2/21 SAT

昨夜、仕事の飲み会だったアキより「今から帰る」とメールがあったのに、一向に戻ってこないので、「どっかで寝過ごしてるんちゃうやろか…」と心配になった頃、戻ってきた。きいてみると、「うん…。新今宮から乗って、うとうとして、気づいたら新今宮やった…(←環状線一周したってこと。所要時間約40分)」。終電まではまだ余裕があったのがすくい。そんなわけで、今朝も疲れてぐうぐう寝ていて、わたしもあいかわらず夜読書してるので、ゆっくり寝たかったが、ふたりとも朝からエンジン全開の息子に起こされる。昨日寝る前に仕込んでおいたフレンチトーストを焼く。
妊娠6ヶ月目に入っている。中期の健診のため、病院へ。お待ちかねのエコー。うちの助産院では見せてくれないので、わくわく。この時期(22週目以前)に、助産院ではなく、病院に行くことが義務づけられているのは、今ならまだ法律的に中絶が可能だからだ。もし何らかの理由で発育に不具合があった場合、そういう選択もとれますよ、ということ。だから、何があっても産みたいとは思っているけれど、やっぱり少し緊張もする。さいわいエコーで見る限りは、何も問題なく育っているとのこと。ほっとした。そして、性別。アキも息子も来たので、エコー画面見ながら一緒にきく。「おそらく……」という前置きつきだけど、一応わかった。(この日記上では、生まれるまでは伏せておきます)息子のときは予感がばっちり当たったけれど、今回ははずれた模様。アキと二人でびっくり。まあまだ、変わるかもしれないので、名前は男女両方考えておくつもり。
病院をあとにして、わたしは帰宅。アキと息子は市民プールへ。ついでに牛丼も食べてくるらしいので、こちらは昨日の残りの粕汁にうどんを入れて食べる。それから、二人が帰宅するまで読書。本が(物理的に)重すぎて手が疲れるので、ソファやふとんなど、体勢を色々駆使して読んだ。
夕方、とよみさんをピックアップし、まわる寿司へ。と言っても、注文してから握ってもらい、高速の別レーンを自分の席までビューンと走ってくる注文方法がメインなので、実際はまわってないお寿司やさんとあまり変わらず、シャリやネタが乾いていることもなく新鮮。とよみさんいわく「シャリがまだほんのりあたたかい」。でもときどき「レーン専用(注文できない)」というネタもまわって来たりして、「なるほど」と思うけど、現実的にあまりお寿司がまわってる意味がないので、そのうち「まわる寿司」ではなく「走る寿司」になるのでは、と思って検索してみたら、すでに東京にはそういう(走るレーンのみの)店舗があった。

2/20 FRI

朝、和室だけ掃除。雲が風で流れていて、太陽が出たりかくれたり。太陽が出たときだけ、気温も光もぱあっと春めく。
「いったことないこうえん いきたい」と息子が言うので、一年以上前に一度だけ遊んだ、駅向こうの線路沿いの公園に行くことに。途中で、このまえつぶれた駅前スーパー内のパン屋スペースに、新しいパン屋が本日オープンということを思い出し、寄ってみる。が、かなりの行列…!いやだ、ならびたくない、またにしよう、と思ったけど、時すでに遅し。「パンかう〜〜!」と列につらなる息子。彼はレーズンのふわっとしたパン、わたしはカンパーニュのサンドイッチだけ買って、公園で食べた。味はうーん、ごくごく普通。立地が便利なので、たまに利用するかも、という程度。お昼ごはんとしてそのパンだけでは足りないので、公園から戻ったあと、レトルトのカレー(甘口)1人分と伊予柑1個を、ふたりで分けて食べる。
父の術後経過は順調で、今日退院。予定より数日早かったみたい。息子と少しだけ実家に顔を出し、わたしだけさっとマンションに戻って掃除のつづきなどする。洗濯物をとりこんだり、シーツをふとんにかけ直したり、というこまごましたことが、息子が同じ空間にいないだけで3倍速くらいでできる。
夜は、アキが外で食べてくることもあり、昨日の焼き餃子の残り、キャベツだけはあらたに蒸し直す。あと、粕汁。粕汁に、キムチとピザ用チーズをのせて食べるのが好き。酒粕、キムチ、チーズって、発酵食品だらけやな…と気がつき、もしかして納豆を入れても合うのでは?と冒険してみたら、まあ合わないことはないけど、もはや別の食べ物になってしまい、二杯目は入れないでおいた。
ここ数週間で、だんだん胎動を感じはじめてきた。先輩ママたちが「一人目のときは、いちいち感動してたけど、二人目以降になると、一人目を追いかけまわすのに必死で、感動してるヒマがない。っていうか、妊娠してることをだいたい忘れてる」と言っていたけど、まさにそのとおり。夜、ソファで横になって本を読んでるときに、ポコポコ動いてるのに気づいて「おお、そうかそうか、君がいたんだった!」と思い出す具合である。

2/19 THU

ここのところ、夜読んでる本が強烈、いままで読んだどの本ともちがう。胸を衝かれるような文章に、ページをめくる手がとまるくらいなのに、朝起きると、どんな文だったかすっかりわすれている。そしてまた、今夜みなが寝静まったあと、ページのつづきをひらき、その文章をもういちどなぞり、胸のふるえをたしかめる。早起きして読むという選択肢もあるけれど、本の世界観の浸透圧がかなりきつくて、一日がその文体に影響されすぎて、雑事がおろそかになってしまいそうなので、やっぱり夜読むことにしている。
朝はマット先生。息子は今日はまったく集中する気配がなく、先生もあきらめて、テキトウモードになっていた。子どもたちにはビスケット、ジェリービーンズ、大人には、リコリスとLIFE SAVERS キャンディのムスク味。ムスク味なんて初めて食べたけど、オーストラリアでは人気なんだろうか。香水がそのまま口に入ってます、という感じで、違和感ありまくり。でも、きっとこういうのって慣れ。なぜならリコリスは、むかし北欧人たちに強制的に毎日食べさせられて、好きになってしまったからだ。フィンランドの有名なメーカーなんだっけ…とマット先生と考えるも、思い出せなかった。でも帰ってきて、思い出した。Saraがいつも帰郷するたび、ばかでかい缶を買ってロンドンに戻り、リビングのテーブルに置かれていた「Fazer」だ。たしかチョコも有名だった。リコリス、塩味のが食べたいな。
家に帰って、一人餃子パーティ。といったら、きこえはいい(いいか?) けど、約80個の餃子をひたすら包みまくり、ホットプレートで焼きまくるだけ。10個くらいはスチーマーでキャベツと共に蒸した。息子が手伝ってくれるかと思ってたのに、「おてて ベタベタになるから いや。あじみがかりする」とのこと…。まあ、実際は一人でやる方がはかどるわけだが。できた餃子は、今日と明日の夕飯用。それでもまだ余りそうだったので、残りは冷凍、実家にも少しおすそわけ。怒涛の餃子づくりをどうにか時間内に終え、プールへ。
夕飯。泳いで、お風呂も入った息子は腹ぺこなので、先に彼の分だけテーブルにならべる。餃子とキャベツと昨日の残りのコーンスープとごはん。わたしの分も追って温め直したあと運ぶのだが、今日はわたしが食べ始める前に、完食しておられた。

2/18 WED

今日も曇りがち。朝、相撲特集の「あさイチ」見ながら、スープや副菜などをささっと作る。献立を早め早めに決めておくと、隙間の時間を使って、夕飯の準備ができる。買い物も事前にすませておけるので、当日あわてなくてよい。「今日のごはんなににしようかしら〜?」とスーパーを歩くのは楽しいけれど、育児+αをやりたい身としては、非効率すぎる。いつも、3日後くらいまでの献立はざっくりできている。ざっくり、というのは、たとえば魚料理などは、そのときスーパーに入ってる新鮮なものを使いたかったりするので、そこだけ「何かの魚」というふうにあけておいたりする。そういえば、今日、スーパーに「ウマヅラカワハギ」が売っていた。それを見て、5年くらい前にアキと宮古島に行ったときのことを思い出す。宮古のさらに離島である伊良部島の宿のおじさんが、知り合いの伊良部育ちの若者を紹介してくれた。彼はガイド料を取るわけでもないのに、島中いろんなところを連れてまわってくれて、夜、いっしょにBBQをした際、漁師さんからもらってきた、といって、数種類のめずらしい「ハギ」を持ってきてくれた。「ミヤコテングハギ」というのが、おいしかった気がする。時間をたっぷり取ってもらったので、ささやかなチップを渡そうとしたけど、どうしても受け取ろうとしない。まだ20歳そこそこの彼だったが、もう結婚していて、最近子どもが生まれたときいたので「じゃあ、出産祝いということで!」と言うと、ようやく受け取ってくれた。こどもの名前は「スカイくん(漢字忘れた)」だった。沖縄の小さな島で、青い海と青い空に育まれると思えば、そんなハイカラな名前もなぜかしっくりくる。そういえば、先日「宮古島と伊良部島をつなぐ橋が完成した」というニュースをテレビで見た。その橋に関しては、さまざまな事情から反対意見もあったみたいだけど、彼は「この島には大きな病院がなくて、いざというときに困るから、橋は歓迎する」と言ってたのを思い出し、そのニュースを一緒に見てたアキと「よかったね」と言い合った。
「あさイチ」で失敗しないフレンチトーストの作り方をやっていたので、15時のおやつに、息子と作ってみる。浸す時間は10分といってたけど、きちんと液を吸収するまでにやっぱり30分はかかった。でも、外はカリッ、中ふわふわ、という文句通りにできたので満足。
午後は図書館へ。長谷川義史作『じゃがいもポテトくん』、作:内田 麟太郎/絵:沢田としき 『みなと』は、それぞれテイストは全然違うけれど、両方とも名作…!とうなる。前者の方は息子が一目で気に入っていた。
夜は、舌平目のムニエル、コーンスープ、ゴーヤとツナをポン酢とマヨネーズで和えたものに、レタスとトマトと生のマッシュルームのスライスを添えたサラダ、筑前煮の残り。

