せない」と言われ、思い切って旧姓をきいてみたら、やっぱり思ってた通りだった。つまり、彼女は、小学生のときのわたしの面影を覚えていたのだ。そりゃ、思い出せるわけがない。ちなみに、彼女の弟(つまりわたしの同級生)は、いつでも真っ黒に日焼けして、何のスポーツをやらせても万能 (彼もわたしも気が強かったので、よくケンカもした)というタイプで、そのまんま大人になり、日本を代表するアメフト選手になった (W杯にも出てた)。今は、とある大学でコーチをしてるそうだ。
早めに家を出たので、だいたい時間通りに英会話到着。あいかわらず、一時間のうち半分はマット先生、わたし、まゆみさんの雑談(先生いわく「イドバタカイギ」)。今日は「寝ぐせ」の英語がわからなくて、「cow-lick」だと学びました。って、誰のための英会話だか。息子の前髪が寝ぐせで、まるでワックスでセットしたみたいにぎゅっと立っていて(実際は、cow-lick=寝癖ではなく、辞書でひくと『(額の上などの)立ち毛』と出てくる。今日の息子の寝癖は完全にcow-lickだけど )ふとその顔を見たとき、「うわっアキに似てる」と思った。額~鼻のラインがそっくりだ。親子なので当然だが。
「くちびるヤキヤキ(←ガサガサの意)」なので、リップがほしいと言う息子のため、ぶどう&ベリーの香りのをセガミで買って、てくてく歩いて帰宅。今日は完全に昨日と同じメニュー (100%残り物) だと決定してるので、プールまでの時間は、部屋の掃除。ぜんぶは終わらなかった。
昨夜遅くまでまとまった量のメールを書いていたので寝不足、今夜は息子と20時に就寝。

3/11 WED

昨日につづいて、今日も雪が舞うような寒さ。
朝、息子がお散歩行きたい、というので「どこに行きたい?」ときくと、「ピザのおみせ(イタリアンカフェ)」と言ってきたのだが、えー、朝ごはん食べたばっかりやん、しかも昼食はマルちゃんのカレーうどんでも食べて地味に過ごそうと決めていたので、却下。そしたら母から電話があり、「お昼、ピザ食べに行かへん?」との誘い。息子大喜び。電話口で「やったぁ、さいこう」と言っている…。寒いし、ときどき雪もちらつくけど、基本的には晴れているので、正午ごろまで目の前の公園で遊ぶ。かくれんぼのルールは8割くらいはわかってきたみたいだけど、かくれ方が下手すぎて、鬼には高度な演技力が要求される。地面に銀色のメダル(たぶんゲーセンとかで使うやつ)が落ちていたのをみて、息子は宝物でも見つけたかのように拾い、大事そうにズボンの右側のポケットに入れる。左側のポケットにはどんぐりを入れていた。洗うときに忘れないようにしないと…。
昼は、サラミときのこのピザ、カルボナーラ。二日つづけてカルボナーラだ。(昨日はうどんだが。)息子のために黒こしょうを抜いてもらったので、名前の由来である黒いつぶつぶがない、という本末転倒のカルボナーラ。母の友人の店なので、いつも何かおまけしてもらって(今日は息子のマンゴージュース)、申し訳ない気がしてしまう。
あの日から4年。2011年という年は息子が生まれた年でもある。福島に住む親戚のおばちゃんから出産のお祝いが届いたとき、祝福の手紙の端に、「あなたが生まれた年にはこういうことがあったのよ、と大人になっても語り継がれるでしょうね」というようなことが書いてあったことを思い出す。福島という土地においてあの震災を経験した方の言葉だから、よけいに重みがあった。本日14:46、わたしと息子は図書館にいたのだが、館内で「黙祷」の放送があった。
図書館から戻って、夕飯を作っていると、仕事帰りのとよみさんが寄ってくださる。わたしの体調を気遣って、息子の相手をしにきてくださったのだ。今日みたいな寒い日の夕方は、どうしても家にとじこもりがちになるので、公園に連れてっていただけると、本当に助かる。
夕食は、煮込みハンバーグ。副菜、スープなどは昨日の残り。たぶんアキがいたら、あと一品(サラダかなにか)作ったと思うけど、サラダは息子は食べないので、割愛。自分ひとりだったらたぶんもっと手抜きになるけど、息子がいるので、そんなにいつもと変わらない食卓。
ハンバーグがおいしかったらしく、息子は夜寝る前に「ハンバーグのゆめみるかも」と言った。

3/10 TUE

昨日は雨だったけど、気温は高かった。一転、今朝は急激に冷えこみ、雪がちらつく。チーズケーキを作りたいなあ、と最近ずっと思っていたら先日とよみさんにいただいたので、今日は「酒粕ケーキ」を作ってみることに。ホットケーキミックスを使うレシピだったが、薄力粉・砂糖・ベーキングパウダー(アルミフリー)で代用。温めた牛乳(半分は豆乳にした)でふやかした酒粕、レモン汁、サラダ油すべてをミキサーにかけて、オーブンで焼く。そして冷蔵庫で冷やす。見ためは完全にチーズケーキ。でも味は完全に酒粕なので、息子は食べない。
焼いてる間に、夕飯用にカレイを煮つける。それから咳止め、目薬、保湿剤をもらうため小児科へ。雪雲がすごいはやさで動いていて、吹雪と晴天をくりかえしている。小児科の先生、スタッフも、薬局の薬剤師さんたちもすでに顔なじみで、本当に感じの良い方ばかりなので、行くたび癒される。
帰宅し、息子が『ハウル』を観ているあいだに、昼食を作る。この前ちひろちゃんの日記で読んだ「うどんカルボナーラ」がどうしても食べたくなって。スパゲッティよりも麺が太い分、ソースがたっぷりからみ、余計においしく感じた。アキ(←カルボナーラ好き)が帰国したら、また作ってあげよう。今日のは、ベーコン、マッシュルーム、かぼちゃを入れた。かぼちゃは本来のカルボナーラから言えば邪道だけど、クリームソースとよく合うし、ワンプレートで緑黄色野菜もとれる。
午後はプール。あいからず雪はふったりやんだり。しばらくぶりにJeffに話しかけられる。話した内容は他愛ないことだけど、窓をあけて換気したような気持ちになる。別にそれは彼が外国人だから、というわけではなく、ものごとを眺めたり、日々興味をもっていることの視点が自分のそれと大きく異なる、ということがポイント。視点が重なっている人とそれをシェアすることも楽しいし、熱すぎないお風呂に入ってるみたいにらくちんだけど、ずっとそれだけを続けていると、息がつまってくる。視点が違う人と話すことは、旅に出たり、本を読んだり、映画を観たりするのと同じような効果がある。
夕食は、カレイの煮つけ、昨日の残りの野菜スープ、ほうれん草のごまあえ、納豆。
夜、息子を寝かしつけたあと、桂花烏龍茶を飲んだ。桂花茶は、けいかちゃ、と読むのがふつうだと思うけど、台湾カフェで働いていた名残で「グェイファーチャ」と読んでしまう。きんもくせいの香り。

