6/23 MON

なんとなく曇ったり、晴れたり。朝晩は外は20度くらいまで下がり、家は25度くらいなので非常に快適。
志村先生が、稲盛財団が主催する第30回京都賞を受賞された。「科学や文明の発展などに貢献した人を顕彰する国際賞」だそうだ。受賞されたのは、思想・芸術部門。ネット上のニュースをいくつか見ていると、「キンモクセイで染めた自作の紬織を着て出席」という説明つきで写真が載っていた。金色にもレモン色にも見えるその着物。先生のご本から得た知識によると、花から色が出るのはごくわずかの植物(紅花など)に限られているので、たぶん枝を煮出した色なのだと思う。でも、台湾カフェで働いていたとき、お店で出していた桂花茶は、たしかあんな金色だったような。いずれにせよ、美しい。先生、おめでとうございます。
夕方六時、Ottavaをつけたら「継続」のニュース。実は4月の段階で「6月末で放送休止」と決まり、残念だな〜と思っていたのですごくうれしい。特に斉藤茂さんのOttava Conbrioのコアなファンである母は、この世の終わりであるかのごとく落胆していたので、今頃このニュースをきいて大喜びしていることだろう。今後はTBSではなくクラシック音楽ソフト会社のNaxosが引き継ぐそうだ。にしてもぎりぎりの逆転劇。そういえば、レンディーネの「受難と復活」もインターネット放送での権利がクリアになったみたい。ひさしぶりにあのロックなクラシックをききたい。特に「人々の声:神に向かいて陽気に歌え」の楽章。
夜はハンバーグ。

6/22 SUN

梅雨がもどり、朝から雨。
父が、英語のメールを訳してほしいというので、実家へ。といっても、工業系の専門用語が多く、あまり役に立てたとは思えない。しかも、そのメールはそもそも日本の方が書いたもので、完璧な英語ではなく、それをまたわたしが完璧ではない訳し方で日本語にする、というまどろっこしい伝言ゲームのような状態である。この前妹にも、ちょっとした日本語を英語に訳してほしいといって頼まれ、まあわたしにできることなら、と引き受けやってみたけれど、これもまた自信がない。会話をなんとなく訳すのとは違い、一語一句照らし合わせていかなくてはならず、語彙も文法力も、(翻訳の)経験もいる。そのどれも、わたしは持ち合わせていない。今までいかにテキトウな英語で生きてきたかというのがよくわかる。そんなあやふやな訳にもかかわらず、父はバイト代を払ってくれたので恐縮である。
午後は、両親と息子と生協へ。少し前まではあれも買う~これも買う~と走り回って手に負えないのでカートにのせていたが、今日は子供用の小さなカゴをもって、冷静に店内をみまわり、「このゼリーきのうなくなったから、かおう」となどとすごく的確に品物を選んでいて、成長したなあ、と思った。
昨日もまたとよみさんにモロッコインゲンを大量にいただいたので、スープにすることにした。今夜は実家でごはん食べるので、持って行こうと思い、玉ねぎと煮るところまで家でやったのだが、ミキサーに入れるには少し冷まさなくていけない。待ってると時間がかかるので、鍋ごともっていくことに。運ぶあいだに冷めてくれたらいいのだが、ざんねんながら「冷めない距離」。が、実家の年季の入ったミキサーに母は平気で熱いまま注いで、ガーっとまぜていた。豆の青い味がすごく濃くて、おいしいスープになった。

6/21 SAT

保育園の参観日。我が息子の姿も去ることながら、同じクラスの他の子たちを見られるのが楽しい。2歳児のクラスでも個性は本当にさまざまで、人の性質というのはやはり生まれながらにして持っているんだなあ、と思う。園の裏庭で育てている、というきゅうりやトマトやナスなども見せてもらったら、きゅうりがすごく立派につるを伸ばしていた。
『TEDDY BEAR』シリーズのうち数冊を千絵ちゃんちに送ったのはいいが、彼女は今月末まで佐賀にいる。なので、代わりにマーク(彼)が送ってくれた。それが昨日届いた。古い本なので、状態はあまりよくなかったが、それでもうれしい。日本版の奥付を見ると、英語版が出てるのは30年くらい前。でもシリーズの一冊が「せきたんや」が主人公であることや、その他のディテールを見たりしていると、初版はあきらかにもっと古いよなぁ…と思っていた。そしたら、届いた本の裏表紙に1948年、と書いてあった。1940年代ということは、ほぼ70年前!納得。描かれている町並みや人々の生活は、素直に当時の様子をうつしていて、それを見ているだけでもおもしろい。(町並みや家の構造は、今のイギリスとあまり変わらないが。)主人公以外は全部普通の人たち、という写実的な絵の中で、ぬいぐるみのクマが淡々と働き、淡々と食事をとり、淡々と眠って終わる。よく考えればすごくシュールだ。日本語には訳されていない『TEDDY BEAR FIREMAN』(しょうぼうしのくまさん)にこんなシーンがある。一日の仕事を終えて疲れきったくまさんが、「ホットチョコレートと、はちみつトーストを作って暖炉のそばで食べる」という。日本だったら、そんなん食事じゃなくておやつやん!って思うところだけど、大学時代のフラットメイトの夕飯を思い出すと、これ、けっこうリアルな食事だったんだろうな、と想像する。
今日もまた、とよみさんが野菜を持ってきてくださった。

6/20 FRI

晴れて気持ちがいい。暖房も冷房も使わず快適な日というのは、それだけで幸せだ。小さい幸せではなく、けっこう大きめな幸せ。
昨日ユウマ(弟2)からメールがあり、とある事情で「光文社古典新訳文庫」が大量に手元にあるので、どれかいるものはあるか?といって、40冊くらい並んだ本の写真をメールしてきた。息子が寝たあと、さっそくほくほくした気持ちでタイトルと作者名を調べ、ほしいのを10冊くらいリストアップして返信した。そのうちの2冊『ドン・カズムッホ』と『うたかたの日々』はタイトルすら知らなかったけど、あらすじを見たらおもしろそうなので、選んだ。そしたら『うたかたの日々』は昨年ミシェル・ゴンドリーが映画化していることを知った。世界観ぴったりすぎ(あらすじしか知らないけど。)というか、彼のルーツの一つとして、この小説があったのかもしれない。本を読んでから映画を観よう。逆は絶対ダメ。まあいずれにせよ、今書いてる小説が書き上がったあとになりそうだが。
夜は、とよみ畑で穫れたじゃがいもでポテトサラダ。掘りたてのじゃがいもって、スプーンでこするだけで皮がむけるって知らなかった。『LIFE2』のレシピを参考に、タラと枝豆も入れた。

