12/24

予報通り、ぐっと冷え込む。すかっと晴れて冬らしい日。
わたしは明日一足先に大阪に帰るので、全室のそうじを一通りする。それから買い物。今夜の晩ごはん用の買い出しはすんでるけど、それ以外にもなんやかんや。新幹線の中で読む本、キャンドル、明日の朝用のパン、それから小さなケーキ、など。本は、かるく楽しく読めるものがいいなと思い、高田郁の「みをつくし料理帖」シリーズの最新刊である「今朝の春」を。昨夜寝る前にぱらぱら読んでたのは、石井好子の「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」。食いしん坊つながり。石井さんの本は図書館で借りたけど、ものすごく古い。活版だし。エッセイ自体が書かれたのも、50年以上前。スパゲッティの茹で方とか、チーズバーガーとは、とか今では常識になっているような食べ物がていねいに描写されているので、別の意味ではっとさせられる。表紙も可愛いし、文体もきれいだし、買ってもいいかも。っていうかこれが今もまだ刷られているのがすごい。
今夜は、昨日仕込んだローストチキン、ミネストローネ、サラダ、ピラフ。キャンドルもともして、わりとクリスマス気分。ケーキはミニサイズのブッシュドノエル。
AnnaとJensからクリスマスメールがくる。それぞれのイラストレーションが素敵。アナは手紙も送ってくれたそうだけど、まだ届いていない。ドイツはまれにみる荘厳なホワイトクリスマスだそうだ。アナのメールには「今年はクリスマスマーケットでバイトしてました。2003年のクリスマス前にあなたと妹が来てくれたよね。そのことを何度も思い出したよ」とあった。そうだったなあ。ケルンはものすごーく寒かったけど、マーケットはすばらしかった。また行きたい。メリークリスマス。

12/23

のどの痛みはそのまま咳に移行。
週末からつづいていたマイルドな気候は今日で終わり、明日からまた寒くなる模様。でも今日はあたたかくていい天気。ふとんだけ干して、ずっと家で読書。「ムハマド・ユヌス自伝」がおもしろくて、一日で読破してしまった。アキがどっかから手に入れてきた彼のサイン付きの肖像写真が、なぜかうちのトイレに貼られているので、わたしも興味を持った。でもこの前、ちえちゃんに「あれだれ?」ときかれた。トイレに入って知らないおっさんがほほえんでたらびびるよね。ちなみにうちのトイレにはピカソの写真も貼ってある。おっさん二人に見守られるトイレ。あ、あとアキが元素のイラスト付きのポスターみたいなのも貼ったので、もうなにがなんだか、混沌としています。
明日用に、骨付きもも肉を買ってあったので、下味だけつけて寝かせる。元バイト先の八百屋の中に入ってるお肉屋さんで買った。売り場にはなかったので、わざわざホールチキンから切り出してくれた。スーパーで売ってるの出来合いのとくらべたら二倍くらいの大きさ、そして国産。「なにか思い入れでもあるの?」ときかれたけど、答えは「いや、別に…」。実家でも食べてたけど、手作りじゃなかったし。今年は時間があるので自分で焼いてみようと思っただけ。

12/22

昼まで寝たら、のどの痛みがずいぶん引いていた。しょうが湯の効果かも。夜になったら熱が上がるかと思ってたけど、全然そんなこともなく。毎年、年末に帰るとかなりハードスケジュールで友達に会うけど、今年はそれはやめよう、と思った。会いたい人はたくさんいるけど、今の自分の体力を鑑みて、できるだけゆったりしたペースで過ごそうっと。
妹が電話をかけてきて、「おいしい梅干しが安く手に入ったからいる? いらんねやったら食べちゃうけど」ときかれた。どこどこで買うとこれくらいするんやけど…などといかにラッキーな買い物だったかを強調している。「どんな梅干し?」ときくと、「はちみつ梅」らしく、またしても、どこどこでとれたはちみつで…と質の高さを語っている。昔は甘い梅干しが大好きだったけど、大人になってからは、酸っぱい方が好みのわたし。「とりあえず一口食べてから決めるわあ」と答えつつ、お買い得の梅干しをおすそわけしようか、という会話を交わしているうちらって完全に大阪のおばはん姉妹やん、と気づき、電話を切ったあと笑ってしまった。

