7/24 THU

クーラーの中にずっといるとしんどくなるので、昼はつけていない。パソコンの熱とあいまって、汗だらだら。
マンションの廊下で死んでいるセミを見て、息子が「このセミ ねっちゅうしょう やわ」とつぶやいていた。セミが熱中症…。想像すると、哀愁と可笑しさの両方がこみあげてきた。
園から帰って、二人でチュッチュー(今日はりんご味)を割って食べ、公園へ。夏休みで暇をもてあましている中学生のヤンキー軍団が、最近いつもいる。ヤンキーとまではいかないけど、スクールカースト上位だと思われる女子たちもいる。その女の子たちは、水風船で水の掛け合いをしていた。服がびしょ濡れになって、からだや下着のラインがくっきり見える。本人たちはそれをわかった上で、やっているのだ。男子はバカなので、まんまとその罠にはまり、目を離せずにいる。通りすがりのおっさんやおじいさんまで、引っかかっている。彼女たちの水をはじく肌、自分のことを見てほしいけど、どこか不安げな様子、生き物としてのなまなましさ、ぜんぶふくめて、まぶしかった。夏だわ。
最近息子はブランコがようやく好きになったらしく、わたしのひざにのって、ひたすらゆられている。そのあいだやることがないわたしは、ぼーっとヤンキーたちを観察しながら、ときどき自分の中学時代のヤンキーたちのことを思い出してみたり。Nという男子がいた。今も昔も、ヤンキーにはわりと美男美女が多い。しかしNは背も低く、ぽっちゃり気味、顔もハンサムとは言いがたい。他の子たちにはみんな恋人がいるのに、彼だけはいつまでたっても彼女ができないので、女子ヤンキーのリーダーKさんが、各クラスに乗込んで、女子全員に「Nと付き合ったってくれへん?!」ときいてまわり(10クラスあったので、200人近く)当然全員が「ノー」といい、結局Nには「学年全員の女子から振られた男」という烙印が押されることになった。ちなみに、当時荒れまくっていたKさんと成人式で再会したけれど、そのときにはもう落ち着いて、素敵な美人お姉さんになっていた。
ひき肉とキャベツのトマトソース煮込み、レタスと豆腐とちりめんのサラダに、ツナコーンをトッピングしたもの。豆腐とツナコーンの組み合わせは意外とよかった。豆腐は「どストライクだ!ストロングケン」。別にこの銘柄を気に入ってるわけではなく、なんとなく買ってる。

7/23 WED

今朝もセミがわんわんないている。いつもの夏の風景なので、ふうん、というかむしろちょっとうるさいな、ぐらいに思ってしまうが、もしこれが、異常気象かなにかで、ぜんぜんセミがなかない夏がきたら、「あれ?」「あれ?」ってあせると思う。しかし今年もやはり安定のうるささなので、ありがたみも特になく、ジジジジ!とすぐ近くを飛ばれると「ぎゃあ!」と言って、走って逃げる。
千絵ちゃんと、また絵本を作ろう、ということで、アイディアを出し合っている。ここ数ヶ月は一人で小説をこつこつ書いていたので、こうして気の合う人と何かを一緒に作るっていうのは、大きく深呼吸したような喜びがある。小説は、ラストスパート。こっちは息をつめて、ただひたすらに走りぬける。
夜は、去年の夏うちの定番になった「とうもろこしごはん」。みりんと酒と白だし(白だしはひかえめに)入れて、生のとうもろこしの実を包丁でこそげとって、のせて炊く。(←去年の日記ほぼコピペ)炊きあがったあと、しらすやちりめんと混ぜるのもいい。あと、なすがたっぷり食べたかったので、豚バラと白ネギと甘味噌炒めに。息子が白ネギずきなのが意外である。

7/22 TUE

梅雨あけ!
息子は園のプールに慣れて、気持ちよさそうにしている、と連絡帳に書いてあった。固まってた初日とくらべたらずいぶん進歩。
午前中、作業がなかなか手に着かないくらいぐるぐる悩む。そういうときは場所を変えた方がいいので、クリーニング屋で服を受け取ったあと、図書館へ。閲覧のみの本が届いているとのことだったので。しかし、席はおじいさんたちでいっぱい。スポーツ新聞読んでるか、寝てるかの人が多くて、クーラーきいてて無料で入れるからって何もこんなにあつまらなくても……という感じである。他の市でも図書館は多かれ少なかれこういう状態になっていることは経験上知っているが、大阪は特にひどい気がする。胸によぎる「他に行く場所もやることもないんやろうな……」という憐憫は、公園に集まってるヤンキーたちを見たときに感じるのと、ほぼ同じ種類のものだ。社会とうまくつながれないさみしさが漂っている。まあ、社会とまったくもってうまくつながれていないわたしなぞに、憐憫など感じてほしくもないだろうが。ぜんぜんリフレッシュできずに帰ってきて、くよくよしつづけ、いやしかし、くよってても(造語)仕方ない、すすむしかない!とちょっと切り替えたとき、一通のメールが。ピカピカ。(←11ぴきのねこがコロッケ食べるのに飽きて、「とりのまるやき」が食べたいよ〜と言ってたら、一羽のあほうどりがやってきたときのねこたちの様子をあらわした一文「ピカピカ 11ぴきのねこのめが かがやきました」の真似。)素敵なメールだったので、もっかい読み直す。ピカピカ。
園から帰るなり、「チュッチュー(生協のチューペットの伝統的呼び名)たべる〜」という息子。ベランダで風に吹かれながら、ポキンと割って半分ずつ食べる。夏の味。そのあと、夕ごはんまでちょっと時間があったので、駒つき自転車でギコギコ行ったら、「ひなたくん」という見知らぬ男の子(ママと一緒)が、いきなり友達みたいに「サッカーしようぜ!」と誘ってくれたが、息子は首をふり、ギコギコ逃げていた。

7/21 MON

祝日。朝から南大阪の方へ。車をとめて南海電車に乗り、おりたことのない駅でおりて歩いてみたりした。同じ大阪でも、沿線や駅が違うと、ぜんぜん雰囲気が違う。それって、都会の特徴かも。駅ごとに、違った顔を持っている。その後、車に戻って、堺に住んでたとき大好きになった『エルマーズグリーン コーヒーアンドベイクス』へ。高い天井、正面は全面ガラス戸、でも倉庫をそのままお店にしたような朴訥とした雰囲気もあって、落ち着く。アキが「ポートランドのコーヒー屋さんはこんな感じのとこが多かった」と言っていた。お客さんも、しゃれた兄ちゃんから、地元のおばちゃん、うちらのような子連れまで幅広い。去年初めて飲んで感動したコーヒーとアイスのシェイク、「パタゴニア」を今年も。それからホットドッグ。カフェの名に「ベイクス」と入っているだけあり、お店で焼きたてのパン(北浜と淀屋橋の「エルマー」にもここから出荷されている)にソーセージがはさんであって、シンプルだけどおいしい。息子は、はちみつパンを。一年ぶりくらいに訪れたのだが、お店のお兄さんは、最初ぜんぜん気がついてないそぶり、でも、コーヒーをテーブルに置くときに、さりげなく「お久しぶりですね」と言って、カウンターに戻って行ったので、胸がときめいた。少女漫画だったら、主人公が恋に落ちる瞬間に使われてもおかしくない場面だ。
息子の昼寝後、自転車の練習も兼ねて、3人で公園へ。練習といっても、補助輪をはずすわけではなく、「自転車をこぐ」ことの練習である。かなり上手にこげるようになってきたけど、まだときどきペダルから足がすべって、ペダルでスネを打つことがある。真夏の陽射しのなか、一時間以上公園にいたので、汗だく。夜はそうめんと残りもののカレー。陽を浴びたあとって、それにしてもどうしてこんなに眠くなるのだろう。

