7/24 WED

昨夜も実家に泊まる。昼寝から起きた息子と、たくさん歩いた。いつのまにこんなに歩けるようになったんだろう。近所の公園を通り抜け、消防署のそばの公園に寄り、向かいのスーパーで涼み、お寺へまわり、境内でさんざん遊び、それから帰路へ。お寺の裏側の長い下り階段に、まだおとなになりきれていない4cmくらいの淡い黄緑のカマキリがいた。それを眺めていると、アブラゼミが鳴き出した。その声をきいた息子、「せみ じぇじぇじぇ ってないてる」。2013年の夏の2歳児ならではの発言!「こよみのうえではディセンバー でもハートはサバイバー」も歌えるし、「ふとまき、なつばっぱ」などもボキャブラリーに入ってる。2歳の心までわしづかみ、すごいな「あまちゃん」。ついでに最近の語彙メモ。「くさい」が大ブームで、何かにつけ連発している。あいかわらずイヤイヤ期まっさかり、しかしまだ「イヤ」という単語は言わない。「たべない」「いかない」「はいらない」など否定形で応戦。「どうしたの」「なにたべてるの」などの質問攻撃も始まっている。関西弁もかなりうまく使いこなすが、たまに「いったねん」とか「たべたねん」のような誤用もあってかわいい。それから「重たくない?」とききたいとき、「ママ、おもたいない?」ときいてくれるのもツボ。
夜8時頃、家を出る。アキとほぼ同時に帰宅。

7/23 TUE

天王寺にて打ち合わせ。話が着実に進んで良かった。人が動くのは感情を動かされたときなので、感情論を完全に抜きにして、っていうのは無理な話だけど、自分の感情を全然コントロールできない人と話すのはどうしても疲れる。今日はそんなことなくて、お互い思ったことは言いつつ、最後は笑顔で別れた。打ち合わせは一時間くらいで終わったので、帰り道、北浜の Elmer's Green Cafe に寄る。あつあつのオムレツをはさんだたまごサンドがすごく美味しかった!隣には The Linen Bird があったので、のぞいてみる。行司千絵さんの服の展示があった。「母の服」は、サイズ感がわたしにぴったりで、しかも個人的におばあさんっぽい服が好きなので、いいなあ、と思うものがたくさんあった。大好きな猪熊源一郎のファブリックを使ったスカートもあった。リネンバードとエルマーは、どうやらおなじ会社の系列のようだ。エルマーを見つけたのはアキで、リネンバードに興味を持ってたのはわたしで、全然違う方向からのアクセスだったのに、結局同じところにたどりついてる。夫婦ってそんなものかな。
わたしが打ち合わせに行っているあいだ、息子はふて寝してしまい、お昼は暑すぎて外に出れず、夕方二人してぐーぐー寝てしまったので、これはどうにか疲れさせないとヤバイ、ということで夜の9時くらいから母と3人で近くのお寺まで散歩にいった。風が涼しかった。息子は母が炊いた牛すじとこんにゃくの炊いたん(こまかく切ってお好み焼きに入れるのが実家の味)のこんにゃくをめっちゃ気に入って、こんにゃくばかり食べていた。左のひじはもう全然痛がらない。よかった。

7/22 MON

息子のひじは、昨日よりかなりマシになったみたい。このまま良くなってくれることを祈る。
キツネカレイの切り身があって、いつもなら煮付けにするのだけど、別のレシピも試してみたくなって、今日は洋風にしてみた。トマトのスライスと小分けにしたブロッコリーも一緒に入れて、コンソメで煮る。最後に塩、こしょう、バターを少々。トマトの旨味がいい仕事してた。それから、めかぶオクラ納豆。ムチン(ねばねばの正体)だらけだけど、夏にはぴったり。納豆といえば、福岡のスーパーでは中粒が主流だったけど、関西では小粒が主流な気がする。というようなことを昨日買い物中、納豆売り場でアキに話していて、たまたま「九州本仕込み(あまかたれ付き)」という向こうでよく見かけたのを見つけたので「わ〜!これ買お」と喜んだら、アキが「君がそんなに九州を恋しがるなんて…。まあ(その気持ちは)わかるけど」と驚いていた。自分でも驚いている。そもそもアキは大学が福岡だし、そのときから日本の中では福岡を一番愛しているので、恋しいのは当然なのだが、わたしなんて2010年に住んでみるまで九州について何にも知らなかったのだ。商店街の八百屋にてパートで今も働く野田さん(30代)、堀さん(60代)、藤波さん(50代)、それから八百屋の中に入ってる肉屋のおじさん(名前を知らない)、みんな元気かなー。会っても世間話以外とりたてて話すことはないのだけど、家族や友達ではなく「ただ世間話をする近所の人」っていう存在は、それはそれで貴重なものだ。彼女たちと最初に出会えたおかげで、すんなりと福岡になじめた。「受け入れられている」と肌で感じることができたからだと思う。