6/19 THU

さわやかな日。5月みたい。
小説の資料を調べている中で、こんな文章を見つけた。
「日本では、高級品の茶を飲む作法にこだわった結果、世界に類を見ないほど複雑な「茶道」が生まれました。あんまり合理的じゃないところにこだわって、意味は分からないけどなんだか凄いものを作ってしまう国民性は、この頃から変わってないのかもしれないですね。」
自分自身の傾向もふくめて、妙に納得。
夕方、園に向かっていると、下校中の小学生男子と遭遇。男子Aが「必殺奥義!」と言って前を歩いている男子たちに向かって走ってゆく。どんな奥義かと思いきや、後方の男子B「気をつけろ!そいつハナクソもってんぞ!」
夜は、イカスミのパエリア。と書くと大層だが、素が安売りしてたので買ってみた。シーフードミックスでお手軽に。野菜は、アスパラがあったので入れてみた。

6/18 WED

梅雨らしい空。ふったりやんだり。風もあって、窓をあけてると寒い。室内の気温が25度を下回ると、窓をしめたくなる。
今日は本当は着付けに行こうかな、と思っていたが、先生が腰の手術をなさるということで、2ヶ月くらい教室をおやすみになるそうだ。
昼、作業中おなかが空くのが面倒で、ちゃんとした昼ごはんを食べずにほんとに適当に食べたら、おなかいっぱい加減がいつもの半分くらいだった。そしたら、午後全然眠くならなくて、集中力を保つことができた。食べ物を消化するのって、実はすごく体力を使う。(母が最近読んでる本いわく、特に炭水化物が眠くなるそうだ。)若いときは、そんなこと意識もしなかったけど、今では寝る前に食べたら眠りの質が悪いな〜と実感するし、三食きっちり食べなくてはいけない、というのは必ずしも全員(特に大人)には当てはまらないな、と思う。ちなみに朝は昔から適当である。食べるときもあれば、飲み物だけのときもある。
わたしが棚の上の物をとろうとしていたら、「ママ、そんな高いところとどくんか~?チビチビやのに」と言われた。身長90cmそこそこの人に言われたくないが、抜かれるのは時間の問題であることはまあ間違いない。にしても、人にチビって言われたの、そうとう久しぶりだな。子どもの頃は毎日言われていたが。「チビ子」とか「チビ菌」って呼ばれたこともあった。チビ菌て!
夜は、昨日のグラタンやみそ汁の残りがあったので、ちゃんと作ったのは煮物のみ。畑で豊作のモロッコインゲンと絹揚げ、それからオクラで。あと、グリーンリーフと豆腐としらすの簡単なサラダ。

6/17 TUE

湿度高め。空にうっすら雲がかかっている。
作業をしていても、お昼をすぎるとおなかがすいてくる。正直、そういうときにおなかが空くのは面倒だ。食べだめ、寝だめができたら本当にいいのにな、と思う。集中していると、食べることも寝ることも忘れる人たちもいるみたいだが、わたしは、そこまでにはなれない。おなかは減るし、眠くなる。
夜はグラタン。うちの定番、ミートソースもホワイトソースも両方使うやつだが、使うパスタはラザニアではないので、どちらかといえば、グラタンだろう。いまだにラザニア皿も持ってないし。前回グラタンと作ったとき、全粒粉のフジッリ(ねじれてるパスタ)を使ったのだが、全部それだとぼそぼそしすぎだったので、今回は分量の半分を普通の小麦粉のコンキリエ(貝のかたちのパスタ)にした。自分がおなかが空くのは面倒だが、他人の空腹を満たすのは喜びだ。
ごはんのあと、スカートを着たまま軽いストレッチなどをしていたら、「ママ、パンツとスカートはいたら、パンツがスカートだらけになるで」と意味のわかるようなわからないような注意をされた。

6/16 MON

最高気温は28度、29度くらい、湿度は低め。真昼に動くと、ちょっと汗ばむけど、くらくらするような暑さじゃない。むしろ快適。最近、息子がおねしょしたり(夜のオムツも卒業して、パンツにした)、咳がからんで吐いたりすることが多いが、「しろくまケア」というメーカーの防水シーツは、すごくうすいし汗などの蒸気も通すのに、水分は通さないので、めっちゃ重宝してる。介護にも使えるそうです。
術後の経過を見せるため、また大学病院へ。いったいこの2年間で何回行っただろう。15回近くになると思う。今日もまた、1時間ぐらい待って、診療は1分で終了。こちらも慣れたもので、待ち時間に食事したり、絵本読んだり、ちょっとしたレジャー気分、なわけない! 経過は順調で、たぶんあと一回半年後に、チェックに行って終了っぽい。切にそう願う。午前に終わったので、午後から保育園へ。
午後、本当は作業をする予定だったが、アキとスカイプしてたら2時間くらい経ってしまい、あっさりお迎えの時間になった。単なる世間話ではなく、一貫した実りある話題だったので、時間を無駄にした感はない。
息子が響きわたるような声で「ぶつかって、テンショーン!!」と何度も言っているのだが、元ネタがまったくわからない。それなに?ときいても、自分で考えたと主張している。