12/21

週末無理した、とは思ってないのだけど、妊娠中は体力が落ちているらしく、昨夜からすこし風邪気味。のどが痛くて、なんとなくからだがだるい。でも熱はない。6ヵ月目の健診もかねて、病院に行く。赤ちゃんは順調。薬は何ももらわなかった。今飲める薬って、ほんとに限られてるからなあ。とりあえずしょうが湯をのみまくる。ちえちゃんが来てるときじゃなくて、ほんとによかったー。
夜は食欲がなく、ほとんど何も食べず。さいわいなことにアキは福岡に仕事で来られている元上司とごはんを食べる約束があったので、何も作らず。アキが入社するときにすごくお世話になった、ファンキーなお人柄の元上司。お元気かしら。

12/20

ちえちゃんと朝ごはん。しのちゃんも合流して、うちでまったりお茶を飲んだり、おしゃべりしたり。ここにゆうこ嬢もいればまたさらにおもしろいんだけど。それぞれマイペースで、しかも全員が違う方向にふりきれている。わたしの祖父母が昔出版した山菜の本を見せたら、二人とも想像以上にくいつきが良かった。ちえちゃんは北海道で農地借りて野菜作ってるくらいだしなあ。しのちゃんは「レベルE」を貸してくれて、代わりにその山菜の本を借した。ちえちゃんはお昼に空港でお兄さんと待ち合わせしてたので、駅まで送って、残ったしのちゃんと二人、パンを買って大濠公園へ。昨日おとといと相当ぬくかったけど、今日はさらに。16℃くらいだったのかな。歩いてると汗ばむくらい。公園のベンチできらきら光る水面を眺めながら、パンを食べた。
しのちゃんの母からいただいた辛子高菜でさっそくチャーハンを作る。前回同様しらすも入れて。ぶりがあるけど、照り焼きはもう飽きたので、塩焼きにしてみようと決めてレシピ検索。塩と酒と水に1時間くらい浸して、水気をふきとり、それをフライパンでじっくり焼くと、すごくふっくら仕上がった。塩がちょうどいい具合に中までしみわたっていたし。ただの塩焼きでもいろいろコツがあるんだなあ。

12/19

大掃除、と呼べるほどのものでもないけど、アキと手分けしてキッチンやらお風呂やらリビングやらをいつもよりすこしだけ念入りに掃除。天気もよくて、あったかいのですべての窓をあけはなして。気持ちいい。そのあと買い物に行って、夕方から、ちえちゃん&しのちゃんと合流。モツ鍋屋さんでごはんを食べたあと、近くのカフェでお茶。ちえちゃんとしのちゃんの絶妙な掛け合いをひさしぶりに見た。ちえちゃんの豪放なようでいて、実はものすごく気をつかったやさしさが見え隠れする感じが、しのちゃん相手だと一番わかりやすい。それぞれの家族模様などをしゃべったりして、夜が更ける。
ちえちゃんからもらったおみやげは石屋製菓の「白いバウム TSUMUGI」と六花亭のホワイトチョコ。ふたつとも、雪の北海道らしい白くて上品なお菓子。

12/18

昨日福岡入りしたちえちゃんからメール。今朝は電車で別府に向かっていて、「山とか葉っぱがあるじゃないですか!」と感動している。寒波におそわれて最高気温が氷点下の北海道から飛んできた彼女には、南国のような感じだろうか。福岡も昨日まではかなり寒かったけど、今日は久しぶりにきれいに晴れて気温も上がった。明日はもっとあたたかいみたい。ちえちゃんは晴れ女なのかな。
夕方、大濠公園を歩いていたら、人がどんどん増える。ジョギングやウォーキングではなく、何か目当てのものがあって集まってくる感じ。なんだろう、と思っていたら、クリスマスのイルミネーションを観にきた人たちだった。しかも今年が初めての試みらしい。わたしはそんなこと全然知らなくて、書いていた短い小説が書き上がったのでささやかにひとりで打ち上げしようと (大濠内の) スタバにいたら、とつぜん池にツリーが浮かび上がったのだった。きれいだけど、とにかく人が多くて、読んでいた本に集中できなかったので、人々の会話などを観察して過ごした。短い小説は、短編としてくくるには少し長い。同じくらいの長さのものがあと一編か二編あれば、本にできる長さかな。地味な感じの話だったので、書き始めたときはいったいどうなることやら、と思ったけど、とりあえず書いていたらどこかにはたどりつくものですね。結局地味な話なのには変わりないけど。推敲は、年があけてからするつもり。

