5/24

夏子がアメリカに行ってしまうことになった。わかっていたことだし、あたらしい門出だからおめでたいことでもある。だけどどうしようもなくさびしい。二人ともが東京に住んでたときもそんな頻繁には会っていなかったけど、あの子が同じ国、同じ街にいるっていうだけでどれだけ心強かったことか。きっと遊びに行くね!
この前、夏目漱石の千円札を見つけて、使うのがもったいなくて冷蔵庫に貼っておいた。お札のデザインが一新されたのは2004年。わたしは日本にいなかった。2007年の終わりに帰ってきてみたら、すでに古いお札はあまり出回っておらず、びっくりした。それに引き換え、二千円札の流通の低さ…。これが出た2000年、高校生だったわたしはコンビニでバイトをしていて、受け取ってもレジに入れる場所がないので困った記憶がある。仕方なく万札の下に入れていた。まさか10年後のレジでも同じ状況とは。

5/23

午前、ようやくネット開通。iPhoneがあるのでそれでことたりることが多く、めんどくさがってただけ。この日記をどっちで書き続けるかはまだ決めてない。
ささっと掃除をして、雨の中、熊本の平山温泉へ。車で一時間半くらい。南に行くにつれ雨脚はどんどんつよまり、山は白く煙る。屋根付きの露天風呂だったので、夏に向かう山の緑の中、雨が降る様子を間近に見ながらお風呂に浸かることができた。お湯がとろっとしていて、肌がつるつるに。
温泉の近くの肉屋で、家で食べる用の馬刺をすこしだけ買い、農家直産の小さな八百屋で、野菜 (また空豆とか…) とすいかを買う。今年初すいか!それから久留米の大砲ラーメン本店でラーメンを食べて帰った。あっさりとこってりが選べるのがいい。わたしはあっさり、アキはこってり。ラーメン屋さんで他のお客さんが「今、このへん大雨洪水警報出てるから……」と話していて驚く。どうりで!
夜は、すいかを食べながら「アンリ・カルティエ=ブレッソン  瞬間の記憶」を観る。大学の図書館で、彼の写真集ばかりを眺めていた時期があった。

5/22

人参と明太子のパスタ。
わたしが今こんなに料理に熱中してるのは、これから先、ここまで時間をたっぷり使えるとは限らないからかもしれないな。これも悲観論ではなく。今のうちに基礎ストックをためているのかも。
夜は千と千尋を観た。千尋が泣きながらおにぎりを食べるシーンがいちばん好き。

5/21

バイトが終わって、自転車で天神へ向かう。今日の午後福岡に着いた愛さんとごはんを食べる。愛さんのお姉さん一家もたまたまこの春から福岡にお住まいだそうで、遊びに来たついでにわたしとも会うことになった。モツ鍋を食べながら、共に働いた今はもう存在しないあのカフェについてしのぶ。いや、しのぶというようなしっとりしたものではなく、さっぱりと語り合ったと言う方が近いかな。レイさんから託されたのと、愛さん自身からプレゼントをいただいた。
英会話にしろ、プールにしろ、カフェにしろ、たった二年間の東京生活で、ちゃんと残ってゆく人間関係がある。人との付き合いは時間じゃない。
愛さんを見送り、タワレコに寄ってから自転車で帰る。今日の昼は黄砂がひどくて、夜もなんとなく空全体がかすんでいた。でも五月の風は爽やかで、大濠公園の濃い緑を横目に自転車をこいで帰るのはきもちがよかった。

5/20

二年前アキが東京の会社に入ったとき、愛妻弁当なんて一瞬で終わると上司たちにばかにされていたけど、終わることはなく今も続行中。大学では誰ひとり気にも留めていないらしい。ところ変われば常識も変わる。昨日彼は自分でごはんをつめてみていた。おなかいっぱいになるよう思い切りつめたつもりだったそうだが、実際に食べると量のすくなさにがっかりしたらしい。帰ってくるなり、わたしの米つめテクには叶わないとつぶやいていた。お弁当箱の半分に1合分くらい余裕でつめるからね。もうぎゅうぎゅう。うちのおかあさんのおにぎりテクを受け継いでいると言えるかもしれない。彼女のおにぎりは、かたちはきれいだけど、ほろほろと崩れるような上品さはカケラもない。そんな大きくないのにやたらと重たくて、腹持ちの良さが尋常ではない。わたしにはそのおにぎりは作れないけど、米の密度に関してはお弁当箱の中で再現されているのである。

