6/11 MON

梅雨らしく、ふったりやんだり。
朝は実家へ。母がヨガに行ってるので、ばあばの話し相手になれれば、と娘とふたりで。杏子もいた。ばあばは、すこし認知症が入っているので、10分前に話したことを忘れてしまって、また同じ会話をくりかえることもあるけれど、やっぱり古い記憶は鮮明らしく、本当にこまかいところまで覚えている。帝塚山で校長先生の秘書として働いていたときが、すごくおもしろかったみたいで、話がそこで何度もループしてもどってくる。他にもいくつかそういう箇所があり(小さな紳士服の店で働いたこととか、調理師学校の栄養学で満点をとったこととか)、たとえるなら、色えんぴつで絵をかいていて、そこだけぐるぐるぐるっと強く何度もぬりつぶされているように見えた。ばあばのこれまでの人生のハイライトがよくわかった。
午後は、息子のプールだったけど、雨なので車で迎えに行く。娘は「ポッキーゆうゆんちでたべる」というから、イチゴポッキーと置いていったけど、眠かったのかごきげんななめ。プールが終わるまでの時間、半分くらい泣いていたみたい。
夕飯をつくる時間が全然なかったので、気持ち的には一汁一菜。鮭の麹焼き(麹につけてあるやつをスーパーで買ってきたので、焼くだけ)、たくあん、ブロッコリーゆでただけ、お味噌汁(なす/にんじん/新たまねぎ/ブロッコリーの芯/豆腐/ベーコン)。

6/10 SUN

台風が日本の南の方にいるのと梅雨前線とで、雨がふったりやんだり。
実家の車とうちの車、二台で神戸へ。ばあばがゆきさん(わたしの祖父)と山菜レストランをやっていた、思い出の三宮駅周辺を、少し散歩して、よくみんなでごはんを食べた元町の「別館牡丹園」へ。くるくるまわる食卓で、いろいろ頼んで、みんなで取り分けて食べる。ゆきさんの弟の幸二郎さんもいらした。亡くなった兄のことを、こう話されていた ーーどこにいてもそこで何か楽しいことをつくりだす人だった。ぼくはいつもあとをついていっていた。彼といれば、必ずおもしろいことがあったからーー そのわくわく感というのは、孫のわたしにでも、十分に感じ取ることができた。幸二郎さんの、すこしかすれたような高い笑い声が、ゆきさんのそれをよく似ていて、懐かしかった。
ごはんのあとは、コーヒーを飲みにいく母たちと分かれ、我々と杏子とヒロは、竹中工務店の大具道具館へ。次世代に、技術をのこしていこうという心意気が、展示のみならず、建物全体からあふれていて、とても気持ちがいい空間だった。今やっている企画展は、藤井厚二。「八木邸」は近所なので、見学したことがあるけど、そのうち「聴竹居」も見に行ってみたいなあ。こどもたちは「ちょこっと大工」というワークショップに申し込み、木のたまごを数種類の紙やすりでけずってつるつるにする、というのを楽しくやった。さくら、もみ、ひのき、くすのきなどの中から、息子はくすのき、娘はさくらを選んだ。この先、手でこすったりしていたら、だんだんつやが出てくるそうだ。いい匂いなので、ソファにでも置いておこうかな。
展示見終わって、カフェにでも行きたいけど、子連れだとまたドタバタで大変かなあ、と思ったら、道具館の併設の休憩所に、自販機、コーヒーマシーンと、一切れ200円で売られているシフォンケーキ(抹茶、カカオ、アールグレイ)があった。代金は箱に入れてくださいとのこと。みんなケーキと飲みものを買い、そこでお茶。食べ終わったこどもたちは自由に外と中を出入りできるし、カフェよりよっぽどよかった。帰りも、車の中でヒロと杏子にさんざん遊んでもらうこどもたち。
夕飯の買い物にいく気力もなかったので、あるものでどうにかする。キャベツ/新玉ねぎ/新じゃが/豚バラの重ね蒸し、あさり(冷凍)とわかめの味噌汁、大粒納豆、たまごやき。

6/9 SAT

晴れ。
朝は、こどもたち自転車にのせて小学校に行き、息子のスクール水着を買う。それから、図書館へ寄ってどっさり借りる。本と紙芝居合わせて19冊。息子をうしろにのせてたら、こんなに運べないけど、今は自分の自転車でついてきてくれるので、うしろのシートにのせられる。
昨夜ののこりものでお昼食べ、家族でNEW PURE +へ。ちえちひろの個展。ちえちひろ、雄大、木子チームとは、4月は東京、1月は福岡で会ってるので、なんか親戚みたいな感じ。町の展示、置いてあるいきものたちに、うちの子たち興味津々。ひとつひとつ手にとって「これなに〜?」それから、ラッコの箸置きを気に入り、息子が青、娘がピンクを選んでいた。物欲のない息子にしてはめずらしく本当に気に入ったみたいで、夜になってもまだ「あれ、めっちゃいいの選んだ」と言っていた。地下の展示室でそんな感じでどたばたしていると、せまい階段をおりてくる、きれいなワンピースを着た人が。香衣ちゃんだった。同じ大阪に住んでるのに、最近メールばかりで全然会えてなかったので「わ〜〜香衣ちゃん〜〜」となる。一光さんやふたりのこどもたちも連れてきていて、千絵ちゃん一家、香衣ちゃん一家、そして我が家とそろうことなどめったにない!とお店の前で全員で記念写真。
その後、阪急へ。9階の展示場『民藝と暮らす 2018』にいつも行く松江のobjectsさんがきてるので、行ってみた。そしたら全国のそういうお店が6店舗くらいきていて、民藝好きのわれら夫婦とも胸がときめきまくり。アキが味噌汁茶碗(泉山昭次さんの「福良椀」)とヒノキのお箸(仙台光原社)、わたしはゴムがはいってない靴下(たぶん、エフスタイルの。新潟産)と水差し(村松学さんの)を買った。
夜は実家で手巻き。ばあば、10年前寄り健康的にやせているのだけど、そうするとうちのお母さんと似てるな…って初めて思った。