7/21 SUN

昨夜、チャイルドシートに息子をのせようとしたら、予想外な動きで飛び降りようとして、それを阻止しようともう一度すわらせたら、手がへりに引っかかっていたらしく、ひじからグキ、と音がした。一ヶ月前のエレベーターホールでの手首グキにつづき、またしてもやってしまった…。と落ち込む。(前回は、近所のヤブ医者に固定されそうになったものの、レーザー手術があったおかげで大学病院で特別に見てもらえて、結果なんの損傷もないことが判明した)朝、息子は痛がってかばって動かさないし、少し腫れているので、日曜もやっている整形外科を探して、アキと駆け込んだ。とりあえずレントゲンを撮る。ここはアキが付き添ってくれた。診察はわたしが付き添うことに。レントゲン写真を見る限り、骨折もヒビも何も異常は見当たらないとのこと。しかし痛がる息子。医者(じいさん)は、「痛がってるし、レントゲンには写ってないけど何かあったらあれだし、とりあえず3週間ギプスで固定します」と言った。ここで、わたしの知識不足が災難を呼ぶ。過去(小学生の頃)二回も骨折してるくせに、ギプスは一回はめたら、特殊なカッターを使わないと外せない、ということを知らなかったのだ。「え、ギプス…?3週間も?しかも写真では異常ないのに?」という疑問が頭をかすめつつ「まあ家に帰ったらすぐ外してあげればいいわ。ここもヤブやったか。もう二度と来ることはないな…」と黙って処置を受け入れてしまったのである。腕をぐるぐる巻きにされて嫌がる息子をなだめつつ、でもやっぱりおかしいよな、と思い、包帯を巻く医者に「あの、結局どういうことなんですか?骨折はしてないんですよね?ギプスは必要なんですか?」と質問した。医者との距離は30cmほどである。息子が大騒ぎしていたとはいえ、聞こえないはずはない。なのに、彼はわたしのことを完全に無視した。あまりにパーフェクトなシカトぶりに、わたしは一瞬頭が真っ白になり「え?え?」と混乱。しかし混乱してばかりもいられないので、そばにいた看護師さんに同じ質問をした。そしたら、まるでわたしが問題児でもあるかのように「まあまあ」となだめられる。納得がいかないので、ギプスを固定し終わったあとに、改めて医者のところに行こうとカーテンをめくったら、もう次の患者を診ている最中で、看護師に引き戻された。外に出ると、アキはもう会計をすませていた。車が発進してから事情を説明する。話をきいたアキは「……ギプスとってもらおう」といって、引き返す。医者は乗り込んできたアキを見て、さっきまでのわたしへの偉そうな態度から豹変し、すごく気弱な表情で「外します外します」といって、せっせとカッターでギプスを切り始めた。それを見て、わたしはまた腹が立つ。本当に患者のことを考え、必要だと思ってギプスをしたのなら、そう簡単に引き下がるなよ!(まあそんなはずないんやけど。)ギプスを巻き終わったとき、看護師は「3週間の間、水遊びもお風呂遊びも砂遊びも、できれば外遊びも控えてくださいね」と簡単に言った。でも、2歳の夏は一度しかないのだ。本当に骨折しているのなら仕方がないけど、医者の不勉強をごまかすためにその夏の楽しみを奪われるなんて、理不尽すぎる。アキが一緒にいてくれて、本当に助かった。
というさんざんな騒動があり、全員ぐったりと疲れきって帰宅。「鳥取カレー」(アキはそれ+「ラ王醤油」)を食べたあと、先週も行ったアキ気に入りのカフェへ車で向かう。カフェと書いてるけど、ここは、北浜にある「ELMER'S GREEN CAFE」のファクトリー。その名も「ELMER'S GREEN COFFEE AND BAKES」。コーヒーを自家焙煎し、パンも焼いている。ロースター、バリスタ、ベイカーの3人の雰囲気がすごく自然で、なによりおいしい。そして、味や雰囲気ほど重要ではないけど、わたし個人的には見逃せないロゴやウェブなどのコーポレイト・アイデンティティもきちんとデザインされている。先週はイートインで飲もうとして息子が走り回って大変だったので、今日はテイクアウト。ラテがたっぷり入って400円。基本甘くしないと飲めないわたしでも、シロップなしで飲める。ごくごく飲みながら、車の中でアキと二人して「おいしい…癒される…」と言い合う。今日は食パンも買ってみた。明日食べるつもり。たのしみ。
その後、イオンで買い物したあと、マクドのドライブスルーでソフトクリームを買い、美しい夕焼けの中自転車で選挙に行き、夜はそうめんとちらし寿司を食べた。とても長い一日だった。

7/20 SAT

英会話の仕事。今までは2コマだけだったのが、今日から別の学校で1コマ増えた。電車で移動しなくてはいけないのだが、クラスとクラスの間隔があまりないので、終わるなりダッシュで改札に向かう。新クラスの生徒さんは3人だけだが、年齢は10代から50代とはばひろい。まったく共通点のなさそうな3人、そしてそれぞれのキャラがめっちゃ濃い。漫画とか小説とかで誇張されているように思える「キャラクター」って、やっぱり、そんなに誇張じゃないよな、事実だよな、とあらためて思う。
夕方帰ってきて、しばらくしたらアキも来たので、うちの両親とアキと息子と計5人で生協に買い物に行った。アキは走り回る息子の相手をし、わたしはカートを押すついでに、生協でしか買えないものを探す。父は桃の香りをかいだり、すいかを叩いたり。今夜のために、真剣に買い物をしているのは母だけだった。待っていたラ王の塩味が発売になるという情報を母から得たので、探したけど、まだ発売してなかった。どうやら8/5らしい。うちで手こね寿司など食べ、すいかと桃のおすそわけをもらって我が家へ帰った。

7/19 FRI

午前中、息子がベランダで水遊びをしている隙に、部屋の掃除。昼は「ラ王」袋麺の醤油味を食べた。ラーメンの醤油味はもともとあんまり好みじゃないけど、これは好き。
午後は、今まで行ったことのない公園を探そうと自転車でふらふら。行くとこ行くとこ古墳にぶちあたる。住んで4ヶ月めにして思うことは、このあたり(古墳群)のある土地は、良い意味でも悪い意味でも「変化」をもとめていないんだなあ、ということ。なんせ「お墓」なわけだから、そっとしずかにしておいてほしいんだと思う。お墓だからといって、おどろおどろしい空気は全然ないし、むしろ目に入ってくる緑が多くて落ち着く。でも、「この街がもっと元気になるように色々やろう!」という工夫を受け入れる余地はなさそうだ。人が保守的というより、土地そのものの意識が保守的。で、古墳の近くにはだいたい公園がある。今日は砂場がある公園を探してたのだけど、無事見つけた。小学校2,3年くらいの男の子二人が、狂ったように穴を掘って、掘り終わったらまた狂ったようにバケツで水を運んでいた。水はどんどん土にしみこんでいくわけだが、意地でも池を作ろうと必死。二人は交代でダッシュで水道まで往復していた。あの意味のない行為に対する、数時間にわたる集中と熱中、見てて本当に気持ちいい。うちの息子もあんなふうなバカ男子になってほしい。(嫌みではなく。)その時間が、大人になり、仕事を持った彼を支えるからだ。バカ男子二人は、帰る時間がせまると、「足を洗おう」といって、二人で水道へ行ったのはよいが、蛇口を手でおさえてシャワーのようにし、四方八方へ飛び散らせて、とうとう頭から水をかぶってシャツもズボンもずぶぬれになり、ゲラゲラ笑っていた。いいものみた。
慣れない考えごとをしている。あまりに苦手すぎて、いったい何が正しいのか、自分がどうしたいのか、すらよくわからなくなってしまう。一方アキはそういうのがすごく得意で、そしてアキのまわりも得意な人だらけなので、いざとなったら彼らに泣きつけばいいんだ、と思うことが本当に救い。人は、一人じゃないと知っているから一人で歩ける。
夜は、「なか卯」に触発されて作った「衣笠丼」。やさしい味。