3/9 MON

早朝、アキは中国へ飛ぶため、関空へ旅立った。
朝から一日雨。困ったことに、車検に出してるので車がない。果たして、息子との長い一日をいったいどうやって切り抜けるか、と考え、電車に乗ってでかけよう、と決める。トーマスのスタンプラリーVol.2、モノレールにのって伊丹空港、という案もあったのだが、ふと、香ちゃんが「妊娠中とか雨の日は、ボーネルンドのキドキドをよく利用した」と言ってたのを思い出し、グランフロントまで足を伸ばしてみることに。実は、大阪在住(そして出身)のくせにまだグランフロント自体に足を踏み入れたことがなかった。息子には、傘がなくても濡れないように、レインコート、レインハット、レインブーツで完全装備。京阪、環状線をのりつぎ、到着。大阪駅には、今週で運行終了予定のトワイライトエクスプレスが停車していた。息子は、そんなめずらしい列車にも、ふだん目にしないきらきらのビル群にもいちいち喜ぶ。キドキドの係の人に「1時間40分以上遊ぶならフリーパスがお得ですよ」と言われるも、一瞬で飽きて「かえる」って言いだすかもしれないから微妙かな、と思いつつ、せっかくここまできたんだし、とやはりパスを購入。結果は正解。数々の質のいいおもちゃ、トランポリンやマットレス、ボールプールなどで遊びつくし、2時間以上たっても、まったく飽きる気配無し。17時には車検の車が戻ってくるので、家にいなくてはならず、「もうかえろうよ」とうながして、やっとこさ帰路につくことができた。グランフロントから大阪駅までは、ほぼ屋根がついていて、濡れずに歩けるのだが、一カ所だけ(数メートルだが)雨にあたるところがある。そのすぐ手前は、見上げるとガラスの屋根になっていて、雨粒が美しく透けて見える。息子はそれをしばらく眺め、そのあと雨に少しあたったからか「(自分のからだが)みずたまもようになってる?」とたずねてきた。
わたしは別に特に「買い物好き」というわけではないが、めったに大阪市内まで出てくることはないので、せっかくだからちょっと寄りたいなあ、という店はいくつかあった。でも、ただでさえ疲れやすい妊婦だし、子連れなので、どこにも寄ることなく、まっすぐ電車に乗る。小さい子どもがいると「用事のはしご」というのがなかなかできないものなのだ。
帰りの電車ではブーツをぬいで、窓に向かってちょこんとすわる息子。萱島の車両基地にとまっているトーマス特急をめざとく発見。最寄り駅が近づいたのでふたたびブーツを履かせようとしたら、逆に靴下をぬぎはじめ、「なんか あしのうらが へん……」だと言う。靴下の中にゴミでもあるのかと思って見てもなにもない。「あしのうら、しゅわしゅわする」という言葉で気がついた。正座してたから、しびれてしまったのだ。今まで一度も経験したことがなかったらしく、すごくびっくりした様子だった。
夜は、昨日の蒸し野菜に使ったのと同じ材料で、野菜&肉だんごスープをささっと作って食べる。
昨夜とどいたメールの悲しさ、切なさに、胸がしめつけられる。ひとりじゃ抱えきれないくらいだ。こんな夜にアキがいないのが残念。彼とならば、この気持ちをきっとシェアできるのに。というわけで、中国は蘇州に無事着いたアキに、長文メールを送りつけて就寝。