12/17

明け方、寒すぎて目がさめた。でもまた寝た。
使ったぞうきんをお湯でしぼって外にかけたら、全体からふわあ~っと湯気が立って、なんだか神聖なぞうきんに見えた。
夕方雨がふり、気温が上がったのが部屋の中にいてもわかる。
ラザニアを作る。昨日の作り置きのミートソースともうレンジでしか作らなくなったホワイトソースと。かんたんかんたん、と思って焼いたら、びみょうに基本的なところでミスをした。ほんとはラザニア(パスタ)→ミート→ホワイトという順番で並べなきゃいけないのに、ミート→ホワイト→ラザニア、と並べたので、一番上にラザニアがきてしまい、そのままチーズとパン粉をのせて焼いたら、一番上のラザニアがかりっかりになってしまった。切り分けるときも、一番下にラザニアがないと分けにくいし。と、こうして書いておけばきっと次は間違えないはず。

12/16

朝から雪がふったりやんだり。途中青空も顔を出す。
気温が低すぎて洗濯物がなかなか乾かなさそうなので、家の中に干してファンヒーターの前で乾かす。冬は、乾燥機を使うといたんじゃいそうなものが多いし。
こんなに寒いと家の中にとじこもりたくなるのだけど、えいっと気合いを入れて買い物や散歩に行く。しっかり着込んで、一度歩き出しちゃえば案外大丈夫。
りえから可愛いクリスマスカードが届く。たった2色しか使っていないのに、すごく味わい深いのは、やっぱり版画だから? 紙のチョイスもちゃんと考えてある。
今夜は焼き魚、など。最近は、翌日のための下ごしらえを前の晩にすることが多い。今夜は夕食のあとに明日用のミートソースを作った。

12/15

朝は晴れていたけど、この冬一番の冷え込み。夕方は雪がちらついていた。
アマゾンからアキあてに大きめの箱が届いた。やけに軽い。中身は、にわか結露取りマニアと化した彼が買った結露取りワイパーだった。作りはかなりちゃちくて、筒状になってるプラスチックの柄の部分にワイパーで取った水が流れ込む、というもの。でも、おもしろいくらいに取れる。筒は半透明なので取れた水の量を見て「こんなに!」と驚いたり。でもたぶんあと2,3日もすれば二人とも飽きるだろう。ちなみにこういうとき飽きるのが早いのは断然彼の方。わたしは新鮮な驚きがなくなったあとも、けっこうちまちまつづけるタイプ。
ちょっと調べ物をするために英和辞書を見ていたら、偶然「moxa」という単語を見つけた。モクサ? なんか「JAXA」みたいでかっこいい気もするけど、音はお灸に使うモグサみたいだなあ、と思って意味をチェックしたら、まさしくそのとおりだった。
今夜は、豚の角煮。愛さんからアドバイスをもらって作った。切り干し大根と高野豆腐にごぼうとかぼちゃも入れたテキトウな煮物も作った。

12/14

今朝、カーテンをあけると濃い霧がかかっていた。雨もぱらぱら。午後からは晴れて、気温も上がる。明日からはまた寒くなるみたいだ。
室見川まで歩いて行って、川沿いを散歩する。がさがさっという音がして、しげみをみたら、猫がバッタと格闘していた。
あきらかに作りすぎた虎豆入りのラタトゥイユがぜーんぜんへらないので、別の料理にアレンジしてみることに。いろいろ考えた結果、牛肉とデミグラスソースとケチャップを加えてハヤシライスを作ることに決める。もともとトマトが入ってたこともあり、想像以上に簡単、そしておいしくできた。豆とデミグラスソースって合うんだなあ。

12/13

朝から雨。でも寒くはない。雨だとわかっていたので、外に出なくてすむよう昨日のうちに買い物をすませておいた。ヨーグルトとか、牛乳とか。牛乳は鉄、葉酸、カルシウム入りのものを買うことが多い。そのまま飲むのは苦手なので、あたためて、少しだけココアパウダーを入れて飲んでみたり。ヨーグルトは、去年はチチヤスのものばかり買ってたけど、今はダノン。ヨーグルトそのものの味がおいしい。
友人へのギフトをネットで探し、注文。ほんとは何も決めずにお店にふらっと入って「あ、これいい」というふうな出会いが好きなのだけど、福岡ではまだお店をあまり知らないしな~。それに今回はだいたい決めていたので。ほしいものが決まってるときは、やっぱりネットが便利。でも、ずっと見てると目が痛くなる。
昨日施した結露対策のバブルラップはそこそこ効果が上がったようだが、窓の開閉部分には貼るとあけづらい。アキはまた別の策も練っている模様。
今夜は、昨日の鍋の残りをほぼそのまま使ったスープと、まだあるひじきの煮物と、作り置きしてたほうれん草のおひたしと、冷凍してあった鯵の干物、そして納豆。という超ありあわせ、しかしヘルシー和食万歳ばんごはん。