7/18 THU

なんとなく食べたくなって、朝からホットケーキを焼く。市販のホットケーキミックスを使ったけど、昔より袋の裏に載ってるレシピが丁寧な気がする。書いてあるとおり焼いたら、こげめもきれいにできた。というか、そもそも簡単すぎて失敗のしようがないのかもしれないけど。バターとはちみつをぬったら、息子も喜んで食べた。
自転車こいで、こどもルームへ。今日は「手作りうちわ」という工作イベントが目的。工作の前に、うすいカラフルな紙をこまかくちぎって、うちわであおいで遊ぼう、という時間がとってあった。ルームに来ている子たちはおそらく保育園児ではなく、年齢的にまだ幼稚園児でもないのだが、みんな元気にきゃっきゃと走り回っている。が、息子は全然楽しくなさそう、むしろ涙目で「おうちかえる」と言い出した…。「なんで〜」と言ってみたものの、大人数で大騒ぎするのが好きな人ばかりじゃないってこと、わたしもよく知ってるので、とりあえず抱っこして端っこの方でなだめた。
幸いすぐにその時間は終わり、うちわ作りが始まる。まず真っ白のうちわが配られた。ここまではOK。あとは自由に折り紙とかペンとかだけ渡してくれればいいのに、「じゃあ、ここからはパンダちゃんとキティちゃんとアンパンマンチームに分かれてくださ〜い」と。「どれも作りたくないわ!自由にやらせて!」という心の声を押し殺し、「パンダちゃん」を選んだ息子と共に、輪の中へ。すでにパーツはできていて、それを見本通りのりで貼るだけ。「こんなん工作って言わんやろ!」という心の声をまたも押し殺し、配られたパーツを使い、見本を無視してできるだけマシなものを作ってやろうと意気込む。そんな鼻息荒い母をよそに、木製の電車を見つけた息子はそっちで遊び出す。「ママ でんしゃ」と遊びに誘ってくる息子をエエイと振り切り、うちわ作りに熱中するわたし。もはや誰のためにルームに来たのかわからない。パンダのおもて面はパーツが決まりすぎてて工夫の余地があまりなかったが、裏面は自由だったので、折り紙で何重にも葉っぱと花を重ねて紫陽花を作った。「見て!」と100%自己満足の結果を息子(まだ電車で遊んでる)に見せると、「アンパンマンがいい」との答え…! 2歳にして、オチ完璧すぎやん。あまりに「アンパンマンアンパンマン」いう息子を見かねて、スタッフさんが見本のをくれた。なので今、うちにはパンダちゃんとアンパンマン、ふたつの手作りうちわがあります。
夜は、またオーブン料理。夏野菜とトマト缶にオリーブオイルかけて焼く。こんなシンプルな料理でも、オーブンでじっくり加熱すると野菜のあまみがしっかり引き出される。メインは鮭のムニエルすだちソースがけ。
『ちはやふる』21巻まで怒濤の一気読み。

7/17 WED

午前中息子を公園へ連れてゆくも、緑地へ連れて行けというリクエストが。炎天下の時間は昼寝してくれたので、そのあいだわたしはアキが借りてきた「ちはやふる」をむさぼり読み(今11巻)、起きてきた息子をベランダで水遊びさせつつごはんを作る。作るといっても、昨夜ジップロックに調味料とともに放り込んでおいた豚肉をオーブンで焼くだけ。初めて作ったけど、自家製チャーシューってこんなに簡単にできるのね。17時頃、ようやく涼しくなったのをみはからって、緑地へ。この時間になると自転車で走っても気持ちがいいし、あちこちから夕飯の匂いがして、とても幸せな気分になる。緑地の木々や草の色や匂いも夏仕様で濃くたちのぼり、おかげでスプレーをしていたにもかかわらずあちこち蚊にさされた。途中からアキも来て、ほとんど誰もいないひろ〜い公園で遊ぶ二人を、わたしと夕空が見守っていた。帰ってから食べたチャーシューは、とても美味しくて、ビールがほしくなった。(なかったけど)

7/16 TUE

車輪式のふすまの調子が悪いので電話したら、またオーナーのじいさんが工具かかえてみずから登場。しかも「今まではこういう作業は大工に頼んでたんやけど、来年から5%あがるらしいから、今、大工の取り合いやねん…」とぼやきながら!その後も、さまざまなことをぼやいていたが、わたしは、ベランダのたらいで水遊びする息子の相手で忙しいフリをしてほとんど聞き流した。とりあえずふすまはなめらかに動くようになってくれたのでよかった。でも、「午前中に行きます」って、すごいおおざっぱな指定だよな。せめて「何時から何時のあいだ」くらいいってくれたらいいのに。と書いて、ああわたしは日本のシステム(の優れた面)を享受するのに慣れきってしまったな、と気がついた。日本の外にいるときは、「この日は一日中家にいて下さい。何時になるかはわかりません」と言われ、おとなしく一日中待ってたら、夜になっても誰も来ず、怒って電話したら、「あ、忘れてました」なんてことザラだったもんな…。
スーパーカップのチョコミント再発売ということで食べてみたけど、セブンイレブンオリジナルの5本入りのチョコミントバーの方が好み。去年の夏からこればっか食べてる。

7/15 MON

ひさびさに疲れるできごとがあり、仕切り直しをかねて、アキが最近見つけたという気に入りのお店へ連れてってくれた。喫茶店というよりはカフェだが、カフェというよりは、コーヒー屋といいたい感じのお店。男性スタッフ二人の雰囲気がとにかく良くて(外からは情熱の炎が見えないけど、たぶん中では燃えてるから、近くにいくとたき火とか暖炉みたいなあたたかさがある)そしてコーヒーもパンもおいしくて、癒された。アイスラテを何口か飲んだところで、今日一日の疲れがとれて、というか、「そういえばそんなこともあったね」と遠い過去に感じるぐらいだった。ところで、もし今日のような出来事があれば、10代の頃だったらすっかりへこんでいたと思う。そしてなぜへこんでいるのか、自分でもわからなかったと思う。今は、その原因に関しては、昔よりすごく敏感に感じ取ってしまうけど、かといって、へこむことはない。持ってる磁石が昔より感度の良いものになり、そのおかげで色々見えてしまうけど、危険を察知できるので事前に回避できるからだ。そう考えると、ぱっと見鈍感に見える人の中には、じつはすごく敏感な磁石を持ってる人もいるんだろうな。
昨日半額でゲットした鯛があったので、プロヴァンス風(くわしく知らないけど、レシピ本にそう書いてあった)に、調理。エルブ・ド・プロヴァンス(herbes de Provence)なんて持ってないので、テキトウに持ってる乾燥ハーブ(タイム、ローズマリー、オレガノなど)を混ぜて使った。野菜を切って、その上に塩こしょうとハーブをふった鯛をのせ、オリーブオイルをまわしかけ、白ワインを注いでオーブンで焼く。めっちゃ簡単、でも出来上がりはとても立派に見える。魚もだけど、一緒に焼いた野菜(たまねぎ、トマト、パプリカ)の甘みが引き出されていて、おいしかった。