5/19

この前、東京のときのプールの先生に手紙を出した。そしたら今日メールが返ってきた。本も読んでくださり、このブログもご覧になったらしい。そしてまだわたしが福岡で水泳を始めていないことがバレていた。続ける気はあって、新しい水着は買ってあるのです。ただ他にも習いたいと思ってるものがあって、どっちにしようか迷っています。もしくは両方やるか。クラスメイトだった方々もみなお元気なようで何より。
それからゆうこちゃんのママからハガキが来た。すごくきれいな字で、どきどきしてしまった。
今日の有線は、六甲おろしと漫画日本昔話のオープニングソングと風の谷のナウシカのテーマ曲が流れた。ちなみに六甲おろしには誰ひとり反応せず。さすがホークスの本拠地。銀行でも、キャッシュカードを普通のにするかホークス仕様にするか訊かれたし。普通のにしたけど。
<八百屋メモ>
おいしいトマトの見分け方。放射線状の半透明の筋がきれいに入っているもの。

5/18

人間関係というのは水脈みたい。ああ、枯れちゃいそうって思っても、とつぜん湧いて出たりする。
また空豆。ソーセージとじゃがいもとたまねぎと共にルクルーゼで軽く煮込む。空豆やグリーンピースは、乾燥豆と違ってむいたらすぐ使えるのがうれしい。豆、子供のときは嫌いではないにせよそこまで情熱的に好きだとは思わなかったんだけどなあ。

5/17

金沢で買ったアンティークのかんざしを気に入ってつけている。シンプルだから飽きない。
稲垣足穂を読んでいたら、なんとなくしのちゃんが連想された。読んだことある?ってこんなとこじゃなくて直接訊いたらいいね、二人とも福岡にいるのだから。あ、私信ついでにイトーさん。毎回受け取ってはいます。遅くなったけど、本のことも、ありがとう。
ふと思ったけど、「AWAY WE GO」 は日本でいつ公開されるんだろう。サントラは聞き飽きたくらいなのに、映画がまだ見れないのがもどかしい。観たいなあ。
夜ごはんはピーマンの肉詰め初めて作った。中にチーズもすこしだけいれてみた。あと、豆ごはんふたたび。

5/16

念願の伊都菜彩に行く。結果は期待以上。朝に採れたばかりの果物・野菜や魚。肉や卵、乳製品、ジャム、はちみつなどが広いスペースにずらり。アドレナリンが放出されまくり。新鮮な鯛は比喩ではなく七色に輝いていた。680円のパック寿司のクオリティがすごい。今回はソフトクリームを食べ損ねたので次回はかならず。
糸島半島を車でドライブ。山は黄緑で海は透きとおっていた。釣りをしてる人がたくさんいた。イカが釣れるそうだ。
夜は鍋。買った鯛のアラですごくいい出汁がとれた。ポン酢が切れていたのでニューサマーオレンジと醤油と砂糖を混ぜて作ってみたらおいしくできた。ニューサマーオレンジはほんとうに夏の匂いがする。食後に「エリザベスタウン」を借りてきて観た。

5/15

今さっき、青森は八戸から電話があった。メルハバ!と。川井さんとユウスケ。2008年夏、思い出のトルコ・カッパドキア。あのときわたしたちが手伝ったりごはんを食べたりしたまだ生まれたてのワイン畑は、今やぐんぐん成長して、近くにバス停までできたらしい。見渡す限りの茶色い土とワインの低い緑のつる。夜は満点の星空。また必ず訪れたい場所のひとつ。川井さんはまた明日からトルコらしい。
青豆、ではなく空豆の甘いパスタ。去年作って気に入ったレシピ。これからも空豆の季節がめぐってくるたび、作ることになるかもしれない。