7/20 SUN

朝は恒例トッキュウジャー。ちょっと楽しみにしてる自分がいる。9時前から公園へ。わたしとアキがそろっていると、息子はとてもうれしそうだ。その後、生協へ買い出し。サッポロ一番の塩ラーメンなどでお昼ごはん。
午後、またしてもゲリラ豪雨。たぶん「夕立」っていう言葉じゃその激烈さをつたえられないから必然的に生まれた言葉なのだとは思うけど、漢字も音のひびきにも、うつくしさがない。ゆうだち、と書くと、ふる前の土の匂いや、雨があがりかけて空がしずくをおとしながらあかるくなってゆく様子など連想されるものの幅がひろい。と個人的には感じる。そして、今日はその夕立に完全にふられました。昨日はザーっときたあと、ぴたっとやんだので、今日もそうだろうと思って、息子と散歩に出かけた。ひんやりした空気に入れ替わり、すごく気持ちがいい。しかし、公園の山をのぼっていると、またぽつぽつぽつっとふってきて、あわてて大きな木の下で雨やどり。「葉っぱが傘になってくれるから、濡れへんねんで」などとのんきなことを息子に言っていたのは最初だけで、その後、またザザザザザーっと大雨になり、全身ずぶぬれ。もうおもしろくなってきて、「うはははは」とわたしが笑ったら、息子もつられて笑った。ぼとぼとのまま帰ってきて、少し熱めのお風呂に入った。夏のはじまり。
夜、息子を寝かしつけた頃、アキが帰りに「何かいる?」とメールしてきたので、パピコを頼んだ。

7/19 SAT

暑いけど、上空に寒気が流れ込んでいるらしく、不安定な空模様。
アキはゴルフなので、息子と朝から公園へ。駒つき自転車でいってみたけど、まだ完璧には乗りこなせていない。ボールや遊具で一時間くらい遊んだ頃、雨がぱらついたので家に戻り、掃除。お昼ごはんのときテレビをつけてみたら、『生活笑百科』がまだやっていた。この番組は、小学生時代、土曜の半日授業が終わって帰宅したら、母がこれ見ながらラーメン食べてる、みたいな風景とセットになっている。午後、雷つきのゲリラ豪雨。あまりに雨が激しすぎて、あたりがまっしろになり、窓から何も見えなくなった。蜂が一匹、ベランダの窓ガラスにとまって、一生懸命羽やからだを乾かしていた。雨はひとしきりふって、雲とともに去る。息子が砂場で遊びたいと言いだしたので、ちょうどいいかも、と行ってみたら、土が型抜き遊びにぴったりの湿り具合。晴れてる日に、自分で水道でくんだ水で砂をしめらせても、一部だけがドロドロになるだけで、こんなまんべんなくしっとりとはならない。自然はすごいな。ひととおりプリンやゼリーの型抜きをしたあと、息子はボトルコーヒーのペットボトルに砂をつめると言い出した。口がせまいので、なかなか砂が入らない。でもくじけることなく、せっせせっせと砂を注いでは指でおしこんでいる。途中で、「ねえ、それどうするん」ってききたくなったけど、愚問だと思い直し、黙って見ていた。そこに空のペットボトルがあるから、砂をつめたい、ただそれだけであろう。ぎっしりつめ終え、すごく重たくなったボトルを見て、満足そうな息子。「持って帰る〜」。今、砂入りボトルは、うちの玄関前に鎮座しておられます。
夜は、息子が「カレーたべたい」というので、シーフードカレー。そういえば、昨日の保育園の給食もカレーだったようだ。ロビーにその日の給食とおやつのサンプルが飾ってあるのだけど、お迎えにきたあるママが、カレーのサンプルを見て、あきらかに「あっちゃ〜!」という顔をしていた。きっとカレーを作ってからお迎えにきたに違いない。

7/18 FRI

蒸し暑さが尋常じゃない。と書きたいところだが、これが日本の夏なので、尋常である。
今日は保育園のあと、日本脳炎の予防接種へ。0歳の頃は、BCGやらMRやらポリオやらヒブやら肺炎球菌やらとにかくめまぐるしいくらいに毎月毎月あって、それも同時接種したりと大変だったのだが、2歳台は全然なく、久しぶり。アキはごはんいらないし、病院で頑張ったということで、この夏初のかき氷を食べにゆく。しかもわざわざ電車に乗って。京阪沿線では有名な『角屋』。歩く距離が短い方がいいので、本店ではなく、東店の方。普通しか停まらない「森小路」駅。店内は、ものすごいローカル感でみちている。ザ・大阪!な雰囲気。ギャルママと赤ちゃん、なぜか着物のおっちゃん、さわやか(ぶってる)高校球児たちに無駄に話しかけまくるオバちゃん、妙にませた感じの小学校高学年〜中学生の女の子たち。これは、大阪出身じゃなければ、店に入るのにかなり勇気がいると思う。まあ、わたしと息子はそこに何の違和感もなくすんなりとけこんだわけですけれども。お皿に山ッ盛りの氷は、息子と二人で一つで充分だとわかっていたが、息子初めてのかき氷なので(去年も食べたけど覚えてない)、記念ということで、あえてそれぞれに頼む。(ひとつが300円台)わたしは宇治ミルク、息子はミルク(練乳)。案の定食べきれず。息子は1/3くらい、わたしも2/3くらいでギブアップ。都合がいいことに、息子が飽きてわーわー言い出したので、これ幸いと「すみません、まだ途中なんですけど、この子が……」と息子のせいにして、お金を払い、店をあとにする。暑い外がうそのように、からだが芯から冷えきりました。氷はふわふわしゃりしゃりだった。
夜ごはんは、残ってたかぼちゃの炒め物、買ってきた鶏胸肉の唐揚げ、そうめん、というテキトーごはん。
息子は、帰ってきたら一応靴をそろえる習慣ができつつあるのだが、機嫌がわるいときなど、わざとやらないこともある。今日はご機嫌で帰宅したので、自分のはきっちりならべていた。そして夜、寝かしつけてからふと玄関を見たら、わたしの分のサンダルのみ、ごていねいにも廊下(玄関ではなく、家の中)に並べてあった。微妙に手のこんだいやがらせ…。