3/8 SUN

つわりのときは、コーヒーがまったくだめになったけど、今はまた元通りなので、アキが淹れるコーヒーをコップに1cm分くらいだけもらって、1:9の豆乳ラテで日曜の朝をスタート。息子は、夏に少しだけ『列車戦隊トッキュウジャー』にはまっていたが、すぐ飽きて、いつのまにか番組は終了。2月末からは『手裏剣戦隊ニンニンジャー』が始まったときき、とりあえず見せてみると、「なんかトッキュウジャーとにてるなあ…」。戦隊ものというのはそういうもんなんだよ、と肩に手を置きたくなる。戦士は5人いて、わるものと戦って、ピンチになったらロボ登場。これは外せないんですよ、バンダイ的に。といっても、前回のトッキュウジャーでは何一つグッズを買わずにブームが終わったので、バンダイにはこれっぽっちも貢献していない。それにくらべて、タカラトミー(←プラレールトーマスシリーズ出してる)にはずいぶん貢献している。
アキが明日から中国に出張なので、その準備するためユニクロに行った。車がないので、ベビーカー(荷物置き用)押して買い物行こうかと思ったけど、電動自転車があることを思い出し、息子と乗ってみる。15kg近くある彼をうしろに乗せても、まったく平気で坂道をすいすい登れる! これなら前にもう一人乗せられる自信がある。タイヤが20インチのやつを買ったので、背の低いわたしにはとても安心感がある。20インチと26インチだと26インチの方が進む気がするけど、電動アシストでギア変速を使えばあまり関係ない、とパンフレットに書いてあって、アキにもその原理を説明してもらったのだが、いまいちわからない。でもたしかに進み方は、変わらないかも。
スーパーに行く途中で、パンダに会った。こう書くと意味不明だが、小5,6のときの同級生の女の子のあだ名である。(由来はそのまんま、顔がパンダに似てるから…。)何年か前、共通の友人の結婚式で会った以来だ。1歳の女の子を連れていた。駅前のマンションに住んでるそうなので、これからまた会う機会があるかもしれない。
昼は、昨日、うどん屋に向かう途中、父が教えてくれたサンドイッチ&コーヒー屋さんへ。和歌山の「サントピア」とは違い、ごく普通の昔ながらのサンドイッチを良心的な値段で提供しているお店だった。ご近所の人たちの憩いの喫茶になっていたので、そこに、いつでも大騒ぎの息子を連れて入るのは申し訳なく、テイクアウトして帰ってきた。
午後は、アキと息子はまた市民プールへ。よく考えたら今週息子は、火、木、金、土、日と5回もプールに入っている…!
夜は、スチーマーで蒸し野菜+蒸し鶏。鶏胸肉は、かたまりで蒸したら火が通りにくかったので、今度は肉だけ先に蒸しておいてもいいかも、と思った。肉だんごのタネも用意して、一緒に蒸した。野菜は、春キャベツ、にんじん、ブロッコリー、かぼちゃ、えのき、しいたけ(すごく肉厚なやつ)、白ネギ。ふつうの鍋だと、どうしてもうどんでおなかがいっぱいになる感があるけど、これだと完全に野菜でおなかがいっぱいになるので、満腹になるまで食べても、胃がもたれず、すっきりしている。
デザートはとよみさん作のチーズケーキ。

3/7 SAT

昨日の春空はどこへやら、冬の曇り空に逆もどり。
朝、アキが車を車検に出しに行き、息子もついていったので、そのあいだに洗濯物を干す。家の中に干してエアコンをつけると、乾燥しがちな室内がちょうどよく潤う。とよみさんから車を借りてアキと息子が戻ってくる。彼女手作りのバナナりんごケーキつきで。砂糖の重たい甘さではなく、果物のさわやかな甘さが香る。
今日は母の誕生日だったので、スパークリング日本酒をあげた。このまえ、奈緒美ちゃんちでみんなで飲んで(わたしは味見しただけだが)おいしかったので、同じものを。あとから炭酸を注入してるんじゃなくて、ちゃんと中で発酵してるので、一度栓をあけても、しゅわしゅわは消えない。温かい場所だと発酵がすすんでしまうので、冷蔵庫で保存。
それから、3人で自転車屋さんへ。ネットで注文していた電動自転車を引き取りに。うちの周辺は「坂しかない」といってもいいくらいの土地で、子どもを乗せて走るには、電動じゃないとかなりきつい。福岡や堺ではほとんど坂がなかったので、普通の自転車に息子を乗せていたのだが、ここに越してきてからは、それで動くのはきつく、ちょっと遠出のときはほぼ車に頼っていた。でもやっぱり自転車があった方が便利だし、乗り物として車より自転車が好きだし(風をきってすすむところが)、とうとう子どもが二人になるので、このタイミングで買うことにした。色は、最初は無難に、地味な茶色か深緑にしようかとおもったけど、やっぱりもっとあかるい色がいいな、と思い直して、水色を選んだ。妊娠中はあまり自転車にのらない方がいい、とされているので、できるだけそうしている。が、助産院の先生は「体調がいいなら、べつに乗ってもいいよ」と言っておられるし、なにより新しい自転車に早く乗ってみたかったので、こいで帰る。電動自転車をこぐのは生まれて初めてだ。いきなりこぎだしでアシストされて、「うお!」と驚く。坂道では、本当にうしろから誰かにせっせと押してもらっているような軽さ。実家の前の急坂もらくらくのぼれてしまった。
夜は、枚方の「釜盛(かませい)」うどんやさんへ。父が連れて行ってくれたが、その店を希望したのはわたし。昔食べておいしかったイメージがあったのだ。実際の味もそんなにわるくないのだけど、とにかくどんな料理を頼んでも量がすごくて圧倒される。食べてもなかなか減らなくて、食べきることの方に意識がいってしまい、本末転倒だった。ちなみにわたしはカキフライと鍋焼きうどんを注文。うどんは少し残してしまった。

3/6 FRI

快晴。実家の庭で焼き芋したい、と息子が言うので、母に伝えると「午前中は美容院に行ってるから帰ってきたら連絡する」とのこと。なかなか電話が来ないし、とにかく天気がよかったので、とりあえず公園へ。「お庭にいっぱい葉っぱ落ちてるよ(←実家の裏はお寺の林なので、そこからふりこんでくる)」と言っているにもかかわらず「やきいもにいれる」と言って、一目散に公園の葉を集め出す息子。そのあいだ、わたしはベンチにでも座ってようかな、と思ったら、草むらにてんとう虫が何匹もいる。息子を呼ぶと、枯れ葉を持ったまま駆けてきて、ベンチの上にどさっと置き、一緒に観察。彼の手や腕をのぼってきてくれるやつもいて、うれしそう。その一匹はしばらくすると、ぶーん!と羽をひろげ飛んで行ってしまったのだが、あたりを一周して、またベンチの近くに戻ってきた。その様子を見た息子は「もしかして、おうちをさがしてるんちゃう」と言い、「ごめんな、これはやきいものやねん」とベンチの葉っぱを指差して申し訳なさそうにしている。かと思ったら、またすぐ走り去り、新たな枯れ葉の束を持って戻り、地面に置いて、「はい、おうち」。てんとう虫は、まるで息子の言葉がわかるかのように、そちらへ歩いて行き、葉っぱの上に落ち着いた。息子大満足。ちょうど、母も帰ってきたので、ベンチの枯れ葉を抱えて、実家へ。秋と違い、冬を越した葉っぱはよく燃えて、しばらくすると熾火になった。
途中でわたしだけマンションに戻り、まず夕食の準備。めずらしく揚げ物。鶏の唐揚げ。半年くらい前に、唐揚げを作って失敗していたので、今日は慎重に。前回は温度が低すぎたのだが、今回はちょっと揚げすぎの感あり。(肉がかたくなってしまった)ロンドンや東京の台所では、どんな揚げ物でもけっこううまく作れていたのになあ。もう少し頻繁に揚げ物をして、この鍋とコンロに慣れなくてはいけない。それから、掃除。さしこむ日光で暖かいので、窓を開け放って、イスや机など移動させて掃除機をかけたり、干していたふとんを取りこんだり、お風呂も掃除したり。気がつくと、プールの時間。(先週分の振替)あわてて家を出て、実家に向かっていると、おなかが張っているのに気がついた。体調がいいので普段通り動いていたけど、やっぱり重いもの移動させたりドタバタ休憩なしで動くのはよくないようだ。
息子は、焼きたてのさつま芋も食べ、一遊びして、さめた芋をさらに追加で食べていた。プールに着くと、仕事帰りのとよみさんが見に来てくださったので、息子大はしゃぎ。金曜日は子どもの数も少なく、いつもより遊びの要素が多くて、とても楽しそう。最後、大きなマット(ビート板)に5人くらい並んで手をかけ、全員のバタ足をエンジンにして、足のつかないコースを泳いでいた。あとからきくと「おふね」だそうだ。
夕飯は、唐揚げ、千切りキャベツとツナコーンのサラダ、残り物の粕汁、マカロニサラダ。マカロニサラダ、息子の大好物のはずだったのに、最近めっきり食べなくなった。大人にくらべて、味覚がどんどん変化している時期なのだろう。

