7/17 MON

祝日。
朝、父から電話。父のお姉さん(わたしたちは「東北のおばちゃん」と呼んでいた)が癌のため、亡くなった。先月に「あと一ヶ月もたないかも」ときいていた。それに、距離が遠いこともあり、普段会うことはない。それでも、父の電話を切ったあと、さびしさが胸にせまってきた。子どもの頃は、うちに留守番にきてくれたり、わたしたちが福島まで遊びに行ったこともあった。そういう個人的な思い出、それ+父のきょうだい(父合わせて四人)はこれまでみんな健在だったので、それが欠けてしまうさびしさもある気がする。欠けるという言い方がふさわしくないならば、先に還ってしまうさびしさ。さっき気づいたのだが、わたしは父のきょうだいに色のイメージをもっていた。あつこのおばちゃんは赤、東北のおばちゃんはももいろ、充寛おっちゃんは青。父は、うーん、家族なので一色ではなく多面的な色が見えるけど、最初に浮かんだのは緑かな。その、ももいろが、天に昇った。それから、おばちゃんの声も印象的。白い陶器みたいにすべすべして、上品な声。父と母、いとこが今夜福島へ向かう。おばちゃんはクリスチャンなので、牧師さんがきてお別れの会だけするそうだ。午前中は、その飛行機や宿の手配をわたしとアキで手伝った。おばちゃん、どうぞ安らかに。
午後は、香ちゃんたちと待ち合わせて、高槻現代劇場に『11ぴきのねこ』の人形劇を見に行く。毎年やってるそうで、今年は『へんなねこ』。初めて行ったけど、広くてきれいな劇場。出てくる猫たちは可愛いし、美術的なセンスがとてもよくて、一場面一場面がカラフル。それに、あの広さで、一糸乱れず11匹(今回は+1匹)を動かすには、そうとう練習が必要だろうと思われる。ただ、あの絵本を人形劇にするのは、ちょっと無理があるな、というのが正直な感想。11匹シリーズの絵本の魅力は、あの展開の早さ。無駄なことばがストイックなほどに刈り込まれて、飛躍ともよべるようなページ展開がくりひろげられる。それを、原作の流れを忠実に守って一時間強の劇に仕立てようとすれば、ひとつひとつの場面をどうにか伸ばすしかない。その間延び感が、どうしても否めなかった。そういえば、クリスマスに教会で『そらまめくんのベッド』をみたときも、同じような感想をもった。絵本をつくるとき、作者は、1ページ1ページ(めくるタイミングも)とことん考える。それをそのまま人形劇にするのは、やはり安易と言わざるを得ない。人形劇には人形劇用の脚本をきちんと選ぶかつくるかする必要がある。息子は「楽しかった」と言っていたので、よかったけど。
夜は、広島風(といったら広島のひとに怒られるそうだが)お好み焼きにチャレンジしてみる。クックパッドでホットプレートで焼けるレシピを検索して。生地を広げ、キャベツ、もやし、天かす、ネギ、豚バラを重ねてひっくり返し、となりで焼きそばを焼いて乗せ、たまごを焼いて乗せ、ひっくりかえす。途中バラバラっとなることもあったけど、どうにかつくろい、それらしきものが美味しくできました。