6/8 FRI

朝早くは晴れていたけど、娘を幼稚園に送るころには曇りだし、雨に。車で送る。
帰宅したものの、睡眠不足がすこしずつ重なってるのとか、いろいろで体調というか、気分が上がらない。ひとつひとつのことがいつもより、自分と距離のあることに思えてしまう。必ずしもネガティブというわけでもないのだけど、「ああ、遠いなあ」という感じ。しかたないので、あまり頭を使わなくてもできること(たとえばコープの注文とか)したり、事務的なメールを打ったりして、過ごす。お昼を食べて、すこしうとうとしたら、ちょっと元気になった。それで新しい作品を考えはじめたけど、もうお迎えの時間。
午後も雲がどんよりとしていて、なんだか自分の状態を反映しているみたいに思えた。って、実際は、わたしの心の状態と、空は関係ないのだけどね。心理状態を風景描写にすくいとる(三島由紀夫とか)小説はむしろ苦手だし。まあ、今日はたまたま一致した、という。夜はぴかっと空一面ひかる稲妻、遠くでなる雷。わたしは雷こわいけど、息子はこわがらないので、心強い。
夕飯は、先週にひきつづき肉じゃが。というのも、とよみさんが畑でとって持ってきてくださったじゃがいもやたまねぎがどっさりある。きぬさやもシーズンだし。畑にかかわるまで(と言っても、実際に作ってるのはとよみさんだが)肉じゃがは年中いつ作っても同じと思ってたけど、実は今が旬。先週は鶏で作って、今日は牛。来週は豚にしようかな…って思ってたら、息子が「ぶりじゃがにして」と創作料理を提案してきた。ぶりじゃが…。できないこともなさそうだけども。

6/7 THU

晴れはじめたけど、まだ雲が多い。雲と雲のあいだに青空がみえて、その青空が雲にきりとられ、いろんなかたちに見える。幼稚園に送った帰り、子犬のかたちの青空を見つけた。
朝、「まだねむたい〜」とご機嫌ななめの娘をどうにか幼稚園へ送る。といっても2時間だけの午前保育。絵本の作業少しして、すぐまたお迎え。
去年までは息子を14時に迎えに行ったら、そのままガイコツコースの日が多かったので、必然的に娘も午後いっぱい外で遊ぶことになったのだけど、今は、15時前後に息子が帰ってくるので(まだカギをもたせてないこともあり)その時間必ず家にいなくてはいけない。そして息子が帰ってきたら、おやつだの宿題だのでバタバタして、夕飯をつくりはじめる時間になり、結局娘は午後ずっと外にいけず、という日が多い。今年は仕方ないかなあ、とは思いつつ、こういう生活パターンになると、わたしが朝から晩までほぼこどもたちとだけ過ごし、大人との会話ゼロという日もある。(アキも最近忙しく、帰宅が23時ごろ)これがけっこうきつい。こどもだけをずーっと相手にしていると脳みそが煮つまってきて、ささいなことでイライラしてくる。これがものすごく極端になると、育児ノイローゼや虐待につながっていくのだろう、とぼんやり思う。それはたぶん、どんなにこどもたちを大切に思っているか、などということとは無関係にやってくる。だから、孤育てにならないよう、意識した生活をしなくては。今日は、夕飯時に杏子とみさちゃんが遊びに来るとわかっていたので、それを心待ちにして夕飯をつくる。こどもたちをめいいっぱいかわいがってくれる上、わたしの話し相手にもなってくれるので、山から吹き降ろすようなさわやかな風が家の中に通り、わたしの煮つまりが一気にクールダウンする。
夕飯は、とびうおの塩焼き(フレストで買ったけど、鮮度がバローのものほどはよくなかった)、焼きなす、春巻き(コープの揚げるだけの。ひとり2本ずつ)、昨日のキャベツのおかず残り、お味噌汁(こんにゃく/とうふ/レタス)、今朝煮たばかりのしょうがの佃煮。
杏子とみさちゃんがおみやげにティコのロールケーキをくれた。ひさしぶりに食べたけど、ロールケーキはやっぱりティコが好きかも。
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織田 りねん(おりた りねん)

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