3/5 THU

午前はマット先生。花粉症でものすごくつらそう。 Fisherman's Friend(タブレットのトローチ)の Mandarin and Ginger 味をなめておられて、わたしが少し咳をしたら「いる?」ときかれた。うなずくと、わざわざ別の部屋に取りに行ってくれたけど、「ごめん、同じ味もうなかった〜」と言って、Apple and Cinnamon 味をわけてもらう。息子はカナちゃんに対しては若干人見知り的な遠慮があったのだが、最近はなくなってきた。カナちゃんの顔をのぞきんこんで、わざと変な顔をしてみたり。対するカナちゃんは、完全無視。逆に彼女の方が、息子に何か話しかけるときもあるのだが、内容が女の子の好きなアニメについてだったりするので、息子は、「うん?うん?」と生返事で聞き流し。3歳にして、男の女の原型が出来上がっている。
昨日も行った公園は、英会話の教室からわりと近いので、今日はカナちゃんも一緒に寄り道、さらにスーパーに寄ってから帰宅。夕食準備をしている間、息子は『トトロ』を一生懸命見ていた。ちょうどメイと同じくらいの年齢。
午後はプール。
夜は、粕汁残り、マカロニサラダ、納豆、さんまの丸干し。ひらきではなく、脂が落ちたさんまをカラカラに干したもの。和歌山・三重にまたがる熊野灘産が有名みたい。そのへんまで泳いでくる頃には、脂が落ちているということなのかも。今日のは和歌山産。頭の方、内蔵、赤身、白身の部分それぞれに違う味わい。旨味が凝縮されてて、お酒のアテにも良さそう。この前、ひらきをお茶漬けにして食べたのだけど、本当はひらきじゃなくて、この丸干しを焼いて裂く、というのをやりたかったのだった。(今日リベンジした。)

3/4 WED

朝から、奈緒美ちゃんと電話。息子は週末たくさん可愛がってもらった彼女のことが大好きになり、「はやくうちにあそびにきてほしい。きてくれたらミックスジュースつくってあげる」と言っている。
天気予報では気温が上がるときいていたので、公園で長く過ごそうと思っていたけど、風がつよくて意外と寒かったので、午後になってから出かけた。この前見つけた公園。今日はわたしが少し風邪気味で、往復6kmを歩く自信がなかったので、近くまで車で行った。昨夜雨がふったので、地面がちょうどいい具合に湿っていて、腰をかがめなくても線が引けるくらいのぴったりの木の枝が落ちていた(←今のわたしのからだでは、枝が短すぎるとおなかがつっかえる)ので、公園中に線路や駅を描いて遊んだ。
息子に「ねえママ、いますぐとべるほうほう おもいつかない?」とむちゃ振りされる。人類の永年の夢を、わたしなんかが思いつくはずがない。「わからんなぁ」と正直に答えると、「はっぱとかあつめる(それを翼にする)のはどう?」と提案してくる。「はっぱかぁ、うん、いいんちゃう」とてきとうな答えを返したりしてると、「そうや、とうきょうにいったらいいんちゃう」と第二の提案。「東京? なんで?」いわく、「とうきょう」にはたくさんの人がいるから、誰か一人くらいは飛び方を知ってる人がいるのではないか、とのこと。このやりとりをアキに伝えたら、「確かにそう言われたら、実は飛べる人がまぎれてそうな気がしてくるな…」と納得していた。
夕飯は、先週も作った、春キャベツと豚肉の重ね蒸し。根菜たっぷりの粕汁も三日分くらい大量に煮こんだ。