6/15 SUN

朝、ゆっくりめに起き(7:30くらい)、なんとなく豆のスープなど作り、それから掃除。掃除している間に、ワールドカップの日本vsコートジボワール戦が始まる。サッカーにすごく興味があるわけではないが、画面を見ていて、ちょっとどきどきする。というのも、普段生活していて、あそこまで集中して研ぎすまされた顔の集団に出会えることはまずないからだ。日本は逆転負け。その後、母がサブウェイで買ってきたサンドイッチなど食べ、息子と昼寝。
今日ははっきりいって、日本代表とは違い、「消化試合」である。最初から「これしてあれして」と計画を立てて、息子が飽きないように楽しく過ごせる週末が理想だが、(特にアキがいないと)こういうぐだぐだの日もある。それでもヒロがいて、息子と遊んでくれたので、ずいぶん助かった。
昼寝の時間も遅かったので今日はなかなか寝ないだろうし、明日は園はお休みするので、22時過ぎても、二人で音楽きいたりしてまったりしていたら、そのうち眠ってくれた。こういう日にしゃかりきに寝かしつけようとしても暗闇の中で息子が一人で延々しゃべったり歌ったりしてるのを聞きつづけるはめになり、こちらが疲労困憊するだけなので、早めにあきらめることが重要だ。日本代表はそんな早々にあきらめずに、あと2試合頑張ってほしい。

6/14 SAT

この季節にしてはめずらしい寒気のおかげで、昨日は涼しかった。今日は梅雨の中休みで晴れたけど、それでも最高気温28度ほど。過ごしやすい。
朝、5時前に起きて作業。この「作業」という言い方は、たぶん大学時代に作品制作することを「work」と言っていた(作品そのもののことも指す)のの名残な気もする。「執筆」というと、なんか、物語を考えてるのは「自分」という感じがして、たしかにそういうタイミングもあるけれど、基本的にはすでにある何かを取り出す感覚なので、「作業」という言葉の方がしっくりくる。
ひさしぶりに畑へ。とよみさんが迎えにきてくださる。脱皮した毛虫の抜け殻の毛が舞い散って、それでかぶれたりするそうなので、長居はせず、さっと作業。と書いて、また先ほどの話題に戻るが、物語を書くのは、すでになっている野菜を取り入れる感覚に近い。種をまき、水をやることはできるけど、実がなるのは野菜自身の力である。蜂やアブなどもぶんぶんとんでるので、わたしも息子も顔まわりをネットで防御して、豆の収穫。わたしはモロッコインゲンをはさみでぱちぱち。そのあいだに、息子はキュウリを採っていたが、新鮮でとげとげなので痛がっていた。そのあと、終わりかけのスナップエンドウを手でもぎり、最後にじゃがいもを数株引き抜いて終了。小屋の中も毛虫の毛がとんでるかもしれない、ということで、月ヶ瀬ダムの近くの広場まで行って、お昼ごはんを食べた。その後、とよみさんの運転する車で帰ったが、早起きしたこともあり、ぐーぐー眠ってしまった。
とよみさんちでは、採りたてのじゃがいもを揚げてもらって塩ふって食べたり(甘い!)、きゅうりをそのままばりばりかじったり。新鮮な野菜は、本当に何も料理しなくてもそのままで美味しい。
夜は、うちの家族と、お好み焼き屋へ。ずっと気になってた評判の店の姉妹店が、家のすぐ近くにできたのだ。ラッキー! 息子は、ずーっとヒロにくっついていた。

6/13 FRI

朝、洗濯物を干すとき、息子が自分の服を自分でハンガーにかけたがるのを、内心「時間がかかるし面倒やなあ」と思いつつ、好きなようにやらせていたら、最近かなり腕をあげてきて、わたしがやり直さなくてもいいレベルになってきた。
アキはポートランドの学生生活をそれなりに楽しんでいるようである。でも「慣れてきたと思ったらもう終盤」と言っている。一ヶ月だからなあ。本当に「慣れた」と思うまでの時間は人それぞれだと思うが、わたしは「2年」という単位が多い。そういえば表紙だけ見かけた今月号の「ポパイ」は 「THE PORTLAND CITY GUIDE. ポートランドに行ってみないか?」という特集だったのでびっくりした。
ヒロの27歳の誕生日。実家にてお祝い。ホールケーキじゃなくて、普通のケーキを5つばらばらに準備した。一応ろうそく立てて吹き消すってのもやろう、ということになったが、「(ケーキも小さいので、ろうそく)一本でいいよ」という。そしたら息子が「きいろにして」とろうそくの色を指定。いつもは青や緑が好きなのになあ、と思っていたら、そのあと自分も吹く、といって緑を指定していた。最初からそのつもりだったのだ。

6/12 THU

書いてる小説は半分を過ぎ、前半とはまた違う集中力が必要になってきた。今日、どうしてもうまく集中できないので、いったん書くのをやめて、近所を走ってみたら、すごくすっきりした。
昔実家に「ゆうびんやのくまさん」という絵本があって、それなりに好きだったのだが、この前本屋でそのシリーズをあらためて見て、衝撃を受けた。物語がめちゃくちゃ単調。郵便屋とかパン屋の仕事を朝から夜まで淡々と描写して、最後は「これが、ぱんやのくまさんの おはなしです」というふうに終わる。はっきり言って、「物語」とすら言いがたい。日本の小説で言えば、庄野潤三的な。「やばい、すごく好み!」と思い、よく見たら、原作はイギリス(納得…)。全部で7冊あるうち、5冊は日本語に訳されている。訳も素敵だし、本としてのつくりはむしろ日本版の方がいい。でも残り2冊の原作も読んでみたいので、日本語版にくわえて、英語版もあつめることにした。(息子のため、と言いたいところだが、完全に自分の趣味用)しかし、英語版は絶版。古本は出回ってる。2冊は、日本のamazonで手頃な値段で手に入りそう。残りを他国のamazonを縦断して検索できるページで探してみる。すると、それぞれアメリカとイギリスで2冊ずつ見つけた。でも日本までの送料が無駄に高い。ので、アメリカのは、ポートランドのアキに送り、イギリスのは、千絵ちゃんの家に送らせてもらうことにした。日本のamazonで買ったうちの一冊「Teddy Bear Boatman」が今日届いた。結局発送元はイギリスだった。住所を見ると、Milton Keynesとなっている。ミルトンキーンズ…。ロンドンじゃなくて、郊外だけど、なぜか行ったことがある。何の用事で行ったんだっけ…としばらく考えて、思い出した。アルバム「American Idiot」を出した当時のGreen Dayの野外ライブに、理恵と行ったのだ。夏だった。ライブは夕方から始まり、終わる頃には日が沈んで、花火があがった。芝生の上でアイス食べたりビール飲んだりして、すごく楽しいライブだった。グリーンデイは、あのアルバム以降きいてないけど、「21st Century Breakdown」は、ずっと気になってる。