2/17 TUE

昨日とうってかわって曇天。太陽が出ないと、気温がぜんぜん上がらない。雨がふったあともあり、朝のうちはまだ遊具が濡れてると思われたので、午前のうちに夕飯の一部を準備。
一向に晴れる様子はないけれど、息子が外に行きたいというので、公園へ。外へ出た瞬間「おはなしして~」。「今日は何のお話がいいの?」ときくと、「フクロウくんとおにぎりくん」という、なかなか作りやすいネタを提供してきたので、よしよし、とはりきって即興で話してたら、途中で息子の顔が「?」になっている。よく確かめると「フクロくんとおにぎりくん」の話をしてほしかったらしい。袋とおにぎりって… (コンビニが舞台になる話が脳裏をよぎる) 。しかも、息子はフクロウの姿を、この前動物園で見たコウモリと混同していた。が、断然フクロウの方が話をふくらませやすいので、そのまま押し切る。公園では池の周りをかるく2周くらいして、帰る。
午後はプール。天気がわるくても、寒くても、めいいっぱい体を動かせるので、スイミングが予定に入ってる日は本当に気が楽だ。息子も楽しそうだし。上から眺める分にも、水面がゆらゆら光っていて、リラックスできる。もちろん、海や川ほどじゃないけど、それでも。
夜は、イワシの蒲焼き、筑前煮、昨日の残りのおみそ汁など。

2/16 MON

息子とともに寝坊。とりあえず洗濯機をまわし、息子におにぎり、自分にトーストなど作って食べる。今週の献立などなんとなく考えつつ、買い物リストつくる。ほどなくして、OTTAVA 斎藤さんの回の再放送がはじまる。テレビではなく、ラジオから一日をスタートすると、すごくなめらかに、余計な雑味なく離陸できる。
あまりに天気がいいので、スーパーに行くのは後回しにして、息子と散歩にいく。この前、翡翠を見た池の公園でビスケットを食べ、通う予定の幼稚園へ。今日は開放日とかじゃなかったのだけど、息子がどうしても中に入りたいというので、少しだけのぞくと、先生が出てきて迷惑そうな顔一つせず、息子とおしゃべりしてくれた。あまり長居しても迷惑だろうから適当にきりあげ、雲ひとつない空の下、ずんずん歩く。2月といえば、一年で一番寒く、凍えるような日々というイメージで、たしかにそういう日は多いけれど、こういう春先取り!みたいな日もある。そういうことを、冬が過ぎるとなぜかわすれてしまいがち。イメージは、あくまでイメージ。昔(15年くらい前)いちどだけ行ったことのある公園の、ぼんやりした場所だけ覚えていたので、そこから見えた風景などをたよりにさがして歩いてみる。パン屋でサンドイッチなども買って。携帯も見ずに勘だけで歩きつづけると、ちゃんと見つかった。閑静な住宅街のど真ん中にあり、道ゆく奥さまは、みな小綺麗な格好をしている。そんな公園において、一人ベンチにすわるおじいさんが異彩を放っている。コンビニのあげものをつまみに、缶ビール。飲みおわると、爪切りを取り出し、おもむろに手の爪、それから足の爪まで切る。携帯ラジオまで持参しているので、完全に彼の自宅と化しているベンチ。そんな彼にはおかまいなく、息子は息子の世界に没入。砂遊びの道具はもってきていなかったのだが、食べ終えたサンドイッチのパックを使い、パン屋さんごっこ。ジャングルジムとつながった滑り台とか、他にも楽しい遊具がいくつかあり、結局2時間以上その公園で過ごした。そこからまたてくてく歩いて家まで帰る。あとから地図を見たら、3kmの距離だった。
さすがに疲れたので、歩きではなく、車でスーパーへ。色々買って戻ると、17時前。超特急で夕飯をつくり、息子とさっとお風呂に入ってから食べる。メインは、なすとトマトとマカロニのグラタン。食べたい味のレシピが見つからなかったので、てきとうに自分で考えた。備忘録用メモ → オリーブオイルでベーコンとにんにくとなすをしっかり炒め、カゴメ「基本のトマトソース」をからめる。そのあいだにマカロニ(ミッレリーゲ)を茹で、茹であがったら、それも鍋に投入して、全部まぜる。ソースがからんだマカロニ、スライスしたトマト、チーズを順番に重ねていき、オーブンで焼く。トマトソースだけじゃなくて、フレッシュトマトも重ねてるところ、それからホワイトソースを使ってないところが今日のポイント。あとは、とうふとわかめのみそ汁、レタスとセロリのサラダなど。

2/15 SUN

日曜日。アキは今日も仕事。厳密には仕事ではなく研修で、待ち時間の方が長いらしいが。
息子が「ヒロくんとあそびたい」と言っていたので、予定をきいてみると、朝ちょっとだけなら遊べるとのこと。10時前に実家に行くと、家の前の公園に連れ出してくれたので、わたしはマンションに戻って新聞読みながら、トーストと紅茶の朝ごはん。30分ほどで戻ってくる。しかし切れ目ない育児をしていると、その30分が本当にありがたい。
外で遊んでしばらくは、息子は充実モードになっていて、きげんよく一人で遊ぶ。その隙に、和室やトイレなど掃除。本当はリビングなども一気にやりたかったけど、充実モードがじょじょに切れてきたので、歩いて図書館へ。最近息子が気にいって借りているのは『ゴリララくん』シリーズ、『恐竜トリケラトプス』シリーズ、それから単発では、『タコのたこきちくん』『しろくまのパンツ』など。たこきちくんの作者は内田麟太郎氏。先日買ったnakabanさんの『うみべのいす』の文章もこの人。他にも数冊、彼の本がうちにあるが、子どもの心をよくつかみ、しかもいろんなジャンルのお話が書ける人なんだなあ、と尊敬している。そういえば息子は最近、図書館に行ってもトーマスの絵本を借りなくなった。ゆっくりとだが、トーマス熱がさめていっているのかもしれない。テレビの方はあいかわらず見ているが。わたしが個人的に借りた絵本は『ジャリおじさん』。作者は大竹伸朗。絵本も描いてるなんて知らなかった。
帰宅後、昼食。昨日すき焼きの残りを少しもらって帰っていたので、それで簡単な牛丼みたいにした。掃除のつづきをして、シーソー公園まで40分くらい歩く。息子は最近長距離を歩いても「つかれた」と言わなくなった。そのかわり、「おはなしして」とせがんでくる。歩いてるあいだじゅうず〜〜っと。お話の登場人物は、彼が決める。だいたい、何かの食べ物か、幼児のお約束「うんちくん」的なキャラ。そんな話できるかい、と言いたいところだが、わたしが4歳か5歳のときにキティちゃんのノートに書きつけた創作話のほとんどがそういう話だったことを悲しくも覚えている。そのときの気持ちを思い出し、ここには書けないような尾籠な話を延々と語りまくる。興が乗ってくると息子が語り手に取って代わってくれるので、そういうときは、上手に相づちを打って、できるだけ長く語ってもらうようにつとめる。
公園で息子と、枝や葉っぱでままごとをしていると、同じ年くらいの男の子たちが集まってくる。わたしもけっこう真剣に混ざって遊んでいたからか、そのうちの一人に訊かれて困った。「おねえちゃんのママは、どこにいるん?」喜んでいいのかどうか。
先週末にひきつづき、夕飯は蒸し鍋。今日はキャベツではなく、白菜を使った。公園の帰り道に見かけて買ってみた唐揚げが、思ってたよりおいしかった。