12/12

ガラスの結露がすごいので、どうにかしようということになる。結露防止にいろんなグッズが出ているようだけど、わたしもアキも使ったことがなくて全然わからない。アキはネットで調べようと言ってパソコンをひらいていたので、洗濯が終わったあとちらっとのぞいてみたら Google に「結露防止スプレー 原理」と打ち込んでいてびびった。調べるって、どういうグッズがあるか、とかそういうレベルじゃないんですか。結局コーナンでバブルラップ(ぷちぷち)を使ったシートを購入。買ったからには即使って効果を見たい!と言って、実験的に小さめの窓を選び、定規とペンできっちりと測って、はさみで切ってはりつけている。そうやってごくまれにだが工学部的な側面を発揮する彼である。
コーナンついでにマリノアにも行って、たこやきを食べた。いつものパターン。
夜は寄せ鍋。タラと鶏の肉団子がメイン。

12/11

サイトスペシフィック・アートという言葉がある。まず場所があり、その場所だけでしか作れなかったり見れなかったりする作品、のことかな。(たぶん)
その言葉を借りて、サイトスペシフィックな生活ということを考えてみる。そこの土地でしか出会えないものごとや、人などを基本にして、生活をつくってゆく。今までの自分はそういう風にして生きてきたかな、とふりかえると、半分はイエスで半分はノウ。その場所そのものや、そこでの出会いによって影響され、変化した自分もいるし、その反面、変わらなかった部分もある。どこに住んでも一緒だ、とは言えないけど、絶対にここじゃなきゃいけない!っていう場所も、いまのところない。
夜はハンバーグ。虎豆入りのラタトゥイユも添えて。冬のラタトゥイユはあったかくして食べるのがいい。

12/10

今朝、胎動らしきものを感じる。最初は「腸がくにゅくにゅ動いてるだけかなあ?」と思ったけど、しばらくじっとしておなかに意識を集中してると、大きめの泡がぽこんとはじけるような感じもあった。これがだんだんつよくなるのかな。
昨夜から浸けておいた虎豆をゆでる。数ヶ月前に金時豆をゆでたときは水に浸けすぎてやわらかくなりすぎたけど、今回はばっちり。
夕方近所の坂道を歩いていたら、道路の反対側でおばあさんがよろめいていた。自転車を押しながら歩いていた大学生の女の子が駆け寄っていたので、大丈夫かな?と横目で見ていると、おばあさんは立ち上がろうとしてまたよろめく。あらら、と思い、私も一応手助けに行く。よろめいたときにおばあさんのめがねは割れてしまっていた。そして大荷物。なんでも、普段は家族がしてくれるから買い物はあんまりしないけど、今日は、孫の風邪がうつって寝込んでいるお嫁さんの代わりに買い物に行ったとのこと。家がすぐ近くらしかったので、大学生の女の子と、わたしとでおばあさんを家まで送って行く。女の子が荷物を自転車につんでくれたので、わたしはただ一緒に歩いて行っただけ。家に無事着くと、大荷物の一部であった蜂楽饅頭の箱を差し出し、お礼に持って行ってくれと言う。女の子もわたしも何度も断るが、しまいには他のご家族まで出てこられ、結局受け取ることに。10個も入っていて、わたしは二人暮らし、女の子にいたっては一人暮らし。押し問答のすえ、5個ずつわけることに。まだあったかい箱を直接手で持って歩きながら、なんだか日本昔話みたいだなあ、と思う。
昼間にゆでた虎豆を使ってラタトゥイユを作る。これは明日用。
今夜は筑前煮とぶりの照り焼き。

12/9

北風がつめたくても、晴れるとうれしい。
mixi と facebook って同じような SNS だと昔は思ってた。でも決定的に違うことがある。外国にいる友人はたいていみんな facebook に登録してるけど、それがほぼ100%実名。写真もばんばん載せるし、学校名や、場合によっては電話番号まで載せてる。で、mixi はわたしが知る限り、実名を載せてる人は少ない。個人情報を極力排除しようとしてる人が多い。インターネットというものに対する基本的な信頼感のちがいかなあ。それ以前に、人とどう付き合うかっていうスタンスのちがいかも? 欧米の人たちは、出会いがしらにまず名乗るところから始めるもんなあ。名乗らなきゃ、何も始まらないって感じ。一方日本人同士だと、最後まで名前をきかずに会話が終わる、ってこともよくある。日本人にとって相手の本質をとらえるために名前はあまり重要ではなく、関係性の方が重要なのかな。そう考えると、mixi に他人からの「紹介文」という欄があるのもうなずける。(facebook にもあるのかもしれないけど、見たことないなー)星座でいうなら、星そのものよりも、それをつなぐ線と星座全体のかたちに重きが置かれている。
明日のために筑前煮を作っておこうと思って根菜類はばっちり用意したのに、鶏肉を買い忘れ…。仕方ないから、鶏ガラスープを少しだけ入れて、野菜だけで煮た。たぶん問題なし。