7/16 SUN

いつも早起きする息子がキャンプに行っていないので、とてもしずかでゆったりとした朝。
午前中は、娘はアキにまかせて、わたしは美容院。昨日の整体にひきつづき、たまには自分のメンテナンスもしないと。あと、今月はどこかで歯医者の検診も行ければ完璧だ。
昨日アキが組み立ててくれたキッチンの棚に物を入れ替える作業。とにかくわたしは、生理整頓が苦手。決まった場所に杓子定規に物を戻すことはできるけれど、自分で工夫して、どうすればスペースを有効活用できるか、などといったことを考えられない。なので、ほうっておくと、全体的に雑然とごちゃごちゃしてくる。整理できる人(←うちの場合はアキ)からすると、それが不思議でしょうがないらしい。まわりにはインテリアの本を借りたりして、研究してるひともいるけれど、そもそもあまりそこに興味がないので、そういう研究もしたことがない…。もちろん「もうすこしきれいにできたらいいな」という気持ちもある。が!今現在はあらゆる意味でそんな余裕がない。誰かそういうの得意な人がいたら手伝って!という気持ち。そういえば杏子が手伝ってくれると言っていたが、彼女は今メキシコである。ビバホームへ行って、100均でストッカーをいくつかゲットしたので、とりあえずそこに入れてみよう。
夕方、大阪駅桜橋口に息子を迎えに行く。昨日は渋滞でひやひやしたので、今日は電車に乗って。17時すこしすぎに、みんなへとへとに疲れた顔で到着。「どうだった?」ときくと、「楽しかった」とのこと。アキがそのままどこかで食べて帰ろうというので、第4ビルにある『グリル欧風軒』まで歩く。ハンバーグやエビフライといった洋食。どれもとても美味しかった。最寄駅までもどり、そこからは自転車。夜風がすずしくて気もちがいい。マンションに着くと「かいだんであがる!」と走る息子。キャンプ帰りでつかれてるはずなのに、子どもの体力はやはりすごい。
海もキャンプも自分が行ったわけではないけれど、あーだったこーだった(例「二段ベッドに寝たかったけど、じゃんけんで負けてふつうのベッドになった」「とびうお見つけて追いかけたかったけど、沖にいってしまったので無理だった」など)と話してくれる息子の顔を見てるだけで、まるで自分が行ったかのような充足感が胸にみちる。これからもこうして、子どもたちがわたしたちが知らないところにどんどん行って、わたしとアキは同じ場所でにこにこ「おかえり」と迎えて、みんなでおいしく夜ごはんを食べる、ということがたくさんあるだろう。
今日ビバのユニクロで娘が最近大好きな「キピーちゃん」(注:「キティ」)のTシャツを買ってあげたのだけど、そこについていたサンリオキャラクター集合、みたいな値札カードを気に入った様子。かと思いきや、すぐに険しい顔になる。「このひと、おこってる…!!」と指差したのはバットばつ丸。他のはキキララとかマイメロとかケロッピなど可愛いものだらけなのに、ひとり怖そうな顔をしたやつがまぎれているのがどうしてもゆるせない(そして恐怖)だったらしい。いきなり大泣き。わたしがばつ丸だけ切り取ることでことなきを得たが、しばらくのあいだ「こわかった」とつぶやいていた。

7/15 SAT

早起きして、7:30には家を出る。
息子が一泊のキャンプ(海)に参加するので、大阪駅まで送っていく。早めに出たつもりだったけど、渋滞に引っかかり、あやうく遅れそうになった。でも最後は、わたしと息子だけおりて、集合場所の桜橋口まで走り、どうにか間に合う。森の幼稚園でいっしょのお友達もちらほらと。「はじめてキャンプ」と銘打たれているので、参加者は4歳〜小2。みんな自分のからだより大きなリュックを背負って、えっちらおっちら出発。息子は特に不安な様子も見せずにあっさり行った。残った我々は、そのまま東大阪の充寛おっちゃんちへ。パソコンの不具合を見てほしいとのことだったので。父の父(わたしのおじいちゃん)はわたしが2歳のときに亡くなったので、写真でしか覚えてないけど、今のおっちゃんによく似てる。おっちゃんはあいかわらずイギリス人みたいなブラックジョークをひっきりなしに言ってた。
そのまま、わたしは整体へ。久しぶりの森先生。特にすごく不調なところはなかったけど、全体を調整してもらってすっきり。アキはそのあいだ車で寝た娘とプエンテコーヒーに行って帰る。
帰宅後、わたしと娘は図書館、アキはIKEAで買った棚をくみたてはじめる。
夕飯は、両親とパンダ軒。今日も満席で、やはりひとりで作っておられるゆえ、料理が出てくるまで時間がかかる。息子がいたら「おなかすいた〜」おなかいっぱいになったら「はやくかえろ〜」の連呼なので、夜とか絶対いっしょには行けない。アラカルトでいろいろ頼む。麻婆豆腐、あえそばは安定のおいしさ、エビチリ、冷麺、酢豚は初めて食べたけど、どれもはずれなくおいしかった。娘はチャーハンやからあげを喜んで食べていた。昨日アメリカから帰国した父母は、みやげ話をきかせてくれた。楽しかったみたいでなにより。そうそう、パンダ軒にてふざけていた娘の腕がまた抜けて(3回目)、夜だったので、すわ救急病院か、とあせったけど、母がすちゃっと一瞬で治した…。わたしも子どもの頃抜けまくっていたので、治す技を身につけたそう。
娘がとつぜん、謎の語尾「プル」をつけてしゃべりだした。例→「かえりたいプル」「いらんプル」。アニメの影響でもなく、オリジナルの語尾…なんなんやろう…。
息子がいないと大人の予定をいろいろ入れられるので、1日でいろんなことがはかどった。それでも、朝からずっと息子がいないと、やっぱりすこしさみしい。元気かな、海で泳いだかな、となんども思い出す。