2/14 SAT

土曜日。アキは仕事。バレンタインということで、朝からチョコを作る。去年とよみさんがくださった生チョコが美味しくて、そのわりに作るのがかんたんということだったので、そのレシピを参考に。チョコを包丁で刻み、沸騰したオレンジジュース(火はとめる)にそのチョコとバターを入れてとかし、あとは冷蔵庫で固めるだけ。チョコをまぜるところだけ息子も手伝ってくれた。
チョコが固まるのは待たずに、息子と出かける。京阪本線のトーマス特急に乗せてあげようと思ってわざわざ時刻表を調べていったのに、どうやら間違って先週の土曜のスケジュールをプリントしていたらしく(毎週かわるのだ)、ふつうの特急に乗ることになってしまった。それでも、ダブルデッカーの二階窓側だったので、景色がひろびろしていて、息子はなかなかご機嫌。電車の中には、あきらかにチョコレートと思われる小さな紙袋を大切に抱えている女の子がちらほらいて、ほほえましかった。
北浜駅でおりる。帰りは間違えないように、と駅員さんに今日のトーマス時刻表を確かめてメモ。交野線とちがい、2時間に1本くらいしかないので、タイミングを合わせるのが難しい。息子と歩くときは、携帯のgoogle map見ながら右往左往、というその場まかせな歩き方はできない(走っていってしまう彼を追いかけるのに必死)ので、昨夜のうちに、目的地までの道のりをパソコンでしっかり見て、ストリートビューでも確認し、おまけに紙にプリントアウトしてきた。おかげで、ほとんど迷わずつける。最初の目的地は「空色画房」というギャラリー。絵本作家の長谷川義史氏がプロデュースされているそうだ。小さいけれど、ガラス窓いっぱいに光がさしこみ、大川がみわたせる。今日見にきた展示は「あべ弘士」の原画展。宮沢賢治の「旭川。」という詩につけられた挿絵の数々。元、旭山動物園飼育係のあべ氏の絵は、動物に対する愛情と、こまやかでするどい観察にみちている。『あらしのよるに』の挿絵で有名だが、今回の絵は、筆づかいが全然ちがって、とても繊細な線だった。どちらも素敵。動物だけじゃなくて、景色の絵もいいなあ、と思った。人間より動物や自然の方が好きな人かもしれない…とここまで書き、それって千絵ちゃんと一緒だな、と気づく。ちなみにこの展示のことは、nowakiの菊池さんに教えていただいた。感謝。
その後は、同じく北浜に今日オープンする「NEW PURE +(ニューピュアプラス)」へ。futatsukukuriの服や、ちえちひろの雑貨、それからちえちひろ兄、泰裕さんの陶器なども並ぶ。何時に行けるかわからなかったので、香衣ちゃんには連絡してなかったのだが、お店に着くと、オーナーさんが「今お昼食べにいったよ」と教えてくださる。電話してみると、今お店に入ったところ、とのことだったので、息子と追いかける。「イロイロ(iloilo)」というインディアンカレーの店。狭い店内はらせん状に3階建てになっている。メニューはワンプレートのみで選ぶ余地なし。豆カレー、ひきにくのカレー、副菜などどれも丁寧に作られている。でもやっぱり息子には辛いので、彼はライスとバナナラッシーだけ。あと、持参したおにぎりも。ここのお店、切り盛りされているご夫妻の接客がすばらしくて、それだけでまた来たいな、と思った。息子はいっちゃん(4ヶ月になる香衣ちゃんの長女)を抱っこできて、すごくうれしそう。帰りに、一光さんが息子にインド製の毛糸の靴下を買ってプレゼントしてくれた。
その後、歩いて北浜駅まで向かったのだが、ラッシーを一気にのんだ息子が「おなかいたい…おトイレ…」と言い出す。視界にコンビニはない!ピンチ!と思ったら、斜め前に「New Pure +」が!バーンとドアをあけ、和やかにお客さんとおしゃべりしていらしたオーナーさんに「すいませんっトイレかしてくださいっ」と叫び、地下のギャラリースペースにあるまっさらなトイレをお借りしてことなきを得る。その後は、トーマス特急の時間があるので、急いで店を出てしまい、結局、商品は何一つゆっくり見れずにトイレだけ借りて終わった。またそのうち一人でゆっくり見にきたい。このならびには、FOLK old book storeもあるし、他にも色んな楽しそうなお店がたくさんできている。
帰りは無事トーマス特急に乗れたので、本当によかった。というのも、夜、実家ですき焼きをしたのだが、そのとき母が「今日どこいったん?」と息子にきいたところ「トーマスでんしゃにのった。あとはとくになにもしてない」的な発言をしていたからだ…。すき焼きといえば肉がメインかもしれないが、わたしにとっては、味がしみこんだ麩がメイン。それを知る母は、麩をたくさん準備していてくれた。
チョコレートは無事固まっていた。切り分けてラッピングし、アキ、ヒロ、父にあげる。チョコ嫌いの息子は一口も食べない。父はまだ病院なので、母が明日持って行ってくれるだろう。
昨日は京都、今日は大阪市内と京阪電車をフルに使って二日連続外出したので、へとへと。しかし、昨日のnakabanさん、今日はあべさんと、大好きな人の原画を見られて、なにかすごくゆたかなもので、心と体が充たされている。

2/13 FRI

朝は晴れているけど、気温はあくまできりっと低く、予報ではにわか雪とのこと。一日出かける予定なので、洗濯物は家の中に干してゆく。
午前は、息子の歯科検診。なんで?っていうくらい楽しみにしている様子…。ただでさえ歩くとけっこう遠いのに、いつもと違う道から行ってみようと冒険心を起こしたら、予想外の場所に出てしまい、40分くらいかけてやっと到着。家を早めに出ていたけど、結局時間ぴったり。歯医者さんに着くと、にこにこ顔の息子。「たのしみにしてきました」などと場違いなコメントまで律儀に伝えている…。でも、先生も衛生士のお姉さんもうれしそうだった。なかなかそんなコメント受け取る機会はないお仕事だろうからな…。楽しみにしている理由は、歯をきれいにしてもらえること、歯磨き粉を買うこと、おもちゃ(シールとか、色んなかたちをした消しゴムとか)をもらえること、などいくつかある。歯磨き粉は今まで使ってなかったけど、ほしいと言うので、ホームジェルというフッ素入り虫歯予防ジェルを買ってみた。ぶどう味。フッ素に関しては、ネットでみると賛否両論あって迷ってしまうけれど、おそらく過剰にとりすぎなければ大丈夫なのでは、そしてフッ素より虫歯のリスクの方が怖い、という結論に達したので、歯が生え出した頃から、数ヶ月か半年に一度、フッ素塗布をしてもらっている。予防ジェルは、一応毎日の歯磨きのあとに使うことになっているが、夜ためしてみると、「あますぎる」と嫌な顔をしていた。せっかく買ったのに無駄になりそうだが、ジェルを使わなくても「きれいに磨けている」とのことだったので、まあいいか。
歯医者さんを出ると、雪がぶわあっと舞っている。Bielleでパンを買い、駅へ。京都行きの電車に乗り、三条でおりる。また雪。息子と小走りでnowakiへ。久しぶりの訪問。今日はnakabanさんの個展初日。ご本人もいらっしゃって、約一年ぶりにごあいさつできた。今回は、白黒の線画が多い。水中にある電車の車庫の絵を息子が気に入り、じっと眺めていた。菊池さんが、温かいお茶をいれてくださる。野分編集室の筒井さんが編集された、ナカバンさんの漫画集「よるもや通信集」と、息子が選んだ絵本「うみべのいす」を購入。本当はもっとゆっくりゆっくり見たかったけど、息子が「かえろう」と言い出し、夕方も予定があったので、そそくさとおいとま。それにしても、平日の昼、京阪の特急はすいていて、山が見えたり、川をこえたりするのを眺めつつ、のんびりできる。空は晴れたり雪がふったりくるくるかわる。枚方で急行に乗り換えるとき、息子が「ミックスジュース のみたい」といったので、いったん階段をおりてジューサーバーでLサイズを買い、ふたりで分けて飲んだ。
早足でスーパーで買い物し、家に向かう。やんでる時間も多いはずなのに、また雪にあう。寒いけど美しい道を、息子とずんずん歩いて帰る。超特急で夕食の準備をして、小児科へ。鼻づまりの薬をもらいに。今日はアキが早かったので、みんなでごはん。メインは、鶏胸肉とじゃがいもとニラの炒め物。酒、しょうゆ、みりん、砂糖、少しのマヨネーズというこっくりした味わい。
夜、男子二人が寝静まったあと、色々用事をすませ、熱い麦茶を飲みながら、ひっそりと「よるもや通信集」をひらくこの喜び。