7/14 SUN

朝アキが来て、とよみさんをピックアップし、交野(かたの)市の私市(きさいち)にある「府民の森」へ。(今、これ変換しようとしたら一番目に「不眠の森」というのが出た。なんかこわいな。)ここは、我々の地元では遠足の定番。電車でも車でもそんなに時間かからずに行ける。とよみさんは、ご自身が山登りをされるのもあるし、お子さん(つまりアキやアキの兄弟)が小さいときに、よく色んなところへ一緒にお出かけになったそうで、子どもとのアウトドアに必要なものをしっかり把握していらっしゃる。今日も、あらゆるものが次々バッグから出てきて、「ふわ~すごい」と感心した。ワンタッチでひらくテント、レジャーシート、虫よけスプレー、虫よけネット、タオル、お弁当、小川で遊ぶ竹のおもちゃ(手作り)、濡れたときに着替えるための小さなシート(すぐ洗える)などなど。息子は水着に着替えて、小川でたっぷり遊んだ。笹舟を流したり、サワガニを見つけたり。頭上をオニヤンマがすごいスピードで飛んで行った。アキととよみさんがずっと息子と遊んでくれたので、わたしはテントの中に寝転がって、森の涼しい空気を感じながら本が読めて、ものすごく幸せだった。休日の過ごし方として、そうとう上位に入る。
夜は、またそうめん。しかし、先週学習したことを生かし、ゆでて冷やしためんを、指でくるくると一口サイズに巻いてザルに盛りつけてみたら、すごく食べやすかったし、この巻く作業が思いのほか楽しかった。うちのそうめんの盛りつけ方法は、これで決まりだな。それからダシも、市販の3倍濃縮のつゆをただ水でわるのではなく、湯をわかして作った別の味のだしを氷で冷やしたもので割ってみたら、味に深みが出ておいしかった。そして今日、アキがさつまあげよりちくわの方が好きだということが判明してびっくりした。結婚6年目でも日々あらたな発見があるものですね。

7/13 SAT

英会話の仕事。今日生徒さんの一人が「先週、10カ国以上から参加者のあるミーティングで、初めて英語でプレゼンをして、それがとてもうまくいった」とうれしそうに仰っていた。レッスン内で、プレゼンに役立つような内容はそんなにあるとは思えないので、ひとえに生徒さん自身の努力の結果なのだが、やっぱりそういう話をきくとわたしもうれしい。
またしても河合隼雄氏の言葉で恐縮だが、今日読んでいた本(「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」。父が買って実家にあったもの。同じ本をロンドンにいるときに2回ほど読んだ気がするが、内容はあまり覚えていなかった)に、「現代の一般的風潮は、できるだけ早い対応、多い情報の獲得、大量生産を目ざして動いていて、この傾向が人間のたましいに傷をつける」という表現があり、うわ、と思った。そういう流れに自分の身を置くと「つかれる」とが前々から思っていたが、実はたましいレベルで傷ついていたのか。きっぱりそういわれるとびっくりする反面、まさにその通りだ、と実感もわいた。村上氏は小説のメリットについて「その対応性の遅さと、情報量の少なさと、手工業的しんどさ」と書かれていて、これもまた「なるほど~」とものすごく納得した。以前のわたしなら、これを読んだら、「だからやっぱり情報にふりまわされないために、シャットダウンすればいいのか」と早合点していたと思うが、今はそうではないとわかる。そういう傷をいやす物語を書こうと思うならば、その傷に、自分自身がまず向かい合わなくてはいけないのだ。だから、ある程度真正面から、情報の波にのまれる経験が必要なのかも。でも、子育てをしていると子どもがその波から救ってくれるので、意外とのまれずにすんでしまう。それはとてもありがたいことで、あえてそれを捨てる必要もないと思うので、わたしはわたしのやり方で世界と向き合う方法を探していこう。

7/12 FRI

昨日おとといと連敗していた(昨日は行ったら昼休み/おとといは行く途中で息子が寝た)子育てルームにようやく今日は参加できた。あいている日数も、時間も、広さも、置かれているおもちゃもすべて福岡の子どもプラザに軍配があがるが、スタッフの感じはここも良い。そしてそれが何よりも大切。それから、手遊びや工作タイムが頻繁にあるのも、2歳になった息子には楽しいみたい。
八百屋で白きゅうり(半白きゅうり)を買ってみた。初めて買うので、どんな味なのかお店の人にきいてみたら、「普通のきゅうりと同じように食べればええよ」と返ってきた。が、あの言い方は、知らないのに知ってるフリをしてるとみた!こちとら一応八百屋経験あるんですよ、なめないでいただたきたい。などと言えるはずもなく、「そうですか…」とおとなしく引き下がって家に帰る。そして、検索をかけてみようとしている自分に気がついて はっ となった。目の前に食べたことのない野菜があるのならば、検索するのではなく、まずかじってみればよいではないか。そう思い直し、包丁でスライスしてかじってみた。に、にっが〜〜〜!!ゴーヤ並の苦さ!!そういえばゴーヤって苦瓜っていうけど、このキュウリも十分ニガウリ。検索エンジンは便利だけど、それに過剰に依存してるときも多くて、今日はその苦さで「目をさませよ!」と言われている感じがした。結局、浅漬けの素につけてみたら、苦みがさっぱりと消えて、歯ごたえ抜群で美味しくいただきましたが。それにしても、きゅうりって、昔は苦かったってこと、初めて知った。

7/11 THU

朝方見た夢。列車のかたちをした飛行機に乗って、ロンドンに向かってた。列車なので、空の上でも車両の移動をできる。それぞれの国のいくつかの街に発着駅があり、たとえば、プラハ→ベルリン→ケルン→アントワープ→パリ→ロンドンぐらいの距離を、飛行機の速さで次々とまってく。ふつう飛行機に乗るときは行き先が一つだから、おりる場所を決めずに乗るってことはありえないけど、夢の中、「一応ロンドン行きに乗ったけど、気が向いたらべつのとこでおりよう」という感じだった。で、よく覚えてないけど、なんとなくスイスの田舎あたりでおりようとしていたっぽい。何人か一緒に友人がいて、そのうちの一人が夢の中とはいえすごく久しぶりだったので、気になって起きてからメールしてみたら、「結婚しました。今双子を妊娠中」とのこと。ひえ〜びっくり!!
夕方涼しくなってからの公園に、今日はわたしも参加。家族三人で夕焼け見ながら自転車で行って帰ってきて、晩ごはんのあと、みんなでアイスを食べた。