3/3 TUE

朝、起きてふとんで座って (すぐに立ち上がる気力がなかったので) ぼーっとしていると、背中にドカーン!とものすごい衝撃。息子が「雪よけをつけたトーマス」になりきって頭突きしてきたのである。わたしは知らぬ間に、「線路につもった邪魔な雪」の役をさせられていたわけだ。おなかの子の胎動もだんだん強くなってきてるので、内からも外からも蹴られたりぶつかられたりの日々。
スマホで天気予報を見ると、「今日はべったりと雲がひろがって、」という書き出しだった。べったりと、と言われるとなんだかすごく不快な天気のようだが、「きれめない雲が空を一日覆い」とか「太陽は終日雲のうらがわにかくれ」とかだと、また印象がかわる。
午前は、さくら公園で少し遊び、駅前の郵便局、銀行で用事をすませたあと、和菓子屋さんへ。最近、贔屓の店を変えた。今日はひな祭りなので、草餅とうぐいす餅、桜餅がひとつずつ入っているパックを買った。それから、息子がほしいといった、よもぎ大福ひとつ、わらび餅も。大福とわらび餅は、帰ってすぐ食べた。
午後はプールなので、昼のうちにちらし寿司の準備。素は使わず、具を煮るところから。干ししいたけ、ごぼう、れんこん、にんじん、鶏胸肉。好みの味つけはすでに定まっているので、だんだんその味に煮つまってゆく様子を見るのが楽しい。炊けたごはんを桶にあけ、すし酢と具を混ぜ、錦糸卵と菜の花(花蕾のとこだけ)を飾りつけるところは、「ちらし寿司」という言葉を勘違いして部屋に紙を散らしまくっていた息子にも手伝ってもらう。それから、生わかめをさっと茹でてしらすと和えた酢の物、あさりと菜の花(残りの茎の部分)と麩のすまし汁も作る。冷凍してあった餃子も焼いた。
プールから帰って、肝心のおひなさま(手乗りサイズ)を飾ってなかったことに思い至り、息子とあわてて並べる。
夕飯を先に食べ終わった息子が、絵本を読んでほしいから「はやく ごちそうさまして!!」と催促してきたので、「ママだってゆっくりごはん食べたいよ」と諭してみたら、しばらく考えたあと、「はやく ごちそうさましてください」と言い直してきた。ていねいに言えばいいってもんじゃないんですけど…。

3/2 MON

昨夜はやく寝たので、6時に目がさめる。しばらくするとおなかが減ったので、紅茶を淹れ、昨日アキと息子が作ったドーナツの残りを食べた。揚げたてとはまた違って、少ししっとりして、やっぱりおいしい。
週末の洗濯物が山ほどあるので、どんどん洗う。デリケート洗いもふくめて合計3回洗濯機をまわした。午前中は駅前のスーパーに買い物。数日分まとめてなので、買い物というよりも「買い出し」と言いたいくらい。
帰宅後、プラレールトーマスで遊んでいた息子が、ゴードンだか誰かを(わざと)事故らせて「ききき〜(←急ブレーキの音)、いま、おおいそぎでげーいん(原因)をよびだしています」とナレーションしていた。「原因を呼び出す」って、ありそうでない日本語。
お昼は、昨日「銀平」からお持ち帰りした残り物の鯛飯をお茶漬けにしてあげたら、息子がぱくぱく食べた。ついでにスーパーで買ったコロッケとチキンラーメンも少し食べていた。わたしはS&Bの混ぜるだけの「たらこ」スパゲッティ。自分一人用だったら「明太子」を買うけど、たまに息子と分けるので。辛みを足すため、この「たらこ」に柚子胡椒を混ぜて食べてみたら、なかなか合っていた。
午後、先日行った、家から3km離れた公園に行きたい、と息子が言う。近くまで車で行く手もあったけど、気合いで歩きで出発してみる。通う予定の幼稚園のそばを通ったとき、ほんとに小さな、公園とも呼べないくらいのスペースに6,7人子どもがいて、お母さんたちがおしゃべりしていた。導入保育とプールで顔見知りになったお母さんも中にいて、立ち話程度にごあいさつ。子供たちの年齢は2歳〜6歳とばらばらだけど、縦割り保育の幼稚園なので、一緒に遊ぶことに慣れているようだった。たとえばみんなで鬼ごっこをするときは、小さい子が鬼になったら、わざとゆっくり走ってあげる、とか。昔、団地仲間や、妹弟+その友達などが混ざって遊ぶときは、そうやって自然に工夫していたなあ、となつかしい気持ちになる。おそらく方言だと思うけど、そういう小さい子たちへの配慮ルールのことを「ごまめ」って呼んでいた。息子はいきなり同じ調子では混ざれなかったけど、だんだん慣れて、かくれんぼに混ぜてもらったりして、すごく楽しそうだった。もうママと二人より、友達と遊ぶ方が楽しいというのが見てとれて、肩の荷をおろしたような安堵感。
夜は、アキが「うどんとかあっさりしたのが食べたい」と言っていたので、ぶっかけうどん。とよみさんに以前いただいた、讃岐の半生タイプのものを使った。大根おろし、ネギ、大葉などトッピング。それから、昨日奈緒美ちゃんちで見たレシピ本に載っていたサラダを再現してみる。葉っぱ(今回はサラダほうれんそう、クレソン、サラダ菜を混ぜて使った)/ 茹でて(うちではレンジでチン)角切りにして、ハーブソルトをまぶしたじゃがいも / パルメザンチーズ / ゆで卵、ドレッシングは、たっぷりのオリーブオイルでベーコンをかりかりにして、お酢と塩こしょうをふりいれたもの。うどん、サラダ、それに納豆というおかしな取り合わせの夕食だったが、全部食べたいものだったので、満足。息子は、ぶっかけうどんもサラダも食べなさそうだったので、じゃがいも、ブロッコリー、ソーセージにチーズをかけてオーブンで焼いただけ、という簡単なものを出したら、喜んで食べていた。