2/12 THU

昨夜の夢は二本立て。一本目は寝る前読んでた本とダイレクトに関係する夢、二本目はなぜか小1のときの同級生の男子3人が出てきた。全員中学卒業以来顔を合わせたこともない人たち。
外に出ると風もなく暖かい。午前はマット先生。一緒に授業を受けてるカナちゃんのママの話「最近チョコレートの美味しさを知ってしまって…。でもあんまりたくさんあげたくないから、『お母さんはチョコ嫌いやから食べたくないわぁ』とネガティブキャンペーンをはっていたら、よその人にもらったとき、『チョコきらいなんやから、おかあさんのぶんもカナにちょうだい』と言われたそうな…。なので、チョコ嫌いの息子をみて「いいなあ」とため息をついておられた。可愛らしい悩み。
午後は少し風が出てきたけど、そんなに寒くなかったので、夕飯の準備のあと、公園に行って石けりして遊ぶ。息子がわざと石を落ち葉の中にけりいれたので、それを探したわたしの靴は葉っぱだらけになった。そのあとプール。初めてビート板が導入されていた。
夜は、さんまの干物、アボカドとトマトとレタスのサラダ、納豆、お味噌汁(大根、にんじん、あげ)、それから試験的に漬けてみた鶏胸肉の西京焼きを少し。旨味はしっかり引き出されてたけど、白みその甘みが強かったので、焼くときに醤油をまわしかけるとバランスがちょうどよくなった。照り焼きにもどことなく似ていて、パンにはさんだり、サラダに入れたりしても合いそう。今日の食卓にサラダがあることに気づき、さっそくキッチンばさみでばちばち切ってシーザーサラダ風に散らしてみる。さんまの干物は、ほぐしてお茶づけにする、というのをこの前テレビで見たのを思い出しやってみたら、いいダシが出た。

2/11 WED

祝日。家族3人+うちの母、ヒロで大阪市内の病院へ。父のお見舞い。術後二日目にしては元気そうだったのでほっとした。点滴はついてるとはいえ、もう歩きまわっているし、食事もふつうにとれるとのこと。「病院の中では静かにしてね」と息子に何度もお願いしたのだが、30分くらいしたら限界点がきて、「はしりたい!!」と叫びだす。というわけで両親を残し、病院をあとにする。
すごくいいお天気で、車内は暖房をいれなくても暑いくらい。家の近くまで戻ってから、フレッシュネスバーガーでお昼を買い、河川敷へ。風がつよくて、凧あげをしている親子がたくさん。自転車の補助輪をはずす練習をしてる子もいた。息子も凧あげ。アキもヒロもいて人手があったので、順番にお昼を食べることができた。凧が風にのってすーーっと空高くあがってゆく様子は何度見ても胸がすく。
河川敷で走りまわった息子は疲れたのか眠そうにしだしたので、早めにお風呂。18時頃、家族三人で夕飯。昨日のハヤシライスを利用したドリア、湯豆腐、マカロニサラダ、ひじきと新たまねぎスライスのポン酢和え。
息子がとつぜん「パンつくりたい」と言い出す。夕食をすっかり食べ終えて片づけを終えてもまだ19時前だったので、アキが「よし、じゃあ今から作ろう」。ライ麦入りの素朴なパンが20時過ぎに焼きあがり。デザートが焼きたてパンという不思議な夜。はちみつつけて食べたらおいしかった。

2/10 TUE

朝は千絵ちゃんとメールのやりとり。おもえば、日本のどの友人より頻繁に連絡を取っている。手紙しかない時代なら、一通とどくまでに一週間くらいかかったわけだが(わたしの留学中、大阪ーロンドンでそうだったので、田舎町や別の国、船便の時代などはもっともっとかかっただろう。) そう考えると、物理的な距離の壁はどんどん低くなっている。だからこそ空間をともにする「会う」という行為の価値も高まるわけだけど、心は時空を超えることもまた事実。
昨日の寒さは少しゆるんで、晴れていたので、散歩に行く。通う予定の幼稚園のあたりまで歩いてみると、1kmくらいだった。坂道とはいえ楽に歩ける距離だが、問題は時間。朝、お弁当作って、朝ごはんなど食べさせて、(夏以降は下の子も連れて) のんびり歩いて行くだけの時間があるかどうか。
昼食後、夕飯作って、息子のプールへ。水の中にいるときが、一番生き生きしているように見える。テレビできれいな海がうつったりすると、「こんなとこで泳ぎたいなあ!」と目を輝かせている。わたし自身は泳げなかったし、子供の頃、海に連れて行ってもらったこともなかったので、そんな願いをもったことすらなかった。今はわたしも泳げるし、この先、家族で色んな海で泳げたらいいな、と思う。
夜は、ハヤシライス。カレーにくらべると、方向性があまりないので、そんなに悩まず気楽に作れる。少し手間をかけるにしても、赤ワイン、ローリエ、はちみつを入れること、ルーを2種類以上使うことくらい。昨日のさらさらだったかぼちゃのスープは一日経って少し煮つまり、いい感じになった。息子はきのこ類があまり得意ではないのだが、マッシュルームはクセもないしいけるだろうと思い、「きのこに似てるけど、実はきのこではなく、マッシュルームという別の食べもの」だと説明し、だめ押しでマッシュルームが登場する即興の短いお話もきかせてみたら、まんまと「おいしい」と食べていた。


2/9 MON

寒い朝。
午前中は、家事と並行してメールの返信などなんだかんだして、昼前にようやく息子と買い物に出かける。買い物リストが長い月曜に、車がなかったので、久しぶりにおんぼろベビーカー(荷物乗せるため)を押して出かける。息子はとことこ歩いてついてきて、一度も「乗りたい」とは言わなかったので助かった。スーパーに行く途中、前から来た車が横でとまり、ウィーンと窓があく。純子だった。大きなマスクをしている。彼女は3月あたまに3人目を出産予定なので、それまでにお好み焼きでもしようよ、と言っていたのだが、なんと最近子ども二人とそろってインフルエンザにかかってしまった。子どもたちは今日やっと登園許可が出て「今さっき保育園送り届けたところ……」とのこと。何が大変って、妊婦は薬が飲めない。臨月のからだなんて、ただ生きてるだけでしんどいのに、インフルって! 純子いわく「腰が痛すぎて、陣痛きたって思ったもん……」。普段はつらつと元気な彼女なので、やつれた顔が余計に痛々しかった。早く元気になりますように。
昼過ぎ、母から電話。実は今日は父の手術の日で、わたしも朝からそわそわしていたので、「無事終わって、経過も順調」ときき、すごくほっとする。近々お見舞いに行く予定。
午後も気温が上がらず。寒すぎて公園に行くには身の危険を感じたので、家にとどまる。息子は本当に退屈そうで、申し訳なかった。風がつよくて、雲がどんどんながれ、雪がふっていたと思ったら晴れる。夕空に雪が舞い、空が淡い金色に。そこに一羽のカラスがとんでゆく。風に乗っているので、つばさをまったく動かすことなく、あくまでも優雅に。いつものゴミをあさっている鳥と、同じ生き物とは思えなかった。
夕飯は、具だくさんオムレツ、ひじきごはん(あげ、にんじん入り)、れんこんサラダ(いったんきんぴらにして、お酢とマヨネーズとゴマ油といりゴマをまぶす)、かぼちゃのスープ。スープは水分が多すぎて、さらさらになってしまった。

2/8 SUN

朝、すっきり起きられず、長くふとんにとどまってしまう。平日だとそういうときでも息子に起こされるが、週末はアキがいるので、息子のアテンションも分散される。のそのそと起き出すも、朝食はパスして、洗濯などする。
昼になると少し元気になり、家族で「賢蔵辣麺」へ。昔から地元では定評のあるラーメン屋だが、わたしはまだ行ったことがなかった。ラーメン屋に行きたいと言ったのは息子なのに、自分が行きたかった店(いつも市民プールに行く途中で見かけるところがあるそうな)とは違ったので、終始ごきげんななめで、白ごはんと餃子しか食べなかった。わたしは野菜ラーメン(豚骨塩)にしてみた。思ったよりスープがあっさりしていて、野菜もたっぷりしゃきしゃき。サイドに頼んだシソ餃子も香りが良い。また来たいと思える味。
午後、アキと息子がまた市民プールへ出かけたので、よし、色々やるぞと意気込んでいたのに、頭痛がしてきて、ふとんに横になる。風邪のひきはじめかな?と思ったけど、喉も痛くないし、熱もない。おそらく、最近読書で夜更かしをつづけていたことがたたったのだろう。つわりが終わって元気になったと思っていたけど、やはりそこは妊婦、いつもより疲れやすいのに変わりないのだ。もう少し気をつけよう。明日は、アキが車で出社するので、今日のうちに買い物をしておきたかったが、外に出る気力なし。さいわい夕食分の材料は冷蔵庫にあった。アキが何か作ろうか、と言ってくれたけど、野菜を切って蒸し器(←この前買ったルクルーゼのやつ)に入れるだけなので、自分でやる。気に入りの調理器具があるだけでモチベーションが全然違う。ざく切りしたキャベツ、にんじん、しいたけ、さつまいも、豚ロースを重ねて少し塩をふり、一番上にもっかいキャベツをのせて、ふたして蒸し、ポン酢、ごまだれ、ゆず胡椒でいただく。蒸すと野菜や肉のあまみ、うまみがぎゅっと凝縮されて、たくさん食べられる。
ずっと読みたかった本が届いていたので気になったが、頭痛がおさまらないこともあり、21時ちょうどに就寝。