7/10 WED

暑すぎて、朝の5時半ごろ鼻血出して起きた。ちょっと貧血気味でクラクラ。あいかわらず息子が水遊びを楽しんでくれているので、これ幸いと家の中にとじこもる。でも、さすがに午後もとじこもってたらかわいそうかなあ、と思って車で子育てルームに向かってみたら、着く頃に寝てしまった息子。仕方がないのでスーパーで買い物して帰ってきた。やれやれ、と春樹風にため息をついていると(正確には春樹風ではなく、春樹小説の中に出てくる登場人物風か。いや、彼自身エッセイの中でも言ってるよな)18時頃帰ってきたアキが、また一時間ほど公園へ連れ出してくれた。
寿司桶を手に入れたので、ちらし寿司を、素を使わずに作ってみた。レシピでは干し椎茸とにんじんとレンコンが具材だったけど、レンコンの代わりにごぼうを入れて、甘辛く煮る。やっぱり出来合いのとは全然違う。トッピングは、錦糸卵とエビと大葉とカイワレと絹さや。すし酢の量が少なすぎて、ちょっとお寿司らしさには欠けたけど、息子もびっくりするくらいたくさん食べた。それから、ゆでた状態で売られている小さなヤリイカを、酢みそで。

7/9 TUE

昨日ほどではないけど、今日もかなり暑い。でも、年々クーラーが苦手になっているので、できるだけつけずに過ごす。熱中症には注意しながら。昼間ほとんど外で遊べなかったので、息子のエネルギーがまだありあまっている。それを見たアキが、夕方の18時〜19時頃まで公園に連れてってくれた。そしたら、他にも同じような子どもと親たちがけっこういたらしい。そうだよなあ。日がくれかけててもまだ暑いもん。
Peach、とうとう大阪ー東京間が始まった模様。関空ー成田か。伊丹ー羽田だったらもっとうれしいけど、3790円〜だったら文句は言えないな。アキが買った「WIRED」という雑誌、前々から存在は知っていたけど、読んだのは初めて。記事の中身が濃いし、おもしろい。
夜は、チキンのナンプラー焼き、ズッキーニとにんじんとベーコン少しの焼き浸し、あさりとじゃがいものお味噌汁。チキンには、レモンを使うところだけど、この前アキが知り合いからもらってきた徳島産のスダチがたくさんあったので、それを使った。スポーツドリンクと炭酸水を割ったものが飲みたい季節。あ、そういえば今年は紫蘇ジュース作ってないや。

7/8 MON

朝から猛暑。猛暑って、猛者と字面が似てるから、「あさから もさ」って読みたくなって、ますます暑苦しいイメージ。
昨夜冷やそうめんを出したとき、そのまま氷とともにザルにあげたら全部くっついてしまって、アキが「水につけて出せばいいんちゃう?」と言っていて、たしかにそういう図を見たこともあるので「そうか」と納得しかけたけど、でも、「そうしたらのびてしまわないか?」と疑問に思った。そして調べてみたら、ざるにあげて出す場合は、「へぎそば」のように小さくまるめて出すと食べやすいという情報が。なるほど。次、急いでなければ試してみよう。色々しらべていると、そうめんには2種類あることもわかった。「小麦・食塩」だけのものと、「小麦・食塩・植物油」のもの。裏の原材料を見ればわかるらしいので、今日スーパーで見てみたら、本当にそうだった。前者は「手延べ」で後者は「機械」で作っている。正式な「手延べそうめん」は、油でコーティングされているので、細くても切れにくいし、伸びにくいそうだ。安いのは機械の方だけど、これを知ると、やっぱり手延べそうめんにしよう、と思う。ああ、こうして涼しいそうめんについて語っていると、ちょっとは暑さがマシになったような錯覚におちいる、わけないですね。
あまりに炎天下すぎて、昼間に公園に行く気がおきないので、ほとんど家の中で過ごす。水遊びしてくれるとご機嫌だし、ままごとコレクションがかなり充実してきたので助かっている。
夜はゴーヤチャンプル。夏だ!

7/7 SUN

七夕。近所の子育てルーム(福岡でいう「子どもプラザ」)に先週行ったとき、笹の葉と、色紙で作る果物セットをもらったのだけど、息子があまり興味を示さないので、そのままになっている。短冊の意味もまだわからないみたい。来年はきっとわかるだろう。しかしこういう季節の行事って、保育園/幼稚園のおかげで(文化として)かなりきっちり継承されている気がする。
息子は水遊びが気にいりすぎて、朝の7時台からきゃっきゃと水遊び。それから朝ごはんを食べ、また水遊び。アキが実家に迎えにきてくれたので、そのままIKEAヘ。目当てはままごとセット。お鍋とか、フライ返しのような道具とか、けっこう本格的なのがそろっている。あと、おもちゃではないけど、プラスチックのカラフルな食器類。それから、引っ越しのあと「必要だな」と思っていた小物を少しだけ買って、IKEAからわりと近くにある、あつこのおばちゃんちへ向かう。一週間前に退院したばかりで「何もおかまいできないから、まだ来なくていい」と言われていたのだが、少しだけでも顔が見たくて。おばちゃんは「三ヶ月半も入院してたから、もうボケてしまったわ〜!」と言っていたが、まったくボケているようには見えなかった。でも、いつも彼女がまとっている力強いオーラは少し弱くなっているように感じた。それでも息子の一挙一動に大笑いするおばちゃんを見て、子どもを生んでよかったな、と思う。そして、大阪に戻ってこれてよかったな、とも思った。気になったら、こうしてすぐに顔を出すことができるから。
夕方我が家に戻ってきてから、またしても息子は一時間ほど水遊び。よくふやけないなあ…。夜ごはんは、父が知り合いからもらってきた(その人の会社で作っている)そうめん。コシがあって、おいしい。