6/11 WED

平日、起きている時間の中では、小説を書いたりそのことを考えている時間の方が長い日が多く、夕方保育園にお迎えに行くために外に出たら、すごく変な感じがした。「どっちが現実かわからなくなる」と言ったら大げさだけど、感覚としてはそれに近いものがある。
アキが渡米してから、2回ほど息子を交えてスカイプした。今日わたしがパソコンをひらいたままにしていたら、園から帰った息子が「とーちゃんとおはなしする〜」と言う。でも時差的に向こうの夜中だったので「たぶん寝てるわ」と言うと、「ひこうきのって あめりかいこうか。それでドアあけて とうちゃん おこそうか」と提案してきた。
ワールドカップ関係のニュースがふえてきた。息子はその映像を見て「あれ、うんどうかい?」と。あながち間違いでもない。そういえば、2002年の日韓W杯のときは、わたしはアメリカにいたわけだが、あの頃のアメリカ人って本当にサッカーに興味がなく、テレビ放映も全然なかった。「football」といえばもちろんアメフトのことだったし。(「soccer」というのはアメリカ英語と言っても過言ではない)でもその後、アメリカも強くなったので、少しは盛り上がってるのかな? 
夜は、昨日の残りの豚汁と、パクチーサラダ(食べるのはわたしだけ)など。月曜のバジルと鶏肉の炒め物にも今日のサラダにも、そして豚汁にもナンプラーが入っている。こうしてあらためて考えてみると、すごい多用してるなあ。

6/10 TUE

雨こそふらないが、梅雨らしい、じめじめした天気。「じめじめ」などという言葉を使うとすごくネガティブにきこえるが、これを「しっとり」とか「潤いあふれる」などと言い換えればまったく印象がかわる。わたしにとって梅雨は後者のイメージが強い。
この前、サンプルを使ったシャンプーを買ってみた。お店で買ったけど、ネットでも買えるのかな?と思って調べてみたら、amazonにたどりつく。そこのレビューを見て、がっかり。5,6人が書き込んでいて、ほぼ5つ星。でも、その文体が、アヤシイ。素人が書いたにしては、どれも必要な情報が盛り込まれすぎだし、良いことしか書かれてないのも不自然。その商品のレビューだけ、もしくは怪しまれないためにか、あと一つだけ別の商品のレビューも書いてる人たちばかり。そして、きわめつけは文体。長さを変えて違いを出したつもりかもしれないが、ちゃんと読んだら、同じ人が書いたであろうことがすぐわかる。まあ、こういうステマ(ステルスマーケティング)は別に今どきめずらしいことではないけれど、どうせやるなら、もっと徹底的に、5人のキャラクターをしっかり作って文体を書き分け、その人が他にも買いそうな商品のレビューも一年くらいかけてちょこちょこアップして、絶対バレないようにやってほしい。中途半端なステマは商品価値を落とすだけ。
夜は、久しぶりに豚汁。れんこん、ごぼう、里芋、にんじんなど根菜たっぷり入れて。あと、ちょっとだけ残ってた酒粕も投入。この前、カレーうどんの隠し味にナンプラーを使ってると書いたが、そいえば豚汁にも入れてる。和風だしに隠し味でコクや深みを出したいときは大体いつもナンプラー。(入れ過ぎ注意)

6/9 MON

昨夜早く寝たので、起きたら4時台。でも2度寝して、結局6時台に起きた。
術後の息子の顔は乾燥しがちなので、クリームを塗ってもらおうと園にお願いしたら、病院の「与薬指示書」がいるとのこと。仕方ないので、大学病院に問い合わせる。一応「FAXしてもらえませんか」ときいてみたけどそれは無理とのこと。午後いっぱいつぶれることを覚悟して、病院へ。診察なしでOKだったので、そこまで待たずにすんだ。が、逆に「診察なしで文書のみ」もらいに来る人は少ないらしく、形成外科の受付窓口でも、サービスカウンターでも係の人が右往左往して、あちらこちらに電話をしまくり、誰かの指示を仰いでいる。少しでも前例がないことは、自分では判断できないし、してはいけないのだろう。病院にくる人の時間なんて腐るほどあると思っているのだろう。でも思ってるって誰が? と考え出したら、カフカの「城」状態になってしまい、考えるのをやめた。
夜は、昨日とよみさんにいただいたバジルを使って、タイ風鶏肉の炒め物。ほんとうは唐辛子を入れるレシピだけど、息子も食べられるように、辛みなし。最近は、どのメニューもそうだ。そして大人はあとから、七味、柚子胡椒、ラー油、豆板醤など料理に合わせたスパイスを加える。

6/8 SUN

すっきり晴れてはいないけど、蒸し暑い。
息子の誕生日にうちの父が自転車を買ってくれた。多少必要だった組み立ては母(←けっこう大工仕事好き)がやってくれて、めでたく昨日息子は自転車デビュー。でもストライダーより車体がずいぶん重いし、三輪車で練習していたとはいえ、まだペダルがうまくこげないので、補助輪をつけてある。ストライダーがクロスバイクだとしたら、普通の子供用自転車はママチャリだ。それくらい重さに差がある。
マンションの植え込みの紫陽花が少しずつ青く色づいてきた。実家にも咲いている。新聞の日曜版を読んでいたら、「アジサイ」という音の語源は、「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」ではないか?という説が載っていた。興味がわいたのでちょっと調べてみたら、「紫陽花」という漢字は、中国の詩人白居易が、名のわからぬ紫の美しい花をたたえた詩を書いた際の造語で、実はそれはライラックのことだった、かもしれないらしい。それを平安時代の源順という人が「アジサイ」と間違って訳してしまった。(中国語では「绣球花」と書く。)確かめる手段がないから、あくまで推測の話。ライラックの間違いだった、という説はしかし信憑性がある。だってどう考えても日本のアジサイには「紫陽花」より「紫雨花」の方がぴったりだから。「ガクアジサイ」がオリジナル(日本原産)で、それをヨーロッパで改良して、まるく花が集まるようにしたのが、「ホンアジサイ」ということも初めて知った。
夜、畑帰りのとよみさんがまた野菜をもってきてくださる。えんどう豆、スナップエンドウ、バジル、パセリ、きゅうり、大葉。緑のグラデーション。