5/14

この日記においていろんな街の比較をしてるけど、結局どの街も完全なる自分の意思では選んでいない。でもそもそも地球に生まれたこともそうだし、そのことで自分の非力さを嘆くのではなく、今ここで何ができるかということの方が重要。
明日パスタを作ろうと思って空豆をゲットしに行ったら思いがけず、おいしい餃子を2パックいただいた。餃子の焼き方はここ一年くらいで飛躍的に進歩した。

5/13

朝は、銀行の口座を開設にゆく。どの街でもこの作業はやってきたので、なじみぶかい。なんの交渉も疑いも書類不備だからどうのこうのというめんどくさいやりとりもなく、10分くらいくらいであっさりと作れてしまった。ここはわたしにとってあたらしい町だけど、自分の生まれた国であることには変わりがないのだと確認。
うちの父方のおばあちゃんが作る豆ごはんはおいしかった。豆をむくのを手伝った記憶がある。今日はまるまるしたグリーンピースが売ってたので、その記憶をなぞるようにして豆ごはんを作った。炊いたごはんに対してグリーンピースの量がすくなかったので、グリルした空豆も添えて、ダブル豆ごはん。

5/12

最近、黒アゲハがとんでるのをよく見る。一匹 (一頭?) のときもあるけど、ペアのことが多い。つつじとよく似合う。
英会話の元生徒さんである高校二年生の女の子から手紙がきた。三月にみんなで食事をしたときの写真を英会話学校に持ってきてくださった人がいて、それを託された彼女が送ってくれた。その手紙は、心を尽くした丁寧な梱包をされていた。便箋はもちろん、留めるテープも可愛いく、名前のところにはさりげなく小さなシールが貼ってあり、切手もきれいな花のもの。ラブレターとして出しても十分通用すると思った。
生徒さんたち、それからスタッフ、みんな元気かなあ。

5/11

先週からすいかが出ている。甘いすいかの見分け方をよくきかれる。この前きかれて、何の知識もなかったけど「重いし、これとかどうですかねえ」とものすごくテキトウにすすめておいた。そのことをお姉さんに言ったら、あはははと笑ったあと、言う。「おしりのヘタが小さかったり、ツルがきれいなら新しい。昔はしましまが濃いのがいいって言われたりもしとった。でも、最近のは正直見分け方をつかんのよ~。適当なこと言って外れたら後から『甘くなかったわよ、あれ!』って文句言われたりするから、わからんって答えとる」
そうか、適当なこと言わん方がいいのか…と思ったが後の祭り。そして今日、この前のおばさんがやってきた。やばい!でもセーフ。「あれ、すごく甘かったわ、ありがとう」とのこと。ラッキー。実は先週のすいかはどれも大当たりで、糖度が13もあったらしい。すいかなら12でもかなり甘い方だそうだ。
今夜は、初めて土鍋を使ってみた。鶏だんごと春キャベツ鍋。きのこも入れた。

5/10

朝から雨。すこし肌寒い。
雨の音を聞きながら小説を書き、一枚ハガキを出して、バイトへ。そういえば、引っ越してきてすぐに履歴書を出していたある本屋さんからついこの前連絡がきた。その本屋さんの品ぞろえはちょっとセンスが良くてここで働くのもいいな、と思ったのだ。でも今となれば、八百屋でよかった。近所の八百屋で働き始めたので、と正直に断る。もしそこで働いていれば、またぜんぜん別の人たちと知り合っていたことになる。日々、わたしたちは選択を積み重ねている。ひとつひとつの選択の重要さはそのときにはわからないことが多い。だから、誠実に積み重ねるしかない。その本屋さんには、お客さんとしてまたお世話になるだろう。
今日はバナナが一房77円。雨だからお客はすくない。でも夕方やんでからは、よく売れた。わたしも買った。