2/7 SAT

昨日買ったパンがまだあったので、チーズ、ハム、レタス、トマトをはさんでサンドイッチに。息子は黒糖パンなど食べていた。黒糖パンといえば、給食のパンしか記憶になかったけど、Bielleのはハード系の黒糖パン。
午前、アキと息子は恒例市民プール。わたしは掃除。てきとうにやってあとはゆっくりしようと思っていたけど、意外としっかりやってしまった。窓のサッシとか洗面所の排水口とか普段やらないところまで。やっと終わって、一息つこうと思ったところに二人が帰ってきたので、急いでラーメンなど作る。
午後、アキが出かけたので、なんとなく息子の相手をしながら、川端作品読了。資料として読んだ面が大きいけれど、あまり得意なタイプの話ではなかった。夕方戻ったアキと息子は公園へ。
夕飯は、トマトツナクリームパスタ。クリームといっても牛乳で代用。作ってから、豆乳にすればよかった、と思う。でもなかなかうまくできた。パスタは、スパゲッティではなくミッレリーゲを使用。副菜は、レタスとベビースピナッチ、缶詰のサーモン(←メイドイン ラトビアとあった)のサラダ。昨日、一週早めのバレンタインということで、とよみさんにいただいたブラウニーがデザート。
夜、アキと自転車の構造についての話になる。わたしは、車輪が小さいと、その分たくさんこがなくてはいけないのかと思っていたのだが、歯車を組み合わせることによって、そうではなくなるらしい。そんなことは理系の人間にとっては常識だそうだ。

2/6 FRI

いつもより少しだけ早く起きる。
朝からとよみさんが車で息子を迎えにきてくれた。この前、交野線の私市駅から歩いて獅子窟寺へ向かったものの、坂をのぼりきれずに途中で引き返してきた、そのつづきを今日はふたりでのぼってくるね、とのこと。車だと最後の坂道だけ歩けばいいので、息子でものぼれそうだ。
そのあいだ、わたしは歯医者へ。数ヶ月に一度の歯科検診だが、「妊婦歯科健康診査受診券」(妊娠中、一回だけ費用を助成してもらえる)を使うことができた。予約してたけどわりと待ち時間があり、持参していた本を読む。川端康成の、とある作品。先日まで読んでいた『マルテの手記』にくらべると、ストーリーラインもはっきりしていて、非常に読みやすい。でも文章の湿度が高すぎて、重い。歯の検診結果は良好でほっとした。
買い物をして帰ると、ちょうどとよみさんと息子も戻ってきたところだった。息子はお寺でおにぎりなどを食べてきていたので、わたし一人分だけ昼ごはんを作る。Bielleで買ったオリーブパンに、レタスととよみさん特製ナゲットをはさんだ、簡単なサンドイッチ。食べ終わるのをまちかまえていた息子が、牛乳パックを5つほど連結させてくれ、という。きりで穴をあけ、ひもを通すのだが、これがけっこう手間がかかった。
今夜は先日ゲットしたルクルーゼの蒸し器を使ってシュウマイを作る予定だったので、玉ねぎを刻んで、豚ミンチと調味料を合わせて混ぜておく。そのあと本当は少し横になりたかったけど、息子がどうしても公園に行くというので、力をふりしぼって、池のある公園まで歩いていく。家々の庭に、蠟梅が匂っている。いつものように池のまわりをぐるぐる歩いていたら、あざやかな青い翼をした鳥が水面めがけて急降下し、小魚をくわえて飛び上がるのを見た。くちばしが長く、胸元がオレンジ色。翡翠(かわせみ)だった。こんな街中の公園にもいるなんて知らなくて、どきどき見とれてしまう。がんばって公園にきてよかった、と思う。
家に戻り、息子とシュウマイ作り。実は、作るのは初めてだったのだが、餃子よりも断然簡単だった。どれくらい簡単かといえば、わたしが包んだのと、息子が包んだのの見分けがつかないくらい。春キャベツをざく切りしたものを敷きつめ、その上に置いて蒸すこと15分。ほかほか湯気をあげて出きあがり。息子に「ひとつ味見してみる?」ときくと、「あかんで」と首をふる。「へ?なんで?」「だって なまにくやん」「いや…もう蒸したから生じゃないよ…」味見をして、二人でにっこり。お風呂にさっと入って、本格的に食べる。息子は何もつけず、わたしは酢醤油とカラシで。敷いていたキャベツがものすごく甘くやわらかくて、やっぱり蒸し器はいいなあ、としみじみ。おなかいっぱいしあわせで、目をとじていたら、息子が「なにしてるん?」「焼売のこと考えてるねん。美味しかったなあ、って」「えっ、シュウマイのことだけ?!」「うん」「キャベツのことは?」「……キャベツのことも、忘れずに考えるわ…」

2/5 THU

雪の予報だったので、すこし期待してカーテンをしゃっとあけたけど、ぜんぜん。雨もふってなかった。昨日、LINEにてブラジル便りがあり、写真を見ると、半袖のようたくん。あっちは夏かぁ。
午前はマット先生。今日のおやつはビスケットではなく、ジェリービーンズだった。先生が「Harry Potter」とつぶやくのをきいて、「そうか、あと何年かしたら息子にハリーを読んであげられるんだ」と思ってわくわくした。映画見せるより先に本を読んであげたい。ところで大阪の経済を後押しするくらいメガヒットしているUSJのハリーポッターアトラクション。そこで売ってる「百味ビーンズ」には本当にやばい味が混ざってるときいた。それも気になるけど、やっぱり「バタービール」の方が飲んでみたい。
『マルテの手記』のあとがきを読む。光文社の方はピンと来なかったが、新潮社の大山氏の書かれていることには、ふかく納得。技術以前に、作品に対する愛情の差が翻訳にはっきりと出るのだな、とあらためて確認。献立参考にするため、去年の2月の日記をざーっと見ていたら、ちょうどきっちり一年前の今くらいに、「リルケを読みたい。読むとしたら『マルテ』からだな」という内容が書いてあった。ここ数年の傾向を見ていると、秋〜冬は読書、春〜夏は執筆の方に気持ちが向いているのがわかる。なんかそれって、すごく動物的かも。冬はうちへうちへと向かい、夏は外へ外へと向かう、という。
午後はプール。ある程度の級にならないと、ゴーグルはつけないのだが、そこに至るまでに、水中で目をひらく練習がある。最初の数ヶ月は目をとじたまま、先月までは一瞬うっすらしか目をひらけなかった息子が、今日はぴかっと目をあけて(「ぱちっと」ではなく「ぴかっと」というのは本人が使用している語彙)泳いでいて、びっくりした。
夜は、さわらの西京焼き。三日前に自分で浸けたやつ。こげやすいので裏表をあるていど焼いたあと、ホイルをかぶせて調節。味はなかなかのでき。お肉とかも同じ要領で浸けられるみたいなので、やってみたい。あとは、野菜スープ、サラダなど。スープの具は、キャベツ、大根、にんじん、少しのベーコン(ダシ用)。今日はコンソメで洋風にしたのだけど、明日用に多めに煮て、味つけする前の段階で鍋をふたつに分けた。明日のは中華風にするつもり。