6/7 SAT

雨がやんだりふったり。晴れまもときどき。
朝は砂場遊び。先週息子が熱中症っぽくなってしまったけど、今日は曇っていて涼しいので安心して遊べる。昨夜の雨で土が湿っていて、砂遊びにはちょうどいい。スコップで型につめる作業に飽きると、サンダルごと足全体をうめだした。そして最終的にはサンダルを投げ出して素足を砂にうめる息子。服も何もかもどろどろ。皮膚についた泥は、乾いたあと払うと、きらきらした粒子が肌に残る。マンションに戻ったら、サンダル履きのままシャワーに直行。泥だらけの服を洗っていたら、雨がざーざーふりだした。
昼寝のあとは図書館へ行き、そのあとイオンへ。なんとなくピザが食べたいなあと思って検索してみると、お手軽レシピが出てきたので、具材を買いに。自分だけが食べるのなら、モッツァレラとバジル、みたいにシンプルな具がいいけど、息子も食べるので、焼き鳥数本とマッシュルーム、それにスイートコーンを選んだ。強力粉を使った生地は本当に一瞬でできた。ピザソースを塗り、具とチーズをのせ、オーブンで15分。あっという間に完成。
そういえば、イオンで、息子の保育園の同級生と遭遇。子どもたちは名前を呼び合い、手を振り合っているが、ママ同士は初対面。一応笑顔を作って会釈してみると、すごく「人の親」になった実感がわいた。

6/6 FRI

梅雨に入ったおかげで、涼しい日々が戻ってきた。
駅に向かう途中の角の家に、いつも真っ黄色の車が停まっている。今日その家を通りかかったら、家からおじさんが出てきた。そしたらなんとおじさん、黄色いズボンをはいていた! 本当に黄色が好きなんだな…。
数年ぶりにシャンプーを変えようと決め、サンプルを手に入れた。東京のときは色々試していたことを思うと、福岡で子どもを産んでからの3年間は(特にお風呂場では)そんな余裕ぜんぜんなかった。子どもが生まれると髪を短くする人も多いが、長い髪だと朝何もセットしなくても5秒でまとめるだけで一応ちゃんとして見えるし、美容院にもそうたびたび行かなくてもいいので、「子どもが生まれたからロングをキープしてる、という人もけっこういます」と美容師さんが言っていた。とにかく、このこの3年間は、いかに短時間で効率よく髪を洗えるか、ということに集中していたので、香りとか洗い上がりとかは無視のリンスインシャンプーを使っていた。子どもが生まれると、それまで当たり前に享受していた日常がいったんすべて奪われる。もちろんそれと引き換えに大きな喜びがあるわけだが、子どもはいつまでも小さいわけではないので、少しずつ、以前の日常を取り戻してゆくことができる。でも実は以前とまったく同じということはありえないわけで(たとえば今回だって、産前使ってたのと同じシャンプーをまた使う気にはならないわけだし)、その微妙な変化がまたおもしろかったりする。

6/5 THU

Annaからメール。「8月に日本にくる」とのこと。広島国際アニメーションフェスティバルのショートフィルム部門に、ノミネートされたそうだ。彼女はかねがね「日本で私の作品が上演される機会があったら、必ず会いに行くから」と言ってくれていたが、それが実現したことになる。今月開催のアヌシーの映画祭でもノミネートされているみたい。
ごはんの準備が終わって、なんとなく夕方のニュースをつけたら、「子どもへの使用が禁止されているはずの麻酔薬を使われたせいで、2歳の子が死亡、同大学病院では同じ薬を5年間で59人の子どもに投与していた」というのがトップニュースで、思わずとなりで元気に笑っている息子を抱きしめた。正直なところ、大学病院はどうしても「人より組織」が優先されている、という印象がぬぐえない。息子がお世話になった形成外科の先生も麻酔科の先生も(両方女性)看護師さんもみな感じがよく、処置も的確で信頼できると感じたが、「大学病院」という組織には、できるだけ近寄りたくないと思ってしまう。つまり、できるだけ行きたくないということだ。
夜はミートソーススパゲッティと、息子の大好物、じゃがいもとあげのみそ汁。アキがいないと、昼ごはんのような晩ごはんのメニューが多い。実際のところ、アキは(むしろわたしより)食べ物にこだわりがない人なので、今のような晩ごはんでもまったく問題ないのだが、食べる大人がもう一人いると思うと、こっちがはりきって色々作ってしまいがち。

6/4 WED

近畿も梅雨入り。暑さにくらべれば雨は別に嫌いじゃないので、長引いてくれても全然いい。
病院では「レーザーの翌日から幼稚園や保育園に行ってもOK」とのことだったが、昨日の今日なので、様子を見るためにおやすみする。が、5時台からいつもどおり元気いっぱいに起き出し、エネルギーをもてあましている様子。なので、結局10時ごろ、園庭解放している保育園に遊びに行く。すると、ちょうど、前の広場で、息子のクラスの子たちが走り回って遊んでいたので、仲間入り。
息子はつみきやブロックが楽しい年頃になってきたらしく、園でも家でもつみきで遊んでいる。粘土や砂遊びに興味をもちだしたのとほとんど同時期なので、共通点があるのかな、と思って見ている。全部立体的に空間を使って遊ぶもの? 
数ヶ月前、泰流社という今はなき出版社が作った「日本の染織」全20巻セット(絶版)というものを、ヤフオク(何度か使ったら慣れて、ストレスなく使えるようになった)で破格の値段で落とした。活版の古い本だけど、状態はいいし、中身も濃いし、なにより装幀が美しく、全部違う色の紙箱に入れられていて、感激した。が、それを並べられるような本棚のスペースはないので、段ボールに入れたままにしていたら、息子がいつのまにか発見し、「大きなつみきがある」といって、廊下に全部並べていて、ぎょっとした。