5/9

朝はやく、アキの友達である黒ちゃんが久留米から車を飛ばしてきてくれる。いま彼は静岡住まいで、今日の午後には飛行機で帰らなくてはいけないそうなので、朝9時にうちに来た。10kgの米と泥がついたままの新タマネギをかついで。ご実家が農家で、昨夜精米したてのお米だそうだ。とよみさんがくれたお米もあるので、夏までそれで食いつなげる!みなさん本当にありがとう。三人で朝ごはんを食べたあと、(トマト、ピーマン、じゃがいも、タマネギ、ベーコン、チーズの入ったオムレツを作った。ありあわせ ) 黒ちゃんは黄色いミニに乗って久留米に帰っていった。今日の昼また福岡空港から飛ぶので、午前の間に久留米と福岡をニ往復しなくてはいけない。( 二度目は電車かな ) わざわざ…と頭が下がるけど、尋常ではないフットワークの軽さを持つ彼にとってはなんてないことらしい。
昼、路上の八百屋で、佐賀の七山村で獲れた新にんにくが安く売ってたので買って、ついでに新メークも買ったら、清見オレンジをふたつおまけでつけてくれた。
福岡に住んで一ヶ月目で出た結論。ここの人たちは食べ物に関して驚くほど気前がいい。どの店に行っても一人前が山盛りだし、お酒はあふれんばかりに注ぐ。東京みたいにけちけちしていない。
それは、食べ物が豊かにとれるからなのかもしれない。
ヨーロッパでも、南に行くと人がのんきで解放的だ。太陽の光を浴びて生活できることが大きいだろうけど、食べ物がよく育つこともきっと関係してるとおもう。お金がなくても食べ物はどうにかなる、という雰囲気がただよっている。まあ今のところ個人的には暗い冬を抱える北欧の方が好みだけど、南の国に住むってこんな感じなんだなあと実感している。生きてゆくのが楽に思える。
おまけでつけてくれた清見オレンジは信じられないくらい水分たっぷりで甘かった。

5/8

レジで242、345、 388、436、などの数字をみると、ロンドンでよく乗っていたバスを思い出す。242や388はイースト。345や436はサウス。数字とバスの窓を過ぎてゆく風景がむすびついている。
アキはプロフェッショナルなおてだまを持っている。あずき色で、わりと大きめの、ジャグリング用。ひとつ800円もしたらしい。5個持ってたけど1個裂けて今は4個。でも使うのは3つだけ。この2年間まったく進歩していない。でもときどき取り出してぽんぽんって空中に放りなげている。4つだったらちょっとすごいかもしれないけど、3つなので、後姿はどこかのおばあちゃんみたいである。
昨日漬けたトマトのピクルスとアンチョビで今夜はパスタ。

<八百屋メモ>
*レタスは軽いもの、キャベツは重いものがよい。

5/7

5歳くらいのこどもが野菜の値段を読み上げていた。「はちじゅうきゅうえん~、にじゅうはちえん~、ごじゅうぜろえん~」50円の0は読まないことをまだ知らないらしい。またべつのこどもが「なめこ」を「なめン」と読んでいた。いきなりカタカナ!斬新。
今日は買った野菜とは別に、店長さんがトマトとピーマンをくれた。帰ってきてはりきってトマトのピクルスを作る。小さめのトマトだったので可愛くできた。それからほうれん草のおひたし梅カツオ風味と明日用のナスの忘れ煮と今夜用の白菜と豚肉の焼酎煮を一気につくる。八百屋で働きだしてからというもの、常に新鮮な野菜が冷蔵庫に常備されているので、献立を考えるのがすごく楽になった。とにかく野菜を中心にレシピが決まってゆくかんじ。
主婦(?)三年目だけど、たいてい本を見ながら料理する。完全に覚えてるレシピはすくないし、あたらしいメニューに毎日のようにチャレンジしたいし、なによりわたしにとって料理は図工。小さい頃、工作や折り紙の本を見ながらひとつひとつ制覇していったのと同じ感覚。実用を兼ねた趣味。ということは、八百屋のバイトは実用を兼ねた趣味を兼ねた副業、ということになる。ややこしい!