7/17 THU

こんなに暑いのに、近畿の梅雨明け宣言はまだ。
園に迎えに行くと、玄関ホールに3,4,5歳の幼児クラスの子たちが全員そろって、ダンスをしていた。息子たちのクラスも、うしろで見学を兼ねつつちょっと一緒に踊ったりしている。先生は…と前で踊ってる人を見ると、純子! 園でもこうして月に何度かダンスを取り入れることにしたらしい。自分の子どもが、純子にダンスを習う日がくるなんて、人生って素敵だ。
家に帰り、この前、息子が園で作ったというフルーツポンチを一緒に作ってみる。作るといっても、スイカくりぬいたりとか大仰なことではなく、買ってきた缶詰に炭酸水とシロップ(家ではオリゴ糖)をかけて、冷やすだけっていう。園では、みかん、パイン、ぶどうとかさくらんぼとか桃などいろんな果物の缶詰が入ってたらしいのだが、うちのはみかんとパインだけ。すごく簡単だけど、息子は「自分で作った」ということで大満足の様子。
夜は、グリーンカレーそうめん。初めての挑戦だが、味見してみると組み合わせがいまいちピンとこず、結局冷やしそうめん、とグリーンカレー(ルーのみ)別々に食べた。

7/16 WED

暑い。でもけっこう平気。なんだか年々暑さに強くなっている気がする。
突然思い出したことがある。小学三年生くらいのとき、とある友達に教えられた。「寝る前にな、腕(てのひらから肘まで)をこうやって、何度も曲げ伸ばししてたら、ある瞬間にふっと二本の腕が見えて、それは幽体離脱しかかってるってことで、うまくいけば完全にからだを抜け出して空を飛べるらしいで」と。「ほんま?!」「うん、でも何回も何回もやらなあかんねん。あたし、毎日百回とかやってるもん」「じゃあわたしもやるわ!」その後、しばらくのあいだ、寝る前にずーっと腕を曲げたり戻したりをくりかえす日々がつづいた。かなり大きくなってからでも、「まさかね」と思いながら、たまにやってみたりした。ちなみにその友達とは、純子である。先日、園に送りに行ったときに、そのことを話してみたら彼女はゲラゲラ笑って、「ぜんぜんおぼえてへん! でも、昔から『想像しすぎたら、ほんとうのことが見えてしまう』って信じてたから、たぶんその腕のことも、そっからきてるんやわ」と言っていた。わたし自身も、あまりにもクリアにしかも何度もその幽体離脱する瞬間を想像しすぎたために、まるで本当に起こったことのように覚えている。するっと腕から全身にかけて抜け出し、電線の高さくらいでいったんとまってあたりを見下ろし、もっと高く上がって、夜空を遊泳する。
このエピソードを思い起こしていると、ふと『思い出のマーニー』のことが胸をよぎった。もうすぐ公開される映画の方ではなく、原作の方。(注:幽体離脱をする話ではない。)とても好きな作品。映画も制作がジブリなので、きっと素敵な仕上がりになっているだろう。観たいなぁ。
夜、かぼちゃとベーコンのオイマヨ炒めを作っていたのだが、ふと思いついて、半分を大人用サラダにしてみた。らっきょを刻んだのと、ゆでたまごを混ぜる。炒めてる段階で、オイスターソース少なめにするのがポイント。

7/15 TUE

晴れて、プール日和。わたしも子どもたちにまじって、ざぶんと入りたいなぁ。
KitchHike の営業を兼ねて、世界中を回っているまさやとひょんちゃんは今北欧にいる模様。スウェーデンとフィンランドの情報がほしいとのことだったので、Emma や Sara にメールしてみる。さっそくサラから返事が。変人アーティストである彼女の近況には毎回驚かされるが、今回も例にたがわず。「今、ちょうどアムステルダムに家を建ててる」そうだ。しかも自力で。以前自分で船を作ったこともあるだんなさんの Gerbrand(オランダ人) と、ときどき友人の手も借りながら、すすめているとこのこと。これがその様子を記録したブログ。もうすぐ完成するそうだ。そういえば、5年くらい前にエマんち(スウェーデンの南の方)に行ったときも、お医者さんであるお母さまが、日雇いポーランド人の手を借りつつ、ご自身で別荘を建ててらっしゃったな。あっちの人のDIY精神は本当にすごい。
千絵ちゃんから連絡があり、以前一緒に作った絵本 『めのなかのみずうみ』が、大阪心斎橋の絵本雑貨店 ARDOUR(アーダ)で取り扱っていただけるようになったそうだ。もともとは息子のために、と書いた話だが、こうして手をはなれて、ぜんぜん知らない人の目にふれていただくチャンスができたのはうれしい。ちえちひろグッズ(futasukukuriとのコラボハンカチなど)もいろいろ並んでます。地元大阪にもかかわらず、まだ行ったことがないので、来月あたり行ってみようと思う。
夜は、グラタン。いつも、ふかく考えずにスーパーでふつーのマカロニを買っていたが、本来好みなのは、もっと大きくてしっかりした食べ応えがあるやつ。この前カルディで DE CECCOの NO.25 ミッレリーゲを見つけて買っておいたので、それを使った。だんぜん美味しい。

7/14 MON

不安定な天気。朝もふったりやんだりだったが、息子を園に送り届けるあいだの15分間はばっちりやんでいて、家に戻ったらまたふってきた。先週の金曜に「急ですが、園長今日で退職します。副園長が園長代理になります」という内容のプリントが連絡帳にはさまっていて、「まあでも来週きっと何か説明やあいさつがあるよね」と思っていたのだが、今日行ってもなんにもそういう気配がない。もし本当にあの紙一枚でそんな大事な連絡がすむと思っているのなら、付き合ったり別れたりのやりとりを LINE ですませてしまう中高生と何も変わらない気がする。
以前、Annaをふくむドイツ人3人とベルリンなどを旅したとき、ドイツ語がまったくできないわたしに「この歌だけは覚えておけ」と、教えこまれた歌があった。Auf geht’s Deutschland schießt ein Tor! ドイツサッカーナショナルチームの応援歌である。8月にアナがくるので、最近ひんぱんにメールのやりとりをしている。準決勝直後には「勝ったからみんなで遅くまで飲んでしまって、今日めちゃくちゃ二日酔いで仕事中…。そうそう!日曜日の決勝のときは、あなたもあの歌うたってね」とお願いされたが、ごめん、起きてすらなかったです。でも勝ったんだからいいよね。
夜は、さわらと丹波しめじのホイル焼き(すだち風味)、レタス・大根・豆腐サラダ(トッピングは、ちりめん、揚げ玉、しそ、みょうが)、あげとじゃがいもとモロッコインゲンのお味噌汁。