6/3 TUE

九州は梅雨入りしたそうだ。同じ梅雨といっても、本州と九州では雨の降り方が全然違うんだよな。九州はもうほとんど東南アジア。
息子のレーザー手術当日。3回目ともなれば、手順も経過もすべてわかっているので、茫漠とした不安はない。レーザーは朝9時からで、朝は何も食べてはいけない上、7時以降は飲み物もだめだったので、「おなかすいた、のどかわいた」という息子をなだめるのが心苦しかった。生まれてこのかた、どんな事情であれ「たった今食べるもの、飲むものがない」という状況に陥ったことはない。むしろ息子はあまり食に関心がない方だったので、「なかなか食べてくれないな〜」という贅沢な悩みを持っていたくらいだ。しかし今日の経験から、「おなかを空かせた我が子に何もあげられない」つらさは、生きてゆく上で、ワースト3に入るくらい苦しいことだろうと想像がつく。自分がおなかが空いている方が何倍かマシだ。しかし実際にそういう時代はあったし、今もこの星にはそういう人たちがたくさんいる。
手術は無事おわり、一応様子を見るため3時間待機して、そのあいだに持ち込んでいた10冊の絵本を5ループくらい読み、帰宅。帰り道でラジオをつけたら男性ボーカルの歌が流れてくる。「英語?いやちがうな…え?何語?」と一瞬混乱して、よく耳をすませたら、井上陽水だった。
帰った息子に「なに食べたい?」と言ったら、「じゃがりこ」との答え。わたしもたまに食べたくなる。スタンダードに「サラダ味」が一番好きだ。どこかどうサラダなのかは不明だが。

6/2 MON

暑さは昨日より少しだけやわらいだ。
息子は熱をぶり返すことなく、元気そのものだけど、食欲だけはない。昨日一日もスープくらいしかちゃんと食べなかったし、今朝もほとんど何も食べず。でも元気なので、とりあえず園へ送る。早めに(お昼寝前に)迎えにいってみたら、「給食のこさずぜんぶ食べました!」とのこと。よかった〜。しかし保育園に通い出して何が楽って、先生方が子どもの些細な変化に逐一気がついて、その変化を共に喜んだり悲しんだりしてくださることだ。毎日会ってるからこそだし、話題が子どものことに終始しても、先生方はそれがお仕事なので、こっちも遠慮がいらない。
最近、買う本は全部、小説を書くためのいわば資料的なものばかりだったので、息抜きがてら違う本も読みたくなり、この前梅田の紀伊国屋で立ち読みした、白州正子著の「きもの美」をそれから「白州正子のきもの」という21世紀になってから出た新潮社のビジュアル本を買った。白州氏については、今さらわたしがどうこう説明する必要もないだろう。ロンドンにいるとき、知恵ちゃんが何冊か貸してくれたのを読んだことがあるくらいで、あとはもう「大御所」すぎて避けていたフシがある。が、このまえ志村先生にお会いしたとき、「白州さんがね、」と何度かお話に出てきて、はッとなった。そうか、わたしにとってはほとんど歴史上の人物である「白州正子」も、志村先生にとっては同じ時代に生きた一人の女性なのだ、と。もちろんそのことによって、わたしと白州氏の距離が一ミリでも縮まるわけではないけれど、また読んでみようと素直に思った。「きもの美」の方は、古い本なので写真がほとんどセピアで、布の美しさがいまいちわからない。(文章を楽しむつもりなのでかまわないんだけど)それにくらべて「白州正子のきもの」は新しいので、写真が美しい。洋服姿で刺子の半纏をまとっている正子氏と、だんなさま(つまり白州二郎)のために仕立てたという羽織の写真がかっこよすぎて、心臓が高鳴った。ちなみにこの「とんぼの本」は去年30周年を迎えたおり、新しいロゴマークに切り替わったのだが、そのデザインをしたのはnakabanさんである。HPを見ると、楽しそうなシリーズで、ページをめくってみたい本が他にも色々あった。

6/1 SUN

まだ6月なのに鬼のような暑さ。
昨夜39℃まで熱が上がった息子だったが、今朝にはずいぶん落ち着き、午前中には平熱になった。他の症状は何もないので、やはり風邪ではなく熱中症だったのではないかと思われる。5月や6月にクーラーを使うことにはためらいを感じてしまうが、それは危険な思い込みだと学習した。本当は今日はとよみさんと畑に行く予定だったけど、病み上がりなのでキャンセル。一日中二人で家でごろごろ。小学校では運動会をやっていた。この一ヶ月くらいグランドで練習していたが、たしかに9月10月にやるより、今の時期にやった方が倒れる子も少なくなっていいだろうと思った。「運動会は秋じゃなくちゃ」というのも思い込みの一種だろう。
二人で、想像上のお買い物に行く話をしていて、「何が買いたい?」ときいてみると「おさかなと かわ」という答えが返ってきた。魚と川! 川を買うなんてなんて雄大な発想…と感動していたら、「おさかなのかわたべるのがすきやから」とのこと。ガーン、川ではなく、皮であった。そう、息子は鮭の皮が大好物なのである。わたしはまあそこそこ好き、アキは反対に苦手で食べないので、いつも「とうちゃんのも!」と言ってがしがし食べている。
アキは今週末はポートランドからサンフランシスコに遊びに行っている。ときどき送られてくる写真などを見て、気分がはればれした。息子が体調崩したときに、アキがいてくれたらそりゃ心強いけど、昨日くらいの発熱ならわたし一人で大丈夫だし、二人顔見合わせて「大丈夫かな〜…」とただただ心配しているより、もう一人が全然違う場所で全然違うことをしてる方が生産的だ。
夜は、実家でごはん。刺身や蒸し鶏やサラダ野菜などをライスペーパーで包む、アジア風の手巻き。