7/6 SAT

英会話の仕事。福岡のときと同じテキストのクラスも持っているけど、クラスの人数が倍以上なので、その分流れているエネルギー量が多い。それぞれの放っているものがうまく噛み合みあわないと、それをまとめるこっちは大変だけど、うまく噛み合うとパチパチッときれいな火花が散る感じで、むしろわたしの方がパワーをもらえる。
最寄り駅に着くと、植え込みからラベンダーの香り。説明書きに「シソ科」とあり、妙になっとくしてしまった。
昨日アキがとんぼ帰りした車の中に、息子の靴がのったままになったらしく、今日は一日中、家で水遊びしていたそうだ。わたしが帰ってからも、風呂場のたらいの中で、おもちゃのティーポットとカップでひたすら遊んでいた。丘に上がっても、さくさく切れる野菜を弁当箱につめたりお皿に並べたりして、とにかくおままごとが大ブーム。たぶん今はトーマスよりままごとへの情熱の方が上とみた。去年おじいちゃん(うちの父)に買ってもらったでっかいプールがあるのだが、でっかすぎて色々大変なので、もうすこし小ぶりなのをゲットしにトイザらスへ。ついでに息子のさくさく野菜コレクションも追加された。父が「小銭入れが壊れたので、新しいのがほしい」といって、トイザらスが入ってるショッピングセンターで、探そうとしていた。元々父が持っていたやつは、どこかの免税店で買ったものらしいが、「ブランドにはこだわらない」人なので、使いやすければ何でもいいらしい。しかし機能にはこだわりがあり、「小銭が入って、キーリングがついていて、鍵は中にしまえて、ついでに免許証などのカードが入るスペースがあり、てのひらの中におさまるもの」が良いとのこと。それだけ条件があるなら、わたしなら絶対ネットで探す。その方が、ピンポイントで見つかる可能性が高いし、店舗を持たないような個人が作った良いものが見つかるチャンスもある。でも、父の世代だと、やっぱりまだ店頭をめぐる人が多いんだろうな。結局ショッピングセンターでは見つからず、わたしがネットで探してみたら、一瞬でいいのが見つかったので(個人のプロダクトではなかったけど)、それを買うことにしたようである。店頭をめぐる楽しみは、これから先は、偶然を楽しむという意味において、とてもぜいたくなものになってゆくのかも。

7/5 FRI

風が強い。息子も起きるなり、「かじぇが ちゅよい」と言うくらい。
とうとう我が家にもトーマスの時代が訪れてしまったようである。テーマ曲が頭の中をぐるぐる回ってる。しかし、トーマスの世界って、あらためてみると、ぎすぎすしすぎだよな…。やたらみんな怒ってるし…。もしこれが、イギリスではなく、アメリカ発の番組なら、みんなものすごくニコニコした機関車なんだと思う。youtubeで英語のオリジナル版とか見てみると、子ども向けの番組にもかかわらず、専門用語(鉄道や機関車関係の)が多すぎて、わからない台詞がけっこうある。今、Wikipediaで見てみたら「原作者は根っからの鉄道マニアであったために、原作ほどでは無いが、本作にも幼児には理解し難い鉄道用語やストーリー展開が希に見られる」とい記述が。
夜ごはんは、昨日のトマトうどんのスープで木綿豆腐を煮たもの、ホッケのひらき、めかぶ、さつまあげ。
ごはんを食べて荷造りをして、実家に出発。明日、アキが山登りで車を使うそうなので、一緒に来て、荷物とわれわれをおろすと、とんぼ帰りしていった。

7/4 THU

雨がふりそうな湿度だけど、空があかるいので、自転車で緑地へ。しかし途中で寝てしまい、着いてからしばらくベンチで抱っこするはめに。30分後、むくっと起きた息子は、おやつに持ってきていたカステラを食べ、滑り台で2回ほど滑ったら、雨雲が近づいきて、あっというまに降り出した。あわてて屋根の下のベンチに駆けこみ、雨がやむのをまつ。すぐやむかな、と思ったけど、結局30分くらいふりやまなくて、結果的に、今日はベンチにすわりにきたようなものであった。でも、雨でかすむ木々の緑をただぼんやり眺めるのは(実際は退屈する息子の気をまぎらわせるために、童謡のメドレーを歌いながらであるが)わるくない時間だった。まさに「翠雨」という言葉がぴったり。雨はふっていたけど、雲がうすくて、空はあかるかった。
夜は、ちょっとひさびさにトマトうどん。

7/3 WED

本当は昨夜家に帰るつもりだったのだが、睡眠不足すぎて運転するのが怖かったので、実家に泊まった。そして朝起きて、メールチェックをすると、生きていたらいいことってあるんだな、としみじみ思えるようなメールがきていた。
その余韻をかかえたまま、両親と息子とともに、丸亀製麺のうどんを食べにいった。とろたまうどん(並)に、イカ、ちくわ天のせ。息子に取ったカボチャとイモ天も結局わたしがほとんど食べた。
息子が昼寝から起きてから帰ろうと思っていたけど、なかなか寝ないので、あきらめて車に乗り込む。案の定、走り出した瞬間寝る息子…。
夜は、時鮭を焼く。やはり身がやわらかい。食べ終わってもまだ七時前だったので、アキと三人で図書館にゆく。目当ては植物図鑑。素敵な図鑑には出会えなかったけど、プラクティカルに役立ちそうなものはあったので、3冊ほど借りた。

7/2 TUE

今日は、創作関係の打ち合わせがあったので、朝から天王寺へ。息子は母が見てくれるので助かる。そこのオフィスには初めてお邪魔したけれど、隠れ家のような可愛らしいつくりだった。スタッフの方の目がきらきらしていて、ああ、思ったとおりいい会社なんだな、と確信。ミーティングは1時間くらいで終わったが、午後は健康診断があるのでとりあえず、病院のある難波へ移動。やばいぐらい地理がわからない。キタ(梅田)のあたりは、高校の頃少しはうろついていたので多少は土地勘があるけど、ミナミはお手上げ。っていうか、難波を一人で歩いたのって、初めてちゃうん?ぐらいの勢い。誰が見ても大阪出身とは思わないであろう挙動不審ぶりで、とにかくiPhoneのGoogleマップをたよりに歩く。心の中で「キョウコ…キョウコがおれば…」(注:現在スペインにいる妹。日本にいるときはミナミは彼女の庭だった、はず)とつぶやきながら。健康診断までの時間が2時間半くらいあるので、とにかく長居できて、禁煙もしくはきちんと分煙されているカフェをさがす。マップを見てるのに迷って、知らんおねえちゃんに道を教えてもらった。苦労してたどりついただけあり、そのカフェは、非常にひろびろしていて、分煙は完璧、長居し放題な雰囲気。飲み物や食べ物の味は望むべくもないが、この際かまわない。待ち時間が長いことを予想して色んなノートやテキストや本を持ってきていたので、テーブルにひろげまくってのびのび活動した。健康診断は簡易的なものだったので、すぐ終わる。どこも問題ナシ。レーシックをしてもうすぐ7年目になるが、視力が1.5のまま落ちていなかったのもほっとした。
普段歩かない街なかを歩いたので、へとへとに疲れて帰る。こういうとき、自分ではない誰か(まあ母だが)がごはんを作ってくれるありがたさ!実家で「あまちゃん」を録画してもらって見ているけど、おもしろすぎて一日に2回同じものを見てしまったりする。