7/13 SUN

朝のトッキュウジャーはすでにうちの日曜の始まりをつげるものとなりつつある。ちなみに仮面ライダーの方は今のところ息子は興味無しなので、8:00には消される。
息子とアキが公園に行っているあいだに、洗濯、部屋の片付け、お好み焼きの準備。でも、すぐに雨がざーざーとふりだした。アキから「空は明るいし、すぐ止むやろうから、すべりだいの中で雨宿りしとく」との電話。しかし雨は意外としぶとく降りつづけ、結局30分後くらいにずぶ濡れの二人が帰宅。「バムとケロのにちようび」の冒頭そのものではないか!
来客は、アキの前の会社の人たち5人(男性)。5人中4人は元先輩(上司)で年齢も年次もバッラバラ、アキの同期は誰もいない。残り1人は2年前入社したばかりの、アキが面識すらない子。そんなよくわからない組み合わせでもおおいに盛り上がれるのが、あの会社の人たちである。一言でいえば、あまり上下関係のきびしくない部活のノリ、といった感じ。会社といえば、同じ社員同士でも競争や妬みや駆け引きなどがあって本当に仲良くなるのは難しいとよくきくが、あの会社の人たちは、会社が全人生のすべてではなく、それとは別に趣味ややりがいなどをそれぞれ持っている人たちが多いので、学生のように気楽に付き合える部分があるようだ。ひさしぶりに会話のやりとりをきき、「ああ、この人たちは、会話のギアをたっくさん持っていて、それをこまかく切り替えることができるんだな」と感心する。お土産もたくさんいただいたのだが、ワインやおつまみなどにくわえて、ある方は、手作りのタンシチュー(冷凍で。それを解凍してみなで分けた)、またある方は POIRE のフルーツシャーベット(すごくきれい!)、そしてまたある方は 100%ORANGE著の『思いつき大百科事典』(昔POOKAで連載されてたやつをまとめたもの)などなど、バラエティ豊かであった。それから、アキの今の会社の同期の女の子も一人来ていたのだが、彼女は韓国人で、韓国流マナーにしたがってトイレットペーパーを持って来てくださった。うちのがちょ〜どきれるところで「買わないと」と思っていたので、非常に助かった。(注:彼女からはトイレットペーパーだけではなく、他にもチーズケーキをいただきました。)
焼きまくったお好み焼きだが、わたしとアキ以外関西人は誰もおらず(関東人+韓国人)、「大阪の人って本当に家でお好み焼き焼くんだね」「誰かの家で焼いてもらったのって初めて!」など、ものすごく基本的なところで感動されてしまい、関西人ならすぐ言及してくれるフワフワ感には誰も気がついてくれなかったのが不本意でした。(←冗談)

7/12 SAT

夏がきたなあ、と実感できるような日。
アキは朝からゴルフなので、今日は息子と二人の土曜。洗濯したあと、久々にシーソーの公園へ。暑かったのでお茶をのみのみ、二人で走り回る。ついでだったので、助産院に寄り、借りていた牛乳の本を返した。その後、久しぶりに大好きなパン屋さん、それからスーパーで買い出し。明日は来客があるので、いろいろ買いこむ。息子が「桃が食べたい」というので、「ジュース用」と見切られていたのを買った。八百屋の経験上、桃の見切られ方にはいくつか種類があり、「熟れすぎ」「傷もの」「青い」などがあるが、このうち「熟れすぎ」と「傷もの」は程度にもよるが、ほぼ普通に食べられるものが多い。むしろ帰ってすぐ食べたいなら、そっちを選んだ方がいい、という場合すらある。あと、ついでの八百屋情報だが、桃やスイカは冷やしすぎると甘さを感じにくくなるので、食べる1〜2時間前に冷やすのがベストらしい。帰ってすぐ昼ごはん。パンとコロッケと桃、という謎の組み合わせ。息子は、自分で選んだパンをなんにもつけずにひたすら食べていて、「ちょっと味見させて」と一口食べてみたら素材と塩の味が生きている。これはたしかに、何もいらないわ。桃は、まさに食べごろだった。1つ残った桃を、(野菜室が明日のためのビールでいっぱいなので)普通の冷蔵室に入れたら、次にぱっと扉をあけた瞬間、その香りがふわっと。飲みさしの麦茶も入っていたのだが、そのお茶にまで桃の香りがうつっていた。
直射日光をたくさん浴びてわたしも疲れたので、息子と一緒に少しだけ横になり、途中で起きて、作業。息子が起きてから、掃除。日が傾いて少し涼しくなったころ、手をつないで、ミニストップにソフトクリームを食べに。二人で1つを分けた。息子は行きと帰りでねこじゃらしを7本くらいつんでいた。

7/11 FRI

台風一過。でもまだ梅雨明けしていないので、青空はくっきりとしておらず、きれぎれな雲のあいまから見えるだけ。
夜、連絡帳にプリントが一枚挟まってたので、なにかな?と見てみたら「急なことではありますが、園長は本日をもって退職することになりました」とのお知らせ。ええっそんな大事なお知らせがたった紙切れ一枚?!という驚きはあったが、退職という事実じたいに驚きはなかった。来週からは副園長先生が園長代行になるらしいが、そもそもこれまでも、ほとんどその方が園長先生みたいなものだったからだ。副園長先生は主任保育士も兼ねていて、「ベテラン保育士」という風格がある。ああ、この人は本当にたくさんの子どもを見てこられたんだな、というのが空気でわかる。反対に、園長先生は、少女のように繊細な雰囲気があり、はっきり言うと、子どもに慣れていらっしゃるとは思えない雰囲気。それも当然で、もともとは大学で教育学の教授をされていた方なのだ。キリスト教と教育に関しての本もたくさん出されており、(保育園の母体がカトリック系の学校なので)その関係で園長に指名されたのだと思う。(←あくまでも推測)まだ息子が入園する前、園庭解放に遊びに行っていた頃、彼女と何度かお話することがあった。わたしが小説を書いていることを知ると、読んでくださるとのことで、本にはなっていない自宅でプリントした作品をお渡ししたら、わりと長いものだったにもかかわらず、たった1,2日で読んでくださった。そして数日後、私を見つけると笑顔で駆けよってきて、ものすごく的確なアドバイスをくださった。入園してからは、毎月発行される「園だより」にさりげなくのせられている文章が、内容もさることながら、句読点の位置やひらがなと漢字の配分までしっかり考え抜かれたものだったので、読むのがたのしみだった。園の前には掲示板があり、そこには毎月違う詩と絵が飾られるのだが、その詩を選んでいたのも彼女。八木重吉の詩を知ることができたのも、その掲示板を通してだった。詩や小説のお話をなさったとき、彼女の目は輝き、その洞察はあくまで鋭かった。あれほど生き生きしている姿を、その後見たことはない。先生の本来の姿は、学者、思想家なのだと思う。それが突然現場の矢面に立つことになり、保護者と保育士の間にはさまれて、どれだけ苦労されたことだろう。そう思うと、今日の突然の退職にも「ご苦労様でした」と言いたくなる。
ただ、退職にあたって、保護者や子どもたちに一言の挨拶もないっていうのは、考えもの。来週、せめて新園長からでもいいので、説明があると思いたい。
以前にもここに引用した八木重吉の詩をもう一度。