5/31 SAT

今日は昨日より暑くなるという予報だったので、朝8:45から始動。砂遊びが大好きになった息子のために、目の前の公園に行く。9時台でもじりじりと照りつける暑さ。30分くらい遊んで、息子が「おしっこ!」と言ったので、家に戻る。お茶をがぶ飲みする息子。麦茶を冷蔵庫で冷やしているが、ちょっと濃く入ってしまったのと、冷えすぎかな、と思って常温の水と割って出したら、息子は半分くらい飲んだあと怪訝な顔をして、「おちゃのにおいするけど、のみものはおみずになってる」と言った。確かに、先に水を入れて、そのあとお茶を注いだ(そしてかき混ぜなかった)ので下の方は水の成分が多かったかもしれない。にしても、すごい洞察力……。その後、ママチャリで図書館にひとっ走りして、戻ってきて、息子のリクエストでざるそばにした。そしてすぐに昼寝。
ここまではよかった。が、起きてきた息子は「おなか痛い」と言って泣いたりぐずったり。ほどなくして吐いてしまう。微熱もある。風邪かな、と思ったが、もしかしたら熱中症かもしれない。部屋の中は30℃ぐらいあって、何もしなくても汗が出てくるぐらい。こんな暑さは今年に入って初めてだ。とりあえず常備してあるポカリを飲ませて、クーラーをかける。天気予報で何度も「真夏より、からだが暑さに慣れていない今が一番危ない」と何度も言っているのをきいていたが、真剣に受け止めていなかった。乳幼児は大人ほど体温調節がうまくできない、ということも赤ちゃんのときはすごく意識してたけど、最近は忘れがちだった。反省。息子は寝たり起きたりを繰りかえし、熱はどんどんあがっていく。「しんどい〜」と言って泣いている子どもを見るのはつらい。しかし、泣きつづけていた息子がとつぜん泣き止んで、高い声で「かっぱまき、てっぱまき♪」(お寿司が出てくる絵本のセリフ。鉄火巻きの間違い)と言ったときは、「ちょっとこの子、熱にうかされすぎて危ない状態に陥ったんじゃ…」と心配になった。が、単にしんどさの波が引いただけだったのがわかり、安心してげらげら笑ってしまった。

5/30 FRI

「例年」より5℃くらい高い最高気温だと言っているが、天気予報でそれをきくたび、違和感をおぼえる。「例年」という年が、実際には存在しないからだろう。だったら去年やおととしとくらべてくれた方が実感がわく。
息子の3回目のレーザー手術が来週なので(たぶんこれが最後になる予定)、正午すぎに園に迎えに行き、大学病院へ。術前検査。またしてもほぼ待ち時間で3時間以上滞在。親子ともども疲れたので、地元のケーキ屋さんへケーキを買いに。そしたら横の姉妹店でジェラートも売ってたので、その場で食べるのはそっちにして、いちごのショートケーキをひとつだけおみやげにした。そういえば、今日園では5月生まれの子のお誕生日会があったようだ。息子も写真や手形を貼ったカラフルな色紙をもらったり、手作りのメダルなど首にかけてもらい、とてもうれしそうだった。でも、自分でうまくメダルをかけられないときがあり、わたしに手伝うよう頼んできた。「くぐらせて」と。
息子は、道路など飛び出したら危ない、ということはわかっている。基本的には大丈夫だが、テンション上がったときなど走り出すことがあるので、こちらは一応毎日「飛び出したらあかんよ」と言うことになる。それを逆手にとって、今日は逆にきいてきた。「マンションの前はとびだしてもいい?」「あかん」「保育園の前は?」「あかん」「公園は?」「公園の中はいいけど、外はあかん」「アメリカは?」「……もう少し大きくなったらいいかも。ママも昔飛び出したわ…そういえば…」「?」。
夜は実家でごはん。誕生日の「ろうそくフー」を今年はやってなかったので、遅ればせながらショートケーキで。すごく上手に一度で吹き消したので、びっくりした。去年の誕生日は全然だめだったのに。

5/29 THU

今日も「夏先取り」の天気らしい。先取りしなくていいですから。
めずらしく、街へ出る。梅田。目的はパソコン用めがねを買うこと。アキが半年か一年くらい前に買って、「長時間画面見るならだんぜんラク」というので。梅田のあたりは高校生の頃はよくうろうろしていて、建物と駅の配置などまあまあわかっていたはずなのに、今日行ってみたらヤバイぐらいわからなくて、目的の場所にたどりつくまでにぐるぐるしてしまった。で、着いたのが10時過ぎだったのだが、店のオープンは11時ということが判明。こういうとき今までなら何の迷いもなく紀伊国屋に直行するわたしだが、今日はちょっとパターンをかえて、阪急に行ってみた。季節柄、浴衣のフェアがやっていて、色んな生地が展示されている。注染という技法の工程や道具を展示しているスペースがあり、そこに張りついて見ていたら、お店のおばさんが話しかけてきて、色々説明してくれた。最初は「しつこく押し売りされたらいやだな」と警戒したけど、全然むりやりすすめたりせず、楽しそうに話したあとは放っといてくれて「あー、この人は本当に着物が好きなんだな」と思い直した。もしそれが売るためのしたたかな戦略だったとしても、パーフェクトだ。今すぐ買う予定はないけど、その会社の良いイメージが残ったので、将来手にすることがあるかもしれない。きれいな布をたくさん見たりさわったりできて、うきうきした。その後、無事めがねをゲットして、結局紀伊国屋にも少し寄り、帰宅。
夜は、ツナコーンスパゲッティと野菜と肉だんごのスープ、アスパラとベーコンの炒め物。だったのだが、息子はアスパラベーコンもスパゲッティに投入していて、美味しそうだったので、わたしもそうした。