5/6

今日の午前、小説に関してストーリーとは関係ない余計なことを考えてしまって横道にそれそうになった。でも午後の八百屋のバイトにすくわれる。そこでは野菜と果物のことだけ考えていればいいのだから。
休み明けで、お客さんが多い。お客さんがレジにずらっと並んでいると、1円玉がどんどん減ってゆく。なぜかというと後ろに人がたくさん待っている、というプレッシャーで、小銭をじゃらじゃら探そうとせず、はいっじゃあもうこれで!という感じで500円玉や1000円札を出してしまうから。うしろに誰もいないと、みんなゆっくりとこころゆくまで財布をあさって、こまかい小銭をそろえる。そして並んでいようがいまいが、わたしが返すお釣りに関しては一切確かめることなく財布に入れてしまう。ここは日本の八百屋さんだから。
夕食はローストチキン。ルクルーゼをそのままオーブンに入れて焼く。ルクルーゼはもらいもの。重いけど、ひとつあると便利だとおもう。

5/5

午後ちょこっとだけバイト。今日はめちゃくちゃ暇だった。うちの八百屋さんはスーパーとかにおろしたりもしてるくらいなので、ぜんぶかなり安い。安くて新鮮。っていうか引っ越してきてからすぐに見つけて利用してて、あ、バイト募集してる、と気づいたわけだし。だから、バイト中にめぼしいものをチェックしておいて、上がったら買って帰る。底値を見切っているのでいちばん旬なものを買えるし、特別に安くしてもらえることもある。なんてプラクティカルなアルバイト。今日はローズマリーとミニトマトときゅうりを買いました。
最近、アキが料理をしてくれることが多い。東京では忙しすぎてそんな余裕なかったみたいだけど、ここではいろいろあたらしいこと/昔やってたことなどに挑戦している模様。昨日はブリ大根を作ってくれて、今日はイカをさばいてはった。料理と実験は似てる…とつぶやきながら。
りえのあたらしい版画の作品がアップされてた。青い花のが気にいって待ち受け画面にしたら、夏らしい素敵な携帯になった。

5/4

福岡のゴミ袋は有料。たしか45リットル分が10枚入りで450円だから、1枚45円かな。30リットルだと、1枚30円。たぶん。ゴミを減らすにはいいアイディアだとおもう。
あとカラス対策としてなのか、真夜中に収集車がくるので、当日の夜にゴミが出せる。大阪や東京では朝の8:00までに出してくださいっていうところが多いけど、夜型の生活をしている人には厳しいと思う。もちろんそういう人は真夜中に出すことが多いんだろうけど。
わたしが前に住んでた世田谷のあるエリアでは、マンションはもちろん、個人でもコンテナやゴミ箱を用意してその中に入れる人がほとんどだったので、夜に出したとしてもカラスにやられることはなかった。そして、そのゴミ箱を盗む人もいない。ロンドンでリサイクルがはじまったとき (2004年くらいだったかなぁ)、市からリサイクル用のゴミ箱が配られたのだけど、それがしょっちゅう盗まれてめんどくさかった。
今日は不燃ゴミの日だ。ゴミ袋はどれも透明だけど、その上にかいてある文字の色がちがう。可燃は赤、不燃は青、リサイクル用のペットボトルとビンは黄色。
八百屋のおばさんに、東京や大阪ではゴミ出しは無料ですよ、と言ったらすごくびっくりしてた。
以上、まとまらないゴミの話でした。

5/3

気温が上がって、初夏っぽい。
教えてもらったスーパーのひとつにアキとチャリでゆく。いろんなものが安くて新鮮だった。
それから天神へ。博多どんたく。を見に行ったわけではないのだが、あちこちでなんかしら祭りっぽいイベントや屋台にぶちあたる。でも結局、どんたくがなんの祭りなのかはわからずじまい。
夜はロールキャベツを作る。春キャベツ (早生キャベツ) を使ったので、やわらかいけど巻きにくくい。ロールである必要はまったくなかった。今後、春キャベツとミンチを使うときはひらたい鍋に重ねてゆくようにしよう。八百屋のお姉さんに、お店に並ぶにんじんは実は出荷される際、機械で皮が剥いてあるから剥かなくていいと聞いたのに、習慣でなんとなく剥いてしまった。