「歩きたくなる」

むやみに
歩きたくなる
あるくことが
いちばんすぐれたことのようにおもえてくる

7/10 THU

台風8号が接近しているとこのことだったので、警戒していたが、大阪あたりはあっさり過ぎてゆく。ほっとしつつも、少し残念。自分が絶対安全なところにいる保証があるなら、嵐はいつまででも見ていたい。海や山や火などと同じように、たえずかたちがゆれうごき、そして美しいので、見飽きることなはいだろう。とここまで書いて、「嵐(ARASHI)」というネーミングはジャニーズ史上最高だな、と思った。特にファンではないが。
夜は、カレイの煮付け、下ゆでしたゴボウとにんじんとモロッコインゲンも入れた。それから、アスパラ/トマト/しめじ/ツナのサラダ。味つけは、すし酢(もしくは南蛮酢など少し甘みのあるもの)/オリーブオイル/しょうゆと平凡なのだが、ゆでたしめじをサラダに入れる、というのがめずらしいレシピ。あとは卵スープ。
夜中、ちょっとききたいことがあって、じゅりに Lineでメッセージ送ったら、やっぱりわけわからん方向に話がそれてゆく。チェーンのコーヒー店ではどれが好みか、という話になり、わたしが「タリーズ派」と言ったら、
じゅり「あたしドトール派」
わたし「ドトールはけっこうどこにでもあるよな」
じゅり「ドトール幅きかせすぎ」
わたし「いやあんたドトール派ちゃうんかい」
実際の会話だったら最後のところは全力かつかぶせぎみでツッコミたいところだ。

7/9 WED

ものすごい湿度。部屋の中も75%とか。
園に送りに行く途中で、電線の上で5羽並んでいるツバメがいた。全然飛ばずに、チュンチュンないていたので、おそらく巣立った直後のきょうだいたちなのだろう。人間と違い、本当に一瞬で大人になってしまうのだな。
暑いのでできるだけパソコンを使わず、ノートとペンを利用。真昼に使ってもまったく熱をもたないパソコンができたらいいなあ。でもそのうち、かたちもなくなって、口に出したりするだけで、そのへんの机とか空気中とかに文字がうつしだされたりするようになるのかな。まあ冬は、この熱がちょうどいいんだけども。
午後、急に風が吹いてきたので、ベランダに出てみると、山の方から不穏な雲がもくもくと。あわてて洗濯物をとりこみ、カーテンをあける。すぐに夕立がきた。32度あった部屋の中は、一気に29度まで下がった。夕方以降は台風8号の接近にともなって、風が強くなる。おかげで本当に過ごしやすい夜になった。と書いた直後に、福岡のしのちゃんからメール。「涼しいのは有り難いけど、プリントが散乱した!」とのこと。漫画みたいですね。
あと、とよみさんから「残念なお知らせです。スイカやられました」とのメール。イノシシ!
夜は、昨日の鶏じゃが再利用のカレー。

7/8 TUE

梅雨明けはまだだけど、セミがなきはじめた。
園では今日もプールがあるので、プールバッグを所定の位置に置こうとしたら、とある別の子のバッグに目がいった。「さな」という本人の名前の横に「ゆな」「りな」(すべて仮名)という別の二人の名前も並んでいる。さなちゃんには上に二人お姉ちゃんがいて、そのバッグがお古なのだ。それはよくあることだけど、名前を消すことなく、堂々と横に並べて書くっていう発想があたらしい。
スーパーのレジで後ろに並んだ人が、全身紫だった。といっても、もちろん全身タイツを着ているわけではない。まず、ベリーショートの髪の毛が紫に染められている。シャツ、ロングスカート、バッグ、バッグの中からのぞいてるポーチ、財布、財布についてるハートのキーチェーン、大きめの時計、指輪、ピアス、マニキュア、ペディキュア、アイシャドウ、果てはマスカラにいたるまですべて紫。コーディネート自体は上品で、ギラギラに目立つわけではないのだが、よく見ると驚きの紫具合であった。「紫の女王」と呼びたい。
夜は肉じゃが。肉は牛でも豚でもなく、鳥の手羽中を使った。あと、ルクルーゼレシピの、鍋蒸しナス、かけるソースは、バルサミコ酢/白ねりゴマ/砂糖/しょうゆを混ぜたもの。暑かったので、みそ汁ではなく冷や汁に。きゅうりとみょうがと、ナスの皮を浅漬けにしたものが具。これで終わりの予定だったが、息子が「のり巻きを作りたい!」と言い出したので、卵焼きとお魚ソーセージときゅうりを巻いた太巻きも一本だけ作った。

7/7 MON

七夕。朝から耳鼻科へ。わたしも息子もそれぞれ気になる症状があったので、二人で受診。自転車で20分くらいかかる、ちょっと家からは遠いところだけど、そこの先生が素晴らしいので、頑張ってこいでゆく。予約もできるし、話をていねいにきいてくださるし、耳鼻科なのに、次回の予約を取ることをしない。
Annaと夏子からメールがくる。うれしい内容に加え、一つとても悲しいニュースもまじっていた。以前(もう7年くらい前かな)別の友人から同じニュースをきかされたときは、わたしも一緒にショックを受けてしばらく落ち込んでしまったけれど、今は「ああ、悲しいな」と思うだけで、そんなにゆらがない。簡単に言えば鈍感になったということだけど、もっとこまかく観察すると、単に「何も感じない」というわけではなく、自分の中を透過させる速度が上がっているのがわかる。
今日は前に作って冷凍しておいたハンバーグを解凍するだけの手抜きごはんにするぞ、と決意をかためていたのに、いざ台所にたつと、なにかしら作ってしまう。ほうれん草のごまあえに加え、ブロッコリー/にんじん/じゃがいも/ゆでたまご/ちくわ、を マヨネーズ/しょうゆ/おろしにんにくで和える、という微妙に手間のかかるサラダ。

7/6 SUN

朝からトッキュウジャー。そして部屋のそうじ。
お昼は焼きそば。昨日のインドネシア料理に触発され、カルディでサンバルソースを早速ゲット。加えてナンプラー、ケチャップ、砂糖などでミーゴレン風に。辛いので息子は食べられないし、アキは「ふつうのがいい」というので、野菜と麺を炒めた時点で鍋をわけて、彼らのはソースや焼きそばにしてあげた。サンバルソースがなかったら、コチュジャンを代わりにする、というレシピもあった。
昨夜、三人で帰っているときに、家の前で花火をしている親子がいた。「そうか〜もう花火の季節か〜」と、いうことで、さっそく今日買いに行く。息子は大はりきり。が、午後から雨がふりだし、夜には土砂降り。しかし「雨天中止」という言葉を知らない息子。結局実家のガレージ(半分外)でアキと少しだけやることに。雨だからか、煙が白くもくもくとあがる。去年と違い、ちゃんと一人で持ってできた息子は、「きれい!」とうれしそうだった。私はお好み焼きを焼きながら、再放送の志村先生特集を見る。