12/8

妊娠中って、記憶力が衰えて忘れっぽくなる、ときいたことがあったけど、それはわたしにもあてはまる。たとえば、この前なんかは歯を磨いたことを忘れてまた磨いちゃったりして、「わたしゃばあさんかい!」と自分につっこんだ。お年寄りで物忘れが激しくなった方でも昔のことは鮮明に覚えてるというけれど、記憶の引き出しが全然ちがうんだろうな。わたしも、昨日きいたことは忘れちゃうことがあっても、古い記憶はぜんぜん忘れない。数日前、幼なじみの弟の誕生日を20年ぶりくらいに思い出そうとして、ぴったり当たっていたとわかったときは、自分でも驚いた。
父と母は無事タイから帰国した模様。良い旅だったようでなにより。
またひじきの煮物を大量に作った。今回は、わざと。

12/7

今日は朝から雨。先週末、昨日とぽかぽかあたたかかったのがうそみたいに、ぐっと冷えこむ。最近雨の日は調子が出ないので、昼頃までごろごろして、そこからやっと動き出す。やっぱり気圧のせいかなあ。
先週のSさんに引き続き、またまた英会話の元生徒さん(Jさん)からメールをいただく。SさんもJさんも、この日記をたまに見てくださっているそうで。この前「彼がこれを読んでるとは思えないけど、(娘さんが無事にお生まれになったこと)おめでとう」と書いたあの方も、読んでくださってるとのこと。いやもうまじで下手なこと書けないっす。って今さら。Jさんは、わたしが妊娠したことを知って、自分の出産体験のことや、アドバイスなどを、こまかくていねいに書いてよこしてくださった。ほんとに、一介の講師に過ぎなかったわたしにそこまでしてくださるなんて、感激だ。あのクラスルームの中で、わたしたちはただ「英語」を話していただけじゃなく、なにかあたたかいものを交換していたのだな、と思う。仕事のはずなのに、クラスに行くと逆に元気がもらえるから楽しみだったもん。
昨夜焼いて、冷蔵庫で冷やしたチーズケーキは、成功。とってもきれいに焼けたし、味も昔作っていたとおりできた。でも、なんか物足りない。ロンドン時代にこのレシピのケーキを食べたときは、「すっごくおいしい!」と感動したのに、今食べると「うん、まあ、普通においしい」という感じ。あと、あの頃より重たく感じる。この理由ははっきりしている。アメリカやイギリスの市販の死ぬほど甘いケーキやお菓子、大味で脂っこい料理などで大幅に広がっていた「おいしい!」と感じるストライクゾーンが、日本に帰ってきて3年が経った今、元通りにせばまっていたのだ。別の言い方をすれば、麻痺していた舌や胃腸に繊細さが戻ってきた、とも言える。
次はもう少しあっさりしたレシピで作ってみようかな。

12/6

保健所で週1回開催されているマタニティスクールに行ってみる。全4回で、毎月同じ内容をやっているみたい。月曜の昼間、という時間なので、おそらく来てる人たちは産休に入った方々、もしくは専業主婦だろうと思っていたら、だんなさんと来てる方も一人いらした。ぱっと見る限り年齢はさまざま。予定日も来月~5月くらいまでさまざま。
自分が妊娠してからどどどどと入ってくる情報の量を思うと、日々いかに情報を取捨選択して生きているか、ということがよくわかる。もちろんそうしないと情報の海に溺れてしまうので、それでいいとは思うのだけど。自分が知っていることっていうのは、世界のごくごく一部なんだよねえ。
それから、出産や育児について色んなことを知るたび、「そうか~、すでに母になった友人たちはこういうことを乗り越えてきたんだな」と思う。母親になった人同士がお互いに親近感を抱く感じも、想像がついてきた。それは別に妊娠だけじゃなく、たとえば同じ職業の人同士や、同じところ出身の人など、たくさんの体験を共有していることによって生まれる連帯感、とでも言うのかな。遠い国で一人旅をしていて、ひさしぶりに日本人に会ったときの安堵感とかも、それに類するものだ。「言葉にして説明しなくても、だいたいわかる」という。
夜は思い立って、チーズケーキを焼く。ロンドン時代、唯一よく作ったレシピ。