7/14 FRI

夏休み初日。ノープラン。
なにかと家事をしていたら、家を出るのが11時くらいになってしまった。長期休みあるあるパターン。ちょっとだけ公園で遊ぶも、暑すぎて娘が自転車からおりないという。息子はすわりこぎできるようになったブランコが楽しいらしく、しばらくこいでいたが、娘は頑としておりないので、すぐ撤収、そのままクリーニング、フレッツ(100均)でシール買う、ドラッグストアで買い物、帰宅。
お昼は、チーズオムレツ、ソーセージ、ブロッコリーを焼く。
午後は紫蘇ジュースづくり。梅ジュースもかなり冷蔵庫で幅をきかせているのでどうしようかと思ったが、梅よりさっぱりしているあの味が恋しくなった。あざやかな赤紫が、娘の好みのよう。味というより、ビジュアルでおいしいかどうかの判断をまず下している。ゼリーなども味は無視してとりあえずピンクを選ぶ彼女。紫蘇の葉っぱは、息子がむしってくれた。
高温注意情報が出ていたものの、空には雲が流れ、風も吹いていて、外に出られないほどではない。ジャンボ公園まで自転車で行って、30分くらいだけ遊ばせる。帰りの自転車で、娘は寝てしまった。
帰宅したら16時前。さあ、明日のキャンプ(息子のみ参加)の荷物をつめよう、と持ち物リストを確認したら「上靴」とある。あれ?先日アキが説明会に行った際、「今回は上靴はいらない」と言っていたのだが。あわてて、事務所に電話。やはりいるとのこと。今週末田舎に帰るというとよみさんが野菜を届けにきてくださったのを受け取ってから、HOMESへ。西松屋で499円でゲット。
とよみさんからいただいた娘の誕生祝いで、ままごとの木製キッチンを買う。IKEAのを持ってる家庭が多いけど、うちはマンションでせまくて、あれをドカンと置くと、かなり幅をとる。もうすこしコンパクトなやつはないかな、とさがしたら、minneで見つかった。それが今日届いた。良い意味で手作り感があふれていて、素敵。小さいけれど、コンロ、水道(コンロツマミ、五徳、蛇口、ハンドルがくるくる動く)、タオルかけなど必要なものがぜんぶそろってる。わたしも胸がときめいた。
夕飯は、ぶりかまの塩焼き、とうふとわかめのお味噌汁、レタス/トマト/ハム/鬼からし漬けきゅうりのサラダ。

7/13 THU

娘と二人の朝。ひまがあればおままごとをしている彼女である。
午前中に生協の店に買い出し。11:30に幼稚園へお迎え。充実した顔で息子は出てきた。お泊まりを実況中継した手紙(A4縦書きで手書きびっしり10枚以上ある)をもらえるので、それを読めばどんな感じだったのかがよくわかる。期待通り、本当に楽しかったみたい。
帰宅してごま高菜チャーハンをつくって食べ、ゆっくりして、午後のプールに備える。ところまではよかったのだが、カーテンに巻きついて遊んでいた娘が「おてていたい」と大泣きしながら出てきた。まずい、これは肘内障のパターン…。前回はGW、鳥取旅行中だったので、地元の整形外科がわからない。幼稚園のママに電話して、教えてもらう。たまたま近所に午後診15:00~というところがあり、一番乗りで見てもらえた。コキッと一瞬で治り、15:30~の息子のスイミングにも間に合った。
テーブルの上にある水筒を、娘が自分で取っているのを見た息子。「(妹の)背、前までテーブルと同じくらいやったのに、もうだいぶ越してる!」言われるまで気づかなかったけど、たしかにそうだ。
夕方、天井からガガガガという工事の音。そう、わたしは工事とわかっているからガガガガときこえたのだが、息子には「モオオオ」ときこえた様子。「ん?なにこの音?わかった、牛や!」マンションの屋上に牛!
夕飯は、ガパオをつくるつもりだったけど、バジルが手に入らなかった上、ナンプラーも切らしていたのであきらめ、じゃがいも、ピーマンとともに甘辛マヨ炒めに。マヨネーズ、キューピー以外の原材料こだわり系のやつ、いくつか試してみたけど、どれもあまりおいしくなかった。でも先日スーパーでたまたま見かけた「松田のマヨネーズ」はいける。パッケージには「マヨネーズの規格として、はちみつが入っていたら認められなかったけど、規格が変わってとうとう認められたので、正式に『マヨネーズ』と名乗ることができます」みたいなことが書いてあった。名乗ることができない時代からがんばりつづけた結果、わたしの手にとどくところまできたんだなぁ、この商品は。ミネストローネのこり、アスパラとキャベツの塩炒めも。デザートはスイカ。スイカといえば、名ドラマ『すいか』。の脚本を書いた木皿泉さんが今月から日経夕刊の「プロムナード」というコラムに週1(水曜)で連載している。昨日が2回目だったけど、文章がすごく好み。人間をみる目があたたかい。ふだんは新聞スクラップなんてしてないけど、捨てるのが惜しくて、切り取って保存している。エッセイも買って読んでみよう。
プロフィール

織田 りねん

Author:織田 りねん
<おりた りねん>

contact:
lingolinen*gmail.com
(*を@にかえてください)


copyright (c)2009-2017
Linen Orita All rights reserved.

最近の記事
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
QRコード
QRコード