3/1 SUN

和歌山にて。昨夜遅くまで話しこんでいたので、朝ひじょうに眠いが、息子はいつも通り元気に起床。奈緒美ちゃんの「先に起きたら、自由にやってていいからね」という言葉に甘え、彼だけ先に朝ごはん。ホームベーカリーの焼きたてパン。夜、セットしておけば、自動的に朝焼けている。昔からいいな、と思っていたけれど、あらためてその良さを実感。人の家とかそういうことは一切おかまいなく、息子は朝から大声(←地声が大きい)でしゃべりまくるので、ほどなくして全員起きるはめに。奈緒美ちゃんは、心から息子を可愛がってくれて、一緒にミックスジュースを作ってくれたり、「あらいものやりたい」という希望をみごとに叶えてくれたりした。しかも「大人になったら、洗い物とか家事なんて面倒でむしろ他の人がやってくれたらラッキーって感じやのに、このくらいの子って、『人の役に立ちたい』っていう気持ちでみちあふれてるんやな」と、子どもの心根の美しさに感動し、しかもそれが本来にんげんが持っている美しさなのだということにまで思い及んでいる様子の奈緒美ちゃんを見て、そのようなことに気づける彼女こそが美しい、と思う。外は雨がふったりやんだり。やんでいる隙に、わたし以外の全員が息子を散歩に連れ出してくれる。そのあいだ、一人で家でゆっくりさせてもらい、ありがたいことこの上なし。
昼食は「銀平」にて、お魚和食のフルコース。子連れなので、個室を予約してもらっていた。ひろきくんいわく「本店より、駅前店のほうがおいしい」とのこと。息子は天ぷら定食を頼んだのだが、前菜に出されたブリのお刺身をしょうゆもつけずに食べたので、びっくりした。生魚を食べたところを初めて見たからだ。ひろきくんが「人生初の刺身が銀平でってすごいな」と笑っていたが、子どもが食べてもおいしいと思えるくらいの素材の良さなのだと思う。お豆腐も、何もつけずに食べてたし。大人のコースは、前菜、刺身、煮物、煮魚、最後の鯛飯、と魚づくしで、本当にしあわせ。ドリンクに頼んだ梅ソーダは、本物の梅酒みたいに香りたかくて、さすが和歌山…とうなった。店を出ると、2時間経っていた。その頃には雨が本降りになっていて、奈緒美ちゃんは「うちでお茶でもしてから帰ったら?」と気を遣ってくれたけど、みんなわりと疲れていたので、そのまま帰ることに。昨年「ご当地バーガーグランプリ」初出場そして優勝したという「紀州梅バーガー」や、和歌山ラーメンなど食べてみたいものはたくさんあったけど、もちろんおなかいっぱいで食べられないので、また次回のお楽しみ。わたしにとっては大阪より和歌山の方がだんぜん「食い倒れの街」だ…!
わたしも息子も帰りの車でぐーぐー寝て、気づいたら大阪。スーパーで買い物などして帰宅すると17時。元気を回復した息子は「とうちゃんとドーナツつくりたい!」と言い出す。アキはすごく疲れてるにもかかわらず、レシピを検索して、付き合ってあげていた。しかもHM(ホットケーキミックス)じゃなくて、小麦粉から作るレシピ。わたしはチャイを淹れ、揚げたてドーナツをひとついただき、それが夕食がわり。HMより小麦粉での方が断然おいしい。温度が低めの揚げはじめのやつは、ひびわれて、オールドファッションスタイル、揚げ終わりの方は、きれいなまるいかたち。息子とアキはその後さらにラーメンを食べていた。
奈緒美ちゃんから、「Sくん(←息子)がいなくなった部屋はがらんとして寂しかったわ。特にSくんが摘んだ花と干したタオル(ちゃんとせんたくばさみがしてあった)を見たら切なかったわ。たった一日半くらいやったのにほんとさみしくて。うかつにも涙が出たわ」とメールがきた。
今日は7度目の結婚記念日。8年目は家族が4人になる。

2/28 SAT

晴れ。昨夜みんな早く寝たので、全員7時台に目が覚める。のんびり朝ごはんを食べ、のんびり荷造りをして、10時に家を出る。向かう先は和歌山の奈緒美ちゃんち。2時間ぐらいで到着。
お昼どきだったので、サンドイッチ専門店「サントピア」へ。(サンドイッチユートピアの略だろうか?) メニューをひらいてびっくり。ものすごい種類…。パンも食パン、イギリスパン、アラビアパンなど色々選べる。ボリュームもあるので、いくつか注文して、みんなでシェアすることに。唯一息子だけはシェアせず、「チキン竜田」を食パンでオーダー。海苔がはさんであった。奈緒美ちゃんおすすめの「ミモザ」は、たまご、ポテトサラダ、パンにはうっすらいちごジャムという組み合わせ。フルーツジャム+塩味系のもの(チーズとか)は昔は苦手だったけど、今は大好き。フルーツサンドは、いちご、バナナ、みかん(缶詰)、メロン、生クリーム。あとは、トルティーヤで巻いたメキシカンサンド、イギリスパンではさんだ味噌カツ+チーズ。飲み物メニューも豊富。それぞれフレッシュジュースを頼んだ。
車で市内を走っていると、昔ながらの専門店がたくさん残っていることに気がつく。それから、福岡をはじめ、九州各地に共通する、「土地そのものが持つゆたかさ」というものを和歌山にも感じる。
午後は、最近できたばかりという「秋葉山(あきばさん)公園」へ。ふもとにはこれまたできたてぴかぴかの県立プールが。国体にも使えるという広さ、そして夏限定だが、外はリゾートホテルと見まごうような、町と海を一望できる、ウォータースライダー付きのオープンプール! これが市民プールだなんて…。公園は、軽いハイキングコースをのぼったところにあり、そこからも海が見えた。紀伊水道だろう。
夕方、お風呂屋さんへ。天然温泉が湧いていて、漢方蒸しサウナや、壷湯など、いろいろ楽しめた。
帰宅後、奈緒美ちゃんちでお好み焼き。今日は仕事だったひろきくんも、ちょうど焼けるタイミングで帰宅。21時頃息子が寝たので、そのあとは4人で夜中までおしゃべり。何も出し惜しみせず、逆に見栄もはらなくてもよい友人(というか、そうじゃなくては「友人」とは呼べないかもだけど)というのは、本当にすばらしい。