12/5

今日も快晴!
念願の「海きらら」へ。長崎は佐世保の、西海パールシーリゾート内にある水族館。去年の夏オープンしたばかりで、くらげコーナーが充実しているとのことだったので、行ってみたいなあと思っていた。朝はゆっくりめに起きて、洗濯をしてから出発。渋滞もなく、すいすい走る。途中のサービスエリアのスタバでアッサムティとキャラメルのワッフルを。ワッフルって言っても、ベルギーワッフルみたいなボリュームのあるやつではなく、ぱりっとしたうすいオランダ名物。昔オランダに行ったとき食べたのがなつかしくて。湯気のたつカップの上にのせて、はさんであるキャラメルをちょっととかして食べる。
よく考えると、人生初長崎。佐世保は米軍基地もあるし、古いレンガ造りの建物や教会、今現在も活発な造船の光景など、今まで見た日本のどの街とも違って、魅力的だった。長崎は、またいつかゆっくり訪れたい。そして佐世保と言えば、佐世保バーガー。パールシーリゾートにつくなり早速食べた。レタスがしゃきしゃき。
水族館はあまり大きくなかったのだけど、気がついたら2時間があっという間に経っていて、17時の閉館ぎりぎりまで過ごしてしまう。クラゲの写真をたくさん撮った。イルカのショーや海亀なども見た。ひとつひとつのコーナーがとてもていねいに作られていて、携わっている人たちがみんな一生懸命なんだろうなあ、と思う。リゾート内は、子供をメインターゲットにしたテーマパークにしては落ち着いていて、大人がゆっくりさんぽできる雰囲気もあった。
全然関係ないけど、家に帰ったら、西部ガスが発行している「&アンド」といううすい冊子が郵便受けに入っていた。前回のもそうだったのだが、無料で発行されているわりには内容がやたらと充実していて、しっかり読み込んでしまうのだ。

12/4

昨日とはうってかわって快晴。風もなく、あたたかい。普通こういう日って「おでかけ日和」とか言って外に出ると気持ちがいいとされているけど、家の中にいても十分気持ちがいい。さんさんとふりそそぐ陽光が結露したガラスを通して畳にきれいな影を作っていて、思わず写真を撮ってしまう。ふとんも干したし、洗濯もした。
カンボジアにいるお父さんからメールがくる。無事着いたらしい。
アキがタートルネックのセーターを着て、「このひょっとこセーターが気に入ってる」と言っていた。「……とっくりやろ」ひょっとこて、どんなセーターやねん。
夜は歩いて30分くらいのところにある焼き鳥屋さんに行ってみた。中は清潔で、小さな音でジャズがかかっている。業務用のお肉屋さんが本業らしく、どの肉もすごく新鮮。プチトマトとチーズをベーコンで巻いた串が、隠れた人気のようで、みんな頼んでいる。わたしたちも食べた。小さいお店だけどひっきりなしにお客さんが来ていた。
夜はアラジンを観る。

12/3

雨雲は東日本に去っていったようで、今日は青空。しかし風が強い。
師走だからと言って、全然忙しくない。やることといえば小説を書くことと家事だけ。わたしの場合はほんとに忙しくないのだけど、そうじゃなくて実際は色々なことをこなしているのにおっとりした空気をまとっている人って尊敬する。逆に実質こなしている仕事量はたいしたことないのに、自分の要領が悪いせいでばたばたして「忙しい忙しい」って言ってる人を見ると、「ああ、まわりの人にがんばってるねって言ってほしいんだな」って不憫に思えてしまう。とまあえらそうなことを書いておきながら、わたしは事務的な作業に関しては死ぬほど要領が悪いので、もしもそういう仕事をするハメになったら、誰よりも少ない仕事をして、誰よりも「忙しい」と嘆いて顰蹙を買うことになるだろう。そういうハメにおちいりたくないので、そういう種類の仕事はしたことがないし、できたらこれからもしない方向でいきたい。
つくねいもをマッシュ状態にして片栗粉とチーズを混ぜ、磯辺焼きにしてみる。薄味だったので、お醤油をつけて食べるとおいしいかも。せっかく作ったけど、今日は他のものでおなかがいっぱいになって食べられなかった。