7/1 MON

7月。この字面だけ見ると、「うわ〜あつ〜」と思うけど、今のところそうでもない。
1ヶ月くらい前、ふと思いついて、日記ではなく、短いエッセイを書いてみた。テーマは、とある文房具。でも唐突すぎて、どのタイミングでここに載せたらいいかわからなかったのだけど、さっき、たまたまその文房具を使ったので、以下に載せてみます。



わたしは、文房具マニアというわけではないけれど、好きか嫌いかと言われたら、やっぱり好きだと思う。でも、手持ちの文房具はだいたいありふれたものだ。その中でひとつだけ、ちょっとマニアックかな、と思うもの、それは「Bone folder」である。日本語でも「ボーンフォルダー」で検索すると出てくる。これは何に使うかというと、厚紙などをきれいに折るため、事前にうすく折り線を引くためのものである。小学生の頃通っていたお絵描き教室では、はさみの刃とか、カッターの切れない側とか、出なくなったボールペンとかでつけていた気がするが、実は専用の道具があったのである。たしか、買ったのは、大学の中の画材ショップ。Book Biding(製本)のプロジェクトのために手に入れた気がする。何が気に入ってるって、まずはその使い道の少なさ。「厚い紙をきれいに折るとき」にしか使えないのだから、人生においてほとんど役に立たない。けど、厚紙をきれいに折りたいときだけは、その能力を遺憾なく発揮してくれる。それから、見た目の美しさ。少しクリームがかった白で、つやつやしていて、なめらか。骨に似てるからボーンなのかな、と思って調べてみると、なんと牛や鹿などの本物の骨を使って作られているそうだ。残念ながら、わたしのはプラスチックで似せてあるものだけども。死んだ動物のつややかな骨で紙を折る(正確には紙を折るための線をつくる)なんて、少しぞっとする。でも、ロマンチックだな、とも思うので、どこかのタイミングで本物を買うかもしれない。

6/30 SUN

めずらしく、しっかり朝ごはんを作る。といっても、サンドイッチだけど。
家族三人そろった日曜日、でも特にプランがなかったので、「餃子の日」にしようとわたしが決める。餃子と言っても、いつもの餃子ではない。アキが昔、中国の天津の友人を訪ねていったとき、水餃子(スープに入ったものではなく、茹でて、タレをつけて食べるスタイル)をふるまってもらい、それがすごくおいしかったという。皮が厚くて、プリプリしているそうな。日本でそういうのを作ろうと思ったら、市販の皮ではまず無理なので、皮から作ることにする。強力粉と薄力粉をまぜ、塩水をくわえてかたまりにまとめる。生地をこねるのは力がいるのでアキにやってもらった。それを寝かせている間に、アキと息子は近くの公園に遊びに行き、わたしは具材を2種類作った。豚ひき肉や白菜やニラやキャベツが入ってるオーソドックスなやつと、牛ひき肉とセロリの組み合わせ、2種類。中国では、具材ににんにくは入れないそうだ。寝かせた生地を等分して、円柱のかたちにまるめ、それを切り分け、延べ棒でのばしてまるい皮を作る。そして、具をのせて包んでゆく。これはわたしとアキ二人でやったのだが、皮を作るのも包むのも、わたしよりアキの方が断然上手。とよみさんいわく、「小さい頃から手先は器用だった」とのこと。茹で上がった餃子は、主食になるというだけあって、ボリュームたっぷりでおいしかった。華北では、餃子といえば水餃子で、焼き餃子はほとんど作らないけど、場合によっては茹でて残ったやつを翌日焼いたりするらしいので、わたしも明日、残りを焼いてみようと思う。

6/29 SAT

英会話の仕事。今日は自分の家から出勤。職場の最寄り駅のパン屋さんに入ってみたら、「あ、ここ知ってるわ」と思った。高校のとき、テニス部で先輩とかの応援で他校に行ったり、練習試合をしたりするときに、その駅を通過し、そのパン屋で昼ごはんを買った(はず)。見覚えがある星形のパンがあり、当時はすごくおいしいと認識していたので、今日買ってみたけれど、思ったほどでもなかった。味覚が変化したのか、記憶の中で美化されていたのか。
晴れたので、けっこう暑くて、寝不足もあり、帰ってきたらヘトヘト。ものすごく適当なごはんを食べ、ぐうたらする。しかしぐうたらしていても、息子がさまざまな手(や足)を使って攻撃をしかけてくるので、油断できない。アキが、何年か前に池松にもらったレゴの箱を出してきた。普通のブロックのおもちゃでもまだうまく遊べないので、「いやいやいやレゴは絶対まだ早いって!」とかなり止めたのだが、それを振り切って開封。息子のため、というより自分があけてみたかったに違いない。そして、説明書きを見ながら組み立てたのは良いが、出来上がるなり、息子に破壊されていた。言わんこっちゃない。元通りバラバラになったレゴのピースを集めながら「……やっぱりまだ早かったな」と、ようやく納得した模様。ただでさえ息子の物が散乱してるのに、ここにレゴまで加わったら、文字通り足の踏み場もない。踏んだら痛いし。けど、早く上手に遊んでる姿が見たいな、とも思う。
夜は冷やしうどん。つけあわせは、みょうが、しそ、錦糸卵、とりささみ、ごぼうの唐揚げ(とよみさん作)、ナスの煮浸し(ルクエで5分)、かぼちゃの煮物(残り物)。