2/4 WED

昨夜遅くまで千絵ちゃんとチャットしていたので、ちょっと眠い。でも、妊娠初期のことを考えると、必要な睡眠時間が短くなった。やはり「とにかく眠い」というのもつわりの一症状なのだろう。
とよみさんが朝から元気に登場。息子をトーマス列車に乗せ、私市の獅子窟寺まで連れてってくださるという。おかげでわたしは半日、ひとりの身…! やりたいことがありすぎて迷うが、やはりここは、『マルテの手記』を読むことにする。この本は、その世界(文体)になじむのにちょっとした集中力と時間がかかるので、5分や10分といったこまぎれの時間ではまったく読み進められない。10分くらいぐっと読んで、やっとなじんでくる。今日はたっぷり時間があったので、大山訳と松永訳、両方みくらべながら、読了することができた。繊細さをつきつめると、毅さ(つよさ)になるのだ…というのが読み終わった直後の感想。あとがきなどはまだ読んでいないので、志村先生の『晩禱』も読み返しつつ、しばらく余韻に浸りたい。
読書後、夕食づくり。すき焼き煮なので、土鍋に材料ぜんぶ入れて、煮こむだけ。まず野菜系(白菜、白ネギ、しいたけ、糸こんにゃく、焼き豆腐)それが煮えてから牛肉をさっと煮る。ちょうど煮えた頃、とよみさんと息子が帰宅。駅の往復、そして私市からの急な坂道など、頑張って歩いたよ、とのこと。しかしこれは、引率する大人も大変なのである。とよみさんはさすが男の子3人お育てになっただけある。
息子はくたくたかと思ったけれど、おやつを食べたら復活。図書館分館の開館日なので、とことこ歩いてゆく。あいかわらず「ブロックくんの話」を気に入っている。今日は黄色いブロックくんと緑のブロックくんが市民プールに行く話をせがまれた。わたしが話していると、途中でわりこんできて、黄ブロと緑ブロが交互におなかが痛くなり、(連れて行く係の)とうちゃんは車ではなく自転車で行くことにした、という展開を語り出す。(なぜ自転車になったのかは不明)残された車はママが引き継ぐことになり、帰りは全員で車で帰るのだが、「さあ、自転車は誰がどうやって運ぶ?」という問題。プテラタクシー(←最近恐竜の絵本を読んで「プテラノドン」を知った息子)の携帯に電話をして、自転車をマンションの屋上まで送ってもらうことに。プテラにはお礼にミックスジュースをあげました。いまどきのプテラノドンは携帯を持ってるんですね。

2/3 TUE

節分。成田山にマッサンとエリーたちが来るので、マンションの廊下から双眼鏡でのぞく作戦。正直「マッサン」は、玉山氏の演技のせいか、はたまた脚本のせいか、後半おもしろみに欠けている (主役のマッサンが90%の場面で暗い顔をしてて、全然魅力的に見えない) が、シャーロットの演技と表情は素晴らしいので、一応見ている。前半の、鴨居の大将(堤真一)も素敵だった。息子もエリーが好きなので、双眼鏡のぞいてみたら?とすすめたけど、使い方がわからない様子…。業を煮やしたのか、「なりたさん いく!」 さいわい風がなく、寒さはマシだったので、人混み覚悟で突入。でも、お正月にくらべたらぜんぜんたいしたことなくて、普通に境内に入れた。さすがに近くには行けないので、まかれた豆は届かないけど、希望者に配られていた福豆はもらえた。そのままふたりでてくてく駅前まで行き、銀行や100均で用事をすませて帰宅。
昼食後、巻き寿司作り。中身にこだわりはないので、サラダ巻きに。レタス、きゅうり、たまご、カニカマ(大人用はスモークサーモン)、大葉。ほんとはアボカドも入れたかったけど、買いそびれた。息子も一緒に巻いて、一本実家におすそわけ。巻き終わるなり急いで、プール。
夜は、その巻き寿司、いわしの塩焼き、スープ残り、かぼちゃの煮物。スーパーの魚屋さんで柊の枝をもらったので、いわしの頭をさして玄関に置く、予定だったのだが、うっかりして捨ててしまった。アキがたまたま早く帰れたので、夕食後、豆まき。大豆だと片づけが大変なので、ピーナッツ。千葉県産の落花生。息子が行事の意味をわかりだしたので、家の中の季節感が断然濃くなってきた。

2/2 MON

昨夜は、息子と一緒に20:30に眠ってしまった。おかげですっきりした目覚め。
寒さはつづく。息子が朝食後いきなり絵の具セットをもちだして、絵を描きはじめた。水と、チューブから絵の具を出すところまで準備してあげれば、あとは自分でできるようになってきた。色を変えるときは筆を洗う、ということも理解している。紙の上で黄色と茶色がまざったのを見て「パイナップルみたいな色になった」。アキは今日は泊まりで何かの研修だが、家を出るのが11時くらいだったので、午前中すこしだけ息子と公園で遊んでくれる。
午後は、スーパーへ買い出し。車で行って、色々買う。息子が食べたい〜というので、「御座候(ござそうろう)」(←今川焼みたいなやつ)を買う。白あん、黒あん、ひとつずつ買って、家でおやつに。福岡では、近くに「蜂楽饅頭(ほうらくまんじゅう)」の店舗があったので、よく買ったなあ、と思い出す。蜂楽饅頭は名前のとおり、餡に蜂蜜が練りこんであって、御座候よりも甘い。また食べたい。
お風呂の中で、息子が「なにか おはなしして」という。最近凝ってるのは、ブロックが主人公の話。週末アキがテキトーに作った「青いブロックが八百屋に行く」という話を非常に気に入り、ここ数日はそこから派生した話をよくせがまれる。それで今日は、「黄色いブロックがピザパンを作るために買い物に行って、パンを作って、お昼寝して……」と話していたら、「なんで おひるね するん?」という。自分がしなくなったから不思議に思ったのだろう。「え、疲れたからちゃう」というと、「つかれた っていうのと、ねむたい っていうのは ちょっとちがうで」とものすごく厳密なつっこみを入れてきたので、言葉につまった。そんなこまかいことを言うと思ったら、一転、夕食時には「ブロッコリーって なにかににてる。えーとー、ニシコリや!」……ニシッコリー。世界の錦織も、ブロッコリーに例えられたことはさすがにまだないのでは。
夜は、かぼちゃとベーコンのリゾット。冷凍ごはんがたくさんあったので、それを使ったらすぐできた。(そこにブロッコリーも添えられていたわけである)あとは、トマトサラダ、スープなど。息子はリゾットしか食べなかったけど、野菜、肉、米ぜんぶ入ってるので、まあいいよね。

2/1 SUN

厳しい冷えこみ。アキは何かの試験(農業系?よくわからない)を受けにいったので、さて息子と何をしようかな〜と考え、京阪のトーマス スタンプラリーVol1.が今日で終わりなことに気がつく。京阪交野線の駅3つ、大津線の駅3つ、達成すればそれぞれバッジをもらえるのだが、大津線は遠すぎるので今回はパス。ラリーのための1dayチケットが非常に良心的な値段で販売されていて、料金がいらない息子にも、チケットを模したカードをもらえる。電車のラッピングだけでなく、中もキャラたちでデコレーションされているし、車内放送もトーマスの声、交野線にいたってはすべての駅に異なるイメージキャラクターが配置され、ゴミ箱、自動販売機に至るまでそのキャラ仕様になっている。日曜日なので混んでるかな?と思ったけど、そうでもなかった。交野線は基本的にのんびりしているので、ゆられているのは心地いい。出発の枚方(ひらかた)市駅、すぐ隣の宮の坂駅、終点の私市(きさいち)駅でスタンプをあつめる。宮の坂駅で途中下車した際、次の電車まで時間があったので、ホームでおやつとおにぎりを食べる息子。私市でも待ち時間があり、駅前をうろうろしていたら、カプセルプラレールトーマスのガチャガチャを発見してしまう。以前にも何度かやったことがあるけど、必ずしもキャラクターが当たるわけではなく、貨車のみ、とか跳ね橋のみ、というつまらないものが当たることもけっこうあって、そのたび大騒ぎになる。その失敗談を持ち出して「やめとこうよ」と言っても、「やりたい」と言ってきかない。仕方ないので、「ほしいものが出てこんくても怒らんとってや。一回だけやで」と100回くらい言い聞かせ、小銭投入。ガチャガチャ…(ごくり)。「あっファーガスや!!」なんと、一番ほしがっていたファーガス(←かなりマニアックなやつ)が出てきて、ママの方がびっくり。スタンプを集めおわって枚方に戻り、バッジも無事ゲット。完全なるトーマスデーであった。
夜は2週ぶりのトマトうどん。毎週末食べられると思ったけど、ちょっと飽きてきた。次は一ヶ月後くらいでいいかな。