12/2

朝から雨。昼も雨。寒いしざーざーぶりなので、家から一歩も出ずにひきこもる。三面折りのパネルヒーターは、机にすわって作業をする人にはかなりおすすめかも。じんわりあったかい。
父と母は、明日からタイとカンボジアに行くらしい。今の時期だと、温度差が激しそうだ。妹 (タイマッサージ師) も来月から2ヶ月タイに行くとか言ってたし (2年連続)、アキも去年一人でタイに行くし、みんなタイが好きだなあ。坂本さんなんて一年の半分タイに住んでるし。そういえばうちの親戚にもタイが大好きで退職後に京都からチェンマイに移住しちゃった夫妻がいる。わたしは一回しか行ったことないけど、またいつかゆっくり行ってみたい。
夜はトムヤンクン、ではなく、ふろふき大根。

12/1

トリノにいるえりーちゃんからメールがくる。この前北海道に行ってたと思ったのにな~。なんと、彼女も幼少の頃「つけなかみかみおゆをのんでやすみました」にはまって、漬け物とお湯でしみじみしていたそうで。そんな変なこどもがわたしの他にもいたなんて…。それから、英会話の元生徒さん (Sさん) からもメールをいただく。よくよく考えてみれば、生徒さんたちは立派な会社におつとめになり、それなりの立場にある方々も多かった。高校生や大学生をのぞけば、大半がわたしより年上の方だったし。そんな人々にただ英語を教えるというだけで「先生」と呼ばれていたことを思うと、今さらながら冷や汗が出る。こちらの方こそいろいろ教えを乞いたいくらいなのに。元気にやってらっしゃるみたいで、よかった。ゆうすけからも電話。David Byrne の来日を一週間後にひかえて、かなり忙しそうだ。
今夜のばんごはんは、たちうおのガーリックソースがけと、菜の花とベーコンとエノキの炒め物と、残り物のきんぴら。菜の花はゆでずにいきなり炒めると色がきれいに仕上がる。

11/30

妊娠中カフェインはよくないとされてるけど、一日にコーヒー1,2杯は問題ないらしい。もともとわたしはコーヒーはあまり飲まない紅茶派。今も朝だけはミルクティを1杯だけ飲み、あとはルイボスティに変えている。
伊都菜彩で買った野菜、ちゃくちゃくと消費している。ほうれん草とかブロッコリーとかは買ったその日に軽くゆでておけば日持ちがするし、食べたいときにすぐ食べられる。初めて買ってみた「水前寺菜」はおひたしにして食べてみた。すこし粘り気があって、葉っぱはやわらかく、思ったよりクセもなくておいしかった。葉っぱは紫色をしているのだけど、ゆでるとその色がお湯にうつってすごくきれい。透明なグラスに入れ、ためしにお酢をそそいでみると、さあっとあざやかな赤紫色に変化。
数日前、携帯に見知らぬ番号から着信があり、そのあとゆうこ嬢からメールがあった。番号が変わったのかな、と思い、「今、電話くれた?」とメールできいたら、今日になって返事がきた。
「その日は
しなかったような
気持ちではしてたかも
しれないね!」
あいかわらず独特だなあ。携帯のメールって、短くて無機質なようでいて、その人のキャラクターが意外とはっきり出る気がする。

11/29

小説に関して、「2冊目は?」との質問をたまに受ける。作品はすでにあるのだけど、紆余曲折あって、具体的な出版日はいまのところ未定。でもまあそれはそれでおいといて、新しい作品を書いていくつもり。これまでもずっとそうしてきたし。もしも具体的にお知らせできることがあれば、ここに書くと思うので、長い目でおつきあいください。
伊都菜彩で買いこんだ野菜をひとつも腐らせまい!という意気込みのもと、今日も鍋。初めてのトマト鍋。チーズとよく合う。それにしても、鍋っていいなあ。野菜がたっぷりとれるし、あったまるし、作るの簡単だし。やっぱり夏より冬が好き。