2/27 FRI

昨夜の雨のあと、また冷えこんだ。
明日奈緒美ちゃんちに遊びに行くので、おみやげの日本酒を探しに駅前の酒屋さんにゆく。最近アキは、日本酒のおいしさにめざめて(といっても、量はそんなにのまないけど)、いろんな味をためしている。その酒屋さんは、わたしが子どもの頃からずーっと同じ場所にあるけれど、入ったのは初めて。店主さんはけっこう若くて、とても気さくに色々教えてくださった。個人商店が生き残りづらい時代だけど、逆にいえば残っている店は、品揃えや接客に特色がある、ということなのかも。そういうおもしろい本屋さんが地元にあればいいのにな。酒粕も売ってたので、今度買いにいくつもり。
午後は、幼稚園の導入保育3回目。歩いて行ってみる。前回、在園のお兄ちゃんがコーヒー豆をミルで挽いているのを見ていた息子は、「コーヒーやりたい」とずっと言っていたので、今日は豆を持参。自宅のはハンドルを縦にまわすタイプだが、幼稚園にあるものは、テーブル面と水平にまわすタイプ。それから、すりこぎでゴマをする、という作業も人気で、順番待ちだった。コーヒー(もちろん園児は飲まない)もごまも、包装紙に包んでもって帰るのだが、その紙自体が、きちんとこぼれない仕組みの折り方で用意されていて、感心する。「コーヒーを挽く」という作業ひとつとっても、本当にていねいに最初から最後まで子どもにやらせてくれる。たとえば「スプーンで豆をすくってミルに入れる」という工程は、大人がやれば数秒だ。でも子どもだと長ければ数分かかるし、ばらばらこぼれる。そうとう根気がないと、さっと手を貸したくなる。だけど、園の先生は、こぼれた豆をさりげなく拾うくらいで、ただひたすら待つ。今、わたしが「育児で大切なことは?」ときかれたら、「信じて待つこと」だと答える。が、その難しいこと!この園の先生たちは後光がさすくらいの忍耐力を持っておられる。子どものための導入保育のはずだが、親のわたしの方が学ぶべきことが多そうだ。他にも、太めの針に毛糸を通して、紙に簡単な縫い取りをしたり、おひなさま工作をしたり、「ひなまつりの歌」をオルガンに合わせて歌ったり、紙芝居を読んでもらったりして、一時間はあっというまにおしまい。ミニストップで週末用の食パン買って(←「超熟」はスーパーよりコンビニの方が安いことが多い)、家に向かう。帰りにおなかがすくだろうと、簡単なサンドイッチを作って持って行ってたので「公園で食べる?」ときくと、「サンドイッチはいらん。なにもついてないパンがいい」とのこと…。公園で6枚切りの食パンあけて、その中の1枚をわたすと、むしゃむしゃ食べていたが、となりのベンチにいたおばあさんに、「この母親、雑すぎやろ!」と思われたかもしれない。
夜は、きつねわかめうどん、おにぎり、昨日の残りである、なすと豚バラと白ネギとエリンギの甘味噌炒め、キュウリとキャベツとしらすの酢の物。

2/26 THU

朝からつめたい雨。なぜかここのところ、木曜日に雨がふる確率がすごく高い。
朝はマット先生。昨日みたいに晴れてあたたかければ、早めに家を出て歩いていくつもりだったが、傘をもつ手がかじかむくらいなので、いつも通り車で。息子の英会話というよりも、(特に子どもの集中力が切れる後半は)わたしが先生とマユミさん(カナちゃんのお母さん)と井戸端会議をしに行っていると言っても過言ではない。マット先生は日本語が本当に堪能なので、いつも流暢なおやじギャグをとばしてくる。ときどき知らない単語に出くわすと、ホワイトボードにちゃんとメモして、「家に帰って辞書でひいて確かめる」とおっしゃる。先日は、「くっつきむし(植物の)」を「kuttsukimushi」とメモ。語学というのは、本当に、こういう小さな小さな努力のつみかさねである。
おとといの残りのカレーがまだあったので、今日はカレーうどんにした。やっとなくなった。
午後も、まったくふりやむことなく雨。普段、木曜はプールなので気楽なのだが、テスト週間で、火曜にすでに合格しているので、今日はパス(別日に振替)。この前、香衣ちゃんから教えてもらったチャイを作ってみる。ホールのカルダモンを使うレシピだったのだが、なかなかスーパーになくて、ネットで買おうかなぁ…と思っていた矢先、生協で見つけた。さやから種をだして、包丁で軽く砕き、さやごと煮出す。あと、スライスしたしょうがも。チャイって、いろんなスパイスが入っているイメージだったが、入れるのはそれだけ。カルダモンは、パウダーのものより、ホールの方が辛みが少なかったのが意外だった。ただ作るだけだと何のアトラクションにもならないので、息子にも少し手伝ってもらったら、自分で作ったからか「のんでみる」と言った。そして、香りをかいで「レモンのにおいがする」と。なるほどたしかにカルダモンってちょっと柑橘っぽい。でも二口のんで「もういらん」。そんな彼にはココアを作ってあげた。
18時半頃、夕飯を食べていると、仕事帰りのヒロが寄ってくれる。職場でもらってきた、という京阪電車とトーマスのコラボプラレール(2013年度のもの)をおみやげにくれた。息子はおもちゃもさることながら、思いがけぬヒロくん登場に大はしゃぎ。夕飯そっちのけになり、ヒロが帰ったあと、あらためて食べ直していた。

2/25 WED

夜、パソコンをひらいて日記を書こうとすると、すでに一日何をしたかわすれている。おそるべし、妊婦の忘却力。頑張って思い出して書こう。そうだ、今日もわりとあたたかい日だった。息子と池の公園へ行くと、一匹の亀がのそのそ岸にあがって甲羅干しをはじめた。すると、他の亀もどんどんつづいてあがってきた。岸はひろいのに、どうしてみんな同じ場所に集まってくるんだろう? わたしと息子はその様子を飽きずに長い間眺めていたのだが、鳥瞰すれば、きっと我ら二人も親子亀のように見えたことであろう。その後、まぶしい陽射しのもと、いつもとは違うルートで1時間くらい歩き、帰宅。昼ごはん。
夜は去年の今頃毎週のように作っていた、春キャベツと豚肉の重ね蒸し。そのときどきで冷蔵庫にある野菜も重ねるのだが、今日はにんじんと春菊、ブロッコリー、それから昨日の残りのすでにとろとろになった新玉ねぎも。肉の段で塩をふり、最後に酒をふって、大根おろしを汁ごと入れて、蒸す。去年はどうやらフライパンでやっていたようだが、今年は、ルクルーゼにぎゅうぎゅうに重ねた。どれくらいぎゅうぎゅうかと言えば、切った分全部入らなかったので、5分くらい煮てカサをへらしてから残りをさらに重ねるぐらい。タレは基本、ポン酢、ごまだれ、ゆず胡椒だけど、今夜はちょうど届いた、ディップのセットがあった。とある友人へ贈った出産祝いの内祝いだ。北海道の「ノースファームストック」というお店のもの。「バーニャカウダ(アンチョビ&ガーリック)、と「オニオンマスタード」「ブロッコリー/ワサビ」の3瓶。どれもおいしそうだけど、今日はバーニャカウダをあけてみた。にんにくがよくきいていて、美味しかった。あと、生のめかぶをさっと湯通ししたものも。春の味。アキが早く帰れたので、家族3人で蒸したての鍋をかこめた。