5/2

熊本の杖立に、鯉のぼりをみにゆく。ゴールデンウィークだから混んでるかなあとおもったけど、そうでもなかった。渋滞にも一度も引っかからず。ごごに出たけど、一時間半くらいですぐついた。道路標識を見ると、熊本、佐賀、長崎、大分、とあって、うわあわたし今九州に住んでるんや~とあらためておもう。どこに住むときも、事前にその町(国)のことをあまり調べずに (調べる時間を置かずに) とびこんでしまうので、行ってから実際に体験していろいろ知ってゆくパターンが多い。
とよみさんがお米など色々送ってくれる。ありがたい。

5/1

八百屋バイトの仕事の内容としては野菜を袋詰したり、場所を移動したり、レジを打ったり。時給は安いけどその分簡単で楽。時給というのはうまくできてるなあ!英会話のときみたいに頭もあまり使わないので、帰ってきてもそんなに消耗した感がない。すこし休憩すれば、夜ごはんのあたらしいメニューにチャレンジする意欲もわく。スニーカー、薄化粧、普段着で行けて、チャリで5分なのも楽。接客も、えっ、こんなにテキトウでいいんですか?と、カフェでのきめこまやかなサービスとくらべて驚く。まあでもたしかにお客さんだって、八百屋とカフェじゃ期待するサービスや雰囲気も違うよね。
バイトの年齢層はさまざま。おっとりしてる人が多い。おばちゃんに各種スーパーの安売り日、お姉さんに洒落たワインバーの場所、バイトの男の子たちにおすすめの美容院などを教えてもらう。地元の情報が一気に入ってきた。
<八百屋メモ> 
*柑橘類は重いものがおいしい。(水分がたっぷり残ってるから)
*関東では蓮(はす)として売られていたけど、福岡で大阪と同じく蓮根(れんこん)という名。

4/30

野菜や果物の知識が増えてゆくのはうれしい。ものによっては、今までの蓄えが役立つことも。たとえば、昨日はアボカドの食べ頃や調理法を訊かれた。もうわたしがどんだけ得意げに説明したことか。アボカドの見極めなら任せてくださいよとばかりに。そしたら「 (ここの八百屋の) 娘さん?」ってきかれた…。ただのバイトです。少し傷んだ野菜は「見切り品」として売る。主婦は抜け目なくチェックしてるので、すぐなくなる。そういえば見切り品は神奈川のスーパーで「おつとめ品」となってた。見切りとおつとめでは、ニュアンスがぜんぜんちがう。個人的には見切りの方が好き。
八百屋では有線がかかってて、なつかしい曲がよく流れる。今日は globe の FACE。FACE も その直後に出た Faces Places もカラオケでよく歌った。アルバムは持ってなかったけど、なぜかその2曲とそのまた直後に出た Anytime smokin' cigarette は特に印象深い。(あのころは毎月のようにシングルが出てた) 当時わたしは中学生。そのときの気分をあざやかに思い出した。のっていたときの小室哲哉の歌はあらためて聴くとちょっとびっくりする。するどい歌詞やメロディが多くて、あの頃あんなに人気があったのは単に流行りだったからと完全には切り捨てられない。というか、何だって流行るには流行るだけの理由がありそうだ。
あと、中島みゆきはやはりすごい。聴き入ってしまう。

4/29

今日は午後バイト。午前中は執筆。朝型生活がうまくいきつつある。良い天気だったので洗濯物もたくさん干した。
八百屋は、わりと向いているとおもう。野菜とか果物を見てると元気になるし、旬がよくわかる。毎日、入ってくるものがびみょうに変わるし、値段もかわる。最近あらわれたのは枇杷かな。長崎産が多い。きっと大阪、東京とは時期も値段も入ってくるものの産地もずれるはず。この前書いたようにたいていの商品は (服とか家電とか) 日本全国同じだったりするので、こうやってローカルな違いがあるのはおもしろい。まあ、昔に比べたら均一化した方なんだろうけど。色んな野菜が手に入るのはありがたいし。それってイギリスはもっと顕著で、EUに入る前はにんじんとじゃがいもくらいしか野菜がなかったらしい。緑の野菜は全然なかったって。それじゃグルメになりようがないよね。今は大陸から入ってくる。いろんなものの流通がよくなると便利だけど、固有の特色はうすまる。それでも消えないものもあるはずだけど。
昨日、今日と二日連続で安政柑を買った。広島産。甘夏よりさくさくしてて、あまい。人によっては甘夏の汁気と甘酸っぱさの方がすきらしい。わたしは安政柑がすごく好み。柑橘系の見分けもだんだんついてきた。