6/28 FRI

イレギュラーで、英会話の仕事。厳密に言えば、仕事ではなく、研修。母に息子を見てもらうこともできたけど、夕方からコンサートに行くらしく、今日はとよみさんに預けることに。研修では、ペアでパントマイムをしたり、短い寸劇をしたりするタスクがあり、やってみて「うわ〜、わたしって演技へたくそやな〜」と発見した。じつはやってみるまで、けっこう得意な方なのではないか、と踏んでいたのだけど、実際はぜんぜんだった。でも、おもしろかった。はっきりいって、これでお金をもらっていいの? むしろこっちが参加費を払うべきでは? というくらい楽しい研修だった。
終わって迎えに行くと、息子は昼寝から起きて、機嫌良くパンとみそ汁と、手作りのアイスクリームを食べていた。特にじゃがいも入りのみそ汁を気に入りまくって、何度もおかわりしていた。昼も、ほとんどみそ汁だけしか食べなかったらしい。「みそ汁デーやね」ととよみさん。普段はわたしの存在など見飽きているのでそういうことはまったく言わないのだが、こうしてちょっと離れると「だっこ〜」と言ってくっついてくる。
いったん実家に戻って、母が残りの家族のために作り置きしておいてくれたちらし寿司などを食べ、阪神が広島に勝ち越すところ(7回まで1-4で負けていたのに、8回で6点入れて7-4にひっくり返した)を見届けてから、車で帰路に着いた。野球のおもしろさって、昔は全然わからなかったけど、今は、試合の「流れ」というものが手に取るように見える感じが、おもしろいなあと思う。それが切り替わる瞬間って、驚くほどあっけなくて。

6/27 THU

午前中は歯医者にて、3ヶ月に一度の息子の歯科検診。きれいに磨けているとのこと。塗ってもらうフッ素はリンゴ味なので、ぜんぜん嫌がらない。福岡に引き続き、良い先生を見つけられたのでよかった。
午後は、ななちゃんがくる。ケーキとゼリーとあたりめ、という謎の組み合わせのおみやげをくれた。ケーキは、チーズケーキ風味のロールケーキ。最近コーヒーばかり飲んでたけど、久しぶりに茶葉から紅茶を淹れてみたら、うむ やっぱわたしは紅茶党かも、と思った。ななちゃんと話すと、過去:現在:未来の話の割合が、1:2:7くらいの割合である。半分以上が未来についての話で、「ああそうか、話していておもしろい人っていうのは、そういうことなんだ」と気がついた。逆につまらない人というのは話題が過去に終始する人である。過去については、嘆いても自慢しても、どっちにしてもおもしろくない。(おもしろいのは、過去の事実を、まるで今のできごとであるかのようにいきいきと話す場合だけ。そこに感情が入ったらだめだし。そしてそういうおもしろい過去の話を「物語」と呼ぶ。)未来については、多少憂いが入ったとしても、「でもまだわからないし、変えられるかもしれない」と切り替えることができる。夢というのは言い換えれば未来であり、その話をするのがやっぱりいちばんわくわくする。
明日はイレギュラーの仕事なので、今夜また実家に帰る。方向が一緒なので、ななちゃんも一緒に車に乗り、息子が自分にアテンションを振り向けようと大騒ぎする隙を見て、「友達」について話をした。高みをめざして進んでいれば、その途中、孤独を感じるときもあるかもしれないけれど、どこかで必ず同じような志を持った友人に出会えるだろう、というような。

6/26 WED

朝からどしゃぶり。大雨警報がでるくらい。外には遊びに行けないので、片付けとか掃除とか洗濯を、息子の相手をしつつ、のんびりやる。洗濯物は干せないから、乾燥機で。窓をあけていたら寒いくらいなので、洗面所で乾燥機がやわらかい熱を放ってぐるぐるとまわっているそのそばを通るたび、なんだかほっこりする。午後は車でスーパーへ。息子が「スイカください」と言うので、小玉スイカを買った。和歌山産の「ひとりじめ7」。「ひとりじめ」は知ってるけど、7がついてる品種は初めてみた。小玉のわりには大きいけど、皮のうすさと糖度の高さはそのまま。
先週末とどいていた、りえから手紙をやっと読めた。旅行の話とか創作の話とか。今月号の、ある雑誌の表紙のイラストを描いたそうだ。おお!と思ってAmazonで見てみると、彼女得意の版画で、モチーフはCamberwell Greenにあった「Red Star」というパブと、白い鳩だった。ある雑誌とは、マイナビから出ている 「Web Designingの7月号」。Amazonを眺めるだけでは味気ないので、今度本屋で探して手にとってみてみよう。
夜は、ナスの麻婆カレー。おとといひょんちゃんと一緒に野菜のおもちゃでままごとをしたさい、野菜の名前を韓国語で教わっていた息子だが、ナス「가지(カジ)」と、とうもろこし「옥수수(オクスースー)」は完全に記憶したようで、今日もその二つはそのまま韓国語で言っていた。

6/25 TUE

すっきりしない天気。でもおかげで涼しいから過ごしやすい。とよみさんちへ息子と行き、近くの公園で遊んだあと、おうちでお昼をいただいた。息子は昨夜とつぜんスイカのおいしさに目覚め、今日もばくばく食べていた。とよみさんが数年前に浸けたという梅干しを分けていただく。昔ははちみつ入りのあまい梅干しが好きだったけど、今はこういう手作りのシンプルな梅干しが一番おいしいと感じる。
夕方、佐賀から色んな場所に立ち寄りながら車でやってきた千絵ちゃんとMarkと、お茶をする。マークは今月だけロンドンから遊びにきているそうだ。もしかしたら何年も前に、同じパーティの部屋にいたりした可能性はあるそうだけど、実際こうやって挨拶するのは初めて。京橋のパンケーキ屋さんに行ったので、それを食べてる間だけは、息子はおとなしく座っていてくれた。大阪とロンドン(特にイースト)が似てる説が持ち上がり、千絵ちゃんが「けっこうそう言う人が多い」と言っていた。たしかにBirgitteも「天満橋の川沿いと、サウスバンクが似てる」って言ってたもんな、と思い出す。二都市とも人口が800万台なので、街のサイズ感は確実に似てるだろう。もっと話したかったけど、おなかいっぱいになった息子が大騒ぎを始めたので、そそくさと店を出て、別れる。まあ、子連れのカフェで1時間話せたので、良い方だ。パンケーキは、おいしいのはおいしかったけど、西新商店街(福岡)の「Bean's Cafe」のパンケーキの方が好み。変な時間にパンケーキを食べてしまった息子は、晩ごはんを食べず、ちくわとスイカだけ食べた。まあ、そういう日があってもいいでしょう。
夜遅くに運転して我が家へ帰る途中、何十人もの暴走族に出くわす。しかし、みんなヘルメットをつけてるし、待っている車に会釈までしている…。何か問題があって、道の真ん中で全員が止まってしまったときも、一人がきっちり他の車の交通整理をしていて、その律儀さが切なかった。
プロフィール

織田 りねん

Author:織田 りねん
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