7/5 SAT

湿度は高いけど、太陽は出てないので、そんなに暑くはない。
畑へ。着くと、とよみさんがため息をついておられる。イノシシが侵入し、作物を荒らしまくったとのこと。特に被害がひどかったのが、サツマイモ。みごとにすべて掘り返されている。同じイモでもジャガイモはそれほど好みではないらしく、そんなに荒らされていなかった。息子とアキは、まずトマトときゅうりを収穫に行く。恒例のカップラーメンと、とよみ製おにぎりなどでお昼ごはん。とりたてのきゅうりを、息子は何もつけずにまるかじり。新鮮だと苦みが全然ない。トマトも味が濃くて素朴な味。その後、スイカの様子を見にいく。4本植えたうち2本は枯れてしまったけれど、2本はうまく根付いている。つるが地面と並行にぐるぐる伸びて、いくつか結実していた。プロの人たちは人工授粉するらしいが、鳥や虫がうまく運んでくれたのだろうか。このままカラスやイノシシや虫たちにやられずに、一玉でもいいので収穫までいけるといいなあ。イノシシが入ってきた経路がわからないので、またいつやられるかわからない。というわけで、今日のうちにジャガイモを全部収穫。大量!
帰りに、純子のダンススタジオに寄り、ジャガイモをおすそわけ。それから、家のご近所さんにも。それでもまだまだある。なのに、夕方実家にいたら、父の友人が来て、「今日ジャガイモ掘ったから」と持ってきてくださる。ちょうど玄関にいた息子が「きょう はたけで じゃがいも ほった〜」と報告してしまい、「あららら」となる彼に、父が「産地が違うし」とよくわからないフォローをしていた。
夜は、近所に最近できたインドネシア料理のレストランへ。入ってみると、インドネシア人お二人がシェフとホールを担当しておられた。ガドガド、サテ、ナシゴレン、ミゴレンとメジャーどころばかり頼んだが、どれもはずれなし。甘辛いピーナツソースは、もともと好みなので、久しぶりに食べられてうれしかった。今日気がついたけど、厚揚げをよく使うのかな? デザートのピサンゴレン(揚げバナナ)のココナッツアイス添えも甘さ控えめで美味。息子は夢中で食べていたので、「どう?」ときいたら、「もうたまらん」と返ってきた。どこで、そんなセリフを…。おなかいっぱいの3人手をつないで、涼しい夜道を歩いて帰った。

7/4 FRI

昨日一日ふっていた雨はやんだ。涼しい朝。昼から晴れた。
この前、自転車で高架下を走っていたら、なつかしい感じの赤いスプレーによる落書きが。何て書いてあるんだろう、と思って見てみると、「風流」「雅」……。もしも本当に意味をわかって書いたんだとしたら、たいしたユーモアセンスである。まあ、それはないと思うが。
息子はあいかわらずいたずらばかりしている。昨日はリモコン二つをかんじきみたいにして歩いていた。ものごとをかなりよくわかっているので、「そういう時期」というより、保育園で頑張っているから、その分親に甘えたいのかも。今日送られて来た、とあるおもちゃやさんのフリーペーパーにこんなことが書いてあった。「寂しさが認知症をすすめる」。叱られると寂しくなるので、認知症の人を叱ってはいけない、という。「叱られると寂しい」というのは、子ども、お年寄りだけではなく、みんなにあてはまるような気がする。その寂しさを別の人ではらしてしまうと、寂しさの悪循環がはじまる。芸術には色んなやくわりがあると思うけれど、寂しさを癒す、というのもひとつだ。この場合の「癒す」というのは、単にその場の感情をなぐさめることではなく、心のもっと深い部分を肯定すること。どうしてそういうことができるかといえば、力のある作品を前にすると、我々の底ふかくに共通して流れている地下水脈のようなものを感じることができるからだ。
夜は、とよみ畑産モロッコインゲンの緑がきれいなスープ、ミートスパゲッティ。夜にパスタ系を作るのにも、だいぶ抵抗がなくなってきた。

7/3 THU

予報通り、朝から雨。でも、園に行くときはかなり小降りになってたので、傘もレインコートもなしで、自転車で。でもまたすぐ降ってきた。
昨日のオニヤンマを持っていくと、みんな興味津々で集まってくる。わたしも昨夜近くで見て、びっくりした。黄色と黒のストライプにグリーンの大きな目、という強烈な色彩、そしてかぎりなく繊細な羽。でも、今朝はじーっとしてあまり動かなくて、このまま弱って死んでしまったらかわいそうなので、放してあげることに。園の中庭にみんな出てきて、先生がフタをあける。でも、飛ばない。実は今朝、水分をあげようとおもって霧吹きでしゅっとしたのだが、それで羽が濡れてしまっていた。だから飛べなかったのだ。先生がとんぼを手にのせ、近くの木の枝にとめてあげると、一生懸命羽をばたばたさせて乾かし、しばらくするとすいーっと飛んでいった。鳥も虫も雨の日は羽が濡れるから飛ばない。とてもシンプルな事実だけど、町にいると、実感することがあまりない。
夜は、残り物がたくさんあったので、特に何も作らず。

7/2 WED

晴れ。蒸し暑い。でもだんだんからだが暑さに慣れてきた。もう7月だもんな。
保育園の前に、美術教室の夏期講習のお知らせが貼ってあった。「夏期講習」ってことは、たぶん受験用のデッサンなのだろう。デッサン力だけで美大の合格者を決めてしまうことは甚だ疑問だけれど、でも、デッサン力はあった方がいい。それがないと、どれだけ自由な発想も、なかなか思ったようにかたちにできないからだ。にしてもやはり、日本語の「美術」という言葉のイメージがあまりにも「絵画」に偏りすぎている気がする。「美術」が好きな子は、デッサンから入るのはいいとしても、そのあとは、絵画だけでなく、彫刻(何かを削るだけではなく、さまざまな素材を浸かった立体作品)、写真、デザイン、映像、染織、さらに言えば、いわゆる「アート」とされている分野以外(工学、建築、料理、数学 etc) あらゆる可能性につながっている、ということをとりあえず知識としてでいいから知ってほしい。私は子どもの頃、絵描きになりたかったけれど、もし幼い頃に、そのことを知っていれば、また違う夢を描いたかもしれない。絵描きという夢が悪いというのではもちろんなく(現在の私にとってもそれは憧れの職業だ)、ただ、「美術」に親しんだ子たちが「挫折」としてではなく、あらたな開拓地をひろげる、というポジティブな意味で色んな分野にひろがってくれたらいいな、と思うのである。
天気予報を見ていて、「明日は雨で最高気温が今日より6度さがるでしょう」と言っていたので、「明日はちょっと寒くなるよ」と息子に伝えたら、「はたけで yuzzy できるんちゃう」と言う。yuzzy?しばらく考え、「ゆず」であるということがわかった。ユズィ、と文字にするとすぐわかるが、音だけで聞いたらほんとにわからなかった。
夜は、ナスとちょっと残ってたパプリカと鶏ひきにくのタイ風炒め物、など。ナンプラー、シーユーダムをベースに、甜麺醤も入れた。
畑帰りのとよみさんが、虫かごに入れたトンボを持ってきてくださる。調べてみると、オニヤンマだった。息子は明日保育園にもっていくとはりきっている。