1/31 SAT

のんびり起きる。
朝食のあと、アキと息子はまた市民プールへ。でも、今日はいつものところじゃなくて、ウォータースライダーがあるところ。市民プールでそんなレベルの高い場所があるなんてびっくりだ。わたしも妊娠さえしていなければ、一緒に行って泳ぎたい気持ちでいっぱいである。家族みんなで行けるようになるのは、4,5年後くらいかなあ。その頃まで息子が水泳をつづけていれば、家族の誰より上手に泳ぐようになっているかもしれない。
その間、家事もそこそこに、本を読む。リルケ著『マルテの手記』。もともと大山定一訳の新潮文庫を持っていたのだけど、去年ゆうまが大量に送ってくれた光文社古典新訳文庫の中に松永美穂訳のものも入っていた。大山訳は50年以上前、一方松永訳はつい最近出たので、新しい方が現代のわたしに合うのかと思いきや、意外とそうでもない。たしかに松永訳の方が意味はわかりやすいし、文章もトントンと短くリズムがいいけど、大山訳の方がこまやかで艶のある文章だ。どちらが好みかといえば、だんぜん大山訳。例えば、大山訳「霜の白い朝で、空気がガラスのように冷たかった。足で踏みつける土くれがきしきしと音を立てた。」という文の松永訳は、「大気は夜の霜でこわばり、歩くと歯ぎしりのような音がした。」なので、大山訳をメインにして、意味がわからなかったり、逆に「これは美しいなあ」という箇所があれば、松永訳の方も照らし合わせて、読み比べる。会話文がほとんどなく、ストーリーもなく、風景や心情の描写の断片が延々つづくので、決して読みやすいとは言えないのに、そんなことをしているので、ますますすすまない。一日のうち、読書にあてられる時間はわずかなので、もっと軽めの読みやすい本をどんどん読みたい気持ちもあるけれど(軽い本も並行して読んでるけど)、ずっとそれをつづけていると、いざ子育てが一段落して時間ができたときに、そういう本しか読めなくなってしまいそうなので、筋トレの意味もこめて。でも、つまらない本を無理して読むつもりはない。『マルテの手記』は、とっつきにくいけど、いったんその文体に慣れてしまえばひきこまれて、さわったらこわれそうな繊細さにどきどきしてページをめくっている。
お昼は、うどん。キャベツとうすあげを一緒にだし汁で煮て、最後に溶き卵をかきまぜ、大人用にはすりおろしたしょうがをのせる。水とき片栗粉でとろみもつけた。あたたまる。
夕方、洗濯物をとりこむためベランダに出ると、雪がちらついている。どこからか、カレーの匂い。寒い日にこの匂いをかぐと、「ああカレーかぁ、いいな、食べたいな」と思うものだが、今夜は我が家も残り物カレー。「ふふ、うちもカレーやわ…」という幸福感。スーパーでアキにロースカツを買ってきてもらって、カツカレーにした。あとは、白菜大根めかぶサラダ、昼のうどんのスープに豆腐を入れたもの。

1/30 FRI

朝から雨。息子は昨日にひきつづき、色画用紙を切りきざみまくっている。服もカーペットもこまかい紙くずだらけ。あまりにこまかいやつとかは、さすがにゴミ行きだろうと思っていたら「おさかなの ほねみたいやろ」と得意げなので、掃除機で吸う作戦に移行できず…。今日は雨で公園にも行けないので、ママは本気工作をする気になり、手にとるのもわずらわしいくらいの小さなきみどり色の紙ひとつひとつを根気よくのりではりつけてゆく。息子が大胆にざくざく切ったオレンジの画用紙と合わせて、みかんの木に仕立て上げる。ふう(汗をぬぐう)満足…。ふと見ると、息子はそんな作品そっちのけで、あらたに水色の画用紙を切りきざんでいた。その後、折り紙に鉛筆でぐるぐると線を書きつけ「これ ちず」と言う。でも、ソファの上で書いていたので、筆圧で穴があいてしまい、パニックを起こす。「スルハンテープ(←セロハンテープ)ではってー!」と涙ながらに訴えてきたので、言われたとおりやったけど、気に食わない模様。これ以上そんなさわぎに付きあえないので、ほっといて夕飯用のカレー作りをしていたら、ご機嫌な顔でやってきて「あなが ないようにできた」。えっどうやったんやろ? と見にいってみると、はさみで穴のあいた箇所が切り取られていた…。なるほど、その手があったか。
この前、奈緒美ちゃんが来たとき、料理上手の彼女が「カレーってなんか苦手かも」と言っていて、わかるわかる、とうなずいた。極めようとしても奥がふかすぎるし、極める方向も多様すぎて迷ってしまう。「今日は手抜きでカレーでいいや」なんていう人もいるが、わたしは(たぶん奈緒美ちゃんも)玉ねぎを飴色に炒めたり、煮込んだりする手間は省けない(省くくらいなら違うものを作る)ので、全然手抜き料理じゃない。とりあえずわたしが目指すのは、スパイスとかにこだわりまくる本格派ではなく、あくまでも日本のおふくろの味カレー。これまでにも、いくつもいくつもレシピを見て、色々作ってきて、大体の方向性は定まっている。今日のもまあまあ満足にできた。でも、まだあと一工夫できる気がしてしまう。カレーの肉は、豚ではなく、鶏か牛が好み。今日は牛にした。
クリスマスに買ってあげたかったけど、ちょうど品切れだった絵本『オセアノ号、海へ』がやっと届く。仕掛け絵本なので、息子に「そーっとひらいてな」と忠告する。まあでも、二人目が生まれたら結局その子が破っちゃうかなあ〜と思ってたら、最後のページを勢いよくひらきすぎて、わたしがいきなり破ってしまった! とりあえず、メンディングテープで貼ったけど、経年劣化を考えると、「ペーパーエイド」っていうテープがよさそうだ。でも持ってない。

1/29 THU

息子が早起きするも、めずらしくわたしのふとんにもぐりこんで二度寝。昨夜わたしが夜更かししていたこともあり、ふたりでぐうぐう寝てしまい、かなり寝坊。途中で目覚まし時計をみて、「いま起きればぎりぎりマット先生まにあうな」と思ったけど、起きられず、というかもう今日はいいや、とあきらめる。
外が冷えこみがきびしかったので、そのまま家にとどまる。息子は、すこしずつはさみやのりを使えるようになってきていて、昨日買った色画用紙をひたすら切り貼りしていた。わたしの方が家の中にずっといることにもやもやしてきて、寒くてもいいから公園行こうよ、と誘うもまったく乗ってこず。そのあいだに、読書や制作などができればベストだが、わたしが別のことに集中しているとつまらなくなるらしく、「ママもいっしょにやろうよー」と言ってくる。家事だと気にならないらしい。ので、夕飯の準備などする。
午後はプール。息子が泳いでいるあいだだけは何でもできるので、本を持参。が、隣にすわったママに色々話しかけられてまったく読めず。彼女は感じもいいし、内容も愚痴とかじゃなくてごくふつうの、子どもについての話題なのだが、今日は誰とも話さず本を読んでいたかったので、正直つかれた。それにしても、同じ「ママ」でも出入りする場所によって集まっている人の空気がかなりちがう。保育園、幼稚園、助産院、プール。そのばらばらな空気のどれもを少しずつ、わたしは持っているのだろう。それから「ママ」としての顔だけではなく、妻、娘、作り手など、他にも色んな顔がある。昔は、そういう役割をぜんぶ脱いだところに本当の自分があると思っていたが、今は、その総和が自分なのかも、と思う。だから、どれかをおろそかにしていいというわけではないのだろう、きっと。
夜は、三食丼など。息子用に、具をぜんぶはさんだ「おにぎらず」にしてみる。初めて作ったので加減がわからず、包み方がゆるすぎて中身がぼろぼろこぼれてしまった。