11/28

八百屋さんのバイトは無期限にお休みしてる。復帰する予定はいまのところ無い。野菜用のクーラーですごく冷えるのと、重い物を持ち運びするっていうのがネックだった。プールも続けたかったけど、ジムの規定で妊娠したら退会しないとだめなのだ。というわけで妊娠がわかってからずっと家にいるので、時間がたっぷりある。本を読んだり、散歩したりのんびり。小説だけはこつこつ書いています。つわりの時期は文字通り寝込んでいて何もできなかったけど、終わってからは心身ともに元気。なんだか時間がゆっくり過ぎていく感じがして幸せ。
今日はアキはTOEICを受けに行っていた。
ふと、今年の初めにとある生徒さんと交わした英会話での会話を思い出す。「来年は続けないつもりでいます」という30代の男の方。とても楽しそうに通ってらしたのでわたしは驚き、「どうして?」とたずねたら、「まだ誰にも言ってないんですけど、実は奥さんにこどもができて。結婚11年目にして初めてなんです。わかったのがクリスマスで、きっと神様からのプレゼントかなあって奥さんと話してて。だから今年は少しでも貯金しようと思って」とものすごくうれしそうな顔で打ち明けていただいた。本来ならわたしはそこで「でも、せっかく(英会話を)続けてきたんだし」と励ますべきなのだが、つい「英会話なんていつでもできるんだから、今はそっちに集中してあげて!」などと本音を言ってしまった。そしてつい最近、そこのスクールマネージャーとメールをしたら、彼には可愛い娘さんが無事生まれたのこと。よかったー。彼がここを見てるとは思えないけど、ほんとにおめでとう!

11/27

朝からやたら体調が良いので、眺めてばっかりだったお菓子のレシピ本をおもむろにひらいてパンケーキを焼く。きれいなきつね色に焼き上がった。ホットケーキミックスを使うより粉っぽくなくて良い。本には他にもいくつかバリエーションがあるので、また次の週末にでも試そうかな。
ひさしぶりに伊都菜彩へ。あいかわらず大盛況で、わたしのテンションもやはり上がる。お寿司を買って食べ腹ごしらえをしたあと、カートを押してまわる。どっさりの野菜と、お魚とお肉を少しずつ買う。見たことない野菜を見つけるとつい興味が出てしまうんだけど、今日は水前寺菜という熊本の伝統野菜を買ってみた。買い物が終わったあと、念願のソフトクリームを食べる。バニラ味。季節外れとか関係なく、すごくおいしい。次はいちごバニラにしよう。そういう加工品のいちごにもいちいち「糸島産あまおう使用」とか書いてある。お米の試食のためにおにぎりを配っていて、わたしがアイスを食べてる間にアキがもらっていた。そしてアイスを食べ終えて車に戻ろうとしたら、同じおばちゃんがまたアキにおにぎりを渡そうとしてきて、彼が「いや、さっきもらったんで」と断ろうとしたのに「いいからいいから!」と言ってわたしの手提げかばんに無理矢理二つもねじこんできた。この土地の食べ物のゆたかさを物語っているのか、はたまたわたしたちがひもじそうな夫婦に見えたのか…。おにぎりはただの塩味だけど、お米が甘くて、米粒ひとつひとつがはっきりしていた。
それからキャナルシティへ。初キャナル。
夜はキムチ鍋。今日の朝採りだという早生キャベツを生でかじったら、火を通すのがもったいないくらい甘かった。
うーん見事な食いしん坊日記。

11/26

さむい!さむいさむい!パネルヒーターさっそく大活躍。早めに買っておいてよかった~。
おなかがすこしずつふくらんできて着る服がないので、おんなじものばっかり着ている。今の時期ってサイズがむずかしくて、マタニティ用のを試着してみてもだぼだぼだったり、今のがぴったりだと臨月だときつそうだったりする。それでも昔よりは選択肢がものすごく豊富になったようだけど。まあいそぎでもないのでゆっくり探そう。もともと洋服がすっごーく好き!っていうタイプではないので、着る服が少なくてもあんまり苦じゃない。新しい洋服を買うのは好きだし、わくわくするけど、簡単にその欲望スイッチをオフにしちゃえる感じ。対象によってそのオフ機能を作動させるのが難しいものもある。わたしの場合、たとえば本とか。それって人によってぜんぜん違うんだろうなあ。

11/25

今日は一ヵ月ぶりの健診。母子手帳をもらってからは三回目。これまではずっと一人で行ってたけど、アキも赤ちゃんのエコーが見たいというので一緒に。エコーで見ているときに、くるって寝返りをうつように一回転してる様子がおもしろかった。性別はまだはっきりせず。でも、わたしの中では確信がある。なぜか昔から「もし将来こどもをもつことになったら」っていうビジョンがあって、それは別に願ったわけじゃなく、自然と浮かびあがってきたものだった。妊娠したあとも、それは揺らがず。
「新源氏物語」上・中・下を読み終える。田辺聖子のあでやかな文章のおかげで、源氏物語が読み継がれる理由があらためてわかった。歴史的価値うんぬん以前に、読み物としてほんとうにおもしろい。1000年前に書かれた、と思うとためいきが出る。この話を書いた紫式部の観察眼と(特に女性に対する)優しい視線に感心する。
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織田 りねん

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