7/1 TUE

書いている小説は2/3を越えた。なのにまだ次の章がどうなるのかわからなくてハラハラすることも。でも、ためしに一章分だけこまかくプロットを立てて書いてみたらなんだかつまらなくて、あんまりはかどらない。次どうなるのか誰よりわたしが知りたいから書いてるのかも。
「牛乳必要ない」説は、息子を産んだ助産院の先生も仰っていたので、話をききにいってみる。はっきり言って、先生は極端な人だ。「こう!」と思い込んだら一直線で、それ以外の考えをあまり受けつけにならない。でも、80歳だとは思えないくらいよく本を読み、勉強されているので、単に「学校で習ったし、厚労省がそう指導しているから」という理由だけで「牛乳は素晴らしい」と信じきっている栄養士さんたちに劣るとも思わない。先生は色々語ったあと、本を貸してくださった。ついでにフランスにいる(タイにいると思ってたらいつのまにか移動してた)妹にもきいてみたら「自分は合わない体質だから飲んでない。気になるならキネシオロジーでチェックしてみたら」とのこと。キネシオロジー? と調べてみたがよくわからなかったので、今度妹が帰国したらやってもらおう。借りた本を早速よんだり、ネット上でそういう意見への反証(=「牛乳は身体にいい」説)を読んだりもしてみたが、わたしがやっぱり一番納得できるのは、自分の身体の声である。子どもの頃から感じていた。自分には必要ない、と。わたしにとって「牛乳」は、簡単に言えば「嗜好品」の扱いがしっくりくる。飲みたい人は飲めばいい。でも、飲みたくない人に強要する必要はない。ちなみに、料理には普通に使ってます。
とりあえず保育園には、「牛乳必要ない説」というものがあり、それが100%正しいという根拠はないですけど、私は納得する部分があるので、息子が「好きじゃない」と言ってることもあり、積極的に飲ませたくはないんです、と伝えてみた。結果、「在園される以上、指導されている一日のカロリーや栄養素を満たさなくてはいけないので、アレルギーではないお子さんから完全に除去するというのは難しいんですけど、たとえば、コップは出すけど、そこにすこーしだけ注ぐっていうのはどうですか?」と妥協案を示していただく。たしかに、ある意味での「好き嫌い」で食べ物の除去を受け付けていたらキリがない(例えば「うちは白米は食べさせたくないので、玄米にしてください」とか)だろうし、本当にそこまでこだわりたいのなら、そういう園を探すか、預けずに自分の手で育てるべきだと思ったので、その妥協案は悪くない、と判断し、「それでいいです!」と合意。
夜は、アスパラと本しめじと卵の炒め物、スモークサーモンとたまねぎとセロリとパプリカのマリネ+レタスのサラダなど。たまねぎとセロリはスライサーで。スライスしたあと、たまねぎに砂糖をまぶしてしばらく置いて辛みを抜き、その後、酢やオリーブオイルとマリネする、というレシピ。

6/30 MON

息子に、湿疹と鼻づまりがあったので、小児科へ。ここのところずっと大学病院だったので、個人病院のスムーズさにほっとする。予約できるので待ち時間10分くらいだし、先生とはじっくり話ができるし、ストレスほぼゼロ。湿疹もたいしたことないとの診断だったので、そのまま保育園へ送る。ちょうど今日プール開きで、送り届けたとき、みんな準備運動して、順番に水に入っていた。赤ちゃん組さんは、たらいのようなところで水浴び、息子のクラスはビニールプール3つに分かれて、大きい組さんはユニット型の大きいプール。息子たちも、曜日によってはその大きなプールに入れるみたい。みんなきゃあきゃあ言って楽しそうだった。
保育園では、朝とおやつの時間に牛乳が出る。息子はいつも全部飲んでると書いてあったので、好きで飲んでるのかな、と思っていたら、実は好きじゃないけど、無理して飲んでいるみたい。牛乳の栄養価に関しては、賛否両論ある。わたしは「無理してまで飲まなくていい」派。体質的に合う人と合わない人がいるのではないか、と考えていて、美味しくないと感じるってことは身体が欲していないのではないか、と。でも、そこに科学的根拠はない。一言で言えば、直観。そして息子は別にアレルギーがあるわけではないので、園に対して「牛乳のませなくていいです」という要望が通るかどうかは疑問。色んな考えの人がいてそれを尊重してほしいという気持ちはあるが、集団生活をしている以上、全部は聞き入れられない、という理屈もわかる。まあとりあえず伝えてみよう。
夜は、チキンのナンプラーオーブン焼き。レタス、コリアンダー、パプリカ、トマトなどをたっぷり敷いて、サラダ風にまとめる。

6/29 SUN

夜中どしゃぶりだったけど、朝からはうっすら晴れたりくもったり。
家族全員6時台に起き、それぞれ好きなものを食べ、(アキ:シリアル、息子:ビスケットなど)、7:30のトッキュウジャーを全員で見る。トッキュウ6号が初登場する回でした。変身シーンは、昔自分が見てた頃とくらべてCGなどが駆使され微妙にハイテクになっているが、本当に「微妙に」。基本のスタンスは何もかわらない。物語設定が意外としっかりしているところも。今日で見るの3週目くらいだが、ちょっとおもしろくなってきて、後半飽きた息子が「消す~」というのを「ちょ、ちょっとまって、最後まで見せて…」とひきとめる。(結局消される)
その後、アキと息子は室池へ。私は音楽を大きめの音でかけながら掃除。ためしに『Let it go』を流してみたら、なかなかはかどる。にしても、この Idina Menzel の声、どうにもきき覚えがある…。と思っていたら、ブロードウェイミュージカル『RENT』の Maureen 役でデビューしていた。なるほど。アメリカ留学時代、観て感激し、オリジナルアルバムを買った。一緒に歌えるようになりたくて、ホームステイ先の部屋でくりかえしきいた。というわけで『Let it Go』のあとは、そのアルバムを流し、熱唱しながら掃除。
そうじの途中で洗濯機が終わったので取り出してみると、息子のシャツによくわからない緑のつぶつぶがついている。しまった! 昨日ねこじゃらしを集めまくってポケットにねじこんでいたのをそのまま洗ってしまった。ついでにもう一つしまった! 今日の Eテレ『日曜美術館』は、志村先生の特集だったのに、見そこねた上、録画もしわすれた! トッキュウジャーを見てる場合ではない。さいわい、7/6の夜に再放送があるので、あわてて録画予約。
夜は、また近所のお好み焼き屋へ。母は市民オケの発表会があったので、父とうちの家族3人。順番待ちをしている家族がいて、そこのお父さんが息子ふたりを「ヤマト」と「タケル」と呼んでいた。