5/28 WED

明け方はひんやりしていたが、日がのぼるにつれ気温はぐんぐん上昇。
息子が保育園に通い始めてまる2ヶ月が経とうとしている。これまで、見送り時は(一瞬で泣き止むとはいえ)いつも泣いていた。ところが今日、初めて笑顔で「いってらっしゃーい」と手をふってくれた。感無量。先生たちもみな「は!」となっておられた。
帰って、1時間弱作業をしたあと、着付けへ。3回目。着物の裾合わせ、おはしょりの作り方など。下前袷を留めるとき、最初はおはしょりが二重のまま、という初心者のやり方で練習して、そのあと、一重になるように下前を折り上げる練習もちょっとした。これはコツをつかむまでちょっと時間が要りそう。次は2週間後に行く予定。にしても、今のところ、着物を着る予定がまったくないっていうのがなあ…。英会話教室でも「実際に使う機会をできるだけたくさんつくることです。そうしないとモチベーションがつづきません」とよくアドバイスしていたが、まさにそのとおり…。浴衣でいいから、この夏着てみたい。
暑いので、アイスクリーム。これまでセブンプレミアム(セブンイレブンのPB)では、チョコミントバーばかり買っていたが、今回は「シュガーコーンマルチ」(箱に5本入り)をためしてみた。コーンもしっかりさくさくで、底の底までバニラアイスが入っていた。値段のわりにクオリティ高いなと感心。他のも試してみよう。

5/27 TUE

暑くなるという予想だったけど、雲が残ったおかげでそうでもなかった。湿度は高め。6月が近い。日本の気候というのは本当にこまやかに移り変わってゆくものだ。
一方アメリカにいるアキ。ホストファミリーが素敵な渓谷に連れて行ってくれたらしく、写真を送ってくれた。雄大なアメリカの自然。すばらしい。けどその写真を見たとき真っ先に思ったのは、「自分も行きたい」ではなく、「息子に見せてあげたい」だった。そしてアキも同じらしい。それなりに感動はするけれど、「あのときのカナダほどじゃない」と。あのときのカナダというのは、16歳のときに2週間カナダのトロント郊外にホームステイしたことである。学校から8人選ばれて行ったのだが、その中に偶然わたしもアキも入っていた。あの、思春期に別の世界に接した強烈なまぶしさを、夫婦でまったく同じタイミングで共有しているというのは、今思うと希有なことかもしれない。と言っても、そのときのアキといえば、意味不明のギャグを連発して自分が一番に爆笑する、という姿だけが印象ぶかいのだが。
夜ごはんはオムライス。実家でテレビを見てたとき何かの番組で、「ケチャップは、たまねぎと鶏肉をいためた段階で入れる。ごはんと同時だと、ごはんが吸収してしまってべたっとなるし、酸味が飛ばない」と言ってたからそうしようと思ってたのに、すっかり忘れてごはんを先に入れてしまった。次こそ。
お風呂から上がると、Ottavaから「おもちゃの行進曲」が流れてきた。息子は服も着ないままテンションふりきれて狂ったように踊りまくり、「DNAは確実に受け継がれているな…」と納得する。

5/26 MON

今にも降り出しそうな朝。
早起きして時間がたっぷりあったので、とよみさんにいただいたえんどうで豆ご飯を炊くことに。息子が上手に豆をねじって割って、とりだしてくれた。家を出る頃には雨になったので、園までは車で送る。そのまま中央図書館に行き、大阪府内の図書館から取り寄せてもらった資料を読みに。本当は借りたかったのだけど、館内閲覧のみOKな本だったので。何ページか、コピーも頼んだ。
この前、黒いランドセルを背負っている女の子を見かけた。私立とかじゃなくて、ふつうの公立小学校の子。今ではランドセルの色は多様化していて、女の子だと、赤だけじゃなくて、ピンク、水色、茶色などいろんなのを背負ってる子がいるのは知ってたけど、黒は初めて見た。脇はラインストーンなどでセンス良く飾られていて、親の趣味なのかもしれないけど、なんだかかっこ良かった。
夕方、おやつ代わりに、と思ってとうもろこしを一本息子にあげたら、すごい勢いでかぶりついた。「ママもかじっていい?」というと、めずらしく自分のだと主張。数分後、満足したのか「ママかじる?」と言ってもってきたが、申し訳程度に実が残っているだけだった…。とうもろこしにゴーヤ、オクラなど、夏っぽい野菜がスーパーにも並びはじめた。

5/25 SUN

今日から一ヶ月、アキはアメリカへ。オレゴン州のポートランド。ややこしいのでまわりの人たちには大体「出張で」と言っているが、実は出張ではなく、語学留学である。といっても、同期入社の人たちは時期、場所は異なるものの全員強制的に行かされるそうなので、ある意味では「仕事」「出張」と言っても過言ではないだろう。が、英会話の生徒さんたちは、「一週間とかの短期でもいいから現地に行ってみたい」という方々がたくさんいたので、そういう人からすれば、非常にめぐまれた機会だ。30歳過ぎて家族もいて、一ヶ月ホームステイってなかなかめずらしい経験だと思うので、ぜひ楽しんできてほしい。というわけで、今朝は伊丹までお見送り。うちの両親とヒロも一緒に。正直たった一ヶ月なのに、そんな総出で見送りいる?という感じだが、息子は自分の目で「とうちゃん」が飛行機に乗ってとんでいくところを見たら、(彼にとっては)長い間不在になることも納得できるだろうと思って。ゲートまで見送ったあと、展望台へ行ったら、ちょうどアキが乗った飛行機が離陸するのを見ることができた。
昼は、モスのドライブスルー。両親がサイドメニューを頼まずに、バーガー単品を(一人)二つ頼んでるのを見て、「斬新だな…」と思う。ハンバーガー屋さんに行き慣れていないからこその発想?
夕方涼しくなってから、公園の砂場へ。息子は今日も、カップに砂をもくもくとつめて型抜き。去年までは砂や泥で汚れるのが嫌で(わたしではなく、本人が嫌がった)あまり砂場とは縁がなかったが、今日はズボンをどろどろにして遊んでいて、見ている方としてはすがすがしい気分。夕空を横切る飛行機を見上げ、「あれ とうちゃんのってる?」と言っていた。
夜は一緒にお絵描きをして遊んでいたら、色鉛筆が半分くらいちびていることに気がつき、カッターで削る。小さい鉛筆削りだと芯が少ししか出ないし、大きいぐるぐるまわすやつだと芯が折れてしまいがちなので、昔から色鉛筆はカッター。というか、お絵描きの先生がそうしろと教えてくれたので、ずっと守っている。50本くらい削ったら、左の親指の腹が痛くなってしまったけど、箱の中にすべての色鉛筆が準備万端になってるのを見たらとても満足した。
プロフィール

織田 りねん

Author:織田 りねん
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