1/28 WED

ここ2,3日あたたかくて、朝もそのぬくもりが残っている。
朝、とよみさんが来て、1時間ほど息子を連れ出してくださる。そのあいだに、わたしは千絵ちゃんとやりとり。去年ふたりで作った絵本冊子はzineとしていくつかの本屋、ギャラリー、イベントなどでささやかに取り扱われていて、来月もまた手紙社のイベントに置いてもらえることになったので、郵便局へ行って送る。でも今回送った分で、在庫がなくなった。今のところ増刷する予定はない。改訂したいページがいろいろありすぎてそのまま刷れないし、新しい作品をすすめる方に今は力を注ぎたい。
お昼は、とよみさん持参の「おにぎらず」と週末冷凍しておいたお好み焼き。近くの図書館があいてる日だったので、息子と歩いてゆく。そこにあるトーマスはほぼ借りつくしたので、今日は新しい絵本をいろいろ借りていた。息子の希望で文房具屋さんに寄り、色画用紙と色つきの輪ゴムを買う。100均の方が安い気がするけど、せまい空間に文具だけがならべてある専門店の空気は、今でもとくべつだ。帰って、錦織を見ながら、ミックスジュースを作る。残っていたバナナ、いちご、それから皮をむいた伊予柑も入れた。息子はいちごをまじまじと見ながら、「(他の果物は)みんな たねが なかにあるのに、いちごは そとにあるんやなあ」と言っていた。みかん、りんご、すいか、ぶどう、もも、かき…と考えてみて、わたしも「ほんまやん!」となる。32年間気がつきませんでした。錦織はバブリンカに押されていたので、試合途中でわたしが「わあっ」などと大声をあげると、びくっっとする息子。迷惑そうにふりむき、「からだが ふあんていに なったわ」。こうしてやたら堅い表現をしてくるのは、おそらくトーマスがらみの語彙のせい。
ストレート負けを見届けたあと、生協のスーパーへ。午後になって、急に寒気が強まり、雪までちらつく。子供用のカゴをもってうろつく息子。最初からゼリーを買うことだけは合意していたのだが、ふと見ると、その他にきゅうり一本、パックの白ごはん、じゃがりこが入っていた。白ごはんは説得して戻させる…。じゃがりこは車の中で少し食べ、きゅうりは帰宅後、半分まるかじりしていた。
夜は、しょうが焼き(香衣ちゃんちでごちそうになって、自分でも作りたくなった)、粕汁など。粕汁は、好きな食べ物のかなり上位に入るけど、今日のは最高に自分好みにできた。こんぶ(とコープの味パック)でしっかりダシをとったこと、豚肉を入れなかったこと(あっさりする)、鮭のアラではなく塩鮭をグリルで焼いて軽くほぐしたものを入れたこと、味噌を白みそベースにしたこと、里芋ではなくさつまいもにしたこと。書き出してみると、いつもと違うポイントが5点も。

1/27 TUE

予定いっぱいの日。午前のうちに用事をすまそうとしたら、にわか雨。でも空の色を見て、すぐやむだろうと判断し、息子はレインコート、わたしは折りたたみ傘を持って駅前へ歩く。結局傘をひらくことはなかった。日本では、ほんとにふってるのかふってないのかわからないくらいの雨でも9割くらいの人が傘をさしている。郵便局でアキに頼まれた往復ハガキを買う。ぐりとぐらの記念切手が目につき、衝動買い。銀行ふたつをはしごして、腐ってた魚のスーパーで返金してもらい、カビてたしょうがのスーパーでも返金してもらい (両方とも運よくレシート残してた) 、ついでに買い物をして、息子とトロピカーナのオレンジジュース飲みながら帰宅。驚くほどスムーズに予定をすべてこなして、お昼までに帰ってこれた。
昼食と夕食の準備を同時にやり、さっと昼を食べ、車へ急ぐ。幼稚園の、導入保育。パズルをしたり、工作をしたり、紙芝居を読んでもらったり。息子が心の底から楽しそうな顔をしていたので、ほっとする。この分だと、春からも機嫌よく行ってくれるかもしれない。
幼稚園をあとにして、ガソスタ、セガミに寄り、そのままプールへ。おやつにどれか食べるだろうと、ミニあんパン 、ちりめんおにぎり、ビスケットを持ってきていたのだが、息子は全部食べたのでびっくり。泳ぐ前にこんなに食べて大丈夫?と心配になったけど、平気そうだった。
夜は、ブリかまの塩焼き、菜の花としらすのからし和え、かぼちゃのスープ、春菊と納豆の和え物(ゆでてしぼった春菊+納豆のタレ+しょうゆとお酢少し)。
竹のセイロが壊れてから、「蒸し器を買おうかなあ」と思いつつ、そのままになってた。そしたら先日、ルクルーゼのスチーマー(ココットロンドにセットできる)を見つけて、喜びいさんで購入。蒸し器そのものよりかさばらないし、作りがとてもしっかりしていて、ずっと使えそうだ。まず何を蒸そうかなあ。

1/26 MON

5ヶ月健診のため、助産院へ。片道2.5km近くあるけど、息子とてくてく歩いてゆく。出がけにぱらぱら雨。息子にはレインコートを着せ、わたしは傘をさす。けど、途中ですぐやんだ。助産院でもふつうはエコーがあるものだけれど、ここの先生は固い信念があり、エコーを使わない。なので、性別もわからず。心音をきく機械はあって、赤ちゃんの心臓の音はしっかりきけた。「こんな小さいのにくっきりトクトクいうんやなあ」と思っていたら、横にいた息子が自分にもやってほしい、と言い、先生が心臓に当てると「ドッキドッキドッキ」とびっくりするような爆音。先生はついでに「ママのもきいてみる?」とわたしの心臓にも当てると、赤ちゃんや息子のよりもかなりゆっくりなペースで「ドッキンドッキン」となっていた。自分の心臓の音をこんなにはっきりきいたのって初めてかもしれない。助産院で出産予定でも、中期と後期に一度ずつは病院で見てもらわないといけない(そう決まってる)ので、来月は病院でエコーだ。
午後になると、本格的に雨がふりだした。さらさらと、しかし間断なく。午前中たくさん歩いたし、買い物もしてあるし、もう今日はどこにも出かけないぞと決め、のんびり夕食準備。するとなぜか息子が「にしこり みたい」と言い出し、つけてみたらちょうどフェレールとの四回戦が今まさに始まろうとしているところ。3セットとも6-3でストレート勝ちした錦織と対照的に、こちらは苦戦。使おうと思っていた魚が腐っていた! 消費期限は明日なのに。それから、別のスーパーで昨日買ったしょうがも、よく見たらうっすらカビがはえている! そんなこと滅多にないのに、なぜ重なるんだろう? 副菜は色々あるけど、メインが作れない…雨だから買い物ももう行きたくない…どうしよう…と悩んでいたそのタイミングでアキから「急にごはんに誘われたから、今日夕飯要らない」というラッキーなメール。フルセットまでもつれこんだ結果、ファイナルゲームで相手が棄権した、みたいな感じですかね。(←全然ちがう。)気を取り直し、オリーブオイルでにんにくとベーコン、ほうれんそうとにんじんを炒めて、あとは炊き込みごはんの要領(だし、酒、みりん、しょうゆ)炊いてみたら、大成功。息子が喜んで二杯も食べた。
朝は紅茶を飲むことが多いけど、最近夜はもっぱら麦茶。カフェインを気にしてそうしてるわけじゃないけど、からだがもとめるものを素直にきいたら、そうなった。好きだったハーブティもあまり飲む気になれない。「丸粒麦茶」を煮出して、やかんに入れっぱなしにしてある。少し飲むときはレンジで温めるけど、ちゃんとガス火でわかして熱々にした方がおいしい。

1/25 SUN

昨日に引きつづき、晴れてあたたかい。最高気温は3月上旬並みとのこと。
電車で天王寺動物園へ。前回行ったのは、2013年の5月(息子2歳になりたて)のとき。あのときはベビーカー必須だったけど、今日は、家→駅、駅→動物園、そして園内も、ちゃんと歩いてくれた。個人的に、動物園という場所は、もやもやする。動物たちが本来いるべき場所にいなくて、みんなつまんなそうにしているからだろうか。昨年新聞で「色んな条約などの制約で、今後展示できる動物の種類も数も減ってゆくかもしれない」という記事を読んだが、それならそれでいいんじゃないかな、と思う。現在は動物園以外にもレジャーがたくさんあるし、日本に本来いない動物を見たいなら、そのオリジナルの土地に行くしかない、となると、サイトスペシフィックな贅沢になりそうだ。息子が喜ぶかな〜と思って行ってみたけど、いまいちな反応だったので、もう当分動物園はいいかな…。ちなみになんとなくだが、水族館の方がもやもや度は少ない。「私ベジタリアンで、肉は食べないけど、魚は食べる」レベルの、根拠のなさだけど。
天王寺公園を抜け、駅前のびっくりドンキーへ。どこにでもあるチェーンだけど、わたしは初めて入ったので、どんな店?と調べてみたら、「元々ハンバーガーの店だったけど、マクドナルドが日本に進出、かなわないということでハンバーグ定食のスタイルに。マクドナルドがサラブレッドなら、自分たちはロバ(ドンキー)のようにゆっくり着実にすすむということから命名」と書いてあった。ハンバーグが柔らかすぎるのがあんまり好みじゃなかったけど、子連れでは利用しやすいので、また行くかも。
最寄り駅まで戻り、わたしと息子がスーパーで買い物しているあいだに、アキが車を取りに行って戻ってきてくれたので助かった。くたくたに疲れていたけど、息子が「おこのみやきたべたい」というので、がんばって準備。天かすを買いわすれたけど、おかげであっさり風味になり、胃にもたれなかった。最近お好み焼き食べたあと胃がもたれるのは、豚バラのせいだと思ってたけど、実は天かすだったのか。『花燃ゆ』見ながら、アキと「なんか、松蔭がのりうつってるんじゃないかと思うぐらいやな、伊勢谷友介の演技…」と言い合う。目力がすごい。
プロフィール

織田 りねん

Author:織田 りねん
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