4/28

八百屋バイト三日目。けっこう楽しくやってるので、どうやら三日坊主にはならなさげ。今日、いつだかの誕生日にりえにもらったピアスをつけてったら、ひとつ落としてしまった。じつはこのピアスは落ちやすくて、ひとつなくすのは4、5回目。でも、大粒なこともあって、毎回奇跡的に見つかっている。今日も、朝つけるとき、うーん動き回るから落とすかなあといっしゅん思った。でも今日はどうしてもそれをつけたい気分だったので、その気分にしたがう。そしたら案の定なくした。そしてやはり見つかった。赤と金のピアスが緑のキャベツの山の中にうもれているのを見つけたときは、ときめいた。
「直す」っていう言葉を「しまう」っていう意味でみんなが使っていて、また西日本を感じる。
今日はじめて聞いた言葉は、「ちかっぱ」。わたしと同い年くらいの男の子が使ってた。めっちゃっていう意味っぽい。でもこっちのおじさんおばさん世代には通じてなかった。ちかっぱって、ちからいっぱいの略かな。

4/27

八百屋のお姉さんやおばちゃんたちと献立の情報交換をした。よくよく考えると、そういうのって初めて。毎晩家族のためにごはんをつくる主婦に囲まれて過ごすのが。今までの職場はほとんどが独身の人だった。東京都内では、20代で結婚してる方がめずらしがられる。
ごはんを毎日つくるのは、毎日小説を書くのとすごく似てる。慣れてしまえば平気。歯車がまわりだすと楽で、一度中断してしまうと、次にまた一から歯車をまわすのがちょっと大変。あと、実際に作るのより、献立をかんがえるのが何より重労働。献立さえあれば、あとは買い物行くのも料理するのも、なにも考えなくてもできる。これまた小説も同じで、最初のアイディアを得るまでがいちばん頭を使う。得てからは、野菜を切ったり、お米をといだりするようにこつこつと手を動かすのみ。
というわけで、同僚と献立の情報交換できるのはすごくありがたい。ごはんに関してはべつにオリジナルである必要はないので。
今日はお父さんの誕生日。

4/26

福岡にて初バイト。
この前面接を受けたインフォメーション受付の仕事は断り(そもそも受かってなかったかもしれんけど)、商店街を歩いてて見つけた仕事にした。それは、八百屋です。長く続けるかどうかは様子を見ながら決めようと思う。
生活のペースを早くつくりたい。朝型、夜型、どちらの生活もやろうとおもえばできる感じだけど、英会話講師をやってたときは夜型にならざるを得なかったので、今回は朝型にしてみたい。

4/25

しのちゃんと警固公園で待ち合わせ。友達と会うの、なんかひさしぶりかも。ソラリアステージと岩田屋でお弁当箱と化粧品を買って、そのあと薬院の方に向かって歩く。4月にオープンしたばかりのカフェ。ほんがたくさん置いてあって、しずかだった。窓が大きいので外からの光がたっぷり入る。わたしは果物のパフェ、しのちゃんはチーズケーキなど食べながらロンドンや東京と変わらない感じでぐだぐだしゃべる。でも変わってないようでいてふたりをとりまく環境はすこしずつだけど変化していて、さらにお互いを通じてのみ知っている人々も着実に動いていて、生きてるってかんじ。
夜はまめまめしいサラダとハンバーグ。想像以上のボリューム。
プロフィール

織田 りねん

Author:織田 りねん
<おりた りねん>

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