6/28 SAT

今日もすずしく、梅雨らしい空。
アキが持って帰ってきた洗濯物が、すごいアメリカ臭を放っている。おそらく乾燥機に入れる柔軟剤の匂いだ。洗ってもすぐには消えず、外に干したら、その匂いがリビングにまで充満した。
今日は予定していた、息子初映画館『アナ雪』。惜敗。前半はまあまあ見ていたが、途中で「おしっこ〜」と言い出し、アキと出たのが最後、それっきりお戻りになられませんでした。幸いアキは飛行機の中ですでに見ていたので、途中退場でもまあOKだった。<以下映画ネタバレなのでご覧になってない方注意> エルサの「ありのままで(Let It Go)」の前後の展開が、なんだかしっくりこない。押さえ込んでいた力を解き放った彼女が、どうして一人で山にこもらなくてはいけないのか? まわりに誰もいないところで力を解き放ったとしても、それは「ありのまま」と言えるの? という疑問。もちろん、答えはノーで、だからこそ、そのあとも物語はつづくのだけど。その場面だけではなく、アナにくらべて、エルサの存在自体がストーリーの中でなんだか落ち着かないな〜と思ってみていた。気になるので家に帰って調べてみたら、エルサはもともと悪役だった、とのこと。それが、この歌がうまれたおかげで、主役の一人に書き直されたらしい。すっごく納得した。つまり、『アナ雪』はこの歌のためにあると言ってもいいくらい。だからそれ以外のところが多少ちぐはぐでもかまわないのだ。たしかにこの歌にはそれだけの魅力があるし、全部完璧に計算されつくされた物語より、そうやって作っている途中で何か大きな力に引っ張られてストーリーが動いたいびつな痕跡がある方が、観る人の心に残るものである。そういえば、息子の保育園の先生たち(20代前半)が「もちろん観ました。DVDも予約しました」と仰っていた。
先週テレビでステーキのおいしい焼き方をやっていた。それは、わたしが採用している、生姜焼きをやわらかく仕上げるコツとまったく一緒だった。肉をのせてから、火をつける。強火ではなく、じわじわ弱中火で。最後一瞬強火にして、こげめをつけて終わり。昔はテフロンがなかったから、鍋をあつあつにしておかないとくっついて大変だったけど、テフロンだとつめたいまま焼き始めても大丈夫。それをこの前実家で試したら、父が大変気に入り、「肉を(みんなの分)買ったからまた焼いてほしい」と電話してきた。

6/27 FRI

昨夜の雨のあと、ひんやりと涼しくなった。
一日中机の前にすわっていたにもかかわらず、作業が全然はかどらず。こういう日は、不完全燃焼な感じで、すごくもやもやする。
園に迎えに行くと、息子が微熱を出していた。でも普段とかわらず元気そう。「保育園に行くと色んな病気をもらってきて、最初の一年はほとんど行けない」ときいていたが、4月からまだ一度も風邪や感染症で休んでいない。意外だ。通い始めたのがほぼ3歳前だったので、0歳や1歳児とくらべたら抵抗力があるからだろうか? 来週の月曜はプールびらきなので、それまでに元気になりますように。今日すでに、園の中央の広場のところ(屋根がある)に、ユニット式のプールが組み立てられていた。
「毎日かあさん」を5巻まで持っている。東京にいるとき買ったのだが、子どもができた今、読み返すと、本当に泣ける。そして笑える。数日前6巻と7巻も買った。1巻目ではまだ小さかった西原さんの子たちが、7巻めではすでに中学生、小学生に! はっきり言ってどんな育児書よりも、おすすめしたい。自分が今、子育てをしている喜びみたいなものをしみじみと感じることができる。ちなみにまだ連載は続いていて、今9巻まで出てるみたい。
スーパーで「マルハゲ」とかかれた魚が売られていた。よく見ると、「カワハギ」である。色んな別名があるみたいだ。いずれにせよ、魚にとっては迷惑な名が多い。そんな身もフタもない名前とは裏腹に味は良い。今日は煮付けにした。

6/26 THU

湿度がすごい。空気中にどんどん水分がたまり、おもたくなってゆくのが肌でわかる。
アキにアメリカみやげ何かいる?と言われたが、全然思いつかなかった。唯一たのんだのが Peanut Butter & Co の「Dark Chocolate Dreams」。典型的な子どものお弁当が「ピーナツバターサンド」というかの国においては、本当にさまざまなブランドが存在するけれど、ここのは、トランス脂肪酸や添加物などが全部フリー。Ingredients(材料)のところに、並んでるものがすごくシンプル。まあカロリーが高いのは一緒なので健康的な食品とはやはり言えないけど…。息子へのおみやげは、絵本と服。が、服が全部ワンサイズ大きくて、来年用。保育園用のTシャツの数が少なくてぎりっぎりで回しており、「でもアキがもうすぐ買って帰ってくるっていうし」と期待していたのだが、アテがはずれた。早いとこ買い足さなくては。
夜になって、湿気でもわもわにふくれた空気がとうとう耐えきれず、ざあざあと雨がふりだす。なんだかこっちまですっきりした。
夜ごはんは、ゴーヤチャンプル、中華風スープ(干し椎茸、鶏肉、ザーサイ、ごぼう)、あとはめかぶや残り物のサラダなど。とよみさんが、東北土産に、ごはんに混ぜて炊く用のもちきびと、そばの実をくださったのだが、今日はもちきびの方を混ぜて炊いてみた。
息子が寝たあと、わたしのパソコンめがねがないな~と探していたら、プラレールのゴードンを持ち上げるクレーンがわりにされていてあせる。(幸い壊れてなかった)

6/25 WED

晴れると、部屋の中は30度近くなる。それでも風があると、まだクーラーはいらない。
母からめずらしく、近くのイタリアンカフェに行こうとの誘い。「まさかOttava復活祝いじゃ…」と返信。そのカフェのオーナーの奥さんと母は友人であり、長女Mちゃんはわたしの幼なじみである。Mちゃんは、カナダに嫁いだけれど、今ちょうど帰国中。4歳と1歳の女の子のママ。今日はたまたまお店に来ていて、会うことができた。母との話題はやはりオッターバのことでで持ちきり。
最近息子のトーマス熱がうすれてきているように見受けられたので、数ヶ月ずーっと並んでいたヤツらをこっそりおもちゃ箱にしまってみた。が、園から帰るなり「あっ!ない!」とバレる。こわされた巣を修復するアリのようにせっせと元に戻す息子。ち、まだ早かったか。(ガラス戸の前にならんでるので、ふとんを干すときなど、すごく邪魔なのだ)
最近息子が好きな本に『ジャイアント・ジャム・サンド』という絵本がある。彼はそれを『ジャイアム・ジャム・サンド』と呼んでいる。惜しいけど、印象が全然ちがう……。
アキが日本に帰国。成田まではスムーズだったみたいだが、東京に着くと、ものすごい雨と雷で、離陸できず。本来は伊丹に飛ぶはずが、夜遅くなってしまい、関空へ。結局家にたどりついたのは深夜の12時半くらい。おつかれさま。
プロフィール

織田 りねん

Author:織田 りねん
<おりた りねん>

contact:
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