2/24 TUE

のんびり起きる。昨日につづき気温が高いので、いったん暖房をつけてみたもののすぐ必要なくなった。朝のうちに夕飯の下ごしらえをすまし、シーソー公園へ。あいかわらずひたすら「お話」しながら。今日は、息子自身が列車になるパターン。この前借りたお気に入りの童話『ふしぎの森のヤーヤー』の登場人物を活用させてもらった。シラネエさんとか、コリゴリさんとか。歩いてる途中で、こどもちゃれんじのトラのぬいぐるみを飾ってある家が。「ほら、トラジロウやで」。あれ?なんか違う。…シマジロウや。トラジロウは、吉田松陰…。『花燃ゆ』アキがずいぶん楽しんで見ている。公園から戻り、遅めのお昼。昨日の残りのカレー。まだあるので、明日の昼もカレー決定。
午後はプール。2ヶ月に一度の進級テストの日。めずらしく買った雑誌『MONKEY』を持ちこんで、テストの様子片目にちらちら読む。「W.S マーウィンのハワイ暮らし」という特集がなかなかおもしろかった。副題は「マウイ島で熱帯雨林を育てながら、詩の創作を続けるマーウィンの世界」。息子は無事進級。カニさんからカメさんになった。プールの入り口には、セブンティーンアイスの自販機がある。夏はいざしらず、冬は子どもの意向は無視して素通りする母親がほとんどだが、テストの日だけは別。めいめい好きな味を選んで、うれしそうに食べている。うちの息子も例にもれず、バニラを選ぶ。(といっても、上のクリームのところはママが食べるわけだが…)今日はあったかくて、アイスを食べても寒くない日和だったのでちょうどよかった。ほとんどの子は、合格してもしてなくても、2ヶ月よく頑張ったね、という意味で買ってもらっているが、ママによっては「不合格だったからダメ」という厳しい人もいる。家庭の方針はそれぞれだから、もちろん口は出さないが、内心は「頑張ったのは同じなんやから、買ってあげたらいいのに」と思ってしまう。
夜は、カジキマグロの照り焼き。にんにくのスライスを一緒に漬けるレシピ。ごま油をしいて、片栗粉をまぶしてこんがり焼く。最後は酒をふりかけ蒸し焼きに。残ったタレで白ネギを一緒に焼くとのことだったが、なかったので、春菊を使った。大人は大根おろしをのせていただく。それから春の定番、まるごと新玉ねぎのスープ煮。和風だしで、鶏ひきにくとことこと煮る。あとは、ごま酢かぼちゃなどの副菜。

2/23 MON

なんとなく気分が優れない朝。疲れが抜けきってなくて、からだに気持ちの方も引っ張られる。外はすこし霞んでいて、昨夜の雨で水たまりがたくさんできている。外に出る元気が出ないので、午前中は家にとどまっていたら、息子が本当につまらなそうにしていて、そのもやもやが家中に充満し、15分でいいから一人になりたい、と思ってしまう。だけど、こちらの都合を子どもにぶつけてもかわいそうなので、極力気分を切り替えて、早めの昼食後、外へ出る。あたたかい! 雲が切れ、おひさまがでると、上着を脱ぎたくなるくらい。この気温でずいぶんすくわれる。「お話」(今日は、セーターくんとズボンくんとくつしたくんが遊びにきて、息子と一緒に山へ行き、ヤマモモ狩りをする話)をしながら散歩、買い物をしていたら、アキが帰ってきた。日曜仕事だったので、今日は半休をとったのだ。彼もいくつか用事があり、それをすませたあと息子と外に行ってくれたので、本当に助かった。見てくれるなら誰でもいい、わけではもちろんなく、本気で子どもと遊んでくれる人に託せたとき、ようやくほっとできて、一人の時間を満喫できる。預けた場所で子どもが楽しそうじゃないのなら、しんどくても自分が見た方がマシだ。春からの幼稚園は、息子が心から楽しめる場所になるといいのだが。
今日は、本当は手抜きごはんにする予定だったのだが、息子が「とうちゃんカレー」がいい、と言うので、カレーの材料を準備。でもアキが夕方まで息子と遊んでくれたので、結局わたしが作ることに。先日書いたようにカレーはわたしにとってまったく手抜き料理ではないので、長時間キッチンに立つことになったが、ひとりなので気楽だった。サラダは、新キャベツの千切り、コーン缶、スナップエンドウ、ブロッコリー、トマトを、レモン汁/オリーブオイル/塩こしょうで和えたシンプルなもの。最近は、市販のドレッシングをくどく感じてしまって、ほとんど使ってない。そのかわり、レモンを常備している。
夜、息子と一緒に寝てしまい、1時間後くらいにむっくり起きて、少し家事、あとはこの日記を書いたり、本を読んだり。その本を読んでから息子の寝顔を見たら、今日という日がどれだけかけがえがなく、祝福されるべき平和な一日だったのか、ひたひたと感じた。
プロフィール

織田 りねん

Author:織田 りねん
<おりた りねん>

contact:
lingolinen*gmail.com
(*を@にかえてください)


copyright (c)2009-2017
Linen Orita All rights reserved.

最近の記事
カレンダー
02 | 2015/03 | 04
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
QRコード
QRコード